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2007年01月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
どうしても『イチゴ大福』が食べたくなった

会社帰りにちょっと離れたお店まで買いに行ったのだが・・・売っていない
失意のまま、帰路に着くと、セブンイレブンで売っていたことを思い出した
途中のセブンイレブンに寄ったのだが・・・売り切れ

どうやらしばらく食べれそうにない
この食べ物にはある想い入れがある

以前住んでいたアパートの隣はパンの工場だった
朝方 パンの焼ける匂いで目覚めるという、実に優雅な生活(?)だった
その店では和菓子も販売しており、期間限定のイチゴ大福が売っていた

一週間3日のみ さらに30個ほどしか販売しない
開店するとすぐに売り切れてしまうのだ
幻のイチゴ大福だった

ある日 パンを買いに行くと、お店のおばちゃんが
『明日大福販売するからね 取っておいてあげるよ 何個ほしいの?』 
『いいの?じゃー・・・』 ここは3個と言いたかったが、せっかく取っておいてくれるのだ
10個いいですか? 半分は友人に分けてあげよう

次の日 開店と同時に買いに行った
おばちゃんはいなかったが、自分の名前の札が付いた立派な箱に大福はきれいに収まっていた

次の日 おばちゃんにお礼を言いに行った

製造される大福はほとんどがお得意様の予約販売分で、ちょっと多めに作ったものが

おばちゃんはお得意様を何件か持っており、調整して自分の分を取っておいてくれたのだ 
『いつも来てくれるのに、残ってなくてすまないと思ってね』

それから買いたい時はおばちゃんに頼むようになった

自分が就職の為、この街を離れることになった時は餞別として
それこそイチゴ大福を友人の分も頂いた


まだ おばちゃん がんばってるかなぁ

わずか数年で住んでいた地区は大きく様変わりし、古い工場や、よく食べに行った定食屋は
住宅地やコンビ二に変わっていた

パン屋も改装され、おばちゃんの存在を知っている店員もいなかった

元気なのかな もう孫は結構大きくなったろうなぁ

この時期 イチゴ大福を見ると おばちゃんのことを思い出す








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最終更新日  2007年01月23日 09時39分12秒
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