東京大は 先週の法政大1回戦
に続き、またも勝てる試合を落とした。
■今や東大のエースとなった先発・ 前田善博
(3年、栄光学園高)は立ち上がり
こそ(前回の法政戦のように)不安定な状態だったが尻あがりに回復。
緩い変化球を主体に早稲田大打線を翻弄し続けた。
■今季、東京大の5番に名前を連ねている 小島大信
(4年、浅野高)にボクは
興味をもった。先週もそうだったけど、この小島、試合の前半は三振が常。
タイミングがまったく合っていないし、さらにバットと球の乖離幅が相当にある。
ところが 「なぜこの打者が5番なんだ?」
とこちらが思い始めると、それを見透
かしたように打席を重ねるたび次第にタイミングが合っていく。そして4打席目
あたりにはバットの芯で捕らえ、快打を飛ばし始めるのだ(結果はアウトでも)。
173cm、88kg。小柄ではあるけれど「ここ一発!」パンチ力をもった打者に
見える。今日の対早稲田大2回戦、接戦で後半に勝負がもつれた時、チャンス
で小島に打順がまわれば試合が面白くなる。
(東京大-早稲田大 1回戦)
東 000 010 000 =1
早 200 000 01X =3
(東)●前田、(早)○斎藤佑-大石
<試合の経過>
■早稲田は初回、立ち上がりが不安定な前田を攻め立て、4番・ 山田敏貴
(3年、
早稲田実)の適時打などで2点を先制した。
■東大は3回、無死一・二塁のチャンスをつかんだが、4番・ 堀口泰幹
(3年、高崎高)
が送りバントを失敗。結局この回、絶好の得点機を逃す。そして5回、さきほどの
汚名返上とばかり、走者を三塁において堀口がレフトに犠飛を打ち挙げて1点を
返した。
■早稲田は8回、二死二塁のチャンスに7番・ 後藤貴司
(3年、早稲田実)がセンター
前に適時打を放ち、これが決勝点となった。
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