はっぴーらいふ in 林治療院

はっぴーらいふ in 林治療院

2006.01.31
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テーマ: たわごと(27635)
カテゴリ: 修行時代
運命の1999年2月1日(月)がやってきた。

この日、3人で夕刻に銭湯へ行くことにしていたのだが、兄弟子とYさんは急用で行けなくなり、結局、私が1人で行くことになった。

兄弟子と私がお金を盗まれたのは、月曜日の夕刻の同時刻。

毎週月曜日の夕刻に銭湯に行けば、泥棒ジジイに遭遇できる確率は高い。

今日、いきなり泥棒ジジイと遭遇するとは限らないのだが、朝から妙にハイテンションな私。

逸る気持ちを抑えつつ、夕方になるのを待ち続けた。

そして、待ちに待った時刻をむかえ、いざ戦場へゴー。

靴を履くと、堰を切った川の流れのように、猛然と銭湯に向かってダッシュする私。

(あの頃は若かったな~。)



3つ目の信号を渡り、1つ目の路地を左に折れると銭湯があるので、3つ目の赤信号で息を整えて、ここからはゆっくりと歩いて行く事にした。

歩きながら、頭の中で何度も何度も泥棒ジジイを捕まえるシミュレーションを繰り返す。

「よーし!もし居たら絶対に捕まえてやるぞ!!」

と意気込みながら、路地を左に折れる。

「!?・・・・・あれ!?」

路地に入ると、自販機がズラリと並んでいて、次いで銭湯の入り口から明かりが漏れているはずなのに、銭湯の入り口にはシャッターが下りていた。

「なんだよ、臨時休業か?」

と、肩すかしを食らい、がっかり&ムッとしながらシャッターの前まで行くと、シャッターに張り紙がしてあるのが目に飛び込んできた。

そこには、小さな文字で・・・・・、



「当店は1月31日をもって閉店いたしました。・・・中略・・・。店主」



「はっ!!!?・・・うそ・・・・だろ?」

「閉店」という文字のあまりの衝撃にその場に立ち尽くす事しか出来ない私。



しかもその時、そんな私に追い討ちをかけるかのように、一陣の風が紙袋と共に吹いてきて私の足元を通過していったのだ

むなしい、虚しすぎる!


なんとも漫画のようなオチを用意してあるなんて・・・。


その当時の気持ちを思いだし、一句思いついた。



寒空に 風もあざけり むなしさよ



青春時代の恥ずかしい体験話でした。



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Last updated  2006.01.31 23:11:08
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