PR
Comments
ブログの書き方を忘れてしまったのではと思うほど、久々の書き込みです。
島根に入って4カ月・・・天職だと思っていた職場からの不当とも思えるような、いきなりの解雇から1カ月以上も経ってしまいましたが、いまだに次の仕事が見つからず、不安はあるものの、大阪では考えられないほど、精神的に落ち着いています。
最近、今は付き合いがないものの、昔、親しかった人の夢をよく見ます。
陰陽師さんにお聞きすると、脳がその時の状態と酷似しているから、そのような夢を見るとのことです。 その親しかった人たちとお付き合いのあった頃は・・・ 仕事が楽しくて、毎日が充実していた頃だったと思います。 また、同時に少し胡散臭いような人との付き合いが始まりだした頃でもあります。 自分の中に少し驕りが出始めた頃でもあります。
そう考えると、人付き合いを真剣に考え、二度と同じ轍を踏まないように注意しなければならない時期だと思います。 初心に帰る大切さを夢が教えてくれているようです。
さて、先日、連れ合いと未知の島根を散策しようと、今まで通ったことのない山道をドライブしていた時です。
野生の 「たぬき」さん に3度も遭遇してしまいました。
1匹目の「たぬき」さんは交通事故にあったのでしょう、路肩で死んでいました。陰陽師さんとお付き合いするまでは、そんな光景に出会うと不吉だと思ったり、妙に感情移入したりしていたのですが、最近は何とも思わなくなっています。
2匹目は山道で車の前を左から右に全速力(?)で横切る「たぬき」さんでした。右手側の崖をよじ登り、そこでほんの一瞬ですが、こちらを振り返り、そのまま藪の中に消えて行ったのです。
さて、3匹目の「たぬき」さんですが・・・
車が細い山道の右カーブにさしかかった瞬間でした。 「たぬき」さんが右の方から飛び出し、カーブの頂点でお互い(?)が鉢合わせ状態になったのです。 車のフロントガラス越しですが、お互いに目が合ってしまったのです。
私たちも驚きましたが、「たぬき」さんも相当驚いた様子で、片方の前足をあげたまま、フリーズ状態になっているのです。
「あぁぁん?? 貴様は何者じゃぁ???」
と彼(?)が叫んだかどうかは分かりませんが、 ガンの飛ばしあい
になってしまったのです。 実際には約3秒ほどだったと思いますが、彼とのガンの飛ばしあいが私には30秒ぐらいに感じました。
私が目をそらした瞬間に彼は左の藪の方に走り、そこで再び、振り返り、 「きょうはこれぐらいにしといたるワ!」 とばかりに藪の中へと走って行きました。
島根に入ってから、雉(きじ)、猪(いのしし)、ムジナ、トンビなどの野生動物とかなり接近した状態で遭遇していますが、今回の「たぬき」には笑ってしまいました。
豊かな自然は人の心を豊かにしてくれます。仕事こそ決まっていませんが、本当に移住してきて良かったと思います。