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2014/03/02
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カテゴリ: 今日のシメイ
その後、周瑜は甘寧に別働隊として別の拠点を攻めさせたが、
敵の大将・曹仁はその知らせを受けると、
すぐさま援軍を送り、防御を固める。
「やべぇな、思ったより敵の援軍が多い。
 このままじゃ作戦が失敗しちまう」
窮地に陥った甘寧は周瑜に援軍要請をする。
「援軍は送らねばならぬだろうが・・・、
 逆に言えば曹仁のいる本陣は手薄というとこになるな」
「しかし、それでは甘寧が持つかどうか。

「そう、だな」
思案する周瑜に子明が、
「ここは甘寧救出に全力を注ぐべきです。
 守備を凌統に任せ、全員で向かうべきです」
「なるほど」
さらに、
「今、馬が不足しています。
 ですから、相手が逃走するであろう場所にわなを仕掛け、
 馬を奪いましょう」
周瑜はその作戦を受け入れ、すぐ実行に移る。
「甘寧、大丈夫か?」

甘寧は想像以上の援軍の数に驚く。
「守備には凌統だけ残した。敵に対策を撃たれる前に片付けるぞ」
「はっ」
周瑜たちは一気に進撃し、敵は士気を失い逃亡し始める。
「よし、罠のところに押し出すぞ」

その場に残された馬は300ほどにもなった。
「これは想像以上だな、見事な策だった」
「いえ、まだまだこれからです」
この勝利で勢いづき、曹仁を後方へ撤退させることができた。
だが、先を進むごとに曹仁の反発もまた強くなってくる。
「さすがに厳しくなってきたな」
「だからと言って、ここでやめるわけにはいかぬ。
 一秒でも早く攻め取らねば」
周瑜は焦り始めていた。
この時はもうすでに劉備たちは尚香を連れて領地へ帰っていた。
どこで動き出すかわからない劉備軍よりも早く
城を奪い取らなければ、それまでの苦労が水の泡となる。


時間は少しさかのぼる。劉備が戻ることを決めたころ。
「兄様、もう足止めすることはできないようです」
「すまなかったな、無理なこと言って」
「そんなことはありません。おかげで劉備様のことがよくわかりました。
 それで周瑜様の方は?」
「最近は連絡してこないが、周瑜のことだ、問題はないだろう」
「兄様、それでは行ってきます」
「あぁ、孫家の娘としてしっかり頼むぞ」
「わかっています、兄様」
尚香は劉備とともに出立。
劉備が久しぶりに家臣たちに会うと、
「兄者、大丈夫ですか?」
「なにがだ?」
「あの娘の侍女たちのことです」
そこには尚香とともについてきた武装した侍女たちがいた。
噂では聞いていたが、実物を見るとかなり異様だった。
「私も最初見たときは驚いたが、尚香自身もかなり腕が立つぞ」
「とにかく気を付けてください」
「わかった。・・・心配性だな、雲長は。さぁ、帰るぞ」
「ははっ」





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Last updated  2014/03/02 12:12:41 AM
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