有明の月

有明の月

2024.11.20
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カテゴリ: 本・映画
安藤祐介さんの「六畳間のピアノマン(逃げ出せなかった君へ)」は既読。小説より先にドラマを見ました。安藤さんは大学卒業後、学習塾に入社するも過労で倒れて退社。2社目の酒類業界新聞では試用期間で解雇通告を受ける。その後は営業職としてITベンチャーを3社渡り歩き公務員に。という経歴は、本の裏表紙のカバーに書いてありました。

『営業零課接待班』は、IT商社の営業部が舞台。会社から退職勧告を受け取ったメンバーを専務が集めて作った営業零課は接待専門の部隊だ。1年後に目標を達成できなければ解散という崖っぷちの中、成約できるかもという案件もそう簡単にはいかない。


営業零課接待班 (講談社文庫) [ 安藤 祐介 ]

著者の経歴から、経験を踏まえた小説なんだろうなと思う。
最後の方は泣けます。エンターテインメントかな。

もう飲んで人間関係を構築するというのは、古いとは思いますが、社内外問わずまったく人間関係の築けない仕事は寂しい気がします。
営業手法は変わっても、このメンバーならきっとコロナ禍も乗り越えられたんだろうなぁ~と思います(コロナ禍のずっと前の小説です)。





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Last updated  2024.11.20 12:00:13


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