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製造するのは、
西宮市の洋菓子店
「e’s BAKE WORKS(イーズ ベイク ワークス)」。
神戸市北区の
多機能型就労支援事業所「e-kagen(いい・かげん)」が
「社会勉強や就労体験ができる場」として、
2016年6月に開業した。
イモマールの開発は、イーズで指導していたパティシエを通じ、
茨城県で干し芋を作っていた障害者施設とつながったのがきっかけ。
干し芋の製造過程で規格外や不要と判断された材料を活用。
イモは神戸市でミルクを練り込んだ餡に生まれ変わり、
同店で訓練生や職人が薄皮で包んで完成させる。
「障害者だから買ってもらうのではなく、味で勝負できるスイーツ」
と運営責任者の中田將平さん(33)が強調する自信作は、
しっとりした食感と優しい甘さが特徴。
口コミで評判が広がり、
有馬温泉の土産店など販路は着実に増え続けている。
同店は地元ベーカリーの下請け作業や卸販売をはじめ、
クッキーや食パンなどオリジナル商品の開発にも取り組んできた。
イモマールの人気もあり、
企業へ就職を目指す10~20代の訓練生が日替わりで精を出している。
中田さんは
「生地を混ぜる力仕事、細かい成形の手作業など、
それぞれの特性を生かした作業を担当している」
と話す。
e-kagen所長の宮崎聖子さん(57)も
「障害者の就労支援事業では、工賃の向上や商品開発などが常に課題となる。
継続して働ける環境を整えれば、働く喜びややりがいにもつながる」
としている。
1個税込み120円。
イーズ ベイク ワークスTEL078・958・5830
[神戸新聞NEXT]
障害者の工賃アップを目指して開発されたお菓子「イモマール」。
キャラクター「イモマール伯爵」も人気=西宮市山口町名来1
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