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2017/10/29
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カテゴリ: BLACKLIGHT
最前線基地では、隊長格が揃い軍議が行われている。
「こっちのことは全て任せる、か。その代わりこれ以上の援軍はなし。と」
「さらには西部の戦いも気にかけてくれ。とはなかなかに厳しいですね」
「ゼリクトアにも援軍を送らねばならんのだ。致し方ないことであろう」
この状況の中で西部にも急遽、第一陣が送り込まれている。
「戦力的には拮抗している。防衛に徹すれば、破られるようなことはない気もするが」
「いや、急に集められたその場しのぎの軍隊だ。士気の低さは否めぬ」
「向こうを託されたのはシュッツァ軍曹か。あまり無理をするようなタイプではなかったような・・・」
「挟み撃ちされるのはマズいのでは?それならいっそのこと向こうから潰すのはどうでしょう」

短い沈黙が流れて、「では、向こうの狙いを考えてみましょうか?」と言い出す者がいる。
それから「挟撃するメリットがそもそもあるんでしょうか?」と付け加える。
この者の思考によるとそこまでして西側を取りに行くよりも、
そう思わせておいて中央突破のほうが格段に戦果が挙げられるだろう、と。
「皆の者、配置はこのように決める。壁を破られては国土が蹂躙される。
 何としてもここで食い止めるぞ!」

北部の戦いよりも早く、西側では戦局が動き出そうとしていた。
拠点となる砦の一室にて、ひとりの指揮官と二人の部隊長らしき者がいる。
「よし、気合入れて防ぐか!」
(なんだか馬鹿っぽい?大丈夫か、この人・・・)
表情を出さないよう我慢する中、話は進んでいく。

「はっ、事前に用意してあったものと合わせ、それなりには集まったかと」
「初日はできるだけ消耗は避けてくれ、っつっても向こう次第だけど」
「そのように指示いたします」と言って出ていく。もう一人も慌てて続いた。
もう聞こえなくなったであろうところで、問いかける。
「何を集めてたかって?あぁ、お前は軍曹を知らないんだな。来ればわかる」

これを弓矢代わりに使うという。もちろん本物と混ぜて使っていけば、
遠くから見ていると目くらましになって、時間稼ぎになるだろうと。
また、弓矢の温存もできる。それから違う道具も見受けられ、「石を入れて投げる」と教わった。
「とにかく持久戦に持ち込む。それが一番確実だろう」





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Last updated  2017/10/29 12:00:30 AM
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