あま野球日記@大学野球

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2007.12.01
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カテゴリ: 近鉄バファローズ
元広島の監督・ 古葉竹識 氏(済々黌高-専修大)が
来春から、いよいよ東京新大学リーグに加盟する
東京国際大の監督に就任するそうだ。


いよいよ、と書いたのには理由がある。
本来であれば、今春から就任に予定する予定だったが、
昨年までマスターズリーグに参加していたため、
その期間もプロ在籍期間とみなされ就任が遅れていた。


暫定的に、今年1年は 古葉氏の三男・ 隆明
(広島城北高-慶應義塾大)が指揮をとり、この秋季
リーグはチームを3位に導いた。




古葉さん、就任するにあたりサプライズを用意していた。


それは、先日このブログで紹介した元広島で
炎のストッパー と呼ばれた 津田恒実 さんの長男・
大毅さん(19)が投手としてプレーすることが発表
されたこと。


今春、九州学院高を卒業し九州の私立大で投手兼外野手
としてプレーしていた大毅さん。ぜひ「古葉さんの指導を
受けたい」と編入試験を受験し合格した。




古葉竹識 さん。



ボクが思いだすのは1979年の日本シリーズ・
広島-近鉄戦。中でも、印象が強いのは 江夏の21球
(山際淳司氏)に登場する古葉さんの姿だ。


双方3勝3敗のタイで迎えた第7戦。
スコア3-4で1点差を追う近鉄、9回裏の攻撃。
安打や相手のミスなどで、無死満塁の願ってもないチャンス
をつかむ。


広島のマウンドに立つのは、当時の守護神・ 江夏豊


この時、江夏は苛立っていた。
無死満塁のピンチにではない、守護神・江夏が投げている
のに、ブルペンで次の投手の準備を始めたベンチに対して。


「俺はベンチから信頼されていない・・・」 と。


結局この試合、江夏が奇跡の投球を見せてチームを優勝に
導くのだが、試合終了後の古葉さんのコメントは、


「江夏はもちろん信頼していた。ただ同点になった場合は
延長戦になる。江夏に打順が回ったときは、当然代打を
出さなければいけない。だから、守護伸・江夏の次の投手
の用意をしていた・・・」



古葉さん、極めて事務的なことを考えていた。
男気はないが沈着冷静な監督だった。





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Last updated  2007.12.02 01:29:36
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