はっぴーらいふ in 林治療院

はっぴーらいふ in 林治療院

2005.11.22
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カテゴリ: 我が子の成長
先日、生まれて初めて息子を耳鼻咽喉科に連れて行きました。

別に風邪を引いているわけではなく、インフルエンザの予防接種を打つ為では当然なく、単なる耳垢のお掃除の為に行ったのだ。

というのも、生まれてから1歳を過ぎるまで、細君が「綿棒」で掃除をしていて、もしかしたら耳垢を押し込んでしまっているかも?という疑念があったためだ。

受付を済ませ、名前を呼ばれて中に入ると、息子は様々な器具に興味津々な様子。

私「こんにちは~。よろしくお願いします。」

先生「はい、どうぞ~。はい、いいですよ。そこに座ってください。え~と、今日は耳垢ですね?早速、見てみましょう。・・・・・(看護士さんを見て)じゃ、押さえて。」

看護士「それでは、お父さん。息子さんの前で腕をクロスして、息子さんの体と腕を押さえていてください。・・・・・そうです。そのままでいてくださいね。」

先生がファイバースコープを持って近寄ってくると、看護士さんが息子の顔を左に向け、頬骨の上あたりを手のひらで押さえた。

その瞬間、息子は押さえられたことを嫌がり、



と、泣き叫びながら、顔を戻そうと看護士さんに抵抗した。

看護士「な、なんて力なの!?」

息子のあまりの力に驚いた看護士さんは、すかさずもう片方の手で息子のこめかみの辺りを押さえつけた。

看護士さんをちら見すると、歯を食いしばっているのが見えた。

それでも負けじと息子は、涙と鼻水さらには鼻くそまで出しながら、渾身の力で看護士さんに抵抗しているのが、私にも伝わってきた。

先生がファイバースコープを息子の右耳に差し込んで、耳の奥の映像を録画し、

「はい、今度は反対ね。」

と先生が言うと、看護士さんは息子の顔を右側に向かせた。

この時も右耳同様に、息子と看護士の対決が展開された。

かたや「うぎゃ~~!!」かたや「歯を食いしばり」という「騒」と「静」の両極端の戦いをよそに先生と私はモニターを見ていた。

耳の奥のチェックが終わり、「押さえつけ」から解放された息子は、先程よりもさらに数オクターブ音域を上げて、



と、泣き叫び出した。

私「よしよし。もう終わった。終わったよ。よく頑張ったね。」

と、息子に言ったのだが、当然怒りの収まらない息子は泣き止むはずもない。

つづく。


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Last updated  2005.11.22 12:25:21
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