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本当に作りの良いカメラですねーー
このカメラは凄い、分解して部品一点毎に更に凄い、部品の精度が良いと言われるドイツカメラの高級機が玩具に見える、Nikonの一眼レフカメラを世界が認めた、成る程とうなずける物が有る、しかし問題が無い訳ではない、ファインダーだ、Photmicファインダーは見かけより遙かに頑丈に出来ている、しかし機体と同じ設計者の物では無い、精緻というより余計な頑丈だけの出来の良くない設計だ、同時に此処のメーカーの最大の弱点は電気設計だ、素人のにわか勉強程度でしか無い、更にみっともなく大きい、重い、こんな物はいらない、機体の作りとの落差が余りにも大きい、このカメラは唯の Nikon F が良い。
下写真は今回のカメラでは有りません、所蔵品 Nikon F です。

外観程度は打ち傷すれの無い大変良い物だ、三脚ネジ穴のメッキが剥げている、三脚を使って撮るクオリティーの高い写真を撮る基本だ、しかしこのカメラに使用されていた三脚はどうしようもない出来の悪い三脚だったようだ、良い三脚で有ればこの様な事は無い、外観上の瑕疵はその程度、つまり状態としては悪くない、完全整備すれば後100年でもつかえる。
不良個所の点検と簡単な分解をした、不良個所を上げてみよう、
機体
低速シャツター、歯車の引っかかりを感じる、油ぎれだ、
巻き上げ、重さはまだそれほど出ていない、ギャーに油ぎれが有る、
シャツター幕、この程度で有れば問題は何もない、やはり駆動部分の油切れは感じる、
遮光、モルトは全て固くなり剥がすというより削るそれ程固くなっている、一個所削ってみた、
汚れ、是は少々酷い、ざっと掃除をした、手が汚れて困るので、ハンカチ大のウエスが真っ黒に成った。
ファインダー
絞り値リンクレバー動作不良、レンズの かに爪が入る所、これは分解して修理した、油切れと汚れで動作不良、その状態で無理に回してレバー変形、掃除と注油、変形修正、動作確認は電池が無く未確認、
古い電池が入ったままに成っていた、電池室を開けた時電池が入っていた、少々ドッキリとした、恐る恐る取りだした、運が良い、漏液は無い、カメラの電池は使わない時は必ず外す、絶対に守らなければいけない、電池は腐食性ののガスを出す、古くなり漏液すればカメラに重大なダメージを与える、前に書いたがペンタプリズムは完全にご臨終といえる。
Nikon 独特の絞り値を露出計に伝えるレバー、俗称 かに爪、レンズを取り付けた後レンズの絞り環を回り切る所まで回す、更に反対方向に回り切るまで回す、この操作が必要に成る、これを一回行わないと絞り値が正しく露出計に設定されない、この操作をガチャガチャをすると言った、これ以降のNikonのレンズ機械式カメラ用には全て付いている。

レンズ
全ての回転部分が重い、ヘリコイドにガタが感じられる、ヘリコイドグリースの交換が必要、何故か絞り開放がが出来ない、開けてみた、レンズ中玉の取り付けが緩んでいた、その鏡胴と干渉していた、レンズその物は実撮影に問題ない程度、レンズの分解は本体と違う難しさが有る、特に慎重と集中が必要になる。
以上が大体の不良内容ですが開けないと全部は判らない、ペンタプリズムを除けば復旧は特に問題はない。
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