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2017/03/26
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カテゴリ: BLACKLIGHT
「昨日の件とは、レイト様のことについてだ。間違いないであろうな?」
その確認にヨーディはしっかりとうなずく。
話を聞くため中へ一人通される。門番は仕事に戻るよう促されるが、
「私も話は聞いております。それに会った時間なら覚えております。
 恐れながら、同席させてはもらえないでしょうか?」
それならば別々に聞かせてもらう、と別室に連れていかれる。

ヨーディの聴取が始まり、時間を追って出来事を話していく。
一通り終えると、調査官が語り始める。
「話は分かった。だが、人が一人死んでるということを理解しているのか?」

「人の命と比べられるものは何もない。それにもかかわらず、
 自分たちには何一つ背負う罪がない、というのはおかしなことではないのか?」
「お前の話が正しければ、とどめを刺したのはレイト様ということになるのだが、
 そもそもお前はいったい何をしに来たのだ?」
話の流れが少しずつ変わり始める。無罪で終わらせることはまず無理だろう、と前置きしたうえで、
「お前がレイト様を助けたいと言うなら、代わりに罪を背負えばいい。
 そうすればレイト様の罪を帳消しにすることができる。ま、お前次第だが」
ヨーディの思案の時間が始まる。確かにここに来たのは、レイトのためだ。
だからこそ、助けられるならどんなことでもやる覚悟はある。
そうは言っても罪を背負わなければ、事なきを得られないというのが頭の片隅で小さくうごめいていた。

それからしばらくして入口の方が何やら騒がしくなる。

「隊長殿!聴取はまだ終わってはおりません。御用があるのであれば、そのあとに・・・」
「邪魔するつもりはない。それとも聞かれてはまずいことでもあるのか?」
「何をおっしゃられます!いくら何でも言っていいことと悪いことが・・・」
「ならば問題ないだろ。ここ、か」
扉が開かれ、大きな体が入ってくる。「ん?静かだな、もう終わったのか?」

同じことを再三聞かされて隊長と呼ばれる男はイラつきながら勝手に椅子に座る。
その様子に調査官は抵抗をあきらめ、
「仕方ありませんね。御用とは何です?」
そう言われると男は膝に手をつき、畏まる。
「此度はレイト様をよく守ってくれた。誠に感謝する」





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Last updated  2017/03/26 12:00:25 AM
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