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織りの至宝として、きもの愛好家の憧れでもある「結城紬」。結城紬の総取り扱い高70%を占める産地問屋・奥順の展示会があり、『見て、さわって、学べる!!』きもの一日大学へ行ってきた。
【手紡ぎ糸】
袋状の真綿から、適度な湿気を与えながら(唾をつけて)指先で細く均等に糸を引いていきます。一反のきものには経糸で16キロ、緯糸で14キロ程度必要で、一反分をつむぐのに2~3ヶ月ほどかかります。
【地機による製織】
千年以上前から存在するといわれる「地機(じばた)」は日本では最も古い織機です。経糸を織り子の腰にあてて紐で引くため、織り子の体重移動によって糸にかかる力の強弱を加減できるので、真綿の柔らかい風合いを活かした織が可能になります。一反の織上げ日数は平均50日最高は1年もかかることもあるそうです。
写真撮り忘れましたが 【絣括り(かすりくくり)】 重要無形文化財指定 されている技術です。その他、伸縮性を確認するために数百万の反物を斜めに引っ張ったりと面白い体験も!!呉服屋なんかでは絶対出来ないもんね。
たくさんの結城紬に触れ、買えないけど不思議と幸せな気分いっぱに。きっと作り手の温もりを感じるからこそ、着心地もよく、大切に着続ける愛好家も多いのだろうと思った。伝統の技が作り出す魅力を味わいながら、その風合いを自分の肌で感じて、いつか着こなしてみたいキモノですね~。でも後継者不足は結城にも言えること、今後ますます希少な存在になりそう。。。
本場結城紬は永遠の憧れ、高くて手はでないけど、織元奥順謹製「はたおり娘」ブランドなら、いつかは手が届くかも・・・!?
【追記】 亀甲の数で知る結城紬の魅力!! 亀甲の数 が絣の単位とされ、絣の大きさは通常、80、100、160、200、220というように種類があり、この数は反物ひと巾に並ぶ亀甲の数を表しています。亀甲の数が多いということは、1つの絣が小さくなり、糸が細くなります。手括りのため、それだけ難易度が高くなり、亀甲の数は、技術の難易度を表現しているともいえます。これも結城紬の特徴の1つです。ある方が300亀甲を作ってみたいと申し出てから、反物を完成させ持ってきたのは10年後だったとか!?そしてお値段なんと7,500万円(*_*; 金沢なら家が2軒買えますぞ~。誰が着るの?ここまで来たら着物と言うよりはもはや芸術品で、びっくりでした・・・!!
「結城名産・つむぎうどん」をお土産に頂く、美味しそう!(^^)!
今日のキモノ(実際手に届くふだん着物はこちら↓)
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