スピリッツリズムで♪島人(シマンチュ)の散歩
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悪夢が牙を剥いた一瞬の出来事でした。17号の目から抜けた午後、竜巻の様な非常に強い返し風、轟音と共に崩壊した車両3台用のアルミ製の自宅車庫。支柱から屋根間に架けられていた10mmの補強ワイヤーが切断、補助補強用の4本のロープもむなしく、あざ笑うかの如く唸り声にも似た音がした瞬間、前面の屋根が持ち上がり、90度の角度で外壁に持たれ、まるでハブが鎌首を上げたようにそそり立った。容赦なくアーチ梁に叩きつけては立上りの繰り返しでバ~ン、バンと凄い音をしながら仰いでいる。なす術もなく、「強風よ、おさまってくれ~と祈るばかり」「あわや大惨事になるのか、」50数年の人生で初めて身震いするほどに氷ついた。「上階の三角形の窓を突き破り、高圧電線を切断、上空に舞い上がった屋根材は飛散して周囲に被害をもたらすことが脳裏をよこぎる」絶対絶命の状況下である。 我が家の護り神シーサーが守ってくれました。外壁のシ-サー台座(50cm角)が、屋根材が上空に吹き飛ばされないように、ストッパーの役目をしてくれた。レスキュー隊も到着、余風で飛散しないようにロープで固定処置を施す。 家族3台の車両損害はあったが、怪我人もなく、周囲に被害を及ぼすこと無きを得たのは不幸中の幸いと言える。台風銀座と言われるこの沖縄、今後ますます勢力拡大が予想され得る台風。沖縄に最も適した強固な車庫が必要だ。 強風の中、横倒れはしたものの落下せず、大惨事から守ってくれた護り神シーサーに感謝いっぱいである。
2012.10.02
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