■今日(10月6日)は秋季埼玉県大会・準決勝を観戦した。第一試合は花咲徳栄高vs本庄第一高。
この試合で勝利したチームには関東大会出場権が与えられ、来春のセンバツへと夢がつながる。負けたら、その瞬間にセンバツ出場の夢が泡と消える。だから選手も必死である。東都大学リーグの入替戦ほどではないにしても一定の緊張感を味わえる。
秋季大会は決勝よりも準決勝が面白い。観る価値があるのだ。
■試合は、花咲徳栄・ 井上祐太
が本庄一打線から12三振を奪う好投を見せて完封勝利した。被安打6、四死球0、失点0。
ピンチは5回と9回にあった。特に9回は3連打を浴びて一死満塁のピンチを作ったが、後続の打者を三振と内野ゴロに抑え、見事にチームを関東大会へ導いた。
(写真)花咲徳栄・井上祐太。
■「打」は、3回に相手投手のワイルドピッチで1点を先制すると、3回に一死満塁から押し出し死球を得て2点目。さらに4番・ 田中
がセンター左に犠飛を打ち上げて3点目を挙げた。
(写真)5回、一死満塁で4番・田中がセンターに犠飛を放つ
■一方の本庄一。打たれた安打数はたった5本である。肝心な場面でミスが出て無駄な得点を献上したことが最後まで響いた。残念ながら、ボクが注目する4番・ 町田椋
に快音はなかった。夏の大会の発表データは192cm、96kgだったが、それよりもさらに大きくなっているように見えた。
バットの芯でとらえれば、球がどこまでも飛びそうな身体である。一度でいいから、果てしなく飛ぶ町田の飛球を見てみたいものだ。
※なお、続く第2試合は市立川越高が春日部共栄高を1-0で破り、関東大会出場を決めた。
(写真)本庄一・町田椋。今日は一本安打を放ったものの会心の当たりではなかった
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