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2018/01/07
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カテゴリ: BLACKLIGHT
ウェントソンはビルクを帰そうとするが、レイトに止められる。
「バフタールの狙いを確認するためにも話が聞いてみたい」
その前に、と話すべきことを思い出す。
「あの者たちによって北側の大部分を調略された、と」
となれば、バフタールに土地の半分ほどを奪われたことになる。
奪い返す方法を考えてもここに残っている部隊はいない。
どうすることもできないまま、北の戦いが止められた時点で領地は決定すると思われる。
停戦の急使はすでに出発している。最短ルートを辿る町は調略されていない。
「最悪の事態を考えておく必要があるな。頼めるか?」

レイトはビルクを伴い部屋に戻る。「あの者から何か聞いていたことはありますか?」
「だいたい話していた通りです。城にいる兵士もほぼいないだろう、と」
「では、人質となってまでここへ来た理由をお聞かせ願えますか?・・・ビルクさん」
不意に名前を呼ばれて驚く。「覚えておられたのですか!?」
「あのときのことはよく覚えてる」と静かに答える。
ビルクは真顔になって理由を話し始める。それを聞き終えたレイトは、
「それなら、本人がいるので直接聞いてみてください。ただし・・・」
それにはただひとつ条件が付けられ、「殺すことだけはどうか我慢してほしい」と。
ビルクは同意した。本当に守れるかどうかは不確かではあるが・・・。
居場所を聞いて部屋をあとにする。

ヨーディのところにもちょっとずつ情報が入ってくる。

様子を見に行くと、遠くのほうで誰かが走って出ていく。
そして、別の誰かが部屋に入っていくところが見える。
そのうしろ姿になぜか懐かしさを感じる気がした。
そこから離れていくウェントソンに聞くと、バフタールに連れられた捕虜だという。
ウェントソンは用事があると言い、ひとりで待つことにした。

「なんでこんなところに!?」それが同時に口をついて出た言葉だ。
それでもビルクのほうが動揺が大きく、言葉に詰まっている。
「おれはいろいろあったんだぞ。まぁ、だからこんなところにいるんだけど。
 ここじゃなんだし、部屋で話しないか?」
そう言って移動するヨーディをビルクは止める。
「悪い。今は別の用が先にあるんだ。そうだお前、エインテルってヤツ知ってるか?」





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Last updated  2018/01/07 12:00:52 AM
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