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「さぁ、さっきまでの威勢はどうした?」
「・・・・・・・」
「楽に死ね!」
リューゴとプリヴァトゥスの討ち合いが始まった・・・が、
勝負は勢いのあるリューゴに分があった。
「おっしゃぁ」
リューゴは勝利した。
「・・・終わった。行くぞ。おい、ガド!」
「はふぁ、意外とはやかったな」
「・・・本気で寝てたのか?」
「旅人たる者、どこでも寝れるのは必須条件だぞ」
ザザザザッ
誰かが来たようだ。
「くそっ、間に合わなかったか・・・」
「誰かと思えば、、、カメムシ?」
リューゴは昔を思い出すように言った。
「調子に乗ってんじゃねぇ。今から死んでもらうからな!」
「どういうことだ?ガド、わかるか?」
「・・・・・・」
「? ガド?」
「しゃべるな!静かにしろっ」
ガドロアは血相を変えて言った。
とりあえずリューゴは黙ることにした。
「モォ~」
!?
「モォ~」
「牛?がくるのか?」
思わず口が出たリューゴはあわてて口をふさいだ。
ガドロアはそのことに気づかず叫んだ。
「リュー、先に逃げろっ!!!」
リューゴはわけがわからないまま逃げることにした。
「ちっきしょぅ、、、余計なモンつれて来やがって!
アイスプリズン!」
当たっているかどうかも確認できぬまま、ガドロアも逃げ出した。
「うははははははっ、逃がすかっ」
スカルプも追ってきているようだ。
(まさか、、、)
(しかし・・・、いや、嫌な予感がする)
ガドロアの頭の中では、最凶の展開が広がっていった。
一方、何も知らずに逃げているリューゴは夜目を必死に利かせていた・・・。
そのとき、何かが・・・・・・
「うわぁぁぁぁぁぁぁ」
「どうしたっ」
うしろでガドロアの声がした。
「矢・・・・ 矢が飛んできたッッッ
」
「ちっ、やっぱりか」
「ど、どうすりゃいいんだ?」
「とにかくよけろっ、当たったら死ぬ!」
「無茶苦茶言うなよ、死にたくねぇが・・・ ぬぅわあぁぁ
」
「当たったか?いや、当たったら死んでるな」
「マジやべぇ、アリ地獄に落ちた・・」
ガドロアはリューゴがワサワサしている影を見つけた。
「おぃおぃ、こんなとき・・・。いや、 そこでじっとしてろ!
」
「!頭狂ったか、ガドッ・・・・・・・って、
うわぁぁぁ」
リューゴが上を見ると、ガドロアのケツが目の前にあった。
ドッッスーーーンッッ
砂埃が舞い上がった。
・・・・・・・・・・・
「ちっ、『カヴス』に逃げたか・・・」
地上では、スカルプが歯ぎしりしていた。
「おい、りゅー。起きろ」
「まったく、こんなときに寝るな」
「そりゃ、おめーだろ。イダダダダダダダッ、治療費よこせ」
「それなら、命、救ってやった御礼もらわんとな」
「くそっ、一体なんだってんだ・・・」
「あいつらは 『テラ一軍』
。今のオレ達には無理だ」
「あいつら・・・?」
「一体は 『モートゥース』
っていう牛のヤローで、
もう一体は 『フレイルアーチャー』
だ」
「あの矢か・・・」
「ま、リューが矢よけたから、アリ地獄にハマったわけだし、
お互い様ってことで、 御礼はなしでいいわ
」
「御礼は冗談じゃねぇのかよ、、オソロしいわ・・・」
クロノス飛翔伝 ~エピローグ~ 2011/10/30
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