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大阪)自閉症の弟との歩みつづる 大阪の女子大生
大阪市西区に住む奈良女子大学文学部1年の廣木佳蓮(かれん)さん(19)が、
自閉症の弟、旺我(おうが)さん(18)と一緒に通った
小中学校での思い出を小冊子「お~い! お~ちゃん!」にまとめた。
副題は「障がいのある弟とのハッピーデイズ」。
共に学んだ日々を広く伝えようとペンをとった。
佳蓮さんは大阪市立本田小学校から花乃井中学校に進んだ。
1歳下の旺我さんは7歳で「自閉症」と診断されたが、
両親は「普通の子と同じように」と考え、
特別支援学校には行かせず、
佳蓮さんと同じ小学校に通わせることにした。
入学式の思い出は、
新入生だった弟が前に走り出て、田植え歌を歌ったこと。
佳蓮さんは2年生だった当時を振り返り、
「正直に言うと、私の中にも恥ずかしい気持ちや怒り、
あきらめの気持ちがありました」
とつづった。
ある日、小学校の支援員が旺我さんを肩車し、
他の子から「なんで、おーちゃんだけ?」
と聞かれると、
「それはね、おーちゃんだからだよ」
と答えた。
「物事はそんなに難しく答えようとしなくていいんだ」
と思うようになったという。
中3の時、校舎内の階段で、1年生の男子生徒からすれ違いざまに
「お前の弟、ガイジ(障害児)やろ?」
と言われた。
突然のことに「はい!?」としか答えられず、悔しい思いをした。
「おーちゃんの成長を感じていた時に
浴びせられた心ない言葉だったのでショックが大きかった」
そんな中、旺我さんがいつも笑っていることが、家族を支えてくれたという。
「おーちゃんはとても優しいし、
何も悪いことをしていないのに、
理不尽に舌打ちされ、バカにされています」。
この時から、「障害って何なのか?」
「どうして差別はなくならないんだろう?」
と深く考えるようになったという。
今春、大学のキャリア開発支援本部が学生に出資して夢を実現させる
「マイ・プロジェクト」に応募した。
今回の冊子づくりが選ばれ、7~9月に、
2人の生い立ちをつづった原稿に、
挿絵と4コマ漫画を添えて72ページにまとめた。
30部を印刷し、友達や親戚に配ったところ、
「障害のあるきょうだいがいる人の気持ちがわかった」
と好評だったという。
佳蓮さんは今、中学校の教師を目指している。
旺我さんに心ない言葉を言い理解しようとしない人ほど、
旺我さんとの付き合いは薄かったと思っている。
だから、特別支援学校について
「必要な場合もあるけど、
まず分けてから教育するという発想が、
無理解や差別につながるのでは」
と考える。
「大変ね、という言葉よりも、
おーちゃんとの暮らしはこんなに面白いんだということを多くの人に知ってほしい」
(朝日デジタル http://www.asahi.com/articles/ASGCB74BVGCBPIHB03K.html )

すてきなお話ですね。
障害を持った本人はともかく、その兄弟の気持ちに寄り添える文献は、
それこそ貴重ですね。 🌠

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