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2026.08.11
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カテゴリ: 仕事




社説  障害者雇用の拡大 働きがい感じる環境こそ



 障害がある人の雇用の場を広げるだけでなく、
働きがいを感じられる環境を作れるかが問われる。

民間企業の障害者法定雇用率が
7月から0・2ポイント引き上げられ、2・7%になった。

一定の従業員がいる企業は、
法定雇用率以上の割合で障害者を雇う義務がある。

身体、知的、精神の障害がある人が対象で、
就職機会を確保するために欠かせない制度だ。

法定雇用率は1976年の義務付け以降、
引き上げが続く。

雇用されている障害者は2025年に70万人を超え、
20年前の約2・6倍になった。

ただ、課題も残る。


 まずは企業ごとの取り組みの差だ。

法定雇用率を達成していない企業は54%に上り、
このうち6割弱は一人も雇用していない。

特に中小企業で遅れが目立つ。

 どのような業務を任せ、どう定着を図るのか。

中小企業にノウハウが乏しいことは否めない。

国の企業向け相談事業の拡充が求められる。

上司・同僚と本人の間に立って
専門家が支援する「ジョブコーチ」の利用も促したい。

難病のため就労が難しい人の支援も課題となっている。

現在は、
体が思うように動かせず
障害者手帳を交付されている人でなければ、

雇用義務の対象にならない。

就労への影響に応じて、柔軟に対応する必要がある。

 スキル向上や昇進の機会を公正に提供することも重要だ。

障害者職業総合センターの調査では、
「戦力」として期待する企業は5割強にとどまり、
社会貢献の意識が強い。


人材を生かすメリットは企業にとっても大きいはずだ。

近年目立つのが「障害者雇用ビジネス」の広がりである。

実際に雇用する企業に代わり、
農園やオフィスなど働く場を障害者に提供する。

25年に約1800社が利用し、約1万1000人が働く。

2年半で約1・7倍に増えた。 

他の従業員と同じ職場で働かないため、
障害の有無にかかわらず共に働くという本来の趣旨から外れる。

形だけの仕事しか与えられないケースもあるという。

国は実態把握を進め、
適切な仕事が提供されるよう指導・監督すべきだ。

働き手が能力を発揮できる職場作りは企業の責任である。

雇用率を達成することだけに甘んじていてはならない。


[毎日新聞]






雇用するには、当たり前だけど

職場が働き甲斐を感じる場所であって欲しい、

それだけに受け入れ側の覚悟に受け皿が

問われますね。






















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Last updated  2026.08.29 14:01:06
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