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2017/06/25
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カテゴリ: BLACKLIGHT
「そうだ、わしも挨拶せねばな」
だが、ヨーディはいつの間にか寝入っている。
「む、今日のところはそっとしておいてやるか。お前らしっかりと言伝を頼むぞ」
二人が気の抜けた返事をすると、ガミガミしながら立ち去っていく。
「さて、と。何とか切り抜けられたか。問題は次だけど」
「あぁ。でも、その前にやれることはやっておきたいな」
やれることとは基礎能力の向上、だ。
クイントは学習能力、トワールが身体能力をそれぞれ面倒を見ることになる。
「明日は城内の案内もするが、軽くやり始めよう」


「認めるという結果になりましたが、これでよかったのでしょうか?」
「まぁ、問題ないだろう。向こうもそこまで馬鹿でもないだろうしな」
「自分たちの害となる者をわざわざ招き入れるわけがない、ということですか。
 では、引き続き注視しておきます」
「毒を食らう覚悟があるなら、それはそれで面白そうだが・・・」
その言葉に相手は少し面食らうが、
「少しは遊びがないと面白くない、という御意思だ。それよりも例の件は進んでいるか?」
「はっ、滞りなく」

翌日、ヨーディにとって新たな生活が城内で始まった。
「オルディック、そろそろ行くぞ」
沈黙が続いたあと、ようやく呼ばれたことに気付く。「あぁ、そうか。俺か」

「意識して覚えることだな。トワールも苦労してたよな?」
そうだっけ?と首をかしげながら、
「昔の名前とは全然違ってたからな。だからお前のは馴染みやすくしてもらったんだぞ」
そして、三人は部屋を出る。だが、方向は別々のようだ。
「トワール、案内は任せたぞ。また、あとでな」

「よく行くところだけでいいだろ。覚えるのが目的だからな」
歩きながら話を聞いていると、誰かとぶつかりそうになる。
「うわっと。あぶね。あ、悪い・・・」
しかし、向こうは気に留めることもなくいきなり、「お菓子、もってるでしょ?」と聞いてくる。
突拍子もない質問で驚いたが、心当たりなんてなく「ない」と答える。
が、相手はさらに強気になる。ある、ない。の問答では埒が明かず、ついには強行。
「おおおい、やめろ」





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Last updated  2017/06/25 12:00:24 AM
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