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2019.07.22
カテゴリ： カテゴリ未分類
それはまだ 世界に色と言う存在が無いころの話・・
白き力で大地に光を照らし そこに生きるもの全てに
恵みや成長を促していた神：ビョクレスと
黒きベールで空を覆い そこに生きるものたちに睡眠と安らぎを与え
明日への活力を導いていた神：ノクレムのみが この世界に新しき命を生み出すことができた時代・・
日々 淡々と同じWORKをすることに退屈を感じたノクレムは
ある日 ３つある尻尾の１本を
事もあろうかビョクレスの領地であるフィヨルムーテの大地に突きさし真っ二つにしてしまったのだ。
うち一つは 炎に燃え盛り南方の方角へ・・
ノクレムの怠惰な気持ちは この二つの大地にも 実は染み込んでおり
のちのち それは そこに住むものたちに 大きな災いを与える事となる。。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆
自分の領地をそんな目に合わせたら
心広き神ビョクレスと言えど 怒りの心を持って相手に同じことをするであろう・・。
ところが このビョクレス
あまりに広い自分の領地をすべて 管理する力を持ち合わせてはいなかった・・。
そう 白き神の欠点は 全てにおいて寛容すぎ
悔しいとか？復讐してやろうとか？そういう心を持っていなかったのである・・。
そんなビョクレスの日々の楽しみはと言えば 自分の生み出した５体のゴーレムとともに
ソードクレックスという砂丘に巣くうホワイトモーラを捕まえに行くことだった。
ビョクレスはその美しさに心を奪われていたのである
しかし このホワイトモーラ、
とても動きが早く そう簡単に捕まる生き物ではなかった。
ビョクレスはお供の５体のゴーレムと一緒に
東へ西へ その重い体をズッシズッシと走らせながら
フィヨルムーテの自分の城へと持ち帰ったのである
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
さて そのころ
ノクレムが割った大地のひとつ
炎に燃え盛って南方の方角に飛んで行ったエンタレスでは ある命が芽生えようとしていた・・。
赤き瞳を持った少女 ルボサと言った
ルボサは自分が何者であるか？分からなかった・・。
もちろん自分を生んだものが誰なのかも・・。
ただ目の前に広がる世界が あまりにも殺風景であることが 彼女には悲しくてしょうがなかった。。
瞳から零れる涙が胸に落ち。。
その部分だけがなぜか？皮膚の色【赤】と異なるものに変わっていった・・。
白き力で大地に光を照らし そこに生きるもの全てに
恵みや成長を促していた神：ビョクレスと
黒きベールで空を覆い そこに生きるものたちに睡眠と安らぎを与え
明日への活力を導いていた神：ノクレムのみが この世界に新しき命を生み出すことができた時代・・
日々 淡々と同じWORKをすることに退屈を感じたノクレムは
ある日 ３つある尻尾の１本を
事もあろうかビョクレスの領地であるフィヨルムーテの大地に突きさし真っ二つにしてしまったのだ。
うち一つは 炎に燃え盛り南方の方角へ・・
ノクレムの怠惰な気持ちは この二つの大地にも 実は染み込んでおり
のちのち それは そこに住むものたちに 大きな災いを与える事となる。。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊☆
自分の領地をそんな目に合わせたら
心広き神ビョクレスと言えど 怒りの心を持って相手に同じことをするであろう・・。
ところが このビョクレス
あまりに広い自分の領地をすべて 管理する力を持ち合わせてはいなかった・・。
そう 白き神の欠点は 全てにおいて寛容すぎ
悔しいとか？復讐してやろうとか？そういう心を持っていなかったのである・・。
そんなビョクレスの日々の楽しみはと言えば 自分の生み出した５体のゴーレムとともに
ソードクレックスという砂丘に巣くうホワイトモーラを捕まえに行くことだった。
ビョクレスはその美しさに心を奪われていたのである
しかし このホワイトモーラ、
とても動きが早く そう簡単に捕まる生き物ではなかった。
ビョクレスはお供の５体のゴーレムと一緒に
東へ西へ その重い体をズッシズッシと走らせながら
フィヨルムーテの自分の城へと持ち帰ったのである
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
さて そのころ
ノクレムが割った大地のひとつ
炎に燃え盛って南方の方角に飛んで行ったエンタレスでは ある命が芽生えようとしていた・・。
赤き瞳を持った少女 ルボサと言った
ルボサは自分が何者であるか？分からなかった・・。
もちろん自分を生んだものが誰なのかも・・。
ただ目の前に広がる世界が あまりにも殺風景であることが 彼女には悲しくてしょうがなかった。。
瞳から零れる涙が胸に落ち。。
その部分だけがなぜか？皮膚の色【赤】と異なるものに変わっていった・・。
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Last updated
2019.07.22 11:39:38
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