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アメリカの子供たちはスケートが大好き。小学生の娘もご多分に漏れずフィギャースケートのレッスンをとっていたんですが、レッスンクラスの仲良しの一人に黒人のの子がいました。黒人の女の子にしてはおとなしくて、きちんと躾もされいる感じの良い子でした。ママとおじいちゃんの三人暮らしで、クラスの送り迎えは、イタリア人のおじいちゃんが来る事が多かった。時々ママが来た時は、英語の練習になるので出来るだけおしゃべりするようにしてたの。ママはイタリア人との混血なので、色は私達がかなり日焼けした程度で黒人にしては美人。時々、見とれるような黒人美人も居るのよ。法律事務所の秘書で黒人特有の派手さは全く無い穏やかな理知的な人でした。女の子はパパ似なのかなおじいちゃんにも、ママにも全然似てなかった。秋口に久し振りに会えたので、いつもの様におしゃべりをしてたんですが、ふと思い出して、「 あの女の子( その時はまだ名前を覚えてたんですけど )は本当に可哀そうだったわね」と言ったら「 実は、お友達の娘さんだったのよ 」と言うのです。女の子のママは余りのショックで立ち直る事が出来ず( 親としては当然よね )とうとう見かねて、彼女は最近「 子供を殺された親の会 」にママを連れて行ったのですって。「 そんな会が有るの! 」って驚いた。いかに多くの子供たちが犯罪で殺されているか、という事を如実に示してますよね。その時点で、もう10年以上前から有るかナーとの事でした。子供を犯罪で殺された親たちが、辛い気持ちを率直に全て吐き出して、互いに辛さを分かち合い、理解しあい、慰めあってサポートをし合っていく会なのだそうです。”色々問題は有れども、辛さを抱えている人へのサポートのシステムも有る ”アメリカはそんな国。最近、日本でも同じような会が出来た様ですが、子供達の為にそんな悲しみの会は必要じゃない国を作る責任があるわよね。そして「 あの牧場主は何なの!5日間もほったらかして! 電話位してくれたっていいでしょう! 誰もひどいって言わないの? 」と怒ったンだけれど、彼女はとっても困った風に、悲しそうに肩をすくめただけでした。
2007年04月30日
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テキサス州は南部の入り口にあって、気候は亜熱帯です。早い年は3月頃からクーラーを入れることもある位と言えば想像がつくでしょう?ただでさえ暑いところにハリケーンが来たんですが、ハリケーン一過の雲ひとつ無い晴天になった翌日郊外の牧場主からの通報で、行方不明だった女の子らしい遺体が見つかったの。私が受けたショックと言うのは、その牧場主が「女の子の遺体が牧場に捨てられていたのを5日前から知ってたけれど、ハリケーンの準備作業で忙しくて、通報する時間が無かった」と言ったことなの。通報の電話をかけるのに何分かかるかしら?アメリカは寛容な国、夢を叶えられる国 と言われている。でも、残念ながら人種差別がある事は歴然としています。まして南部は奴隷解放に反対して南北戦争まで起こした土地柄都市部より田舎の方が保守性が根強く残っているでしょうし・・・もし、遺体が白人の女の子だったら、彼は5日間も、 そしてハリケーンの暴風雨にも打たれさせて、猛暑の中、放って置いたかしら?もし女の子が、私たちのようなアジア人やヒスパニックのいわゆるマイノリティーだったら? 聞かなくても答えは分かっているけれど、考えずにはいられない事だった。この所、こんな風に暴露めいた事を書いてますが、でも私も子供達もアメリカが好きなの!これって、どうしようもないわね。http://angelzanna.blog97.fc2.com/
2007年04月27日
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<ハリケーンが持ってきた悲劇>おととい、昨日と殺伐としたお話だったでしょなので、もうハワイに戻りたいと思ったけれどニュースで、オアフ島で日本女性が行方不明って報じてるわね。私がホノルルに居た時も、女の子を殺害した犯人の大捜索のニュースで持ちきりだったの。とっても残念だけどもう楽園じゃないのネ ハワイよ!そなたもか・・・だわネこういう流れだから、ヒューストン在住中にショックを受けた2つの事件のことを続けてお話しちゃうわね。ある年の夏の終わり近くに、一週間後に非常に強力なハリケーンが来ると警告が出たの。この間、カトリーナがルイジアナを襲った時カリブ海、メキシコ湾で発生した渦巻きのハリケーンがルイジアナやテキサスの沿岸に向かって動いている衛星写真がテレビに度々出たから、その移動やメカニズムについては皆さんももうよく知っているでしょう?ちょっとお話を横道にそらすけれどテキサスの沿岸に、ガルベストンっていう100年以上昔からテキサスの海の表玄関として活躍してきた港町が有るのよ。今はご多分に漏れず、さびれてしまって、どちらかというと観光地化してしまっていますが、古い立派なお屋敷が何軒か見られて、アンティークの人形博物館が有る、普段は半分眠っているような穏やかな心安らぐ古い街です。でも、ここいら辺りに、いつも真っ先にハリケーンが上陸するの。で、その時は一躍スッポトライトを浴びる訳。テレビ中継はいつも有るし、血気盛んな人達がすごい高波を見物に行くハリケーン名所です。竜巻も日常茶飯事に起きるので警報が出ると皆、一斉に備えを始めるの。その警報が出た後、間もなく、16歳位だった黒人の女の子が誘拐されっちゃったんです。学校の成績は飛び級する位のトップクラス、性格も良くて人気者で、教会でもとてもよく奉仕し、働いている。お母さんの代わりに毎晩おばあちゃんの面倒を見ているという、素晴らしい子だったのに・・・・。 夜、おばあちゃんとコンビニに車で買い物に行き、帰りに駐車場で車に乗る寸前、おばあちゃんの目の前で、数人の男たちに誘拐されちゃったんですって。山の中じゃないのよ、まだ宵の口の街中で。 警察は大捜査網を敷き、学校の友達も教会の信者さん達も捜索活動を始めてテレビニュース・新聞は連日、その事件で持ちきりだった。でも3日経っても4日経っても、消息は不明だったの。大分書いてくたびれっちゃったので続きは次回に。ハリケーンが通り過ぎた後、分かった事実は、私にはショックなものでした・・・*今日の多分お役立ち英語フレーズ何かを依頼する時 Would youとか Could youで会話を始めて頼む事が多いわよね。でも、まず「 お願いが有るんですけれど・・・ 」と依頼を切り出したい事があるわよね。そんな時May I ask you a favor ? と言ってから依頼することを言うと、柔らかく丁寧な感じになりますよ。親しい間だったらAsk you a favor? と、少しはしょっても大丈夫
2007年04月26日
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最近のニュースに、バージニア工科大学の事件後も銃規制の世論の高まりは無い。それどころか全米ライフル協会の好感度が57%に上がり、以前より銃の購入者が増えた。と出てた。異文化理解ってなかなか難しいわねぇ。今日は、日本で余り知られていない、アメリカの幼児たちが多勢、被害者になっている「幼児誘拐、 MISSING(行方不明)」について書くわね。私が在米中の数字なので約20年前の古いものだけれど、その当時で年間1000人近い幼児が「ミッシング」になっているって雑誌の特集で読んでビックリ!その後減っているとは、絶対に思え無いわ。犯人は、ほとんどが変質者とされ、車による犯行ですって。ほとんどの子供は見つかっていないの。犯行の痕跡も無いの。珍しく捕まった、何人もさらって殺害したある犯人は「 車だったら、さらうのに3分要らない。チョー簡単! 」って言ったんですって。犯人が捕まることすら珍しいのよ。それで、絶えず「 この子供を見ませんでしたか 」という捜索の為の失踪当時の顔写真や身長などの情報が載ったはがきが郵送されてきます。親御さんの 藁をも縋りたい という思いが感じられていつも悲しくなり、ため息が出たものでした。牛乳の紙パックの4面全部、スーパーの紙袋の裏表の全面が捜索情報だったりしている場合も有り、企業も協力しています。たまに日系の名前の子供さんが居る事も有るの。子供がある者としてただでさえ身につまされて辛いのに、同じ日本人のDNAが騒ぐのかしら、ますます悲しくなったものでした。同じ特集に、たった一人、非常にまれなケースで13~14年間全米を連れ回されたけれど戻って来られた男の子の記事があった。腕に一つ刺青を入れられっちゃった以外、実子同様に可愛がられ予防接種もきちんとされて、学校にも通わされてたんですって。なぜ学校に行けるか不思議でしょう?日本の様に転出入とか住民票などのシステムは無くて、アパートや住居の賃貸契約書が有れば公立の学校に通えるの。口止めだけは厳しかったので、相当大きくなるまで、どうしても助けを求められなかったんですって。アメリカで流行っている事は必ず日本でも流行りだすけれど、日本では絶対に流行って欲しくない事の1つよね?
2007年04月25日
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ちょうどバージニア工科大学の痛ましい事件が有ったし背景は違うけれどお気の毒な長崎市長の事件も有ったので、私が垣間見たアメリカ銃事情を書いてみるわね。初めてサンフランシスコに住んだ時は伯父の家に居候で、何もかも伯父任せで、花の独身で遊んでばかりで回りの事など全然気にしなくて済んでたの。でも2度目のヒューストンの時は、小学生の子供を二人抱えてさすがに安全を意識せざる得なかったわ。アメリカの一定のレベル以上の住宅地は、各町内会が必ず警備会社と契約していて、毎日パトロールカーが巡回してくれます。不審者や不審車両に関したり、起きた事件の報告などのレポートを定期的に届けてくれる会社も有ります長期に留守にする時は、特別監視の依頼もできる。 ある日、いつものレポートに、銃の取り扱いと射撃トレーニングの一週間,無料講習会の案内が有って「 さすが銃の国アメリカ! 」とビックリしたり感心したり実は興味半分、真剣半分だったけれど、いざという時のため受けようと思って、元連れ合いに宣言したのでも、彼の意見は「 撃てれば持ちたくなるよ。持てば使っちゃうよ 」でした。 一理ある! しか~し!子供を守る為なら、襲って来た悪人を撃つのに躊躇は無い!と反論はしたけれど、子供のいたずらで兄弟や友達を撃ってしまったとか、何処か来たのか分からない流れ弾で突然亡くなったとか痛ましい事故の報道の繰り返しなの。それで、子供がいる所に武器を置く事はやっぱりよろしく無いだろうと思い直して止めました全米の銃の数からいくと、1家に一丁どころか、1人に一丁に近い普及率じゃないかしら。ヒューストン辺りでジョギングする女性が銃を携帯することは常識とも聞いたわ。娘の小学校時代の仲良しが、ご家族と帰国せずミシシッピの大学に入ったんですが、護身にやっぱり銃は持っているんですって開拓時代からの自分と家族と財産は自分の銃で守る、政府の事も完全には信用しない。という伝統の意識と余りに犯罪が多い事に加えて、ハリウッドの往年の名優のチャールトン ヘストンが、この間まで会長だった右派の全米ライフル協会はすごい力を持っているそうだし、業界から長年の莫大な献金を受けている議員の方々、特に”パパと息子ブッシュ”が属する共和党は、規制が必要と分かっていながら出来ないらしい。週末のニュースで、銃の展示会で2~3歳の女の子を抱っこしたママが「 この子だってピンクの小さい銃を持ってて、撃てるのよ 」って自慢げに言っているのを聞いた時は、さすがに・・・・・・でした。
2007年04月24日
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感動だったツアーもとうとう終わり、帰途に着きました。かつて聞いた通り、下るにつれて高山病はケロリと治ったのに私の不眠のランラン目はもう丸2日目。私を除いて、皆、満足げに一眠りしてました。外灯一つ無いパーカー牧場沿いの真っ暗闇の道を、早く帰りたい風の運ツ君は飛ばしに飛ばしてた。外の暗闇に目を凝らしながら、昔アルゼンチンのバルデス半島に鯨、ペンギン、象アザラシなどを見に行った帰り道でもこんな風に真っ暗闇のパンパ( スペイン語で草原 )をマイクロバスが飛ばしに飛ばしたなア って思い出した。最近はタレントさん達が時々行くようになって、バルデス半島は日本でも大分お馴染みになって来たけれど、その旅も又、別な大感動で面白かったので、そのうちに書きますね。バルデス半島では車のヘッドライトの中を野生のウサギがピヨーンと横切ってドキッとさせられたことを思い出した時、不思議に感じた事は、鳥は色々な種類をたくさん見かけるのに、野性の動物は全然見かけないっていう事だった。野生のヤギが銀剣草を食べちゃうって聞いたけれど、ヤギって飼われてたのが野生化することが多いわよね。やっぱり溶岩の孤島には、野生の動物は、そもそも居なかったのかしら?人家が増えてきた頃、外はシャワーが通り抜け( アメリカでは、ほとんどの雨や通り雨はRAINと言わず、SHOWERと呼びます )良いお湿りで涼しそうになっていました。大学では物理を専攻したという運ツ君は、バイトで時々ガイドをしているようで、なぜハワイに居て普段は何をしているのか、余り話したくなさそうだったので、興味深々小母さんもあえて聞か無かったけれど愉快な良い方で、よく話して下さったので、おかげさまで楽しいツアーでした。頑張って、望みの叶う良い人生を送って欲しいと願う。
2007年04月23日
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今週、フランス政府がUFO目撃写真をネットで公開したと言う面白いニュースが飛び込んできたわね。世界的理論物理学者であり宇宙論の先端スティーブン・ホーキング博士は、日本のある大学で講演をなさった時「 地球以外の星で、私たちの様な生物が居る星はいくつ位有ると思われますか 」という質問に、「 2000以上 」と答えられたと新聞で読んだ記憶があるの。こんなに広大な果てしない大宇宙に、生物が居る星が地球以外に無いなんて、とても考えられないと思っていた私も「 エッ!そんなにたくさん! 」ってビックリした。宮本 輝さんは著書「 草原の椅子 」の中で、もし宇宙の別の星に住んでいる人に手紙を書くとしたら、( 私たち差出人の )住所は大宇宙おとめ座超銀河団局所銀河群天の川銀河オリオン宛太陽系地球日本国東京都・・・・・・郵便番号は100桁以上になるかも。 と書いてらっしゃいます。そんな事、想像するだにワクワクしちゃわない?ホーキング博士は100年以内に太陽系の何処にでも行けると仰っています。そして、「 この地球上に知的生命体なんているのでしょうかね 」とも・・・後で冗談ですって仰ったそうだけど、一理あるかも・・・・。で、昨日私が言った危惧というのは、他のツアーも近くで観測して居るらしく、サーチライトが私たちのと同じように空を動き回っているのが見えた。きっと毎晩こうなんだろうな、って思った時この強い光も何光年か飛んでいって、どこかの星に届いて「 一体、この無神経で無秩序な光の通信は何なんだ!毎日!毎日! 」って宇宙人を怒らせてしまって、地球を攻撃してきたらどうしよう・・だったの。光学の専門家に教えて頂いたところ、一光年は光( 電磁波 )が1年間に進む( 時間じゃなく )天文学で用いる距離で約9.46×1012Kmですって。知ってた? 私は2億キロ位だと思ってたから予想より近くてビックリ。これじゃあ、攻撃しに来るのなんてお茶の子さいさいよね。ウーム・・・・心配!「 近頃何度も目撃されてるUFOは、やっぱりそれを怒って来てるんじゃない?」って思っているんだけど、やっぱり娘と同じに「 くだらん、おばか 」で却下かしら?
2007年04月20日
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このブログを休んでから、このブログにアクセス出来なくなって間違えて作っちゃった別のブログにもアクセスして下さっているので、とても有り難く又戻りました。また、どうぞ宜しく!<ウルトラ・ビーム・シュワッチみたいなので星を見た> 志賀高原に星を見に行った時、男性でも運ぶのが大変な大きい立派なの等、望遠鏡3台を使って観測させてくださり面白かったわ。 でも、望遠鏡を覗く前に「 あれが すばる 」とか「 あれが北斗七星のひしゃくの柄の・・・・」とか「 今、西から登りかかっている○○はこれから東へ円を描いて移動していく 」とか先ず口頭で空を見ながら教えて下さるの。 火星なんかは赤いし、ひときわ大きいから、素人でもすぐに見つけられるけれど、ゴチャゴチャある星の中の1つなんて、「 あれ 」と指差されても中々すぐにはみつけられないでしょう? 20人以上居たけれど、自然に数人ずつ集まって、空を見上げながら「 どこ? どこ? どこ? 」とか「 エッ!西ってどっちだったっけ! 」「 ネー、ネー、分かった?分かったら教えて! 」とか一騒ぎして探したんだけど、私も含めて首を後ろに45度近く曲げて空を見上げ続けると、口が抵抗しがたくあんぐり開けっ放しになっちゃうの。喉の筋肉に引っ張られるからか、引力の法則(下唇は下に有るから落ちる?)かは分からないけどうそだと思うならやってみて。 ネッ、閉まらなくなるでしょ? 多勢の大の大人がみんな、口を開けっ放しで空を見上げてるのが とても可笑しかった。 デモ、ハワイには有りました! さすがアメリカ! 私が名付けて” 強力懐中電灯型一発星指しサーチライト ”が! (単にサーチライトかも知れないけど・・・)懐中電灯より少し長くて細いけど、太い光の棒が、気分がスッカとする位目指すポイントまで延びちゃうの。しかも不思議なのは、はるか上空の先端がぜんぜんぼけてない優れもの。 ウルトラマンが出したかどうか、実は記憶が定かじゃ無いけれど子供のアイドル正義の味方合体ロボットが出す光の剣の長いのバージョンなのです。お陰でどの星も瞬時に見つけられるし 「 こんな風に軌道を描いて動いていく 」なんていうのも、まず、それで空に描いて見せてくれるので、とてもよく分かったし、何より首が疲れなかった! しかし、この” 強力懐中電灯型一発星指しサーチライト ”使用について私は危惧することが有るのよ。娘には”おばか”と一言で却下されたけれど、明日書くわ。
2007年04月19日
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