「足音がうるさい！」騒音に対して近隣の方に注意されたときには

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2019.06.01

「足音がうるさい！」騒音に対して近隣の方に注意されたときには

テーマ：マンションでの子育ての悩み(22)

カテゴリ：マンション騒音

「足音がうるさい！」騒音に対して近隣の方に注意されたときには

それはある日突然やってきます。
階下の住人なのか隣人なのか、足音がうるさいですよとクレームが来るのです。

引越し仕立てのこっちからしたら、
目の前真っ暗。

せっかくマイホームに引っ越したのに。
後悔や絶望感に苛まれます。

近隣の住戸にどんな人が住んでいるかは正直ロシアンルーレットのようなもの。

実際住んでみるまで、どんな感じの人かは正確に把握できるわけもなく運のみが頼りです。

そしてこの騒音問題のさらに厄介なところが、

この加害者であるという自責の念から逃れることができなくなるのです。
このとき初めて気がつきます。

引越しは間違いだったのだと。。。

そうなる前には、
集合住宅は周囲への配慮が欠かせません。

では具体的にはどのようにすれば良いのでしょうか。
まずはその音の原因をはっきりさせることが大切です。

大概の場合は歩き方であったり、子供がいる方は子供だからずっと走り回ることが原因と考えられます。

これらはマンションの躯体を通して伝わる固体伝播音とされ、重量衝撃音でドスンという響きなどが挙げられます。

ネットの波を検索しても、防音に関する情報は薄いです。それはこの1番の原因である、ドシンの音が重量衝撃音であり、この問題はマンションの躯体の厚みで性能がほぼ決まってしまうので、明確な解決策に乏しいのが現状です。

クレームがきたら、一刻も早くお詫びにうかがいましょう。

うるさい足音や騒音の原因を理解しよう

足音は他の生活音に比べ、その音量を調節することは困難です。
テレビの音が大きい苦情を受けた場合は、ボリュームを調節することで加減をすることができますが、足音の場合は同様にいきません。
歩き方や体型によって大きな足音が発生する場合は、それこそ努力のみで治すことができませんし、
子供の足音が原因の場合も容易に言い聞かせることもできません。

他の生活音に比べて足音が他の住戸にダイレクトに響きやすく、音も大きくなりやすいです。

床が空洞になっていることで音が内部で回って反響し、床下の空洞で太鼓のように増幅された音は、下の住居の天井に響きます。

そのような原理で、小さな足音でも下の住民には大きな音として伝わっている可能性も十分にある。

床が空洞になっているということは、音を増幅させるだけでなく、様々な音を集めやすいということにもなります。
マンションで起きた音はその骨格を伝っていきます。そして空洞である床に音が集まり、響く。

マンションの音の伝わり方は複雑であるため、予想外の場所に音が伝わることがあります。

たとえば、足音が隣の住居の床に伝達してそこで反響された結果、足音が斜め下の住居に騒音として伝わってしまう場合もある。

足音がうるさいと言われたときの対策

かかとをつけた歩き方の足音はマンションの階下にドシンと伝わるため、マンションの躯体に非常に響きやすいことになります。
さらに足音は無意識のうちに出していて自分ではそこまで気にならないので、他の人から聞いた場合に初めて気づくこともあります。
かかと着地のときに全体重が１点に集中します。そのため通常に比べてはるかに大きな衝撃となり、迷惑な「ドンッドンッドンッ！」という大きく響く音になります。
実際、そこまでうるさいのと疑問に思う位のこともありますが、かといって自宅の中でリラックスして歩いているのに、
忍者のように抜き足差し足で忍び足で歩くようなことも気を使いすぎて大変だと言うことであります。

すでに住み始めている場合がほとんどかと思います。となると、後付けの対策を講じるしか手段はありまけん。

●物理的な対策をお施す
具体的には防音のマットや防音のカーペットを敷くと言うことが挙げられます。
またコルクのマットも有効であると言われたりもしているようです。

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●歩き方や子供への教育を考える
子供が勢いよく走るのはうるさいですが、注意しても絶対に出ないようにすることは不可能。
出さないように努力する必要はありますが、そもそも足音が常識の範囲であったかどうかを考える必要があります。
共同住宅である以上、「常識の範囲内の生活音」はやむを得ませんので子供の足音の全てが常識の範囲外ではないので、
まずはできるだけ客観的に苦情が入るほどの足音だったかを検討します。

階下の人の言い分は？

下記はマンションの騒音トラブルに関してYAHOOのQ＆Aからの引用です。

４階建てのマンションで私は３階に住んでいますが、その真上の人の足音が踵で歩いているのかかなり響きます。
しかもなぜそんなに歩き回るのだ？というくらい頻繁に響きます。
入居してから１か月、我慢してましたが就寝時間にもうるさいため眠れなく、一度管理会社に苦情を入れました。
それでもうるさいときはうるさく、私も辛抱ならず何度も天井をたたいたりしてしいました。
きっと最上階に住んでいる人は自分の足音がどれだけ下に響いているのか気づかないのだろうと思い、少しでも気づいてほしくての行動です。
たたいた直後は足音はやむのですが少しするとまたドスドスとなるので私も精神的に少しきていて、昨日、本当に私の上の住人なのか確かめるためにも（鉄筋コンクリートは複雑な振動の伝わり方をするので）ベランダに出て上を確認したら、どうにも気持ちが抑えきれず、その場で「足音うるっさい！！！」と怒鳴ってしまいました。

子どもの声や足音などのマンションの騒音問題は、クレームを言っている側も、言われる立場の側も、どちらも実はつらいのかもしれません。
マンションに住むということは、お互いがお互いの事情を汲んで配慮することが大切です。