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今年も ダライ・ラマ法王14世
が オーストラリアに
いらっしゃりました。
「 DALAI LAMA'S JOURNEY
―
A MAN OF COMPASSION & WISDOM
慈悲と英知のひと― ダライ・ラマの旅
」
という
オーストラリアご訪問が、2011年6月9日から20日まで、
メルボルン、キャンベラ、ブリズベン、パースで開催されたの。
過去2回の講義は、シドニーで行われたのですが、
今回は久しぶりにメルボルンです。
「A Bodhisattva's Way of Life by Shantideva」
「 菩薩行論
シャンティ・デーヴァ著」
の講義をされます。
以前ブログにも書きましたが、私は2002年から毎回、
法王のオーストラリアツアーに参加しています。
そうして毎回、精神的にも霊的にも素晴らしい体験をさせてもらっているのですが、
今回も心が圧倒されるようなスピリチュアルな体験をさせてもらいました。
9日も、子どもたちを学校に迎えに行こうと車のエンジンをかけたとたんに、
いつもチャンネルを合わせているABCニュースのラジオ局から、法王の声が!
続いてダライ・ラマ法王がメルボルン空港に到着されたとのニュース!
そうか、もうこの地に入られたのね、とニュースを聞きながら、
そのシンクロニシティ的タイミングに嬉しくなったりして。
そうして11日は、 法王の講義 Day1
でした。
子どもたちをダディンの従姉妹にお願いして、
ダディンと会場のメルボルン・コンベンション・センターへ。
シドニーの講義では、子どもたちを頼める方がいなかったので、
交替で参加しなければならなかったけど、
今回は、3日間といえどもお互い、 フル参加
です。
会場に入って、まず 席の素晴らしさ
に驚かされました。
最前列に並んだ僧侶たちの席から4列目の、教座からはド真ん前だったの!![]()
法王と対坐しているかのような、
そのパワフルなオーラにさえ触れられそうな席に感謝しつつ、決意しました。
毎回、法王の講義には張り切って参加するものの、
場のエネルギーのあまりの心地よさからか、
講義の吸収に私の自意識が邪魔になってしまうせいか、
あり得ない
ことに午前中も早くから、うとうとと眠たくなってしまうのですが、
今回はしっかと自意識も目覚めた状態で、この講義に没頭するぞ、と。
いよいよ、ダライ・ラマ法王のご登場に会場は湧き―、
法王はいつもの颯爽、溌剌とした、とことん「陽」の笑顔で現れました。
会場や壇上の僧侶たちと挨拶を交わし、
五体投地を三回行ってから、教座に。
あの法王特有の力強い朗らかさで、まずは英語でお話を始められました。
法王の英語を聞くと思うのですが、
そのアクセントにも関わらず、アピール力の強さに、感心させられます。
とにかく率直で、心に響くの。
私は30過ぎてからオーストラリアに移住したせいか、
いつまでも訛りが抜けないブロークン・イングリッシュだけど、
そんなことより要は内容、心なのね、と思わされてしまいいます。
さて、法王の講義ですが、ここできちんとご紹介するわけにはいかないし、
したくとも私の技量では不可能なので、心に残ったことを少しだけ。
仏教では良く言われることで、法王のお話にも多いのですが、
ひとは誰しも幸福を望みながら、どうして不幸に陥ってしまうのか?
それは、誤った認識による、英知の欠如にあると説かれます。
そうして私たちは、「 現実
」と「 自己認識から来る現実
」という、
2つの異なる現実
が存在するということを、
はっきりと悟ることが重要だ、と。
これも他の仏教修行同様、 言うは易く、行うは難し
。
とりわけ私たちが怒りに捉われたときの心理、
「自己認識から来る現実」と、 あるがまま
の「現実」の違いが、
とりわけ自分と相手方の「自己認識から来る現実」との差なんて
いかにかけ離れているか、感心させられてしまうほどなのですが、
怒りの真っ最中に、それを認識して悟るのは難しいですよね。
怒っている自己からすっと遠ざかって、
「現実」を眺め分析するほど、怒りも静まり、
怒る理由がそれほど絶対的ではないことに気づかされるものなのだけど。。。
「 Conventional Truth
」と「 Ultimate Truth
」、
この理解はほんとうに奥の深い、重要なテーマだと思います。
さて、今日の講義は午前中だけで、午後はハブリック・トーク、
「A Conversation with the Dalai Lama ― Karma & Reincarnation
」
「ダライ・ラマとの対談― カルマと輪廻転生
」
が予定されています。
カルマと輪廻転生―あまりに私好みのトピックに胸を高鳴らせつつ、
講義が終わるや、こちらには子どもたちも一緒に参加することになっているので、
子どもたちを迎えに大急ぎで車を飛ばしたのでした。
でもロングウィークエンドの土曜日ってことで駐車場がメチャ混みで
遅れてしまったのですが、またまたここで、 席
に関して思わぬことが。
私たちが坐るはずの席に、なぜかチベット僧4人が坐っていらして、
慌てふためく親子4人…。
で、結局、私たちはチベット僧侶たちの席で聞くことになったのでした!![]()
ダライ・ラマ法王のお話を、チベット僧侶たちと拝聴できるなんて!?
と、舞い上がるはずなのですが、なにぶん隣には幼稚園児ムゥ…。
静かにしているように言い聞かせていたので、初めの1時間は
ぺろぺろキャンディーなぞを舐めながらおとなしくしていたのですが、
やはり5歳児の忍耐、続かず。
そのうち椅子の上に立ち上がり騒ぎだし、退場するハメに。![]()
後ろ髪を引かれまくりながら、こうるさい息子の手を引き会場を後にしかけた私を、
けれどダディンが追い駆けてきて、代ってくれたのでした。
ありがとね、ダディン! このご恩は今世の記憶やカルマに刻印しておくわ。
というわけで、私はメェと二人、チベット僧に囲まれ、
法王の後半のお話を拝聴することができたのでした。
それにしても、チベット僧がもっている独特の雰囲気、心に迫ります。
なんというか、温かくて、限りなくピュアな感じ。
法王がジョークを口にされるたび、
お隣に座った僧侶たちも、一緒に笑いをシェアしようとするように、
こちらを見て、 にこにこと
笑ってくれるのですが、その笑顔が実に、いいの。
法王の来豪と共にインドやネパールからオーストラリアまで来られるということは
徳行を積まれた僧侶たちなのだろうと思うのですが、
飾り気も気取りも微塵も感じさせず、実に朗らかに、にこにこと。
いやぁ、もう笑いかけられたこちらの心もぽっかぽかと温かくなるような。
これも日々の修行の賜なのでしょうね。
そういえば、法王は、毎朝目覚めると、
まず仏陀に頂礼してから、
自らのMind、Speech、Body―思考と言動と行動を
他者を益するために捧げる、と決意し
瞑想し、一日を始められるのだそうです。
そうして、これができると、有意義な一日だった、と。
そんなお話をライブで聴くとき、より心に迫ります。
写真は、パブリック・トークのものです。
メルボルンでは6千人が参加し、
同時に街頭スクリーンで中継されたシティの広場でも5千人が拝聴されたのだそう。
また今回、オーストラリアでは初めて
パブリック・トークをネットでも中継したそうです。
この後キャンベラ、ブリズベン、パースでも開催されたのですが、
オンラインで10万人を超える方々がご覧になったということでした。
ダライ・ラマ法王のビデオクリックも紹介されています。
http://www.abc.net.au/tv/bigideas/stories/2011/06/28/3254838.htm
これはABC局が制作した番組ですが、
オーストラリアとアメリカの科学者、精神科医を囲んでお話をされています。
Full clipで51分と長いのですが(ちなみにHighlightsの方なら5分デス)、
良かったです。![]()
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