作曲家・秦万里子さんのコンサート
”こんな歌があった・こんなコーラスがあった”
2月3日の大雪の日に行われたコンサート♪
コーラス隊のひとりとして出演させていただいたお話の続きです。
が・く・やでお化粧、身支度、お昼♪なんて、そうそうない経験です。
鏡の前で、みな真剣、
あら@@ みなさんちょっとちょっと口紅の色変えた?@@
楽屋の入り口のソファで座っていると、秦先生が通りかかりました。
リハーサルの前、先生はマスク!中村さんからもお願いがあったように、
今日は 秦先生にとっても、大事なコンサート、
のどを大事にしないといけなかったんです。
いつもは、大きな声で私たちに元気いっぱい、
お話を二倍も三倍も膨らまして、かみくだき、
笑わせてくれながら指導してくださる秦先生ですが
今日は あえて、声を押し殺して、指導してくださっていました。
はじめは・・。
結局、最後はマスクをとり、いつものように指導していただいてしまい
申し訳ないやら、心配やら・・・
ぎりぎりまで どうもすみませんでした、
大丈夫ですか?と申しあげると
またいつもの調子で、
「全然大丈夫、うちの子たちより全然大丈夫。」(あれ?笑)
「うちの父より全然大変じゃない、
そう!私自身が一番大変、私より全然大丈夫」って
軽やかに衣装に着替えに楽屋へ急がれました。
先生、ありがと~・・・。
前日は大阪でコンサートをなさって、きっと深夜ご帰宅になり
今朝は湘南のお家から、雪のなか、私たちより早く
おでかけだったでしょうに・・・
元気いっぱいの 秦先生にちょっと感動いたしました。
終始、私達からプレッシャーを拭い去ってくださっていました。
楽しんでくださいね、楽しんでくださいね・・と。
さて、ぎりぎりまで詰めたリハーサル、
休憩時間はあっという間に過ぎて
1時開場、お客様が入り始めました。
私達も自分達の客席でスタンバイです。
今回は秦先生の弾くグランドピアノが舞台の前の特設ステージに置かれ
その左右に振り分けて私達の席が用意されていました。
出番以外は私たちもここで聴かせて頂き、出演者として観客として
二重に楽しませて頂けました。
最低2回最高5回 秦さんのコーラス指導を受け、この日を迎えましたが
実は、歌いながらステップするんですけど
回転して向きを変えるところがあったんです。
歌う、踊る、歌詞覚える、パートの任務を遂行する、
笑顔、顔をあげる・・・などなど
ふたつはともかく、みっつ、よっつと意識する事、覚える事が多くなると、
なかなか習得するのに時間がかかるお年頃~
どれかに気をとられると、声が小さくなりがち・・・ふ~。
最後の最後の練習まで 特訓が行われ、
私達もそれなりに気合いも入っておりましたが
ここはプロ、秦さん、きっぱりと
最後の練習の最後の最後で 不安な要素は取り除いてくれました。
1番ほっとして胸をなでおろしたのは私だったかも^_^;
ご覧になってそう難しそうでもない事でも
細かな配慮がいろいろあることや、ステップひとつでも、難しい。
ひとつしか年がかわらないのに、秦先生の軽やかな事♪
いつもはピアノの前に座ってるお姿ですが、
コーラス隊は「踊る秦先生」を目撃できました。
秦先生の描いてくださったイラスト入りのお揃いのTシャツを着て
主婦とママと一緒に参加した7歳の男子一名総勢40名のNiwakars!
真っ白になって歌詞が飛んでも、い~んです♪
舞台へ立ったら、世界一自分はうまいと思うこと・・・
さあ!はじまります! ステージへ急ぎましょう! こちらです !