あま野球日記@大学野球

あま野球日記@大学野球

2005.05.09
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カテゴリ: 近鉄バファローズ
読売・滝鼻オーナー、オリックス・

ーナーの3人が今後のプロ野球のあ
るべき姿を座談会形式で行なってい
た。

この中で気になったのは、宮内オー
ナーの発言。

(1)「(視聴率、戦力などにおいて)
    巨人だけ突出しないのがノーマ

    い」

   →(私的コメント)
    突出した巨人が魅力で1リーグ
    制を支持したのでは? 

(2)「オリックスは、近鉄を合併する
    ことで逆風の中で今季がはじま
    った」
   (12球団で人気ワーストであり、
    今季開幕戦も入場者数が少なか
    ったとの指摘を受けて)   

   →(私的コメント)


(3)「パ・リーグの赤字は今後も続く。
    株主にプロ野球球団をもつこと
    はいいことだ、と今のままでは
    いえない」

   →(私的コメント)2リーグ制で

    ットを感じないということ?   


わたしは、今後のプロ野球は「戦力均衡」
が大事だと思ってきた。そして「年俸の抑
制」と。

4番バッターばかり集める球団などまった
く興味がないし、近鉄も特定の選手にばか
高い年俸を払った末に年間40億円の赤字
だ、と言い出したことがあったから。


でも今日、この番組を見て考え方が少し変
わった。

宮内オーナーも同じようなことを言ってい
た。「年俸の完全自由は危険。年俸は抑制
したほうがよい」。なぜなら「経営が成り
立たないから」と。

ちょっと待てよ、

年俸抑制を唱えるのは「球団経営」
に意欲を失った(意欲のない)経営者の十
八番(おはこ)なのでは?

そう思わせたのは孫オーナーが、こういっ
ていたから。
「年俸抑制はメジャー流出を一層招くだけ。
 新人獲得の際に契約金・年俸に上限を定
 めることだっていかがなものか。自由競
 争にしたほうがよいのでは。また、日本
 一の球団とメジャー優勝のクラブ世界一
 決定戦を開いたらどうか」

なんと対照的なことか?

球団経営に燃えているオーナーとは、「年俸
抑制」を第一に考えるわけではないし、これ
まで夢みたいに思われていた世界一決定戦を
実現しようと、行動に移し始めている。

孫オーナーの世界一決定戦プランをシタリ顔
で、宮内オーナーは否定してみせた。
「そんなこと、メジャーがOKというわけがな
い」と。

それは、これまでの常識ではあるけれど、今
後のプロ野球改革を進めるためには、ある種
これまでの常識にとらわれない大胆な発想が
必要と思う。たとえ失敗しても。
でなければ、これからも何も変わらないだろ
う。

宮内オーナーだけをどうこう言うつもりはな
いけど、球団経営に意欲がない経営者はプロ
野球界から退場したほうがよいと思う。
結果、たとえ最終的に数球団しか残らない事
態になっても、それでいいと思う。

球団経営に燃える経営者、どうしても野球を
やりたい選手、どうしても野球が見たいファ
ン。この三者だけで再スタートしたほうが、
プロ野球界にとって長い目で見ればいいこと
ではないのか。

さて、この番組にわが三木谷オーナーが出演
していたら、どんな発言をしたのだろう?





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Last updated  2005.05.10 02:46:07
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