■今日(4月11日)行われた東京六大学リーグの結果。
第1試合は早稲田大が立教大をスコア11-2で下し、勝ち点1を挙げた。
今日の主役は早稲田・ 大石達也
(4年、福岡大大濠高)だった。4回から
登板し6イニングを投げ、89球、被安打4、奪三振7、与四死球1、自責点1で、
立教打線を見事に抑えた。あまりに早い回の交代だった。最後まで大石はもつ
だろうか? と心配したが、そんなことは杞憂に終わった。
(大石の結果)6回、89球、被安打4、奪三振7、与四死球1、自責点1。
※昨日(4月10日)の試合は、まるで「スピード競争」のごとく目一杯力んで投げ、
制球を乱すシーンがあったが、今日はスピードを抑え制球重視の投球を見せた。
■(第1試合)
早 300 000 044 =11
立 001 000 001 = 2
(早)福井優-○大石、(立)●斎藤隼-前田健-丸山-小室-矢部-岡部
■早稲田・ 福井優也
(4年、済美高)、立教・ 斎藤隼
(3年、立教池袋高)の先発で
始まったこの試合。立ち上がりに球威のない斎藤隼を、いきなり早稲田打線が攻め
立てた。
四球と2本の安打で一死満塁のチャンスを作ると、5番・ 杉山翔大
(2年、東総工高)
が右前に適時打を放つ。二死後、さらに7番・ 松本歩己
(3年、千葉経大付高)の左前
安打で走者2人が生還し、2点を追加した。
■一方、早稲田の福井もピリッとしない。2回まで無失点に抑えたが3回に捕まった。
9番の代打・ 小林和稔
(3年、大垣日大高)に四球を許すと、一死後、2番・ 熊谷太樹
(2年、東福岡高)の中前安打を浴びて、二塁走者が生還し1点を許す。
なおも安打と四球で二死満塁のピンチに、6番・ 長谷川直史
(3年、八千代松陰高)が
強烈なゴロを三遊間に放つ。 (すわっ、同点か?)
と思ったも束の間、三塁手の松本
が横っ飛び。そのゴロを好捕し (うまい!)
、立教は貴重な同点機を逃した。捕手の
杉山が何度も飛びあがって大喜びしていた。
■そして、スコア3-1で早稲田がリードしたまま迎えた6回、早稲田は無死二・三塁の
チャンスを掴む。打者は9番・大石、そして初球を叩いた打球はセンターへ。三塁走者
は迷わずタッチアップ。追加点間違いなしと思われたが、立教主将・ 田中宗一郎
の本
塁への送球はストライクで走者は憤死した。 (田中宗に「あっぱれ!」をあげたい)
次打
者も投ゴロに倒れ、早稲田に追加点なし。
■まだまだ試合の結末が読めなかった8回、ついに早稲田は止めを刺した。この回から
登板した立教の5番手・ 矢部佑歩
(1年、立教新座高)が大乱調。0回2/3を投げて被
安打1、与四死球4、自責点4と自滅し、完全に試合を壊してしまった。慌てて昨日
(4月10日)好投した 岡部賢也
(2年、立教新座高)が登板したが、火のついた早稲田
打線を鎮めることは不可能、結局早稲田が圧勝した。
【東京六大学2025秋】小早川毅彦氏の始球… 2025.09.28
【東京六大学2025秋】開幕カード。慶應、7… 2025.09.14
【東京六大学2025春】東京大学vs.横浜高校… 2025.03.08
PR
Keyword Search
Calendar
Comments