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3日目です。今日は台北市内をグルグルと攻める感じで行きます。まず、向かったのがMRTの大橋頭駅。重慶北路の問屋街へのアクセスは、この駅の開業で少し便利になりました☆で、向かった先は、台北リピーターの間で「なんだ、あの店は?」と噂になっているお店です。まずは対面から、写真を押さえます。うーん、思っていた以上に白兵戦をしていましたね(^^;)細い路地を一本挟むだけの隣に出ていたとは。では、通りの反対側に向かいます。まずは、こちらに入ってみましょうか。・・・というよりも、こちらに入らざるを得ませんでした。なにしろ、このあたりを観光客と思しき日本人が歩いていると、写真に写っているおじさまたちが、「お茶を買うなら、うちへ!」と、お店に引き込むという、居酒屋の呼び込みのような光景が繰り広げられていますwこちらのお店は、林茂森茶行。昨年の夏にオープンしたお店です。店名にもなっている、店主の林茂森さんというのは、隣にある林華泰茶行の創業家・林家の次男です。ここ40年ほど、林華泰茶行のマネージャーとして経営の実務を取り仕切ってきた人です。それが突如、独立しまして、このような近距離にお店を出したわけです。店頭にかかっている赤い横断幕には、「林華泰茶行で40数年、ただひとりお茶を選び、製茶を行ってきた4代目林茂森が、林華泰茶行の職人団を引き連れ、ここでお馴染みの味をご提供します」といったことが書いてあります。えー、上記のような様子で、ただ事ではないのは、お分かりかと思います。#事情を詳しく知りたい方は、コメント欄に記載しておきますので、そちらを参照ください。お店の中の雰囲気ですが、こんな感じです。缶や棚は新しいですが、お隣とほぼそっくりのシステムです。基本的には隣と同等のサービス、商品を提供する店と考えて良いでしょう。こちらのお店には日本への留学経験もある、背の高い息子さん(次男)がいます。日本語は世間話ができるほどに流暢です。もっとも、お茶の説明は勉強中な感じですが。その息子さんが、まずはこちらを・・・と見せてくれるのが、オーナーからの開店挨拶文(日本語)です。内容をザックリ書くと、・私は林華泰茶行で40年来、お茶の選別と経営をしてきましたが、このたび独立しました。・今まで林華泰茶行で買っていたお茶は、林茂森茶行でのみ買えます。・今後も家族みんなで頑張っていくので、どうぞよろしくお願いします。といったものです。息子さんの話によると、林華泰茶行にいた職人4名を連れてきたとのこと。そういえば、客引きしてたおじさんたち、隣で見たことありますね(^^;)「だから、品質は保証できます」と言います。職人さんに、木柵と高山鉄観音の違いについて説明を受けましたが、お茶のことを熟知している方の説明だと感じました。このあたりは、さすがに老舗のベテラン職人だと思います。こちらのお店では「試飲もできます」とのこと。試飲といっても、ざっくりティーサーバーで淹れる感じの簡素なスタイルで、一般のお茶屋さんの試飲とはイメージが異なります。買うかどうか迷っているお茶の味の確認程度にはなるかもしれません。ほか、真空パックにも応じてくれるなど、一般消費者向けのサービスは向上している印象です。もっとも、販売単位が最低150g(4両)なのは、変わっていません。問屋スタイルは維持しているようです。さて、気になる品質についてです。私がいつも林華泰で買っていたのと同じ1600元/斤の高山茶を買って試してみました。挨拶文には「今までの林華泰と同じお茶を提供する」と書いてありましたが、私の飲んだ印象では、ちょっと違う傾向に振っているように感じました。やや発酵が高め、焙煎が強めになっていて、水色は濃く、甘みを感じやすいお茶に仕上げられています。同じ金額のお茶を林華泰で買ってみましたが、そちらは今まで通り清香の傾向にあったので、店の味として微妙に差別化を図っているようです。品質にはさほどの差はなく、あとは好みの問題になってくると思います。林茂森茶行住所:台北市重慶北路二段195號之3電話:02-2557-9887営業:8:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分そのまま、隣のお店に入ろう・・・と思ったのですが、客引きおじさんたちの熱い視線を後頭部に感じたので(笑)、さらに南下してカルフールの交差点を左折。典蔵陶藝行へ逃げ込みましたw典蔵陶藝行は茶器メーカー・建展陶芸の台北での卸を行っていて、色々な茶器が卸値で買えます。お店は狭いのでアイテム数は限られますが、鶯歌へ行く時間がない時には重宝するお店です。今回は、店主の朱さんに、建展陶芸のこんな新商品を勧められました。茶器セットなのですが、この箱はイイ!箱が2段重ねになっているのですが、上の部分が写真のように横に開くのです。お出かけ茶会にもってこいな茶器セットではないかと。一瞬考えましたが、荷物はこれ以上増やせないので、パスしました。。。代わりにお土産用のTravelBuddyを購入しました。ここは飄逸杯(ティーサーバー)や鑑定杯セットなどもお茶屋さんより安いのです。典蔵陶藝行住所:台北市保安街3之2号電話:02-2555-9164営業:11時ぐらいから?典蔵陶藝行を出たあと、雨が強くなってきたので、カルフールで傘を買い、その傘で身を隠しながら、サッと林華泰茶行へ入り込みました。客引きおじさんたちには、多分気づかれなかったと思いますw林華泰茶行、店内はそのままなのですが、確かにお店のスタッフがガラリと変わっています。マネージャーは女性に代わっており、お茶を出してくれました。今までの林華泰茶行なら、あり得ないサービスです(^^;)日本語の少しできる方は、いつも通り勤務していました。移籍せずに残ったのは、この人だけだったのかも。買い物は日本語だけでもさほど不自由しません。いつもの1600元/斤の高山茶を少々買います。帰国してから飲んでみた感じは、今までとあまり変わりませんでした。若干、火入れで味を引き出せていない印象があり、職人の引き抜きが多少影響しているのかもしれません。が、誤差の範囲内だと思います。まあ、こんなものでしょう。この後、「工場を見ますか?」と言われ、内部に案内されました。これまた今までには無いサービスです(^^;)ふーむ、大きな機械がたくさんあります。転がっている袋の大きさも、茶農家では見ないような大きさです。大きなロットを扱う問屋ならではの光景だと思いました。それにしても、「隣の話を全然してこないなー」と思っていたら、店を出る時に「隣のお店はうちと全然関係ないですから、気をつけて下さいね」と囁かれましたw隣の開店の効果で、こちらもサービスは色々向上したようなのですが、どうもギスギスしてますねぇ。。。林華泰茶行住所:台北市重慶北路二段193号電話:02-2557-3506営業:07:30~21:00MRT大橋頭駅2番出口より徒歩5分続く。にほんブログ村品質とサービスで競ってもらいたいものですがねぇ
2012.07.15
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札幌市中心部にあるお茶屋さんをご紹介します。観光客向けのお土産物屋さんなども並ぶ、狸小路。その外れの方にある狸小路9丁目にお店があります。こちらの中国茶専門店 楼蘭さんは、ビジネスホテルの1階に入っています。朝はホテルの朝食会場になっているようです。店内にはカウンター席とテーブル席があり、専門店の中では、割と席数は多い方ではないかと。かなりの種類のお茶を取り揃えており、通販なども行っています。喫茶の方では、お茶付きのランチがあるとのことなので、今回はランチメニューを注文してみました。ランチのお茶は茶漉し付きマグカップで提供されます。安渓鉄観音でした。清香な感じの仕上げですが、きちんと香りがあり、セットで出て来るお茶としてはなかなか良いお茶ではないかと。このへんはさすが専門店ですね。手を抜いていない感じ。お料理はこんな感じ。日替りの海老団子のランチです。海老団子には甘酢のソースがかかっています。卵焼き、サラダ、スープにご飯がセットの定食スタイル。さらにデザートもつきます。グレープフルーツゼリーでした。この内容で日替わりランチは、お茶とデザートがついて800円というお値打ち価格でした。札幌のランチ相場は都内などに比べて低めとはいえ、この価格はかなりインパクトがあります。近隣のオフィスや中央区役所に来た人たち向けのお得なランチって感じですね。普段着ランチです。お店の中を見回していて、気になったのはあちこちにパンダが隠れていること。パンダの置物やイラストなどが店内のそこかしこにあります。「スタッフさんにパンダ好きがいるに違いない!」と見ました(笑)お茶の品揃えも多く、手頃な茶器も置いているので、やはり札幌では押さえておきたいお店だと思います。パンダ好きさんも、ぜひ(^^)中国茶専門店 楼蘭住所:北海道札幌市中央区南三条西9-46 ホテルテトラスピリット 1F 電話:011-231-3918営業:11:30~21:00定休:月曜日http://www.rouran.net/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村品揃えが豊富なのは魅力です
2014.05.10
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既に恒例行事となった年に2回の台湾行き。大体、春茶のシーズンと冬茶のシーズンを狙って旅行しています。今回は、東方美人が台北のお茶屋さんに出揃う頃(6月15日前後)を狙っていたのですが、予定を変更しました。今古茶籍の簡さんが茶農家への訪問を予定されているとのことで、その日程に合わせて、連れて行ってもらうことにしたのです。というわけで、東方美人の最高のシーズン、芒種を挟んでの台湾訪問となりました。ついでに上海小町さんも台湾行きの予定をされていたそうなので、「せっかくなら一緒に回りますか」と、その日程も調整して頂いて合流することにしました。これに親からおつかいを頼まれたり、やっぱり観光もしたいわね、と色々入れるとアラ不思議。7泊8日という、とても長い滞在スケジュールになってしまいました(^^;)#そして最後に大ボケをかまして、もう1日追加となるわけですが。。。というわけで、旅行記開始♪今回はANA便で台北へ。朝9時30分発で、台湾にいちばん早く入れる便なのですが、朝早く成田まで行くのが結構しんどいです(^^;)桃園空港から、バスに乗って台中へ向かいます。高鉄桃園駅を利用することも考えましたが、高鉄台中駅から在来線に乗り換える手間を考えると、バスの方が楽かなぁと思ったのです。それにしても、台湾新幹線への対抗なんだと思いますが、2時間乗って200元(約600円)というのは安い!それでも、乗客は私も含めて日本人が2名のみという、かなりヤバイ感じでしたが(^^;)2時間ちょっとで台中駅へ到着しました。まずはホテルにチェックイン。予約が手軽にできるので、オープンして間もないホリデイインエクスプレスにしました。一人旅にはちょいと贅沢だったかもしれません。台中にしてはやや高く、駅からも少し歩くのでやや交通の便は悪いかなぁと思いましたが、天井も高く、設備も真新しくてなかなか良いです(^^)#日本人的には、バスタブがないのが気になる人もいるかもしれません。フロントでお茶のセットをもらいました。こういうのは嬉しいですねぇ♪さて、ホテルで一息ついて、台中の茶館巡りに出かけます。台中の街は郊外に広がっていて、MRTもないので街を巡るのが、やや大変です。#私の場合、歩いて回れるようなコンパクトな街が好みです。まずは、かろうじて徒歩圏内の春水堂の四維店に行ってみました。チェーン展開もしている春水堂。看板メニューはなんといっても珍珠[女乃]茶ですが、その発祥の地は、ここ四維店。意外にも閑静な住宅街の中にあります。調子に乗って大きいのにしたら、ビールの大ジョッキいっぱいに入って出てきました(^^;)これ、晩ご飯要らないぐらいかも。。。しかし、やはり春水堂の珍珠[女乃]茶は美味いと思います。ミルクのコクもありますが、お茶自体がそれに負けていません。お茶とミルクの混ざり具合も素晴らしく、喉ごしの滑らかさがあります。タピオカのくにゅくにゅ(QQ)感も優秀ですし、ややお値段が張るだけのことはあるなぁと感じます。今やどこにでもあるチェーン店ですが、美味しい珍珠[女乃]茶を飲みたいのなら、やっぱり春水堂のような気がします。春水堂 四維店住所:台中市四維街30號電話:04-22297991営業:8:00~23:00日本語:通じませんこのあと、タクシーを飛ばして精明一街へ。まあ、こんなものかと見物し、次は無為草堂へ。交通量の激しい交差点にお店はあるのですが、中は驚くほど静かな空間です。前回の訪問時と同様、畳の席へ通されました。建物は日本家屋風なのですが、中庭は中国の庭園風という不思議な空間。このような不思議な空間は、台湾ならではだと思います。50年にわたる日本統治時代は、台湾の文化に大きな影響をもたらしています。日本人が、台湾でどこか懐かしい感覚すら覚えるのは、決して偶然ではありません。食事もここで取ることにしました。食後のお茶には、杉林渓を。力のあるお茶なのですが、軽い焙煎のおかげで身体に負担がかかりません。透明感がありつつ、喉に残る甘さや香りはさすがに良いお茶と感じます。今日は生演奏がある日なので、もう少しゆっくりしていって下さい、と声を掛けられました。そして夜の8時。1時間ほど、楽器の生演奏がありました。「涙そうそう」や「花」などの演奏もあり、ますますどこの国か分からない状態でした(^^;)やはり、ここの茶館は、是非行っていただきたいなぁと思うのでした。できれば、時間を気にすることなく、ゆっくりと訪れていただきたいものです。無為草堂住所:台中市公益路二段106號(公益路×大[土敦]路口)電話:04-23296707営業:10:00~23:30定休:年中無休日本語:話せるスタッフの方がいます帰りは、スタッフの方にタクシーを呼んでいただいて、ホテルの行き先まで告げてもらってしまいました。なんて親切!明日は、観光に出かけてから台北に入ります。続く。旅行記、開始!
2009.06.14
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本日、千葉県内某所にて、恐るべき飲み較べが実施されておりました。な、なんと、台湾茶の最高峰である、大禹嶺、そして梨山茶の飲み較べ台湾の茶荘と日本の茶荘の選び抜かれたお茶が激突していたのです。・・・我が家で、ですけどね。。。(^^ゞ封を切れば、あっという間に飲んじゃうのに、封を切るまでが、なかなか長い我が家のお茶ストック。しかし、飲まなければ、もう冬茶を受け入れる余地が無い(^_^;)今日は、思い切って、以下の4つを飲み較べてみました♪台湾の茶荘より、・上園茶荘の大禹嶺・華泰茶荘の自家製梨山茶(正確には渋谷店なので日本ですが・・・)日本のお店より、・台湾茶ドットネットの梨山高山茶(大禹嶺茶区)・Formosa Tea Connectionの福爾摩沙烏龍茶SPの4品でございます。しかし、我ながら、よくこんなにありましたねぇ(苦笑)まずは、第1回戦。華泰茶荘の自家製梨山茶 対 Formosa Tea Connectionの福爾摩沙烏龍茶SP の対戦です。その前に、今回のお茶比較、便宜上、対戦と言ってますが、お茶は嗜好品。勝ち負けを決めたり点数をつけたりはしません。どうぞ、皆様のお茶選びの参考程度でご覧下さい(^^♪・・・と、今ひとつ自信の持てないテイスティングに言い訳をした上で、始めましょう(笑)さて、まずは茶葉から見てみましょう。まずは、華泰さんの自家製梨山茶。多少ムラがありますが、高山茶らしい色つやな茶葉です。それから、Formosa Tea Connection(以後、FTCと省略)の福爾摩沙(フォルモサ)烏龍茶SP。ここで、既にこの茶葉、カテゴリーが違うことが判明(^_^;)茶葉の香り、色から分かるんですが、このお茶だけ、発酵度が高いんです。焙煎も少し効いています。他の3種類と同じく、標高2000mの梨山付近のお茶ですが、狙いどころは清香ではないようです。ですので、今回は、参考出品ということにしましょう。さて、今回は茶壷で淹れます。鑑定杯でやってもいいんですが、折角の美味しいお茶。楽しまないと(笑)茶水の比較をしてみます。まずは、華泰さんの。高山茶らしい、水色で出ています。さすがは梨山。茶水が艶やかな気がします。香りはストレートな花系の高山茶の香り。そして、FTCの。写真だと分かりにくいんですが、少し赤っぽさが混じった水色です。何より、香りが全然違います。木柵鉄観音ほどではありませんが、果実系の香りです。以前に飲んだ、古典美人を、もうちょっと高山茶に振った香りです。並べて比較してみます。写真じゃ少し分かりにくいですが、微妙にFTC(左)の方が色が濃いのです。さてお味。華泰さんのは、きわめてベーシックな梨山茶のような気がします。ただ、今のトレンドよりは、少し発酵度が高めなのかも。阿里山系の軽い発酵よりは進んだ感じなので、落ち着き感があります。口当りの少しトロンとした茶質の多さ、飲んでからの戻りの香りなどは、まさに梨山、な感じです。とはいえ、この後に飲んだ大禹嶺と較べると、さすがにピュアさに欠ける面があります。一方、FTCさんのは、さすがに発酵度の高さもあって、芳醇な香り。熟した果実系の香りなので、初めて飲む人は戸惑うかもしれません。好き嫌いが出やすいお茶かもしれません。しかし、さすがに味の変化と香りの変化は厚みがあります。特に、煎を重ねていくと、バランスが取れてきて、茶葉の持つ甘さが際立ってきます。普通、この辺のクラスの高山茶になると、軽めの発酵、軽めの焙煎で、とにかく清香系に仕上げるのが多い中で、異色の存在です。面白い存在感のあるお茶です。茶底を見てみましょう。まず、華泰さんの。きちんと発酵が進んでいます。茶葉の滑らかさ、柔らかさ、仕上げの良さという点では今ひとつ?一方、FTCさん。発酵の高さもさることながら、焙煎が結構効いているので、木柵鉄観音の茶葉みたいなことになっています。ここからさらに煎が効いてきそう(これ、5煎目ぐらいです)。うーん、なかなか興味深い、対決でしたね。。。ちょっと傾向の違うお茶なので、比較をするのも変な話なのですが。さあ、次に行きましょう。第2回戦は、上園茶荘さんの大禹嶺と台湾茶ドットネットさんの梨山高山茶(大禹嶺茶区)。大禹嶺同士の対戦です。まずは、茶葉。上園茶荘さんから見てみます。ちょっとバラツキがあります。仕上げは、どうでしょう?しかし、さすがに良い色の茶葉です。次に、台湾茶ドットネットさんの茶葉。思わず、いい仕事してますね~と言いたくなってしまう、美しい形の整った茶葉です。これは期待できそうです。さて、茶水の比較をしてみましょう。まずは、上園茶荘さん。高山茶~な香りが、立ち上ります。先ほどの華泰さんのものより、水色は薄く、透明感があります。次に、台湾茶ドットネットさんの。水色は、上園茶荘さんのと、ほぼ大差ありません。しかし、違うのが、香り。香りが高いのは、圧倒的にこちらの方です。水色を並べて比較してみます。やっぱり水色はほとんど変わらないようです。香りだけ、少し差がつきました。さーて、飲んでみましょう。まずは、上園茶荘さんのもの。口に含むときに、かすかに唇のあたりにとろみを感じます。茶質の多さゆえでしょう。試飲して買ったときは強い印象があったのですが、それはその前に飲んだ福寿山と較べたからで、このお茶単体で飲むと、なんて淡麗なの?と感じます。しかし、旨味がとてもある。戻りの甘さもある。何より、雑味が無い。やっぱり、スゴイ。次に、台湾茶ドットネットさんのもの。口に含んだ時に、恐ろしいぐらいのとろみがあります。茶質の多さは、こちらの方が上だと思います。その通りに、味わいは濃厚。高山茶の美味さがぎゅーッと濃縮された味わいが広がります。それなのに、やはり雑味が無い。喉に落ちてからの、戻りの甘さがとてもスゴイ。しばらくは、このお茶の香りが体の中に残る感じです。・・・スゴイなぁ。。。茶底も見てみましょう。まずは上園茶荘さん。滑らかさ、仕事の丁寧さという点では今ひとつ?のような気がします。しかし、茶葉そのものの質は良いのでしょうね。はっきり言って、この茶葉、鑑定の世界だったら完璧なんでしょうね。仕事は丁寧にされているし、なにより茶葉の柔らかさが物凄い。茶質をバッチリ出してくれそうな、しなやかさを持っています。なるほど、大倉さんが選ぶわけだ~。さて、比較をしてみると・・・うーーーん、台湾茶ドットネットさんのほうが、味わいが濃くて、美味い気がします。が、逆にこの味の濃さが強すぎに感じられてしまう人がいるかも。そういう人には、上園茶荘さんのほうが好ましいと感じるかも。#え、薄く淹れればいいって?いやはや、しかしレベルが高い(^_^;)正直、このクラスになると、どっちがどうだ、とか言えなくなってきます。一つだけ言えることは、どっちも美味いということぐらいです・・・ただ、どちらのお茶も傾向としては、台湾の人が好きそうな、という印象があります。私の好みからすると、やや、清香すぎるきらいが。春茶だからかな(基本的には、冬茶好きなんです)。一方で、少し焙煎したらさらにクリアな味になって、美味しくなるんじゃないの・・・という考えを起こしてしまうワタシは、ちょっとまずいでしょうか(^_^;)#今、卓上焙煎器が欲しいなぁと思っているんですよね~本日のお茶:プーアル茶3種類(講座のお茶)、アイスプーアル茶(ヒゲ張魯肉飯)、上記4つのお茶
2006.11.19
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関東地方は夜から強い雨になりました。明日まで大荒れのようですね。さて、今日の夜茶。最近、また風邪がぶり返し気味なので、ずっと紅茶ばっかり飲んでいますが、さすがに飽きます(^^;)そこで「こんな天気の時には・・・」と思い出して飲んだのが、このお茶。今古茶籍の白葉単叢2002簡さんによると、単叢は湿気があるときの方が、香りが豊かに花開くのだとのこと。こんな天気の時には、まさにピッタリ♪しかし、単叢系は名前が色々入り組んでいて難しいですね(^^;)私も、あんまり詳しくないのですが、ちょっと整理してみます。#間違っていたら、どなたか教えてくださいm(_ _)m白葉単叢というのは、鳳凰単叢で有名な鳳凰水仙種の仲間です。鳳凰水仙種といっても、ものすごく色々な種類があります。というか、実生繁殖で増えると個性の違うお茶になってしまうので、何種類あるのか数えようがないのです。それでも、分類できないとちょっと困るので、おおざっぱに分ける方法があります。1つは香りのパターン蜜蘭香や黄枝香、芝蘭香、桂花香etc...のようなものですね。中国茶専門店に行くと、よく見かけます。もう1つは、色茶殻を見て黒っぽいのは黒葉単叢、白っぽいと白葉単叢という分け方。まあ、この2つぐらいの分類の仕方でしょうか。あと、単叢は産地名が冠せられます。ワインと一緒で、産地が絞られるほどブランドになりますから。よく見かけるものを並べてみますと、鳳凰・・・広東省潮安県鳳凰鎮のこと、あるいはそこにある鳳凰山のことを指しています。烏[山東](ウードン)・・・広東省潮安県鳳凰鎮にある烏[山東]山のこと。標高が高い。鳳凰とくれば、それなりの標高のところで栽培されていそうです。烏[山東]とくれば、高山茶みたいなモノです。それから、ややこしいのが、嶺頭・・・広東省饒平県坪渓鎮嶺頭村のこと。鳳凰鎮よりも、海寄りで標高は低い。あるいはそこで栽培されている白葉単叢の一品種・嶺頭単叢種を使って作られたお茶のこと。ですね。嶺頭単叢と来た場合は、嶺頭村のお茶なのか、嶺頭単叢という品種で栽培されているお茶なのか、ちょっと見分けがつきません。うーん、書いていてもややこしい。。。(-_-;)場所が違うと何が違うか、なのですが、違いが大きいのが茶樹の高さ。烏[山東]などは、古くからある老木で高い木になっているものが多いです。いわゆる喬木(きょうぼく・チャオムー)タイプですね。それなりの高さになるということは、空間が必要ですので、同じ土地があっても収量は少ない(生産性は低い)と思われます。その分、値段も高いわけです。一方、標高の低いところで栽培されているものは、挿し木あるいは接ぎ木で量産されているものが多いようです。これらは、背が高くなりません。日本のお茶の木のような、いわゆる灌木(かんぼく)タイプですね。低いので、密集して茶樹を植えられますから、生産性は高いと思われます。#ただ、密集している分、病虫害の心配がありますから、農薬バンバン撒いてたりするケースや水田から転換した茶畑というのもあるかもしれません。あくまで可能性の問題です。全てがそういうわけではないと思います。・・・というように、お茶のネーミングを紐解いてみますと、その素性が何となく分かってきます。売り物ですから、ブランドになるものは名前に乗せたいわけです。それが書いてなければ、その点では強調する部分は無いお茶なんだろうな、と見当がつくわけです。で、このお茶は、・鳳凰鎮やウードン山ではなく、周辺地域のお茶(=リーズナブル)・白っぽい茶葉らしい(花系よりは果物系の香り?)ということが分かります。あー、単叢って分かりづらい(^^;)さて、早速飲みましょう・・・と行きたいところなんですが、単叢は結構強いので、夜に飲むと、眠れなくなるかも。。。と、心配した、あるきち。家の目の前のショッピングセンターに待望のスクラッチのベーカリーが最近入ったので(←既に常連)、そこでこんなものを買ってきました。シトロンははは。。。お茶請け、お茶請け(^^;)生地がサクサクのデニッシュです。まあ、柑橘系をお茶請けにするのはどうかと思うんですが、サクサクと軽くて、最高の口当たり♪そんなに絶賛するほど美味しいベーカリーとは思っていませんでしたが、これはヒットだったかも。#私、冷凍パン生地を焼いて、焼きたてパンというベーカリーは許せないんです。さて、肝心のお茶です。サラリと蓋碗で淹れていきます。簡さんは、数十秒ですぐに出し、何煎も何煎も変化を楽しむ淹れ方をするのです。私、こういう軽い淹れ方で煎の変化を楽しみながらマイペースに飲むのが好きなので、煎も効くこのお茶は実に良いですねぇ(^o^)香りは、どちらかというとライチとかそっち系の香りです。うーん、フルーティー(^^♪標高が低いところの単叢は、茶樹が若いこともあって割と刺激性が強い印象なのですが、何しろこのお茶は2002年4月のお茶。大分丸くなっています。ただ、きちんと保存されていたお茶なので、香りが落ちているとか、そういうことはないのです。香りは十分華やかです。むしろ、とげとげしさが無い分、お茶の甘さが表れているような気がします(^^)新茶が何でも良いわけじゃないんですよねぇ。。。さらりさらりと何煎も淹れていきます。5煎目ぐらいから、渋みと味わいがちょうど良いバランスになってきます。うーん、美味しい♪このペースなら、おそらく20煎はいけるでしょう(笑)#こんな淹れ方ばっかりやってるから、茶藝がダメなわけですね。。。それにしても、白葉単叢はリーズナブルでなかなか美味しいお茶です。お店によって味の傾向に差があると思いますが、是非お試しください♪ほぼ日のお茶、あっという間に完売~
2008.04.17
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今年も、FOODEX2008に行ってきました。食品業者向けの商談会です。相変わらず、一般の方も多くいましたが、今年は招待券の有効期間が1日限りになったので、昨年に比べると大分減ったようです。個人的には色々見てきて収穫があったのですが、お茶に関してはイマイチ...です出展企業数が減っていることもさることながら、バッサリ斬ってしまいますと、出展者側の工夫が足りないように感じます。中国企業ブースは、いつものように「用があるならそっちから声掛けてこい!」的な運営なので論外としても、お茶のパッケージを並べて、試飲試飲のやり方では、もう無理なのではないかと。日本での、中国茶・台湾茶の認知も大分進んできました。以前ならば、飲ませて「美味しい!」と感動する人も多かったと思いますが、最近のバイヤー、みんな美味しいのは知ってますし、既に商品として並べている業者さんが多いです。そうなってくると、今までの勝ちパターンは通用しません。FOODEXは業者間の商談会ですから、もう一歩突っ込んだ提案がなかったのが、ちと残念です。#売り場提案とかメニュー提案とか。なんなら、商談会参加・運営回数10回以上の私がコンサルティングしましょうか?(←半分冗談、半分本気です)いずれにしても、中国茶も、そろそろ新しいプロモーションの仕方を考える時期にさしかかっているようです。・・・とか言いながら、台湾ブースで毎日14時から行われている茶藝のステージは、しっかり見て帰ってきたのでした(^^ゞ さて、今日のお茶。頂谷大方を淹れました。いや、正確に言うと”発掘”されました(^^;)このお茶、歴史的名茶ですが、日本ではあまり見ないお茶です。安徽省の歙(キュウ)県にある老竹山で作られている緑茶です。歙県とはマイナーな感じもしますが、かつて徽州の中心都市だったようで、歴史のある街です。ここに、老竹大方というお茶があります。清代には、名茶に指定されているお茶です。それの上級品が、頂谷大方と名乗るのだそうです。ちなみに大方は、このお茶をつくった和尚さんの名前からとっているのだそうです。・・・物語は深そうですが、あまり資料が無いので、このくらいで。初めて飲む緑茶ですので、花粉症ではありますが、ちと鑑定杯で力を見ましょう(初の試み)。まず、茶葉の外観から。茶葉の色はさすがに色が落ちてますね。脱酸素剤入れときゃ良かった(-_-;)形は”老龍井”とはよく言ったもので、龍井に似て扁平です。ただ違いは茶葉の産毛が残っているのです。表面が光滑ではないわけですね。大きさは、割と均一なのですが、少々クラッシュしています。3gの茶葉に150ccの熱湯を注ぎ、5分間待ちます。その時の水色はこんな感じ。鮮度が落ちている分なのか?、少し黄みがかっています(デジカメのホワイトバランスの関係で正確な再現が難しいです)。でも、透明感があってなかなかです。香りは、雑な感じは特になく、系統としては栗香(栗系の香り)ですね。持続力もあって、なかなか良いと思います(^^)肝心のお味ですが、澄んで爽やかな印象のお茶です。わずかに生っぽさがあるかなぁ。茶殻は、柔らかさもあり芽が含まれている茶葉がほとんどなのですが、ちょっと不均一ですね。老葉が入っていたりもします。殺青が少し足りなかったのか、根元が赤っぽい茶葉が見受けられます。全体的に見ると、鮮度も落ちているので、まあ、茶葉を客観的に評すると一級品ってとこでしょうか(特級ではないですね)。↑ここまで、理性で判断しました(この切り替えが大事なんです)↓ここから、感性で飲みますで、このお茶を普通にグラスで淹れてみますと。。。柔らかい口当たりで美味しい~なんというか、安徽省の緑茶特有の透明感のある口当たりの良さがあります。で、じわわわーんと、甘さが来るんですねぇ。新茶のうちだったら、もっと美味しかったんだろうなぁ...(ちょっと後悔)たくさんの銘茶がある中国緑茶。日本では販売されていない美味しいお茶が、まだまだ隠れていそうです(^^)今日のお茶:野生甜茶(ダッシュ)、頂谷大方(チャイニーズライフ中国茶通販)中国緑茶は面白い(^^)
2008.03.12
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雨続きで気温もなかなか上がらない関東地方。ということで、先日に引き続いて・・・ではないですが、同じ有記名茶のお茶を淹れました。奇種烏龍茶有記名茶オリジナルの看板茶です。聞き慣れない名前のお茶ですが、先日の文山包種茶。あのお茶を炭火焙煎したものです。同じお茶とは思えない茶葉の色ですね(^^;)元々、包種茶は武夷茶の製法をまねて、安渓で作られたものと言われています。確かに文山包種茶の外形を見ると、武夷岩茶のように長細い形ですね。その技術が安渓から移民と共に台湾へ渡り、軽発酵で花のような香りを出す改良が加えられ、現在に至っています。一方、本家であるはずの安渓では、包種茶と呼ばれる條型茶の系譜は無くなってしまいました。このへんが茶の世界の不思議なところです。#一説として、外形が一緒だと、武夷山の独特の土壌(岩)から生み出されるお茶と直接比較されてしまいます。同じ土俵で戦っては不利ということで、安渓側が丸まった現在の鉄観音の製法に特化したのではないか、と言われています。そんな歴史を持つ包種茶ですから、先祖返りという意味合いもあるのでしょうか。台湾の誇る清香型の文山包種茶に武夷岩茶伝統の炭火焙煎をして仕上げたのが、このお茶なのだそうです。#奇種という言葉は武夷岩茶の品種の呼称にもあるので、ややこしいのですが、このお茶自体は普通の文山包種茶がベースのようです。文山包種茶に焙煎をかけると、どう変化するのか。焙煎の効果を体感するには、とても面白いお茶だと思います(^^)まず、水色をご覧頂きましょう。文山包種茶は、薄いグリーンの茶水でしたが、焙煎を加えることによって、茶色っぽい茶水に変わっています。焙煎を加えると、まず茶水の色に変化があることが分かります。そして、香り。文山包種茶は春蘭の香りにも喩えられる、清らかな花系の香りですが、このお茶は、むしろ甘い香りが先行し、どこか蜂蜜に似た香りすら感じられます。焙煎によって香りのパターンも変わるんですね。これは本当に不思議です♪肝心の味。まず、口当たりが全く違います。文山包種茶の場合は、青さを含んだ清らかさですが、このお茶の場合は、刺激性がかなり少なくなっています。緑茶と焙じ茶の関係と同じで、青さが苦手な人でも飲みやすい口当たりになります。胃にも優しそうな気がします(^^)口の中に残る余韻も大分違います。岩茶などで感じる、熟した果物の香りに近い甘さが口の中に広がりますが、大きく違うのは、とてもサラッとしていること。茶葉の発酵度が低いせいでしょうね。発酵によって出てきた甘さではなく、焙煎によって強調された甘さなのですね。この甘さは、煎を重ねるごとに際だってきます。最初は、焙煎が強い分だけ、火の香りが勝っている印象なのですが、徐々にサラッとした甘さの印象が強くなっていきます。うーん、これはなかなか面白いお茶です(^^♪ただ、たまたまかもしれませんが、惜しむらくは文山と一緒で茶葉のクラッシュが多い点。包装が何とかなれば、もっと楽しめると思うのですが。#若干、雑味が出るのです。とはいえ、火が入っている分、温まる感じのするお茶です。ちょっと肌寒い夜に、じっくりと味わいたいお茶ですね(^^♪焙煎は面白い(^^)
2008.06.29
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愛媛県の東部。西日本最高峰の石鎚山のふもとにある西条市。県丹原庁舎のすぐ近くの田園地帯に、中国茶を楽しめる茶館があります。こちらの啖啖(だんだん)茶館さんは、ご自宅?の横に設けられた一軒家スタイルのお店です。店内は16席ほどと大きなお店ではありませんが、天井が吹き抜けで高いので広々とした空間に感じます。女性オーナーさんやお店の雰囲気から察するにアジア全般がお好きな方のようです。香港が特にお気に入りではないかと見ました。メニューを見てみますと、まずフードメニューは、とり粥と点心。点心は小籠包、エビ餃子、シュウマイといった内容です。その他、11時半からのランチメニューとして、タイ風グリーンカレー、キムチチゲ、ビビンパなど。アジアンな感じのお食事が揃っておりますね。それからお茶です。台湾茶、プーアル茶、紅茶、韓国伝統茶、フレーバーティーなど、かなり幅広い品揃えです。全部合わせると40種類以上はあるかと。コーヒーやジュースもあるので、お茶専門店だとちょっと人を誘いにくいかも、という方でもカフェ感覚で利用できそうですね。台湾茶は10種類程度。梨山、阿里山など産地別で揃えているほか、玉山翠玉など品種茶もありますし、鉄観音やジャスミンも。台湾の友人のオススメのお茶だとか。このほか、香港の友人のオススメということで、プーアル茶とジャスミン茶もありました。某茶荘のプーアル茶の包み紙がディスプレイされていたので、その辺のお茶ではないかと。中国茶各種は600円程度と、なかなかお手頃なお値段で提供されています。コーヒーと比べると高いように感じるかもしれませんが、中国茶は差し湯でゆっくりできますからね。午後の遅い時間に入ったのですが、食事のオーダーもOKとのことでしたので、とり粥と点心のセット(900円)+阿里山烏龍茶をお願いしました。セットだとお茶の値段は200円になるそうです。お得すぎます。まずはとり粥。お粥自体に鶏のダシがしっかりと染みわたっていて、かなり美味しいし、本格派ですね。さらに特筆すべきはザーサイとネギのみじん切りなどが添えられていて、これを入れるとさらに美味しくなります。現地の味っぽい感じがします。(←私は香港に行ったことが無いので、想像ですがw)こちらがセットの点心。しっかり蒸籠で蒸されております(^^)食後にお願いしていた阿里山烏龍茶。しっかりと工夫式の茶器で提供され、差し湯用の保温ポットが付いてきます。お茶は甘みのあるタイプで5,6煎はじっくり楽しめました。アジアンな食事と中国茶を本格的に楽しめるカフェということで、地方では貴重な存在ではないかと思います。お粥は結構オススメです!啖啖茶館(だんだんちゃかん)住所:愛媛県西条市丹原町池田1626-3電話:0898-68-0686営業:10:00~16:30定休:日曜、祝祭日http://tabelog.com/ehime/A3802/A380202/38006901/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村ゆっくりできます(^^)
2014.12.01
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3日目。当初は、九【イ分】に行こうと思っていましたが、上園の林さんに紹介してもらった茶器屋さん・典蔵陶藝行に行ってみます。場所は保安街というところ。台北の西側の方です。地図を見てみると、重慶北路の近くで、昔のお茶問屋街の近くです。この辺、昔ながらの街ですが、目の前にはカルフールが出来ています。 無粋だ・・・さすが外資。。。さて、お店はこのカルフールの真向かい。目の前のカルフールとは対照的に、普通の商店街の中の1軒のお店です。奥行きはあるものの、そんなに広いお店ではありません。さて、お店に・・・と思ったものの鍵がかかってる。。。(-_-)どうやら、お留守のようです。それならば、先に、近所の林華泰茶行に行ってみましょう。林華泰茶行。150年の歴史を持つ老舗です。#詳しくは、ここを読んでみてください。・・・とても、平たく言うと、ここのお店の台湾の本家です(^^ゞ#本店は別にあるのです(そちらも翌日に行った)。この2店舗の関係を今度レクチャーしてもらわなきゃ・・・ここのお店は、基本的には卸。しかし、一般の人も(観光客でも)購入できます。でも、卸なので、試飲は出来ません。ここのお店は、茶葉がごっそり入った、胸の高さぐらいのドラム缶がずらりと並んでいて、それぞれの缶のふたに「凍頂烏龍茶 600」「香片 120」のように、文字がペンキで書かれています。これ、1斤(600g)の値段なのですが、相場を知っていると、とにかく安い!凍頂烏龍茶ちょうだい、と言ってみたら、凍頂のドラム缶のところに案内されます。普通の凍頂は600元と1000元のがあるそう。高山茶もあるよ、ということで、奥の部屋に案内されます。なるほど、少し高級(1000元以上?)な茶葉はこっちの小部屋にあるんですね。で、1000元の凍頂烏龍茶を見せてもらいます。茶葉だけを見て、鑑定できるほどの目は、まだ無いので、何とも言えませんが(苦笑)ふと横に目をやると、隣に高山茶が1600元との表示が。あ:これ、どこのお茶?梅山?(←経験上、安いのは大体、梅山)お兄さん:杉林渓。2400元のは阿里山。梨山もあるよ。えーーーー、杉林渓が1斤1600元??普通の茶荘なら、凍頂(上等なもの)の価格ですね・・・日本人観光客向けの土産物屋なら、半斤しか買えませんね(しかもベトナム産だったりして)。私、高山茶で一番好きなのは、梨山周辺ですが、その次は杉林渓なのです。#阿里山はハズレを掴むことがあまりに多いので、あまり好きじゃない。うーん、普段飲みな感じのお茶だとは思いますが、この値段は安い。林華泰茶行、恐るべし(^_^;)当然、1斤お買い上げ~(^^♪・・・でも、このぐらいにしておかないと、他のお茶が買えなくなっちゃうのね(今日は茶葉買い倒れの日だし)。とりあえず、このお茶を飲んで、老舗の力をまずは見てみましょう。林華泰茶行は、・試飲出来ない・包装はただのビニール袋(長期保存には向かない。すぐ缶に移す)で小分けも無理・100gだけ購入とかが出来ない(150gや300gなら大丈夫みたいですが)など制約条件は、かなりありますが、安く普段飲みのお茶を買うのには、とても良いお店なのではないかと。#あとは、飲んで味がどうかですね~さて、お買い物をして、もう一度、典蔵陶藝行にやってきました。まだ、開いてないのかなぁ、と見ていると、近所のおじさんがやってきて、鍵を開けてくれました。よく頼まれているみたいで、上園の林さんの紹介なんですーというと、連絡を携帯で取ってくれ、呼び戻してもらいました。到着するまでの間、あまり広いお店では無いですが、店内を物色します。お店の中は、所狭しと茶器が並び、結構雑然としています。主力商品は、茶器セットみたいです(HP参照)。磁器の急須・茶盤に茶海、飲杯がついているもの。かなりの大きさの豪華セットもありますし、シンプルに磁器茶壷と茶海と飲杯2個のような組み合わせのものもあります。別の棚には、蓋碗、飲杯・聞香杯、陶器の茶壷、茶托やお盆、煮水器などなど、様々なものが並んでいます。うーん、確かに品揃えは豊富だ。ただ、茶器セットのセンスは、金の龍が彫ってあったり、金粉ギラギラなやつも多くて、ちょっと私の趣味には合わなさそう。シンプルな白磁のものがあって、これは好印象。でも形が、あんまり気に入らなかったり・・・飲杯も、デザインがなぁ・・・(^_^;)あ、でも、この蓋碗は良さそう。値段によるけど。。。しかし、この店、一切値段が付いてない・・・(^_^;)お店の人の到着を待つしかないようだ。と、20分ほど、店内を物色していたら、ようやくバイクの音がして、戻ってきた。お店の方は、女性。50代ぐらいか?そのとき、ちょうど電話が。上園の林さんからだった。日本人を一人紹介したから、宜しく頼む、という電話だったらしい。日本語が話せる、ということでしたが、今、市民大学みたいなところで、一生懸命勉強中なのだそうです。単語を並べるような感じなので、これなら、私の北京語の能力と大差ない(苦笑)・・・ということで、北京語で会話してみました。人懐っこいという形容詞がぴったりのとてもいい人。台湾によくいるタイプのおばさま。建展陶芸の商品を、ここのお店から台北市内の茶荘に卸しているらしく、ホームページによれば、建展陶芸の台北出張所みたいなものらしい。取引先には、日本の会社、特にインターネットショップも多いらしく、その関係で、日本語を勉強し始めたのだそうだ。お店のおばさん:あなたは、日本のどこから来たの?あ:千葉県。店:千葉県なら、ここと取引があるわよと、取引先台帳を見せてもらった。あ:あー、知ってる、知ってる。ここからお茶買ってる(今は、移転してるけどね)。店:(嬉しかったらしい)じゃあ、ここは?今度、小籠包売り出すんでしょ?あ:知ってる知ってる。たくさん買ってる(ええ、そこのお店のヘビーユーザーですから・・・・)店:小籠包は美味しい?あ:小籠包は注文したことない・・・店:じゃあ、ここは知ってる?京都。あ:買ったことはないけど知ってる(紅茶屋さんね。上園の林さんからも聞いてる)。・・・とまあ、どこかで見たことのあるお茶屋さんが、結構な数ありました。どーりで、ここのお店においてある茶器に見覚えがあるわけだ。。。今、建展陶芸は大陸に進出していて、そちらの方がすごく調子が良いらしい。大陸のあちこちに工場を作っているそうだ。台湾の方は、鶯歌に工場があるけれども、今は、中国で生産して、それを入れたほうが安くて品質の良いものが入ってくる、という話もしていた。確かに、中国生産モノの方が、デザインも良くて安いような・・・・・・ああ、こうして、台湾の経済は空洞化が進み、中国に吸収されかねない状態になるんだなぁ。。。(-_-)さて、肝心のお買い物。先ほどの、蓋碗はなんと1個200元ということで、即購入。それから、鑑定杯。世界標準のデザインです(紅茶にも使える)。これが、1組120元という超破格プライス。思わず3セット購入。これで我が家では5つのお茶の聞茶が可能です(爆)しかも、こんなに丁寧にパッキングをしてくれた。実にありがたい。茶器は今ひとつ、好みに合わなかったけれども、茶托セットを購入。 これでおもてなしは出来る?かな。昨日、大分買っているので、それほど多くの買い物はしなかったけれども、茶器セットの値段を聞く限りは、ホントに安い。確かにこれなら、鶯歌に行かなくても十分かも。鶯歌まで行く時間がなく、ちょっと茶器を揃えたいときは、ここに行くのも手。とてもいい人ですし、日本語勉強中だそうなので、是非行って、日本語を教えてあげてくださーい(^^♪さて、今日はお茶屋を回りまくります。次回は、冶堂です♪林華泰茶行重慶北路二段193號営業時間 7:30-21:00 (日本語ができる方もいるみたいです)典蔵陶藝行台北市保安街3之2号http://www.home.ttnet.net/(日本語勉強中です)
2007.01.12
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意翔村茶業を出た後、テクテクと信義路を歩いて、MRT大安駅まで。ここで訪問したお店が、 茗心坊です。ここのお店、ガイドブックにも載っていたりしますが、かなりのこだわりのお店です。詳しいことは、台北ナビあたりを参考にしていただきたいのですが、元・エンジニアの人がお茶屋をやっているという珍しいお店です。そして、ここのお店の売りは、ズバリ焙煎技術最近、焙煎に大変関心のある私にとっては、これは行かなきゃいけないお店です♪さて、お店に入ってみると、どうぞどうぞと、オーナーさんに入り口付近の試飲台に座らされます。奥の方は、テーブル席が何席かあって、茶館としても機能しています。帰りがけに、「うちはプーアル茶ゼリーが美味しいのだ」とオーナーさんも自慢してました(最初に言って欲しかった…)さて試飲台には、1人先客がいらっしゃいました。証券か銀行系の40歳前後のエリートサラリーマンといった容貌の方(お会いしたことはないのですが、写真で拝見する限り、ちょうどAllAboutの平田さんのようなイメージの人だ)。この方が、お茶を大人買いしていたのですが、その買いっぷりが素晴らしい。高級茶葉(ここのは美味いけど高い!)を次から次へとお買い上げ。これはどんなお茶?そうなの?じゃあ、これも頂戴。え、これはそういうお茶なの?じゃ、これも。という感じであり、見ていて清々しいぐらいの買いっぷり(1万元ちょっと払ってた)。飲み方も実に堂に入った感じで、この人は間違いなくお茶好きだ。…いや、羨ましい。。。ああいう買い方を一度してみたい(笑)さて、その方の興味の矛先が、日本からやってきた観光客・あるきちへ向けられた。客:日本人はどういうお茶が好きなの?清香?濃香?あ:(んー、なんと表現すりゃいいのだ?)私は清香系のに焙煎がかかったのが好きですねオーナー:日本人はあんまり生茶は好きじゃないねー。客:そうなんだ。といきなり、お茶談義に巻き込まれる。…これがいけなかった、と思う(反省)ここからオーナーさんの國語でのマシンガントーク炸裂。おとなしそうな人なんですが、しゃべり始めると早口早口。あんまり早い&お茶の専門用語(というより味や香りの表現方法)満点で、話の3割も分からない(苦笑)しかし、ポイントは分かったりするので、「ああ、なるほど。○○ね」みたいに、合いの手を入れてみたりすると、「こいつは話についてきてる」と思われたのか、さらに話すスピードが上がってきた。もう、テープレコーダーの早回し状態。。。なにしゃべってるか、もう訳わかりません…(涙)教訓:知ったかぶり・分かったふりはやめましょう最初に、この先客の方が飲んでいた、小梨山というお茶を飲ませてくれます。梨山の周辺の茶区で採れたお茶(だから、小梨山なんですね)をここ独自の焙煎方法で焙煎したものだとのこと。香りは、とても華やか。焙煎の所為か、味わいがすっきりと透明感がある。奥深さはないけれども、美味い。オ:で、うちの店はどこで知ったの?あ:ネット上で、茗心茶皇(注・梨山茶を焙煎したお茶。1斤6400元と、お高い)っていうお茶が美味しいと聞いて来ました。というと、オーナーさん、ちょっと表情が曇る。オ:茗心茶皇を買いに来たの?茗心茶皇は、もうないんだよ。大陸(注:台湾で中国=中華人民共和国のことを言うときは、「大陸」という表現をよく使います)のお客さんが全部買って行っちゃった。また作ればあるんだけど。あ:(えーーー)大陸って、上海人?(←あるきちの推理)オ:そうそう、上海人。20年前の台湾人みたいだね。良い物は、いくらお金を出しても手に入れようとする。うーん、緑茶文化圏でも、台湾の高山茶、特にここの店のお茶のようなスッキリしたお茶は受けるんだろうなぁ。今、台湾で話題になっているのが、中国からの旅行者の受け入れ(今は特別の許可がないと、台湾には入国できない。台湾人が大陸に行くのはOKなんですけどね)。これが進んでいくと、上質の台湾茶に出会った中国人が買い占めていく恐れがある。基本的に台湾に旅行に来るような人たちは、スーパー金持ちですからね。こりゃ、来年以降、台湾茶、特に高山茶の相場は間違いなく騰がりますね(品質は関係なく。需要と供給の関係だけで)。そして、緑茶文化圏の大陸の人(端的に言うと、上海近郊の金持ち)の嗜好に合ったお茶が増えるんだろうなぁ…彼らはブランド好きですから、大禹嶺・福寿山・梨山・阿里山なんて名前が付いていたら、暴騰確実です。中国経済のバブルが弾けるまで、これは続きそうです。弱ったな…オ:でもね、4両(150g)だけ自分用に残していたから、それを特別に売ってあげるよ。ごめんね、それだけしか渡せなくて。あ:おー、謝謝(^^♪ ←高いから、そんなにたくさん買えないって(苦笑)オ:茗心茶皇の上の大禹嶺ベースのお茶もあるから、これ飲んでみて。これは1斤8000元ぬぬぬ、1斤8000元ですか。。。600g3万円ですから、100g5000円ですね。高っ!!(@_@;)でも、実は日本国内では、ザラにある価格(50gで2500円ですからね)ですが、現地ではえらく高く感じます。不思議なものです(…というよりも、日本で普通は600gもお茶買いませんからね) ↑この文字はオーナーさんが自分で書くのだそうだ。そして飲んでみます。…絶句もう、聞香杯の香りからして、香りは段違い。小梨山なんてすっ飛ぶほどの香りの高さ。そして、味わいはとにかく透明感がある。しかし、のどに落ちてからの余韻が長い。飲み干した後も、香りがずーっと、のどの奥に残っている。飲み進めていくと、段々、言葉少なくなっていきます。いや、これマジで美味しい。ヤバいです。…断言しますが、最初にこれを飲んだら絶対不幸になりますね。美味しいの水準を高いところに持って行き過ぎる。下のグレードから試すのが吉です。しかし、こういう店を観光ガイドブックに載せるかぁ?間違えて、茗心茶皇から飲んじゃったらどう責任取る?(笑)←でも本音そして、お茶の説明と試飲は止まりません。オーナーさん、飲ませる飲ませる。何煎やっても味が落ちないよー、と大禹嶺ベースのを8煎ぐらい飲まされた。うへー、お腹タプタプ(←ここ、茶荘のハシゴ3軒目です)オ:今、このお茶の聞香杯の香りは、そんなに立ってないでしょ?でも、30分後ね。もう一度、ワッと香りが来るから。あ:へー(ホントかね?)次に、東方美人も美味しいよ~ということで、東方美人を飲んでみます。あ:これはどこの?オ:北埔の。北埔というと、台北と台中の間の新竹市から、ちょっと山に入ったあたりですね。ということは、多分、品種は青心大有でしょう。青心大有で作った東方美人は大したことないんじゃないの、というのが今までの東方美人の印象。ところが…な、、、、なに、この香りの高さと甘さは???茶水がとろんとしていて、甘いのです。これも、焙煎技術??と、驚いて150g(=4分の1斤)だけ購入(笑)でも、これまた高い。1斤6000元ですって! …うーん、茗心茶皇を買いに来たって言ったのがまずかったか?(^_^;)高級茶葉しか出てきません。プーアル茶も?と言われましたが、私、プーアル茶には、「まだ手を出してはいけない」 ←ハマると大変なことになるのが分かっているのでと自主規制をひいているので、止めておきました(^^ゞ#だから、このブログにはプーアル茶がほとんど登場しないんですね~さて、例の大禹嶺の聞香杯の香りです。30分後。。。うわっ、ホントに香りが戻ってきてる…一体どうなってるの??…何だか、今までの常識が壊れていくお店・茗心坊でした。ちなみに、このお店、独自商品として、茶浴というのがあります。文字通り、お茶の入浴剤でして、効くらしいのです。まだ試していないのですが、サンプルでもらいました(^_^)v あとでレポートしてみます。とりあえず、ハイエンドなお茶を少し飲んでみたい方は、是非是非、行ってみてください。もちろん、高級茶葉だけじゃなくて、買いやすい凍頂烏龍茶ベースのお茶もあるので、ご安心ください。私の飲まされたお茶が変なだけです(笑)ちなみに、オーナーさんは、簡単な日本語は話せます。茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号TEL:(02)2700-8676営業時間:11:30~21:30休業:日曜日MRT木柵線・大安駅から徒歩2分この後、紫藤廬で夕御飯を食べます。ここはあまりに有名で私が解説するまでもないので、簡単に紹介するだけで終わりにしましょう(笑)昔の日本建築を生かした雰囲気のあるお店。床がギシギシ鳴るのもまた一つの味。お料理は、ビーフシチュー&五穀米のコラボ。ある意味凄い組み合わせです(^_^;)お茶は、凍頂烏龍を選択。少し懐かしい味わいのお茶でした(^^♪…しかし、茗心坊でお茶をがぶ飲みしたので、あまりゆっくりする気になりませんでした(涙)紫藤廬住所:台北市新生南路三段16巷1号TEL:(02)2363-7375営業時間:10:00~23:30私は、MRT科技大楼駅から歩きましたが…タクシーを薦めます。それでも、茶荘巡り魂に燃える、あるきち。この後、新純香さんへ行きます。ここ、とにかく親切なんです。とりあえず、私は初めて台湾でお茶を買う人には、ここを強烈にプッシュしておきます。どう親切なのかは、また次回♪
2007.01.21
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ようやく仕事が一段落した、あるきちです。今回の仕事関連では、徹夜が頻発してさすがに大変でした。しばらく、同じ仕事はやりたくないです(^_^;)さて、今日のお茶は、華泰さんからセットで送ってもらった、丹桂。岩茶の新種です。中国語で、丹桂といえば、きんもくせいのこと。#Wikipedia参照・・・となれば、肉桂あたりに繋がる、香り重視な岩茶のようです。茶葉はこんな感じ。茶壷の扱い修行中の私。迷わず、茶壷(岩茶用には倣古壷を使用)で淹れてみます。茶水はこんな感じ。茶杯はなぜか岩茶のときには、少し大きめで底が浅い青磁のこの茶杯の方が美味しく飲める気がするので、これを愛用してます。さて、肝心のお味ですが・・・1煎目はちょっと長く置きすぎたらしく、香りは確かに立つのだけれども、味のバランスが悪くちょっと失敗(-_-;)ところが、2煎目から、少し気持ち軽めに淹れたところ、このお茶の持ち味が生きてきた♪あっさりした味わいながら、甘い香りが口の中に広がります。肉桂好きな人なら、多分気にいると思います。お値段もリーズナブルですし、普段飲みにいいかもしれません。そして、ひょっとしたら、蓋碗で淹れたほうが、香りの特徴が出て、より美味しいかも。次回試してみますです(^^♪・・・しかし、岩茶。全般的に美味しいのは良いのですが、味はどう表現したら良いのやら。。。(-_-)味の基準をどのお茶にするか、早く決めないといけないなぁ。。。#お茶酔い上等 岩茶編をやる必要があるかも。↑私の買ったセットはこれ。今日のお茶:丹桂岩茶(華泰茶荘)
2006.12.06
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あみプレミアムアウトレットのある、茨城県阿見町。隣の土浦市との境界付近に、中国茶のお店があります。中国茗茶園さんです。外観は、中国物産店風のベタな感じです。お店の中は、お茶の缶が堆く積まれ、割と雑然としています。台湾の高山茶をはじめ、ジャスミン茶、プーアル茶などもあるほか、茶器も色々と。茶器はうっすらホコリが積もっている感じもあり、「うーん、ここ大丈夫かしら」と最初は思いました。お店には、ちょっと仙人がかった感じの男性のオーナーさんとおぼしき方が。「中国茶のお店があるって聞いてきたんですけどー」と話しかけます。「どんなお茶が良いですか」と聞かれたので、得意分野を聞き出そうとしたのですが、どうも、店頭にあるお茶は全て産地に行って買い付けているとのことで、どれも強そうな感じです。なによりも、二言三言、話をしただけでも、お茶について語っている内容がかなり深く、これは相当の実力者とお見受けしました。本で読んだような表面的な知識では無いし、産地の1軒の茶農家さんの話に左右されている感じでも無く、かなり情報収集を積まれた感じが伝わってくるんですよね。前言撤回。ここ、相当ディープなお店であることが分かりました。ディープすぎて在庫が多くなりすぎ、片付かない系の店なんだと察しました(この手のお店は、意外と多いです)。うーむ、そうなると、これは何を買ったら良いだろうか・・・と、棚をグルグル見ていると、あるプーアル茶餅が目に止まりました。え、冰島?中国ではここのところ、著名産地の古樹プーアル茶が恐ろしい値上がりを見せているのですが、冰島といえば、老班章あたりと並ぶ著名産地で、今では物凄く高いヤツです。これは保護せねば・・・ということで、1枚購入。また、こちらのお店では、基本的に10gから販売して下さるそうなので、すぐ飲めるよう崩してあるヤツも10g頂くことにしました。少量から色々試せるので、これはいいですね(^^)すると、オーナーさん、「ふだんプーアル茶はどうやって飲んでます?現地風?」と聞いてきました。普通に蓋碗で淹れてますが・・・と答えると、「現地流の淹れ方で飲ませましょう」とのことで、800年古茶樹なるプーアル茶を1つかみ取って、奥の試飲台の方へ。ガスコンロに素焼きの器を載せて、火をかけ始めました。向こうの煮出すやり方で飲ませてくれたのです。このお茶が、実に身体の芯に響くお茶で、喉元での戻りの香りと甘さは特筆もの。数煎飲ませていただいたのですが、店を出た後も、30分以上はずっと余韻がたなびいて残っていたくらいです。うーむ、ここのお店はやっぱり凄かった!オーナーさんは、豊富な知識と経験を持ち合わせていますが、「良いお茶をこうして普通に飲んでれば良いんですよ」と決して蘊蓄を押し売りしたりするようなタイプの方ではありません。最近は、雲南から持ってきた古茶樹の種を育てているそうで、これを増やして、地元産のプーアル茶を作るのが夢、とおっしゃっていました。お茶仙人みたいな方だと思います。お店は決してアクセスが良いとは言えないですし、お茶の買いつけでの長期休業があったり、何しろ営業時間が1日2時間と限られています。Webサイトに書いてある通りの「幻の茶荘」のようなお店ですが、ディープな世界を覗いてみたい方は、是非行ってみると良いのではないかと思います。中国茗茶園住所:茨城県稲敷郡阿見町阿見619-1 電話:029-887-3411営業:13:00-15:00定休:不定休http://www.meichaen.jp/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村ディープなお店です
2014.05.22
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紫藤廬で食事を済ませた後、タクシーを捕まえます。向かった先は新純香茶業さん。ここまで、マニアックな茶荘のご紹介が続いているので、皆さんおそらく引き気味だと思います(^^ゞ#普通は、こんな世界を知る必要はありませんよーしかしッ!ネットでも結構紹介されてますが、ここ新純香さんは、・初めて台湾に行く人にも・本格的な中国茶・台湾茶が初めての人にもとっても優しいお店なのです(^^♪お茶のラインナップは、本当に初級からお茶通も唸るような美味しいお茶まで取り揃えており、幅広い。そして、安くても着香をしたり、ベトナム産なのに台湾産だと売ったりすることの無い、本当に正直なお店です。コレ、とっても重要。よく、台湾の観光客向け茶荘で見かける光景ですが・・・観光客:「わー、バニラの香りがスゴーイ」茶荘店主:「これが金萱茶ね。自然の香り」あるきちのつぶやき:「これは明らかに着香してますなぁ・・・(@_@;)」観光客:「わー、味が濃い」茶荘店主:「高山茶は味が濃いのが特徴ね」あるきちのつぶやき:「これはお茶パウダー添加ですなぁ・・・(-_-;)」茶荘店主:「これは凍頂烏龍。これは梨山の春茶。普通は、高いお茶。でも、うちはお買い得ね」あるきちのつぶやき:「この凍頂は台湾産ではないですなぁ・・・(-_-;) この梨山も、夏茶でしょ?こんな香り弱いわけないもの。。。」#そう思っても、お店の主人のメンツを潰すわけにはいかないので、教えてあげられません・・・・・・というようなコトは、このお店に限っては無いと思います(その分、価格はしっかりしてますがね)。個人的に、初めての台湾茶経験の時に、着香や添加物で作られたような味のお茶を飲んでいただきたくないのです。ここのお店は、本来のお茶の美味しさを、きちんと教えてくれます。実に貴重なお店です。#上園や意翔村も、その点ではすばらしいお店ですが、品揃えや買いやすさ、接客などを考えると、最初はオススメしにくいんですよ。上園は日本語ペラペラだけど、個性強すぎるし(苦笑)しかも、試飲はいくらでもOK(もちろん、お店なんですから、買うこと前提で試飲するのですよ。でも、好みに合わなければ買わなければ良いのです)。「いくらでも試飲OKといわれても、お茶だけだとそんなに飲めないしねぇ・・・」という向きの方にも、なんと、ここは自分のところオリジナルのお茶請けまで出てきます。コレが美味いんですよ(^^♪パイナップルケーキや、ハスの実、エリンギチップスなど、かなりのレアモノで、かつ日本人にバカ受けのお茶請けを用意して、歓待してくれます。…実は私が、台湾でなかなか茶藝館に行かなかったのは、このお店で試飲するだけで十分満足しちゃうからだったんですね(^^ゞそして、何より、心強いコトをお教えしましょう。それは・・・日本語がほぼ完璧に通じる(^^♪というわけで、「とりあえず、初めて台湾に行ったら最初はここへ行っとけ!」的なお店です♪前置きがすっかり長くなりました。早速お店のご紹介をしましょう♪「お茶ってどう選べばいいのぉ?」という方向けに、買い方ガイド付きです♪MRTでの最寄り駅は淡水線の中山駅になります。駅を出て、テクテクと東へ歩き、中山北路の地下道をくぐります。で、テクテク南京東路をあるき、1つ目の路地で右へ曲がり、3つ目の路地ぐらいにセブンイレブンがあるので、その角を左に曲がるとお店があります。#詳しいことは、台北ナビでご覧ください。ここが優秀なのは、店までの写真も出ていることですね。このあたりは、近くにパイナップルケーキの名店・李製餅家や免税店もありますが、いわゆる繁華街でありますので、あまり夜遅くに女性だけで歩くことはオススメしません。が、このお店は夕方~夜の方が、オーナーさん親子が出ているので、できればオーナーさんがいる時間帯に行っていただきたいお店です。夜遅くなると、特に人も少なくなっていろいろなお話が聞けるのでオススメなのです。ここのお店でお買い物をする上でも、いくつか知っておくと良いコツがありますので、ちょっとその辺をヒトバシラー・あるきちがご紹介しましょう(^^♪ポイント1:時間を少し長めに取って行きましょう試飲をして、お買い物を楽しむ場合は、1時間~2時間ぐらい取ると、かなり楽しいです。もちろん手早く買うことも出来ます。その際は、以下のポイントを見て、欲しいお茶のイメージをつけておくと、スムーズに進めます。さて、時間をばっちり確保して、入店してみましょう。すると、お茶試飲されますか~と聞かれます。迷わずお願いしちゃってください。あ、ちなみにここのお店、店員さんは女性ばかりです。女性らしい細やかな心配りの店ですから、どうぞ安心してお買い物してください♪#どういう心配りかは後述。席に着くと、ここのお店、最初に価格表(100g単位と1斤・600g単位が書いてある)を見せてくれます。で、「どんなお茶が飲みたい?いくらのお茶にする?」と聞かれます。「いきなり、いくらにするって言われても…」そうだと思います。私もそう思います。しかし、ひるまずに用途を言ってみてください。ポイント2:用途を言うお土産用にするお茶なのか、自分で飲むお茶なのか。普段飲みのお茶か、少し贅沢なお茶か、はたまたとっておきの秘蔵茶にするのか。そして、種類ですが、烏龍茶(凍頂&高山)、文山包種茶、木柵鉄観音、ジャスミン茶、東方美人、緑茶、紅茶etc...という台湾茶の他、中国大陸のお茶も少量ですが扱っています。プーアル茶はかなり品揃えの幅も厚い(なんでも娘さんが去年雲南省まで行ってお茶を仕入れてきたそうだ)のですが、面白いところだと、広東省のお茶である、鳳凰単叢なども販売しています。このお茶は、マスカットの香りとか、桃の香りとか、そういう果物系の香りに例えられるお茶です。飲んだことない方はきっとビックリされると思います。#私、大陸のお茶で一番、インパクトがあるのはこのお茶だと思ってます。あるきち的に、このお店でお勧めの買い方をご紹介しましょう。まず、最初に烏龍茶(お土産用)を買います。お土産用途なら、100g160元(600円)あたりのお茶で十分美味しいです。大体、この価格の烏龍茶だと、機械摘みの四季春ですが、香りが高く、アッサリとしていて美味いのです♪#実はこのお茶は、あるきちの定番茶。もしくは、この少し上の金額になると、凍頂烏龍茶が出てきます。ブランド好きな方には、こちらをオススメします。まずは、その辺を試飲してみてください。ポイント3:最初は安いお茶から試飲するお茶の味わいと香りの違いが、はっきり分かります。ここのお店、余程混んでいる時でなければ、50g単位のパッキングにも対応してくれます。お土産にはジャストサイズです。ひとしきり飲んだら、次は高山茶でも飲んでみましょうか。「折角だから、美味しいのを」となると、大体400元以上が手摘みの高山茶なので、その辺を選ぶと良いでしょう。金萱茶がお好きなら、高山茶でも少しリーズナブルです。320元位のがそれに該当します。金萱茶は、ミルキーな香りという表現が先行していますが、実際に飲んでみると、少し香ばしさを感じるようなライトな口当たりのお茶で、飲みやすいと感じられると思います。ポイント4:新品種のお茶は比較的お手頃青心烏龍(せいしんうーろん) > 金萱(きんせん) > 四季春(しきはる) という感じで値段が違います。誤解を恐れずに言えば、味の深みがあるほど高級なのですが、飲み慣れないうちは新品種の方が美味しかったりします。軽快、サッパリが好きなのであれば、金萱や四季春はお手頃で良いと思います。あとは、ブランド茶が欲しいという場合であれば、阿里山とか梨山とか、お好きなものを。梨山の一番良いのはシーズンにもよりますが、大体、1000元を少し越えてきます。100g4000円弱ですから、結構良いお値段です。でも、日本で買ったら…この値段でも、25gがせいぜい買えるぐらいだと思います。。。50g単位でも売ってくれますので、気に入ったら交渉してみてください。ちなみに、高山烏龍茶を飲んでいて、「うーん、なんか生っぽい(青っぽい)ぞ」(-_-;)と感じることがあるかもしれません。そういう時は、「少し焙煎したのあります?」と聞いてみましょう。焙煎をすると、一般的に味の深さは少し減るのですが、その分、口当たりが良く飲みやすくなります。ポイント5:生っぽいお茶が苦手なときは、少し焙煎したお茶を頼んでみるさて、高山茶のお気に入りが見つかったら…折角の機会です。いろんなお茶を試飲してみましょう!気になるお茶を、予算を言った上で、試飲してみましょう。東方美人は紅茶ふうで、グレードの高いものは、恐ろしく香りが高くて美味いです。蜂蜜の味がする?と思われるかもしれません。サッパリとした香りの良いものがお好きなら、文山包種茶。日本の緑茶が好きな方にも好まれる味わいです。鉄観音はツウ好みの味ですが、ほうじ茶がお好きなら気に入るかも。プーアル茶も置いてますので、プーアル茶に挑戦するのも良いですよ。…で、しこたま、お茶を飲んで、買うお茶を決めたら、注文してください。値引きはありませんが、たくさん買うとオマケがもらえたりします。今回、私も金萱のティーバックをもらってみたり、 梨山の焙煎茶を買ったら、これはとっても良い茶葉なので、細かくなったところももったいないから、ティーバックにしてあげますよ。ホテルで飲んでくださいねと、お茶の粉になった部分を詰めてもらって、超高級ティーバックの出来上がり。 …ここまでやってくれるお茶屋さんはそういませんよヽ(^o^)丿お茶を買ったら、茶器やお茶請けを見てみましょう。#でも、正直、茶器はあまりお手頃価格じゃないです。。。お茶請けは、美味しいものがたくさんあるので、是非。オススメはエリンギチップスでしょうか。…ということで、ベタ褒めしてますが、とにかくオススメのお茶屋さんです。台北に行ったら是非寄ってみてくださーい(^^♪新純香茶業住所:台北市中山北路一段105巷13-1号電話:(02)2543-2932営業:10:00~23:00
2007.02.05
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今年も明けた!と思ったら、あっという間に半月が過ぎてました。1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、月日の速さを実感している、あるきちです。さて、新年といえば、なにがしかの抱負を持つことが多いものです。そこを狙ってなのか、年始から某通信教育のテレビコマーシャルが大量に流れてました。マーケティング的には、かなり上手いなぁと思います。#一番上手いと思うのは、海外からの帰国便の搭乗券に印刷されてる語学教室の広告ですね。あれは反則(^^;)でも、正月休みが明けて日々の日常に戻ってみると、あれやこれやで忙しくああ、すっかり時間が流れてしまった...orzとなるのが人の常。新年から何かやろうと思ったら、年内のうちに決めとかないと、なかなか動けないんですよねぇ。。。しかしッ!中国や台湾絡みのお勉強の場合は、大丈夫です旧正月から始めるという”口実”が十分成り立つのです(笑)幸いなことに、今年の旧正月は2月14日。まだ1ヶ月近い時間があります。・・・というわけで、多少強引な前振りですが、今回は中国茶の資格について少し考えてみたいと思います。#「去年の年末にネタを出し損ねたな」とか考えないでください(←図星)実はこの記事、前から書きたかったのです。ちょっと調べてみた方は分かると思うのですが、いろんな団体が資格を発行していて、訳が分からない状態なんですね。せっかく勉強しようと思ってるのに、その入り口の段階がよく分からない。そういう分かりにくさが、中国茶を純粋に知りたい人を弾き飛ばしていると常々感じていました。また、色々見ていると、中には「なにやら怪しげ・・・」「これ、実態があるのか?」と思うものもあります。当ブログの読者の方が、そんなところに間違って関わってしまっては困りますし、申し訳ない。そんなわけで、私の”ヒトバシラー魂”に火がついたわけですw・・・あ、反省も含め、エコひいきなしで容赦なく斬りますから( ̄ー ̄)ご興味のある方は、ぜひお読みくださいませ♪#例のごとく、長いですが。。。<資格の種類>さて、まずは中国茶の資格の種類を整理してみましょう。中国茶の資格は、数多くありますが、整理すると以下の3タイプになります。1.中華人民共和国の国家資格(茶芸師、評茶員、茶葉加工工)2.日本国内の民間資格(○○インストラクター、○○アドバイザー 等)3.台湾の民間資格(陸羽茶芸のライセンス 等)それぞれ解説していきます。<中国の国家資格>はじめに、中国の国家資格についてです。日本のものではないといえ、”国家資格”という響きがいいですね(^^)中国のお茶関連の国家資格は3つあります。茶芸師 → 茶館の従業員としての能力を認定する評茶員 → 茶葉の流通に必要な鑑定能力を認定する茶葉加工工 → 製茶に必要な技術を認定する3つとも中華人民共和国政府の労働和社会保障部(日本でいえば、厚生労働省)が認定しているもので、それぞれ国家資格一級から五級までの水準が定められています。一覧にすると、下記の通りとなります。<国家資格五級> 初級茶芸師 初級評茶員 初級茶葉加工工<国家資格四級> 中級茶芸師 中級評茶員 中級茶葉加工工<国家資格三級> 高級茶芸師 高級評茶員 高級茶葉加工工<国家資格二級> 茶芸技師 評茶師 茶葉加工技師<国家資格一級> 高級茶芸技師 高級評茶師 高級茶葉加工技師これらの資格の位置づけは、働く人のための”労働資格”であり、労働者にとって、自分がどのくらいの技量があるのかを国家が認定するものです。中国国内では、この労働資格を保有している人を雇用するよう義務づけているケースがあります。たとえば、茶館には、茶芸師の資格を持った人を置かなければならない貿易会社や茶葉の工場では、評茶員の資格を持った人を置かなければならないなどの決まりがあります。ですので、現地の人たちは、茶館の職を得るためやマネージャーに昇進するために、という実務的な目的で資格を取っています。日本で言えば、”ガソリンスタンドに必要な危険物取扱者”のような位置づけの資格だと思うと分かりやすいかもしれません。・・・うーん、ステイタス感はないですね(^^;)もちろん、適用範囲は中国国内限定。なので、日本では、ちょっと自慢するぐらいしか役に立ちません(苦笑)<中国の国家資格を取る意味>さあ、ここまで書いてくると、「そんな資格を日本人が取る意味ってあるの??」と感じるのではないかと思います。・・・ええ、私も大いに疑問だと思いますね(^^;)ただの資格コレクターや箔をつけたい程度の方であれば、取得する意味はあんまり無いと思います。現地に行くとなると、参加費用も高いですし、1週間ぐらい丸々拘束されます。そこまでして取る価値のある資格だとは思いません。何しろ、日本では何の意味もない資格ですので。しかし、本当に中国茶の詳しい知識や技術を得ようと考えている人にとっては、これほど格好の手段は無いと言い切ってしまいましょう。これらの国家資格を取るためには、事前に養成講座を受講する必要があるのですが、この講座の内容がとても良いのです。なにしろ、現地のプロが知らなければいけないことをコンパクトに体系立てて解説してくれる講座です。はっきり言って、国内で得られる中国茶の知識とは水準が全然違います。「○○らしい」「○○と言われている」「○○という説もある」という頼りない表現ではなく、データに基づいて「こうだ」と教えてくれます。しかも、講師は現地でプロ相手に教えている大学教授や研究者だったりします。そういう方々に、ダイレクトに教えてもらえる機会というのは、そうそうあるものではありません。実際のところ、私は、”資格取得は現地の先生の教えを請うための口実”だと思っています。資格は”目的”ではなく、こっちの意気込みを見せるための”手段”だと。現地の知識や技術を直接学びたい、と考えている人ならば、この資格のシステムに乗っかるのはアリだと思います。おそらく、そういう気持ちで現地に乗り込めば、先生方も快く色々な事を教えてくださると思いますし、「行ってよかった!」になると思います。長くなったので、続く。次回は、国家資格の取り方から始めます。
2010.01.16
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石川県の空の玄関・小松空港がある小松市。その郊外の住宅地に中国茶を楽しめる茶館があります。こちらの清華茶荘さんは、1998年にオープンされた業歴の長いお店です。ランチ時にはお粥を中心としたランチを提供されたり、さまざまな点心も用意されているなど、色々なニーズに対応しているお店のようです。店内の雰囲気はこんな感じ。4名がけのテーブル4卓と、2名がけが1卓、一枚板をドーンと使った見事なカウンターに4席。そして奥に6人ぐらいが掛けられそうな大テーブルのある個室っぽいスペースもありました。穏やかで優しい雰囲気のオーナーさんご夫妻で経営されています。ご主人がお茶担当、奥様がお菓子と点心担当のようです。お店もとっても清潔感があって、オーナーさんのお人柄がにじみ出ているのかな、と思いました。お茶のメニューを見てみますと、青茶を中心に20種類弱のメニューがあります。緑茶は龍井、黒茶はプーアル茶のみなので、人気のありそうなメニューに絞り込んだ感じですね。この他、健康茶が10種類ほどあり、このへんも地元のニーズに応えたものかもしれません。お値段もその辺が現れていまして、ほとんど500円均一で、大紅袍だけが1000円というプライス設定です。喫茶店感覚で利用できる、地元密着型のお店な感じがします。今回は、お菓子と点心にお茶が付いて850円の「午後のお茶セット」というがあったので、そちらを注文してみました。こちらはマグカップでの提供。茶葉は鉄観音です。最近なかなか手に入りにくい火入れが入ったタイプの鉄観音ですね。これにお茶請けが5種類ほど、プレートで提供されます。左からかぼちゃの種を中心としたミックスナッツ、ナッツを黒糖で包んだもの、ドライマンゴー、種抜きの梅、自家製クッキーといったラインナップです。これで十分お値段ぶんの価値はある・・・と思うのですが、これに点心が付いてきます。今回はごまあん団子を注文してみました。いわゆる芝麻湯圓ってやつですね。これらのお菓子とともに、お茶を味わっていくことができます。差し湯用の保温ポットがテーブルに置かれるので、3,4煎は注ぎ足して飲んでいくことができます。初めての方でも、最初にオーナーさんが丁寧に入れ方を説明してくれるので、何の心配も要りません。で、私が気になったのは、マグカップでありながら、茶海が出て来たこと。これは?と思っていたら、細かなお茶の粉が出てしまうので、それが気になるようであれば、こちらに捨ててくださいね、とのことです。万事、このように気が利いている感じのお店です。比較的リーズナブルな価格で、ゆったりできる環境が揃っているお店ですので、特に初心者の方には嬉しいお店かと思います。清華茶荘住所:石川県小松市吉竹町4丁目114番地電話:0761-20-2306営業:10:00~19:00定休:毎週火曜日、第2・4月曜日http://www.d3.dion.ne.jp/~seikatea/※バスで行く場合は駅からの循環バスに乗車。吉竹町で降りると通り沿いに徒歩2分ほど。南北どちら周りでも20分少々です。中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村気軽に通えるお店ですね
2014.11.07
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脱線しがちですが、本題へ戻りましょう。花粉症に有効とされる「メチル化カテキン」についてです。<「メチル化カテキン」とは>カテキンの中でも、エピガロカテキンガラート(EGCG)のうち、メチルエーテル化したものを指しています。分かりにくいと思うので、一般的には「エピガロカテキンガラートの中のちょっと変わり者なんだな」程度に理解をしておくと良いかと。で、このメチル化カテキンをダニなどの通年性のアレルギー患者や花粉症の人に与えると、アレルギーを抑える作用がありそうだ、ということなのです。詳しいことは、野菜茶業研究所 の べにふうき緑茶の研究情報 をご覧下さい。なお、野菜茶業研究所のデータなどは商用目的で引用、転載できませんので、ご注意を。さて、メチル化カテキンは(人によっては)効果がありそう、というのは色々な実験で検証されているので、流します(あら・・・)。花粉症に悩む人からすれば、問題は「どのお茶」を「どのくらい」、「どうやって飲めば良いのか」です。それこそが今回のテーマですので、ここを掘り下げていきましょう。<どのくらいの量をいつから採ればよいか>有効性を調べたヒトへの試験の際には、1日にメチル化カテキンを34mg摂取していたようです。この量が、1つの目安になりそうですね。言い換えるなら、メチル化カテキンが自分にとって合うかどうかを判断するには、まずは1日34mgをきちんと摂取してみることが必要ってことですね。また、花粉症対策でよく聞かれる「花粉が飛び始める前から飲まないと・・・」という話。これを聞いて、「ああ、もう手遅れ」と思うこともよくあるかと思います。論文では、やはり飛散の1ヶ月半前から飲んでいた方が、効果がより高く現れる、という結果が出ています。が、「1ヶ月半前から飲むと、より効果が高くなる」と言っているのであって、飛び始めてから飲んでも、効果が出ることは出ます。なので、メチル化カテキンが自分に合う・合わないを判断するのなら、とりあえず1日34mgをきっちり飲んで、1日過ごしてみることです。少しでも和らいでいるようだったら、次のシーズンは少し前からがっちり飲みましょう。全然効かないや・・・ということだったら、メチル化カテキンが有効な体質ではない可能性があるので、他の対策を探しましょう。とにかく1日34mgをきちんと摂取してみて判断することが大切かと。<「メチル化カテキン」が含まれるお茶とは>では、どのようなお茶に「メチル化カテキン」は含まれているのでしょうか。まず、メチル化カテキンという成分は、どのお茶にでも豊富に含まれている成分ではありませんこれ、とても重要です。以下のような要素を満たしたお茶に多く含まれているので、そうしたお茶を選び、正しい淹れ方で飲むことが必要です。1.品種まず、絶対に外せないのが、お茶の「品種」です。日本の緑茶用品種として一般的な「やぶきた」には含まれていないことが分かっています。「べにふうき」など、割に生産量の少ない品種ほどメチル化カテキンの含有量が高いので、こういうお茶を選ぶ必要があります。これは後で詳しく見ていきます。2.加工方法次に、お茶の「加工方法」です。「メチル化カテキンは、EGCGの一種」なのですが、これは紅茶などに加工する(発酵させる)と、メチル化カテキンは簡単に他の成分に変化してしまうことを意味しています。変化したら効果がなくなっちゃうので、マズイのです。つまり、「べにふうき」であっても、紅茶はNGということになります。凍頂烏龍茶などのような軽発酵のお茶(包種茶)であれば、若干減る程度で済むことが分かっていますので、香りと味のバランスをとって、軽発酵のお茶を選択するのはアリだと思います。また、中国の研究論文によれば、殺青の方法によっても成分が変わるそうです。一番良いのはマイクロウェーブ殺青、次に釜炒り、蒸し製の順だそうです。日本のべにふうきの場合、蒸し製が多いのですが、中には釜炒りのお茶もあります。こだわってみるのも良いかもしれません。3.葉の部位それから「葉の部位」です。メチル化カテキンは、芽や茎の部分にはあまり含まれず、四葉や五葉のような成熟した葉に多く含まれることが分かっています。”新芽だけを摘みました”という高級なお茶ではなく、”成熟した葉もガッツリ”なお茶を選ぶ必要があります。4.季節茶摘みをされる季節も重要です。一般的に高級といわれるのは春茶ですが、メチル化カテキンが多いのは、渋み成分が多いとして敬遠されがちな夏や秋のお茶です。・・・というわけで、品種と製法にこだわる必要があります。メチル化カテキンが多く含まれる葉の部位や季節を考えると、わりと庶民的な価格のお茶でOKということになります。むしろ、高級なお茶でない方が、メチル化カテキンは多く含まれているということです。続く。<目次>(1)凍頂烏龍茶騒動を振り返る(2)カテキンの話(3)メチル化カテキンの話(4)中国・台湾の研究(5)淹れ方・飲み方は?(6)実際に試してみた(飲料&飴編)(7)実際に試してみた(粉末&リーフ編)(8)まとめにほんブログ村次は中国・台湾での研究について
2014.04.24
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島根県松江市は不昧公ゆかりのお茶の街でもあります。そんな街の中心部付近に2013年5月にオープンした中国茶のお店があります。こちらの雲悠茶房さんは、中国茶に特化した喫茶店(茶館)です。お店はカウンター2席に、4名がけのテーブルが2卓と2名がけテーブル1卓と大きな構えではありません。が、メニューを見せてもらうと、地方の茶館にしては珍しいほど豊富にお茶を揃えています。日本人に人気の烏龍茶の品揃えはかなりバリエーションが多く、それ以外にも緑茶や黄茶、白茶といった六大分類のお茶が一通り揃っています。中には、香六安など、あまり日本のお店では見かけないお茶も取り揃えています。お値段も、東京の茶館の3分の2ぐらいのお値段だと思います。松江価格で「結構お安く出している?」と思います。色々見て悩みまして、まずは武夷岩茶の基本品種である、肉桂を注文してみました。工夫茶器で出て来て、1煎目は高級茶藝師の資格も持っているオーナーが淹れてくれます。2煎目以降はテーブルに備え付けの電気ケトルで自由に淹れていけるというシステムです。お茶にはお茶請けがもれなく付いており、こちらはドライフルーツ。これを摘まみながらお茶を飲んでいきます。さて、肉桂ですが、水色からも分かる通り、やや焙煎が軽めの感じですね。その分、香りが華やかに出ていて、これはかなり期待できそうな感じです(^^)飲んでみると、やはり香りも余韻もしっかりあるので、お値段以上な感じですね。割と地方の茶館だと、地元の値頃感に合わせるためにグレードの低い茶葉を使わざるを得なくなり、「お茶の品質が・・・」なことも多いのです。が、ここのオーナーさんは、昨年まで東京にいて昨今の中国茶事情をよくご存じなので、ワンランク上のお茶が出てくる印象です。なので、思う存分、煎を重ねられますね。工夫茶器の真価が発揮される感じです(^^)お茶の他にスイーツも色々あります。杏仁豆腐を注文してみました。かなり気をよくしたので、もう1種類。香六安を注文してみました。香港などではよく飲まれるお茶ですが、いわゆる安茶というやつのブレンドで花などで香り付けをされているものです。店によって味わいが違うのですが、こちらのは花の香りと後味がスッキリした感じで、なかなかではないかと(^^)こちらのお茶請けは豆菓子で。カリッとサクッと美味しかったです(^^)面白いな、と思ったのがこちらのお店のスタンプカード。飲んだお茶の名前を押してもらえるので、前回何のお茶を飲んだっけ?というのが一目で分かります。ラジオ体操のスタンプみたいで、集めるのが楽しみになりそうです。お店は喫茶がメインですが、入り口のところには茶葉の販売コーナーも設けられています。気に入ったお茶や気になるお茶を買って帰れるのは良いですね。最近は景徳鎮の蓋碗の展示なども始められたそうです。地方にありながら、ハイクオリティのお茶を楽しめる茶館というのはなかなか少ないのですが、こちらはそうした1軒になりそうな感じです。地元や近県の方はもちろんのこと、松江市内観光の定番ルートである堀川めぐりのカラコロ広場に近い場所にあるので、観光の際に寄ってみても良いのではないでしょうか(^^)雲悠茶房住所:島根県松江市東茶町35電話:0852-23-6948営業:10:00~20:00定休:火曜日https://www.facebook.com/unyusabo中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村地方の本格派茶館(^^)
2014.11.04
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今年の明前龍井シリーズ、とりあえずの最終回です。西湖龍井の中での梅家塢&獅峰の飲み比べをしてみました。まずは、梅家塢龍井。明前の一番茶です。続いて、獅峰龍井。こちらも明前の一番茶です。両者を比べると、ちょっとだけ獅峰の方が黄みがかった色に見えます。産地の違いですねぇ。#写真&ディスプレイで表現できているかどうか・・・さて、飲んでみた比較ですが・・・まず、両者とも新昌龍井より、味と香りの濃密度が段違いです。感覚的には、「2枚か3枚ぐらい格が違う」という印象です。お茶の甘み、旨味の強さ・余韻の長さといい、香りの豊かさなど、さすがはトップランクに位置するお茶だと思います。新昌龍井が悪いわけではなくて、この2つが飛び抜けすぎているんです。ある意味、バケモノ。その上での比較ですが、まずは梅家塢。こちらは、とにかく甘さと旨さが印象的でした。まさに甘露なお茶で、これは歯が痛くなるんじゃないかと思うぐらい(笑)、甘くて旨いのです。香りももちろんあるんですが、味の甘さと旨さの印象に引っ張られて、印象が薄くなってしまうほどです。さらに飲んでからの余韻も本当に長く続くので、「味の深み」とか「余韻の長さ」というのを知りたい方は、このお茶と烏牛早や新昌龍井を飲み比べると、その差がハッキリと分かるのでは、と思いました。文句無しに美味しいお茶です。続いて、獅峰龍井。こちらは、お湯を注いだ時の香りの良さにかけては梅家塢を凌駕しています。非常に香りも豊富なお茶で、それでいて甘みや旨味も十分あり、余韻も大変長く続きます。とても高い次元で香りと味をバランスさせたお茶だと思いました。私の好みどんぴしゃりなので、ヤバイお茶です(笑)ハッキリ言って、この2つのお茶は仕事中に飲むお茶ではありません。美味しさのあまり、仕事の手が止まってしまいます(^^;)時間をかけて、ゆっくりと味わえる時のお茶だと思います。そして、どちらが上とか下というのは、ここまで来ると無いですね。味わい重視なら梅家塢、香りも重視するなら獅峰だと思います。個人的には、飲みつけていることもあり、獅峰の方が好みです。というわけで、ここまでの龍井茶飲み比べを消費者目線で整理しますと、烏牛早 → 手頃に新茶のフレッシュさを楽しみたい 仕事の手を止めない程度に美味しいお茶を飲みたい新昌龍井 → 手頃に龍井茶の美味しさをたっぷりと味わいたい 気分転換になるような美味しいお茶を飲みたい梅家塢 → 味と甘さを追求した、とびきり美味しいお茶を味わいたい 至福のリラックスタイムを持ちたい獅峰龍井 → 味も香りをバランスさせた、とびきり美味しいお茶を味わいたい 至福のリラックスタイムを持ちたい という感じでしょうか。烏牛早か新昌龍井をベースにして、とっておきのお茶をより上位のランク、とするとお手頃価格でいろいろ堪能できると思います。中国の緑茶の相場が全般的に上がってますから、西湖龍井を基準にしてしまうと、かなり大変です(^^;)もっとも、最近は浙江龍井のレベルが随分上がってきているので、この組み合わせでも、あまり不満はないかと。個人的には、新昌龍井&獅峰龍井のペアが好きです(^^)にほんブログ村今年の龍井選びのヒントになれば♪
2012.04.25
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ここ1週間ほど、なんだか頭がもやーっとした状態でした。風邪でしょうか。あるきちです。さて、連日、今年の新茶をあれこれ飲んでおります。今日は金萱茶。金萱茶というと、「ミルクの香り」「バニラの香り」というような香りばかりがクローズアップされがち。が、こちらのお茶は、そうした印象からすると香りは控えめです。蓋碗の蓋の裏に、ほのかに、しかしハッキリとしたミルク感がある感じです。品種香ですね。その一方で、台湾烏龍らしいフラワリーな香りもします。こちらは発酵の香です。これが金萱の適正な香りの状態ではないかと思います。あくまで烏龍茶な香りに、奥ゆかしいミルクな香りが隠れている感じでしょうか。もう1つ、金萱というと味が軽やかと言います。ややもすると、余韻がないというような表現をされたりします。が、このお茶を飲んでみると、軽快なトーンの余韻があるように感じます。青心烏龍種の余韻がドドドーンという感じなら、金萱種はタタターンという感じです。分かりやすくはないけれど、きちんと余韻は感じます。茶殻を見ても、発酵は適正。良いお茶の仕上げだと思います(^^)こういうのを飲むと金萱というお茶も、きちんと評価し直さないといけないお茶だと思います。「金萱=ミルクの香り」「金萱=量産品種」「金萱=味が薄い」のような方程式は、そろそろ取っ払いたいものです。にほんブログ村まう茶5番デス
2012.05.29
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さて、それでは日本の各中国茶団体について、私の知っている限りのことと印象を。まず、先にお断りしておきますが、ひょっとしたら事実を勘違いしている部分があるかもしれません。また、ここに載っているから「オススメ」というわけでもありません。「ここに採りあげられてないから、有力ではないんだ・・・」ということも、ありません。単に私が知らないだけです。あくまで勉強できる機関を探す手助けになれば、という趣旨のものです。その点をご理解の上、お読み下さい。その前に、独自の用語を使いますので、そのご説明を。<「文系」と「理系」>各団体には色々と特徴があります。その中でも、ハッキリ分かれるのが、お茶を基本的にどういう視点から見ているのか、という部分です。まず、お茶の文化・歴史といったところが出発点になっていて、その分野からお茶を見つめていく団体。便宜上、「文系」と呼ぶことにします。色々なテキストやカリキュラムも、そういう組み方になっており、お茶の歴史や文化というところを学ぶには良さそうなところです。もう1つは、お茶の植物としての特徴や化学的な組成といったところにベースを置く団体。便宜上、「理系」と呼ぶことにします。お茶の化学的な変化だったり、農作物としての特徴をきちんと踏まえた上で、テキストやカリキュラムを組んでいるところです。「お茶そのものをきちんと学びたい」という方に向いていると思います。もちろん、これはかなり曖昧な区分けで、どちらか一方しか学べないというものではありません。ほとんどの団体のカリキュラムでは、両方が組まれています。「どちらが得意なのか」程度でお考えいただければと思います。では、団体の紹介を。<NPO法人日本中国茶芸師協会>本部所在地:静岡県Webサイト:http://jcteaia.seesaa.net/2005年設立のNPO法人です。主に中国の国家資格取得ツアーや茶産地訪問ツアーなどを企画するほか、各種イベントでの茶芸披露をしています。独自資格は発行していません。静岡県と浙江省は友好提携をしており、その繋がりから生まれた団体ではないかと思われます。資格取得ツアーは全国各地の空港から出発し、杭州で合流するようです。事前に研修テキストをダウンロードして、自習を行っておくというスタイルだとか。中国側の受け入れ先は、茶文化の学術研究が目的である、中国国際茶文化研究会なので、やや「文系」寄りと思われます。<NPO CHINA 日本中国茶協会>本部所在地:東京都Webサイト:http://www.chinatea.org/1997年に設立された団体です。表参道の遊茶が関わっている団体です。中国の国家資格である茶芸師・評茶員の取得講座を開催するほか、昨年から独自資格、中国茶エキスパートの認定を始めています。中国側のパートナーが中国茶の流通を担う団体である、中国茶葉流通協会であり「理系」寄りと思われます。中国茶エキスパートは、ジュニア、シニア、マイスターの3段階。現時点では、普及者資格といった感じですが、将来的には指導者育成を目指しているようです。カリキュラムを見る限り、初心者から評茶員や茶芸師へのステップアップも考慮されたものになっており、組み方はしっかりしている印象です。資格取得のためには認定講座を受験して試験に合格する必要があるほか、日本中国茶協会への入会が必要です。<中国茶インストラクター協会>本部所在地:東京都Webサイト:http://www.teamaster.org/2001年に設立された団体です。渋谷の華泰茶荘が関わっています。華泰茶荘のインストラクターコース卒業生で構成されており、国内外でのイベント参加や普及イベントの開催、国家資格試験準備講座への講師派遣を行っています。独自資格の発行は行っていません。ここに所属するインストラクターになるには、華泰茶荘が実施している1年間のインストラクターコースを卒業する必要があります。毎回の小テストやテイスティング試験、研究論文の提出、製茶旅行への参加、海外の先生の前での茶芸試験など、多くの難関があります。かなり頑張る必要がありますが、その分、実力はつくと思います。私、ここを出ています。中国側のパートナーは長らく、農業部の下にある中国茶葉学会だったため「理系」寄りです。なお、ネット上で誤解が広まっていますので、訂正をしておきます。「ここの卒業生は茶葉を華泰茶荘から安く仕入れられる」というものです。全然、実態と違います。気持ち割引がある程度で、とても仕入れして商売になるようなものではありません。系列店作りの家元ビジネスなんて、とんでもありませんwむしろ、現地に行って買う人が多いです。元々”プロ養成コース”として設定されたコースなので、産地の業者に騙されないよう、徹底的に似たお茶(鉄観音と本山など微妙なやつ)のブラインドテストをする、なんて訓練も積んでますから。また、茶芸の指導も、かなり自由なスタイルで行われています。統一の方式というものは特になく、型にはめる指導もありません。自由な発想でできるためか、テーブルセッティングなどで個性派な方たちが結構出ています。#そういう方ほど、ここ出身であることを明らかにしていません。組織に頼らず、独自路線を取る人が多いのも特徴と言えるかもしれません。<日本中国茶普及協会>本部所在地:東京都Webサイト:http://www.china-t.org/2005年に設立された団体です。茶語を運営する日本緑茶センターや横浜中華街の悟空、緑苑など多くの中国茶販売業者が関わっている団体です。元々、中国茶業界の統一団体としての設立を目指していたため、サントリーや伊藤園などの大手企業もバックに付いています。中国茶の普及活動イベントを行うほか、独自資格の中国茶アドバイザー、中国茶インストラクターの認定を行っています。認定講座のうち、中国茶アドバイザーは通信教育のみです。中国茶インストラクターは初級・上級・高級の三段階に分かれており、上級インストラクター以上になると、初級インストラクターの指導が出来るようです。なお、初級は集中コースの場合、2日間の講座を受講し、試験に合格。協会に入会すると取得できるそうです。・・・正直、私の感覚では学習期間が短いと思います。ただ、所属インストラクターの方は非常に勉強熱心な方が多く、あちこちの講座や教室、お茶会でお目にかかります。最初のハードルを低くし、その後育成を図るという方針なのかもしれません。<中国茶指導・老師 日本事務局>本部所在地:浙江省杭州市 事務局所在地:東京都Webサイト:http://www.ct-ai.jp/中国国際茶文化研究会が発行している資格「中国茶指導・老師」(日本名:中国茶アドバイザー/インストラクター)の日本側の事務局組織です。2006年の発足時には、XiangLe中国茶サロンの工藤先生が関わっています。この資格は、中国国際茶文化研究会が「中国茶全般を指導できる講師資格を作ろう」ということで設定されたものです。そのため、茶芸師や評茶員などの国家資格よりも、より幅広い内容を学習対象に設定しています。内容については、発行団体の性格から文化に重きを置いたものになっているようです。文化・歴史に関心のある方に適した「文系」な資格だと思います。また、中国側の資格らしく、飲むお茶のガイドラインで緑茶が多いのも特徴でしょうか。授業は全国の登録研修機関で受けられるほか、通信教育もあります。ただし、最終試験は杭州での実施になりますので、一回は中国に行く必要があります。1単位90分の授業を国内で25単位、中国で10単位取得する必要があるそうで、学習期間は割とかかります。講師の方は、設立の経緯からもXiangLe中国茶サロンのインストラクターの方が多いです。<NPO法人中国茶文化協会>本部所在地:東京都Webサイト:http://www.cha-tea.org/2010年設立のNPO法人で、専門家と消費者の団体という位置づけです。各種イベントの実施や情報誌の刊行を行うほか、独自資格の中国茶アドバイザーおよび中国茶コーディネーター資格の認定を行っています。前身は華泰茶荘が設立した任意団体、日本中国茶文化協会でしたが、NPO法人となる際に独立しています。普及者資格である中国茶アドバイザーは1~4級まで設定されています。4級と3級は全国の認定講師が実施する認定講座を受講し、修了検定講座をクリアすれば取得できます。2級以上は検定試験に合格する必要があります。入門~プロフェッショナルまで、段階を追って学べるようになっています。資格申請のためには、資格認定会員として入会が必要です。資格取得後は、年1回、講座の受講か通信教育キットを使って、知識や技術をブラッシュアップすることになっています。指導者資格である中国茶コーディネーターは、現在のところ独自の育成プログラムがありません(準備中)。そのため、取得希望者は提携機関の講師資格を取得する必要があります。具体的には、中国茶インストラクター協会の所属インストラクターになるか、シンガポール留香茶芸の上級茶芸指導講師の資格を取得することになります。資格の相互乗り入れを認める稀な団体なので、今後提携機関は増えていく可能性があります。<一般社団法人日本台湾茶協会>本部所在地:茨城県Webサイト:http://tea-taiwan.org/2009年に設立された、台湾茶の普及を目指す一般社団法人です。設立には台湾茶の輸入を手がけるダッシュが関わっています。独自資格として、台湾茶インストラクターと台湾茶アドバイザー資格の認定を行っています。他、台湾茶の頒布会なども実施しているようです。テキストは、台湾で発行された教材を日本語に翻訳したものを利用しています。私も購入して目を通してみましたが台湾の研究者が執筆しており、しっかりしています。「理系」寄りだと感じました。検定試験は年に1回開催され、アドバイザーもインストラクターも同じ試験を受験し、点数で振り分けられます。試験の勉強については、受験対策講座が1日あるだけですので、基本的にはテキストでの自学自習が前提となるようです。以上、ざざっと紹介してみました。繰り返しになりますが、あくまで参考程度に、活用は自己責任でお願いいたします。変更もあるかと思いますので、最終的には各団体のWebサイトを見たり、教育機関に問い合わせてご確認下さい。続く。にほんブログ村こういう一覧がないと分かりませんよねぇ。。。
2012.05.20
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みなさん、こんばんは。お茶ペットボトルウォッチャーのあるきちです(まだ言うか…)。久々にお茶ペットボトルウォッチャーでの登場ですが、今回、コンビニで発見したのは、爽健美茶ORIENTAL STYLE(オリエンタルスタイル)。 2月5日から期間限定発売だそうです。爽健美茶オフィシャルHP爽健美茶といえば、ブレンド茶の中ではシェア70%超(…だったと思う)のコカコーラが誇るお化けブランド。その新商品ですから、これは少し期待が高まります(^^♪さて、爽健美茶といえば、普通は緑茶ベース。それが嫌、という方も結構いるようです。しかし、このお茶は烏龍茶ベースです。驚くべきことに、名前の通り・東方美人(オリエンタル・ビューティー)入りだそうです。東方美人。最近、いろんなところで採りあげられているので、狙ってきましたね、コカコーラ(^_^;)しかし、東方美人といえば、数斤あれば家が建つ、と言われたほどの高級茶葉(まぁ、グレード次第ですがね)。いくら低級品といっても、生産量が少なく、結構なお値段のする茶葉なので(製茶が大変…)、ペットボトルに、普通なら、こんな茶葉は使いません。。。採算取れるの?大丈夫?…と思ってラベルを見てみたら、なるほど、十数%しか入っていないんですね。納得。#これはブレンドした烏龍茶の中のさらに十数%ということなんだと思うんですが、どうなんでしょう?真相の情報求む。さて、その少量で、東方美人らしさは出ているのか?を検証してみましょう。まず、口に含んでみると、香りは玄米が先行(-_-)これは普通の爽健美茶と変わりませんねぇ。。。しかし、後味の甘さは確かに烏龍茶系。東方美人…と言われれば、そうかも、というレベルです。うーん、持ち味の香りは、玄米茶の香ばしさで消されちゃってますね。。。(-_-;)とはいえ、東方美人に過度な期待をしなければ、フツーに美味しく飲めるお茶だと思います♪緑茶ベースの爽健美茶は、少し青っぽさが残るので、それが嫌で、爽健美茶が苦手な人でも、案外これは飲めるかもしれません。期間限定発売だそうなので、興味のある方はお早めに(^^♪#ちなみに私はam/pmで購入しました
2007.02.08
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体調不良でブログをお休みしていました。何しろ、あのお茶を欠かさぬ私が、お茶を飲んでなかったのですから、これは異常事態です(^^;)薬を飲み飲み、ようやく、小休止といったところです。そんな折、取り寄せになっていた中国茶事典が届きました。早速、パラパラとめくってみると事典としての機能よりも、個人的には後ろの方の小論文?のテーマが面白くて、ついつい読んでしまいます。中国茶を少しかじった?人なら、ちょっと手を止めてしまいそうなテーマが色々。法門寺の茶器の話やら中国陶磁器の色彩の変遷について etc...これは面白い(^^♪・・・と、読んでいるうちに「そういえばお茶飲んでないなぁ・・・」と、ふと思い返してお茶を淹れました。選んだのは今古茶籍さんの秋の毛蟹。日本語読みだと「けがに」ですが、それだとどうも ≧〔゜゜〕≦ をイメージしてしまうので(苦笑)、個人的には向こうの発音で「まおしぇ」と呼びたいと思います。毛蟹以前、本山のときにもご紹介した通り、このお茶のご当地である安渓では鉄観音以外のお茶は、一般に「色種」と呼ばれ、このお茶もその一種です。品種特性的に鉄観音には及ばない、ということで、まあ、格下に見られるお茶です。お値段的にも鉄観音とは比べ物にならない安さ。・・・ですがお茶は高ければ美味いというものではありません高ければ美味しいのは当たり前。でも、それじゃあ、お茶はお金持ちの趣味にしかなりません。しかしですね。。。コストパフォーマンスという観点を持ち込むと、お茶の世界はまったく広がります。そういう軸で評価すると、このお茶はスゴイ!のです。お値段がリーズナブルなのに、美味しくて、しかも何煎も楽しめる♪考えてみれば、犬も猫も雑種は結構かわいい(^^♪それと一緒でなかなかの魅力のあるお茶なのです。お味は、とにかくスムーズで雑味がないのです。安渓鉄観音は、香りの高さや戻りの甘さはホントに凄いものがあるのですが、ややもすると、その青っぽさゆえに敬遠されがち。しかし、このお茶は嫌な青っぽさはなく、スーッと体に吸収されていく感じです。嫌味が無いんですね。さらに感心するのが、煎を重ねても・抽出しすぎてもバランスが崩れない、ということ。10煎以上飲んでも、破綻しない。大抵のお茶はそこまで飲むと雑味が出てきたりするのですが、それが無い。こういうお茶は、なかなか無いんですよねぇ。。。素性の恐ろしく良いお茶だと思います。確かに鉄観音と比べたら戻りの甘さがないので、その点がちょっと物足りなく感じたりもしますが(評茶的には、これが色種と鉄観音を区別するポイントでもあるわけですが)、それを補って余りあるぐらいのコストパフォーマンス。うーん、こういうお茶を見つけるのが楽しいんですよねぇ♪・・・やはり、美味しいお茶を見つけると、ウキウキになるのは相変わらずなのでした(^^;)今日のお茶:毛蟹・秋茶(今古茶籍)
2007.12.05
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さて、少し戻りまして、先週末。いつかは、やらなければいけないと思っていた、鳳凰単叢の味(香り?)比べをやってみました。今回のノミネートは5種類。まずベースとしてお買い得の、華泰茶荘の鳳凰単叢それから、思わずセールで買ってしまった彩香の単叢3種類。鳳凰単叢 黄枝香鳳凰単叢 桂花香鳳凰単叢 杏仁香最後に、ちょっと(値段が)お高い遊茶の芝蘭香。以上、5品がノミネートされました。#ちなみに、私が一番好きなのは蜜蘭香ですが、今回はストックに無くてノミネートされていません。残念。さて、この5種類で、チェックすべきは、・別のお茶として販売するほど、香りがそんなに違うものなのか?・違うとしたら、好み&初心者にオススメできるものはどれか?(単叢は、店頭でも種類が多過ぎますからね~)・単叢というと、香りだけのお茶のイメージがあるが、味わいはちゃんとしているのか?という3点。個人的な好み&主観たっぷりなので、ご参考までにご覧下さい。勿論、香りが大事ですから、全て蓋碗で淹れました。それでは、この5種類のお茶を一気に飲みまくる鳳凰単叢味比べのはじまり、はじまり~。まずは、華泰茶荘の鳳凰単叢。 ○○香という風になっていないので、まあ、標準的な蜜蘭香だと思われます。お湯を注ぐと、いかにも「単叢です!」という、ブドウ系?のフルーティーな香りが立ち上る。とはいえ、自然な香りで、全く嫌味が無い。きっと初めて単叢を飲む人は、この香りでビックリするかも。 味わい。単叢独特の香りが感じられ、苦味も少なく大変飲みやすい。ただ、強烈なインパクトを与えるほどではないことと、やはりコクは少なめ。香りで少し気分を変えたいとき向きのお茶だと思う。 煎の続き方は、さほど続く方ではないですが、初めて単叢を飲む人には勧められそう。お値段も控えめなので、とりあえず単叢ってどんなものか飲んでみたい!という方にはオススメできるお茶です。#ホントは、印象に残る為には、もっとガツンと来るもののほうが良いかもしれないですけど。さて、これを鳳凰単叢の標準としてしっかり覚えこませて、次へ行ってみましょう。彩香の鳳凰単叢 桂花香。まずは、茶葉。 封を開けると、もう香りが立ちはじめる。桂花香ということで、きんもくせいの香り。柑橘系というか、そんな系統の香り。強すぎて、私はあまり得意ではないです(-_-;)#何か変だと思ったら、きんもくせいの花で着香してるんですね、このお茶。お湯を注いでみる。ますます、立ち上るきんもくせいの香り。人によっては少々キツイと感じられるかもしれない。 茶水。口に含むと、途端にきんもくせいの香りに襲われる。その香りのせいで、お茶自体の味を探すのに、一苦労だが、茶葉自体の甘みも多少はある。2煎目になってくると、着香分の香りが抜けて少し大人しくなってくる。さらに、3煎目になると、もっとマイルドになって、ちょうど良くなる。しかし、茶葉の力も弱くなっているので、苦味・渋みが出てくる。ただ、それに伴って来る後味の甘さなどは、単叢らしいといえば、単叢らしい。少し冷めてくると、特にその特徴が際立つ。4煎目以降は特にそう。 うーん、単叢らしさを味わうという点では、少々厳しいが、桂花の香りが好きな人ならば、美味しいお茶なのだと思う。ただ、味わいとして、3煎までかな。。。そのあとは苦味の方が勝ってしまいます。さて、今度も彩香さん。鳳凰単叢 杏仁香。今度は、あまり香りが主張してこない。 お湯をドバーッとかけて、蓋碗の香りを聞いてみる。んー、これでも、特段香りがしないなぁ。。。 飲んでみた。あまり香りのしない単叢?という印象。煎を重ねれば変わるか、と思ったが、煎を重ねても変わらない。ただ、飲んだ後の後味には、杏仁香?という感じのものが若干見受けられないこともない(曖昧な言い方ながら、実際そう)。 単叢らしい香りの盛り上がりに欠けるお茶。でも、マズイわけではない。評価するのが微妙なお茶だ。。。折り返し点を越えて、段々、お茶が回って、フラフラしてきました(@_@;)さて、彩香3兄弟の最後は、鳳凰単叢 黄枝香。今度の茶葉は自然に、少し酸味のありそうな香りが漂ってきます。何となく、このお茶は良さそうな予感。。。 お湯を注いでみます。蓋碗に一気に泡が。いわゆるアクですが、ここまでで一番アクが出ています。少し多めにお湯を注いで、蓋碗のふたで上手くよけます。香りは、しっかりと花の香りがします。花といっても、ジャスミンのつぼみというか、そういう系統の香りです(クチナシの香りというのが良く分からないのですが、きっとこんな香りなんだと思います)。 1煎目。まさに香りは花の香りです。ジャスミンの花をそのまま食べたか、と思うぐらいの香り。しかし、わざとらしいわけではなく自然な香りです。不思議~。2煎目、このお茶、抽出が良いようで蒸らし時間は15~20秒ぐらいで十分です(茶葉を多めにしたからかもしれませんが)。口に含んだ瞬間、2煎目とは思えないほどの、花の香り。これはビックリします。3煎目は少し長く、それでも30秒程度。なのに、まだ飲んだ途端に花の香りが来ます。これ、スゴイかも。 今回の彩香さんの3兄弟の中では、このお茶が一番のオススメですね~。茶葉自体に力があるような気がします。香りも嫌味な香りではなく、自然な印象です。蓋碗の半分以上茶葉を入れて、熱湯で抽出時間を思いっきり短くして淹れるのが、このお茶を美味しく淹れるコツかもしれません。#香りはものすごく良いのですが、苦味は出やすい茶葉です。特に冷めると。さて、いよいよラストです。遊茶の芝蘭香に行ってみましょう。 茶葉が、今までのものと較べて大振りなのが印象的です。香りは・・・それほどしません。 お湯を注いでみます。先程の黄枝香に似た香りがします。さて、飲んでみました。!!今までとは明らかに違います。ここまで飲んできたものは、香りが先で、味は後回し、というかコメントしづらいものがありましたが(いや、まずいわけではなく、印象に残らないんです)、これはかなりしっかりとした味わいがあります。キリッと引き締まった印象の味わい。飲んだ後の香りは、しっかりと単叢(少し生っぽい花の香り)ですが、香りが無くても楽しめそうなお茶です。と言っていると、戻りの香りが来て、やっぱり単叢だ、ということを思い出させてくれます。これは確かに良いお茶だと思います。ただ、値段とのバランスを考えると、どうかなぁ…。遊茶さんなら、同じ価格帯の別の単叢の方が良いかもしれません。ふぅ~。ようやく5種類の単叢を飲み終えました。種類がたくさんある鳳凰単叢ですが、同じ鳳凰単叢という名前とはいえ、大分違いがあります。それぞれ、別ブランドで出るのも分かる気がします。ここから、自分にあったものを見つけるのはホントに大変。初めて飲む方は、まずは、日本人好みの香りの蜜蘭香から入って行くのが得策ではないかと思います。それにしても、単叢の世界も、なかなか奥が深そうです。香りやら、樹齢やらにこだわって行ったら、本当にキリがありません。。。(-_-)さて、この中で、最も気に入ったものは?というところですが、結論として分かったのは…やっぱり、蜜蘭香が一番おいしいなぁということでありました…(^_^;)#ここまで飲んで、それが結論かい!とお叱りを受けそうですが…なかなか美味しい単叢には、出会わないんですよねぇ。。。単叢、美味いのは本当に美味いんですが。#今古茶籍の桂花香単叢は美味しかったけど、やっぱり桂花香だしなぁ。蜜蘭香で美味いのを見つけたいです。…潮州(あるいは広州)に探しに行くしかないかも?(笑)
2006.08.15
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今日のお茶は、頂きものの莫干黄芽(ばくがんこうが)。#rubinaさんまたまた貴重なお茶をありがとうございますm(_ _)mこのお茶、華泰茶荘さんで限定発売されていた、中茶杯受賞茶。中茶杯というのは、1994年から始まったお茶の品評会。確か主催は中国茶葉学会?だったような・・・。2回目が97年に行なわれ、それ以後は2年に1回の開催になっています。そこの品評会で受賞したお茶が、このお茶、莫干黄芽。杭州の近くにある、莫干山というところで、採れるお茶なのだそうです。さて、このお茶、タイトル通りでして、少しややこしいお茶なのです(^_^;)華泰さんでは、【緑茶】の中茶杯受賞茶として紹介をされています。私もてっきり緑茶と思い込んでいたのですが、中国茶エキスパートなちょしさんが、上海の湖心亭で莫干黄芽を注文したところ、しっかりとメニューには、【黄茶】と書かれていたそうです。その話を伺ってから、改めてこのお茶の名前を見てみると「黄芽」という名前がついています。「黄芽」という名前がつくもので、名前の通っているお茶といえば、霍山黄芽(かくざんこうが)や蒙頂黄芽(もうちょうこうが)。これら2つは、どちらも【黄茶】に分類されます。・・・ひょっとして、緑茶じゃないんじゃ?と、謎が生まれました。。。(-_-)※黄茶について初めて【黄茶】というものを聞かれる方もいらっしゃると思いますので、少しばかり解説を。黄茶は、お茶を緑茶の製法で作った後に、軽い後発酵(コウジカビ?)を行なったお茶です(この発酵をさせる工程を「悶黄」と呼びます)。軽く後発酵をさせることで、独特の香りと柔らかい飲み口を持つ、刺激の少ないお茶を作ることができます。緑茶に較べると、一工程増えるので、手間のかかるお茶ですが、その特徴ある香りと飲み口・刺激の少なさから、皇帝への献上茶として用いられることも多かったようです。現在では、愛好者が少ないこともあって、非常に生産量が少なくなってきており、緑茶に較べると数も少なめです(もうすぐ消えてしまうかも、と言われているお茶です)。黄茶の有名なお茶には、君山銀針(くんざんぎんしん)、霍山黄芽(かくざんこうが)、蒙頂黄芽(もうちょうこうが)などがあります。君山銀針は、生産量が非常に少なく、本物は幻のお茶化しています。#これで大体、合ってますかねぇ・・・↑黄茶の数々。うーん、これは飲むしかないですな(^_^;)ということで、莫干黄芽の茶葉です♪んー、黄茶といえば、華泰さんの講座で君山銀針を飲んだぐらいの経験しかない、あるきち。茶葉だけでは、緑茶か黄茶かは、判別不能です・・・(-_-;)しかし、新芽のところだけをセレクトして作った、きわめて高級茶葉らしいということは、初心者の私でも分かります♪今日は蓋碗で行ってみましょう。茶水はこんな感じです。香りは、青い枝豆っぽい香り(どんな表現だ)。そしてお味は・・・これ、表現が難しいお茶ですねぇ。。。(-_-)特徴的なのは、渋みが柔らかいというか、緑茶に特有のシャッキリとさせるような刺激があまり無いのです。爽やかとかスッキリではなく、何となく霞がかかった感じ。それでいて、旨みと甘みはシッカリ残る。お湯の温度を低めにして、じっくり淹れてみると、実に甘露なお茶です(^^♪しかし、これは緑茶なのか、黄茶なのか、と言われると・・・新芽を使った、碧螺春あたりも柔らかな甘さだったりするし、以前に飲んだ羊岩蟠毫の後口の甘さもこんな感じだったし・・・茶底を見ても、何とも・・・うーん。。。難しい(-_-;)分からない時には、比較が一番。家にある黄茶と較べてみますか。。。ということで、取り出だしたるは、彩香さんで購入していた霍山黄芽(なぜ、こんなお茶がストックに・・・)。安徽省霍山県で生産される黄茶です。茶葉は結構大ぶりです。さて、飲んでみました。んー、これぞ黄茶という感じの少し籠もったような香り。そして、少し甘いアミノ酸たっぷりっぽい茶水。典型的な黄茶です。比較をしてみると???やっぱり、莫干黄芽は悶黄の工程が入っているのではないかと思います。ただ、その度合いがごく軽いのではないかと。きわめて緑茶に近い黄茶というべきか、黄茶に近い緑茶というべきか。#曖昧なレポートだなぁ。。。(苦笑)このお茶、ひょっとしたら、消えていくのではないかと言われている黄茶の将来を予見させるお茶なのかもしれません。今日のお茶:黄金桂(彩香)、莫干黄芽(華泰茶荘)、霍山黄芽(彩香)
2006.11.11
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「宮廷プーアル茶とか最高等級茶葉って、何やねん」と思っている方向けの説明です。ちょっと専門用語が出てきて長いので、ご覚悟を。<宮廷プーアル茶とは?>前の記事にも少し書きましたが「宮廷プーアル茶」は、芽の部分を主に使って作られたプーアル茶のことです。餅茶で買うと、芽がキンキラキンになっていたりするので、見た目の高級感があります。おそらく宮廷に献上されたのはこういうお茶ではないか・・・と思われる”タイプ”のプーアル茶ですね。「宮廷プーアル」は、献上品にふさわしい品質の商品のみに許される称号・・・なんてことはなく。「芽を使って作ったプーアル茶」という程度の意味しかありません。民間で勝手に使っている呼び名なので、厳密な定義が無いのです(ゆえに品質にはかなりの開きがあります)。中には「宮廷」の名に恥じない最高級茶葉を使ったお茶もあるかもしれませんが、そこはやはり値段相応です。もっとも、芽の部分は軽いので、同じ重さのお茶を作るとなると、たくさんの芽の数が必要です。その分、原価は少々高いということは言えるかもしれません。「宮廷プーアル」はキャッチーな名前ですし、緑茶世界の人は「芽=高級」信仰があるので、ありがたがる人もいます。取っつきやすいまろやかさがありますし、渋みも少ないので。「宮廷プーアル」という名前を見たら、基本的には、芽を使った口当たりの柔らかいお茶。ただし、香りの変化や味わいの厚みはあまり深くなく、ライトな感じ、と捉えておけば、まあ大体合っていると思います。#品質の高い生葉を使うと印象は結構変わります。<普通のプーアル茶との違い>一般的なプーアル茶は、「芽」だけでなく「成熟した葉」(三番目とか四番目の葉)もバランス良く使います。「芽」と「成熟した葉」の違いを成分の面から説明すると、旨み成分とポリフェノールの量にあります。「芽」は旨み成分が多めで、ポリフェノールは少なめです。さらにカフェインも多くなります。一方、「成熟した葉」には、旨み成分は少なく、ポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールは渋み成分ですので、そのまま緑茶に仕立てると渋みや苦みになります。旨みを味わいたい緑茶などは、渋みを避けるためにも芽を多めで製茶した方が有利でしょう。さて、雲南省の品種である雲南大葉種は、日本や中国の緑茶産地で作られている品種よりも、ポリフェノールが豊富であるという特徴があります。渋みや苦みが出やすく、緑茶向きの品種ではありません。が、発酵させるとなると話は別です。ポリフェノールは、香りや色素、その他の健康に有益な新しい物質に変化します。発酵を前提にすると、ポリフェノールが多い方が味わいの豊かさに繋がるのです。プーアル茶の持つ、ふくよかな香りや厚みのある味わいは、ポリフェノールの多い雲南の品種だからこその芸当なわけです。ところが、宮廷プーアル茶は、雲南の品種といえども芽で作るので、ポリフェノール由来の香り成分などの絶対量は、オーソドックスなプーアル茶に比べると、少なくなります。その代わり、旨み成分が多いので、まろやかな口当たりになります。でも、香りや味わいの厚みに欠けるのは致し方ないところ。宮廷プーアル茶で、「うーん、口当たりはいいけど、物足りない?」と思うのは、そういう成分が少ないからです。#もちろん、茶葉そのものの品質の差もありますが。<プーアル茶の等級とは何か?>もう1つの疑問。プーアル茶の等級とは一体なんでしょうか?中国のメジャーなお茶に関しては、政府が「標準(基準)」を定めています。お茶ごとに生産地域や製法、お茶の特徴などを明確に記述するとともに、等級なども明確に示しています。プーアル茶は2008年から、国が制定した「国家標準」というもので定義されています。この基準をクリアしたお茶はプーアル茶と呼んでも良いけど、それ以外はダメよ、というわけです。ホンモノかニセモノかを判断する基準を国が提示しているわけです。こういう基準を作って縛らないと、心ない業者が粗悪なお茶を流通させて、結局お茶のイメージをぶっ壊してしまうので。中国茶の世界が、ここ10年ほどの間に、ものすごく変わった部分は、こうした基準の整備にあると思います。一般的な通説に頼っていたお茶の定義を、政府がきちんと定義し始めたってことですね。お茶の説明をしっかりしようと思ったら、今やこれらの「標準」を読み込んだ上でないとできません。このプーアル茶の国家標準の中には、等級について記した部分もあります。ただ、これがやや厄介でして、・生葉の等級・原料茶の等級・製品の等級と、3段階に分かれており、それぞれに等級が決められています。最終的には「製品の等級」に集約されるのですが、段階を追って見てみましょう。<生葉の等級>まずは、生葉の等級。生葉は、芽と葉の比率で、特級・一級~五級までの全部で6種類が定められています。抜き出して翻訳します。特級:一芽一葉が70%以上を占め、一芽二葉が30%以下であること。一級:一芽二葉が70%以上を占め、同等の柔らかさの芽や葉が30%以下であること。二級:一芽二、三葉が60%以上を占め、同等の柔らかさの芽や葉が40%以下であること。三級:一芽二、三葉が50%以上を占め、同等の柔らかさの芽や葉が50%以下であること。四級:一芽三、四葉が70%以上を占め、同等の柔らかさの芽や葉が30%以下であること。五級:一芽三、四葉が50%以上を占め、同等の柔らかさの芽や葉が50%以下であること。「同等の柔らかさの云々」という記述がありますが、これは葉っぱだけ取れちゃったとか、新芽だけとかいうのもOKということです。特級と認められるためには、芽と葉がしっかり繋がった綺麗な形で摘みとり、揃えなければいけません。これは、かなりの労力がかかる=高コストであるということは言えます。<原料茶の等級>続いて、原料茶の等級。ここから突然、11段階になります。特級、一級~十級まであるのですが、表に記載されているのは、1段飛ばしになっています。間の級は、上と下の中間ということで判断の余地が残されている感じです。等級の分類に当たって見る点は大きく分けて2つです。外観と内質です。まず外観ですが、「条索」・・・形や太さ「色沢」・・・茶葉の色合い「整砕」・・・形の整い具合「浄度」・・・不純物(茎とか老葉とか)の有無を見ます。続いて内質ですが、これはいわゆる鑑定杯を使って評価します。「香気」・・・香りの状態・パターン・持久力など「滋味」・・・味わいの傾向「湯色」・・・水色の色・つや「葉底」・・・茶殻の状態。色、形、大きさ、柔らかさなど。これらを全部チェックします。基準には、それぞれに2文字~4文字程度の言葉が書いてあります。これが「評語」というもので、評茶員講座を受けると、膨大なお茶サンプルをテイスティングさせられて、徹底的に叩き込まれるものです。このような形なら「肥壮」だとか、こういう味なら「濃醇」だとか、こういう香りが「清香」だとか。このへんの評価基準を、評茶員&評茶師が共通で揃えておかなければなければ意味が無いので。それを覚えるのが大切なのです。メーカーは、出荷検査の際にお茶をテイスティングし、「これは確かに国家基準○級相当のお茶です」といって、格付けをしなければいけません。当然、基準と乖離があると大損害を負うことになる(基準に達していないお茶の販売が発覚したら、回収・買い戻しです)ので、国の定めるスタンダードが分からないと商売にならないのです。ゆえに評茶員資格は、製造・流通をする上では、必須資格になりつつあるわけです。話が少しずれましたが、簡単に言いますと、特級はかなり小さく芽の多いお茶で、適正に緑茶として仕上げられている(殺青などで失敗していない)、ということが言えるかと思います。生葉の段階では様々な大きさの茶葉が混じっていたとしても、原料茶として出荷or保管する際に、大きさで篩分けをして、「特級」「二級」「六級」「八級」のように分類することもあります。<熟茶の等級>次に、製品の仕上がりによる等級今回のお茶は熟茶なので、熟茶の基準を見てみましょう。こちらは特級含めて10段階になっています。製品茶の分類の基準も、原料茶と同じく2つです。外観と内質。見るべき項目は同じですが、発酵しているので、色や味わいなどの基準は、当然異なります。外観の項目にある、大きさは原料茶の段階でほぼ決まってしまうものです。色、均一度に関しては、発酵などの製造過程がきちんとしていれば、普通は問題の無いものです。続いて内質。香り、味、水色、茶殻とあるのですが、これもそんなに細かい設定ではありません。特級のところだけを抜き出してみると、香り:古びた香りが濃く強いこと味:濃いめで厚みがあり甘くて爽やかさがあること水色:紅くて艶があり明るさがあること茶殻:紅褐色で柔らかいこととなります。いずれも原料茶の状態がきちんとしていて、正常な管理をすれば作れる内容を規定しているだけです。プーアル茶の等級ってのは、製茶工程で失敗がなければ、基本的には葉の大きさで大体決まっちゃうんですね。「特級」なんて言葉を聞くと、品評会で受賞するような特別なお茶・・・を期待しちゃうかもしれませんが、残念ながら、そういうものではありません。ベースにあるのは、「葉の大きさが小さい」というだけです。<結論>今回の「最高等級茶葉」が特級のことを指しているのであれば、「芽を使ったお茶を主体で使っていますよ」という表明をしているだけです。「それって、宮廷プーアルなら当然では無いですか?」という気がしますね(^^;)そこを屋上屋を架すように、敢えて書いてきているというのは、マーケティングの常道ではあるのでしょうけど、違和感がありますね。芽のお茶は、茶摘みのコストがあるので、確かに一般的な茶葉よりは、やや高めです。といっても、お茶は収穫の時期や産地、作り方によってかなり価格差があるので、ペットボトルのコストに見合うお茶は探せばあるでしょう。キャッチコピーを翻訳すれば、「一般的な茶葉の中でも、芽を選んで使ってます」というのが結論なんじゃないかと思います。にほんブログ村よく特徴は出ているんですけどね。
2014.10.22
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最近、我が家で流れているCDは、今さらながらのこちらのシリーズ。 VOCALIST昔からのファンとしては、”持ち歌の方が・・・””他にも曲はあるのに、何故この曲?”等々、色々言いたいこともあります。が、病気を乗り越えて、注目を浴びることは良いことなので、結構好意的に聞いております。#でも、そろそろ、オリジナル曲で頑張る路線に戻って欲しいのですがねぇ。・・・さて、ここからお茶にどう繋げるか?最初のアルバム、”VOCALIST”を聞いていますと、かつての名曲『オリビアを聴きながら』が入っています。・・・あ、タイトルでもう分かってました?(^^;)そう、名曲『オリビアを聴きながら』の歌詞の一節。ジャスミン茶(ティー)は 眠り誘う薬♪これです。この歌詞が「日本におけるジャスミン茶のイメージを作り上げている」と、私は勝手に思っています(^^;)いや、冗談抜きで、やっぱりメロディーに乗った歌詞の効果って大きいと思うんですよ。中国茶を普及するためには、ヒットする曲の歌詞の中に紛れ込ませるのが一番の早道?のような気がします。#でも、鳳凰単叢とか太平猴魁とかいう、勇ましい名前は馴染まないかも(^^;)・・・話を元に戻します。冷静にジャスミン茶を見てみますと、ほとんどのお茶は緑茶ベースです。緑茶は、カフェインの刺激が端的に表れやすいので、「それって眠気を打ち消すだろ」というイメージがあります。一方で、ジャスミンの精油には、鎮静効果があると言われています。鎮静効果と緑茶のカフェイン...どちらが勝つのか関心がありますねぇ。。。というわけで、蘭亭さんで「ジャスミン茶の美味しいの下さい」と伺って買ってきたお茶で実験♪白龍香珠福建省産の緑茶ベースのジャスミン茶。オーナーさんのイチオシです。少しジャスミンの花が入っています。かなりジャスミンの香りがあります。ちょっと強烈。でも、フレーバーではなくて本当の花の香り。上質です。あ、ちなみに私はジャスミンなどの香りのついたお茶は本来苦手です(^^;)自分でお金を出して買うことは滅多にありません。そのへんを割り引いてご覧下さい。これを淹れてみようと思いますが、さて、問題は温度です。低すぎると今ひとつ香りが出ませんし、高すぎるとカフェインがたくさん出ちゃいます。私、お茶は全て沸騰したてのお湯で淹れますが、今回は緑茶同様、「茶海に一回お湯を入れて、茶海から注ぐの術」を使うことにしました。これなら、この時期は水温が90度ぐらいに下がりますので、ちょうど良い頃合いではないかと。で、ガラスの蓋碗で淹れてみました。丸まっている茶葉が生き物のように広がっていきます。一旦、茶海にあけて、茶杯で飲んでみます。金色の茶水。美しいです(^^)さて、お味ですが...香りは、茶葉の時点ではちょっときつく感じましたが、茶水になったら上品でマイルド。お茶の質とジャスミンの吸着のバランスが良いのでしょうね。香りが強すぎず、かといってお茶の味が負けているわけでもありません。しっかりとお茶の味が残っています。そして、少し冷めるとよく分かりますが、ちょっとトロンとした口当たりのお茶です。茶質が豊富なんでしょうねぇ。これは美味しい(^o^)さて、肝心の?眠気...確かに、香りでリラックスな感じはあるんです。特に、ジャスミンの香りが喉元に残って、なかなか幸せな気分です♪このまま眠ったら、良い夢は見そうです(笑)ただ、これで眠くなるか?というと。。。な気がします。結論:ジャスミン茶は、あるきちの眠りは誘わなかった(苦笑)でも、個人差があると思うので、皆様のジャスミン茶体験も教えて下さい(^^)<おまけ>せっかく、学芸大学に行ってきたので、その筋では有名なお店”がんそ”さんで、富士宮やきそばを買ってきました。富士宮やきそば学会公認のテイクアウト専門のお店です。麺に特徴があってなかなか美味しい♪意外とボリュームもあります。さらに無謀にも、お好み焼きも購入。こちらもキャベツがたっぷりの具だくさん♪・・・両方を1人前ずつは、ちと多かったようです(^^;)なかなか美味しいので、蘭亭さんと合わせて行ってみてはいかがでしょうか(^^)富士宮やきそば・お好焼 がんそ住所:東京都目黒区鷹番3-14-6TEL:03-3760-8278定休日:月曜日、第3火曜日オレンジの富士宮やきそばの”のぼり”が目印です我ながら振れ幅の大きいブログですね(^^;)
2008.02.13
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2月11日の建国記念の日に開催されたイベント 中国茶研究会「薄茶と濃茶の淹れ方」に雑用係として行って参りました。#最近、お茶業界の”雑用係”になっている気がします(^^;)こちら、地球にやさしい中国茶交流会にも参加いただいた、留香茶芸のみなさんによる講座でした。実はあまり流派の特徴というものが、よく分かっていなかったのですが、今回、その一端が垣間見えた気がしましたので、ちょっとご報告を。中国茶の「流派」というのがどういうものなのか、気になっている方も多いと思うので。まず、前半はタイトルにもなっている”薄茶(うすちゃ)”と”濃茶(こいちゃ)”についての講義でした。ちょっと独特の用語ですが、喉を潤すゴクゴク系のお茶が薄茶香りなどをじっくり楽しみたいお茶が濃茶だそうです。創始者の李先生のルーツは、広東省の潮州にあります。つまり、潮州の濃いエスプレッソのようなお茶が濃い茶の標準になっています。というわけで、薄茶といっても、実はそんなに”薄い”わけではないようです。実際に飲ませていただくと、コーヒーでたとえるならば”エスプレッソ”とドリップコーヒーの”ブレンド”のような関係性でした。決して、”アメリカン”ではありません。薄茶と濃茶をそれぞれどうやって淹れるのか、というのが前半の講義なのですが、色々と面白い発見が。まずは、こちら。お皿に載っている茶葉は全て同じ重さの茶葉なんですが、お茶の種類によって随分かさが違います。これは分かりやすいですね。さて、お茶を淹れる時に、ちょっと迷ってしまうのが、茶葉を入れる量。特に初めてのお茶の場合は、戸惑いますよね。それが留香茶芸のやり方だと、結構明快です。茶葉の形状を6パターン程度で独自に分類しており、形状によって茶壺に対してどのくらいの量を入れればよいか、という目安があるのだそうです。「この形だから、この程度の量」というのを6パターンだけ覚えればOKということですので、シンプルですね。あとは、お湯の温度も、お茶の種類ごとに適温が決められています。これは主に六大分類にいくつかの要素を加えたものなので、それを一通り覚えればOK。お湯の温度は泡の状態で確認するそうです。蒸らし時間に関しては、簡単な計算式で1煎目、2煎目、3煎目と適した時間が求められるようになっています。あとは時間をどう計るかだけです。が、これも、茶杯を温めたり、お湯を捨てたりという動作に要する”標準作業時間”が決まっているので、砂時計を見ながら待ち時間を計る、というようなことをしなくて良くなっているそうです。というわけで、この方式だと、茶葉の形状と茶種ごとの湯温のパターンさえ覚えてしまえば、どんなお茶でも対応できてしまうわけです。変な話ですが、どんなお茶かよく分からないお茶でも、美味しく入れられるというスタイルにしているようです。この点が一番の特徴ではないかしらと思いました。#そういう説明はないのですが、横から聞いているとここが一番のポイントのように思えました。私の場合、どちらかというと、「お茶の製法的にこうだから、大体このようないれ方で」というスタイルで教え込まれた面があるので、これはちょっと新鮮でした。あれやこれや覚える必要がないので、その分、技術を磨くのに専念できる仕組みなんだなぁと思いました。後半は、理論の実践ということで茶芸披露を。まずは、蒙頂黄芽。こちらは薄茶点前で。薄茶という名前に釣られて飲むと、「あれ?」と思うぐらいの、しっかりとした味で出てきました。お茶の特徴がしっかりと分かる濃さです。続いて、福寿山。こちらは茶壺で淹れていただきました。しっかり目に入っています。”濃茶”ですね。香りも強めに出ていますし、味わいも舌にドンっと来る感じの淹れ方です。なるほど。そして、岩茶を蓋碗で。たしか半天妖だったかと。こちらも、ハッキリとした味わい・香りのお茶に入っていました。濃茶の場合は、茶葉もかなり多めの分量で淹れるようです。さて、留香茶芸では、茶道具を洗って元の状態に戻すところまでを1つのプログラムとしています。そんななか、潮州ルーツですよというのがよく分かるのが、こちらの動作。茶杯の洗い方が独特です。2つの茶杯をピンポン玉のようにして持ち、お湯の入ったもう1つの茶杯に入れてカチャカチャ回して洗う技です。私には熱くて絶対無理ですwと、こんな感じの会でありました。全体を通してですが、李先生の経験の中から出てきたものを、きちんとまとめ上げて、かちっと体系的にまとめあげたんだろうな、という印象を持ちました。特に淹れ方の「軸」の部分に相当する、茶葉の分量や時間の決め方が「うちはこういうやり方でいく」と決まっているからなのか、淹れ手の方の動作の安定感はかなりのものでした。迷いがないんですよね。「流派」というと、手の動かし方だとか、レイアウトの仕方とか、そういう点に目が行きがちですが、本質は違うところにあるのではないかと。今回見た限りでは、「お茶の専門家でない人が、生活の中でお茶を楽しむ方法を追求」というのが、流派の根本の考えにあるのかな、と思いました。人は、いつも見慣れたものと違うものを見ると、なんだかムズムズしてきてしまう(笑)傾向があります。が、「その裏にどんな考え方があるんだろうか」と見て行くと「なるほど~」と感心することも、しばしばです。見慣れた世界に止まらず、いろんなスタイルを見て行くことも、やっぱり大事だな~と改めて思いました。
2012.02.20
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南海の堺東駅とJR堺市駅のちょうど中間ぐらいの住宅街。三国ヶ丘小学校の近くに中国茶と焼き菓子のお店があります。こちらの琥珀茶菓(こはくちゃか)は、パティシエールさんがオーナーを務めるお店。大阪市内の有名パティスリーで修行後、こちらのお店を立ち上げたそうです。洋菓子畑の方が紅茶やコーヒーではなく、なぜ中国茶?と思いますよね。オーナーさんは、上海への留学経験があり、その時以来の中国茶のファンなのだそうです。お店では、店内で焼かれたお菓子(主に焼き菓子)と中国茶の販売と喫茶をしています。喫茶は、3テーブル10席ほどのイートインスペースで、お菓子と中国茶をともに楽しむことができます。店舗の前面がガラス張りのお店の佇まいから、オーナーさんの雰囲気そのままの”可愛らしいお菓子屋さん”という印象を持ってしまいがちなのですが、侮ってはいけません。お店の看板には「中国茶&焼き菓子」と「中国茶」が前に書いてあるように、お茶へのこだわりがなかなか硬派なのです(^^)今回は喫茶でお邪魔しました。茶譜を見せていただくと、二十数種類のお茶が並んでいます。毎シーズン、上海の茶葉市場にオーナーさんが仕入れに行っているそうです。ちゃんと正規の輸入手続きを踏んでいるので、そのへんも安心できるのではないかと。日本で一般に「中国茶」というと烏龍茶のイメージが強いですし、おそらく愛好者が多いのは烏龍茶でしょう。が、こちらのお店は紅茶、花茶、黒茶、白茶が中心です。このへんのお茶を敢えて選んでくるところは好感を持ちますね。お菓子に合わせるのであれば、紅茶や黒茶ってのは、烏龍茶以上にマッチしますから。ラインナップは、仕入れの都度変わるようですが、紅茶では話題の妃子笑、金駿眉などがあったり、黒茶はプーアル茶の生茶、熟茶だけでなく、茯磚茶などもありました。このへんから見ても「お菓子屋さんが中国茶をちょっと置いている」というレベルでは無いことが感じられます。少し悩みまして陳年プーアルを注文しました。お茶はこのようにオーナーさんが一煎一煎、淹れてくれます。茶海のお茶が無くなったタイミングでススッと現れて、お茶を淹れてくれました。オーナーさんの接客も丁寧なので、”美味しい中国茶は楽しんでみたいんだけど、自分で淹れるのはちょっと不安で・・・”という方でも安心して、中国茶に挑戦できそうです(^^)#私のような”大茶飲み”が来ると、申し訳ない感じですが(^^;)肝心のお茶の品質ですが、なかなかのクオリティだと思います。陳年プーアル茶に関していえば、甘みを感じるような丸さもありながらも、雑味などが本当に少ないタイプです。プーアル茶初心者の方でも飲みつけている人でも納得のお茶ではないかと。なんとなく感じるのは、上のランクの美味しいお茶を知っている人が選びそうなお茶だな、ということですね。良いお茶に共通するような透明感を大事にしたお茶選びをされているんじゃないのかな、と。それからお茶請け。店内で販売しているお菓子は、イートインとして食べていくことが出来ます。気になったお菓子をテーブルに持って行くと、こんな感じでお皿に載せて提供してくれました。左側の小さいものは塩クルミ。甘さは控えめで、程良く水分が取られる系のお菓子なので、お茶がどんどん進みます。まさにお茶請けの鑑(^^)右側の大きめのものは、五香杏仁。中華風な焼き菓子です。食べてみたら、様々なナッツが詰まっていてお得な感じがします。さらに、ほんのりと五香粉の香りがあって、これは新しいですね~。お菓子には、甘さ控えめのものとガッツリ甘いのがあります。このお菓子は甘いですよ~、と説明もしてくれるので、お茶に合わせたお菓子選びも楽しいのではないかと。このほか、夏期限定でアイスクリームもあるそうです。夏場はアイスクリームを食べながら、熱いお茶も楽しむってのも、なかなか良さそうです。こちら、予算に応じてお菓子の詰め合わせなども作ってもらえます。個人的には、お茶会やお茶好きさん宅への手土産としても最適じゃないかと。茶葉もクオリティがなかなか高いので、セットで持って行けば、お茶好きさんにも満足いただけると思います☆琥珀茶菓(こはくちゃか)住所:大阪府堺市堺区中三国ヶ丘町5丁2-1電話:072-267-4855営業:10:00~18:30定休:火曜日、第1・3水曜日http://kohachaka.exblog.jp/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村お茶もお菓子も本格派(^^)
2015.05.20
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次のお店はMRT文山内湖線(文湖線)に乗って、南へ。新たに開通した信義線との乗換駅である大安駅で降ります。やって来たのはおなじみの茗心坊。お店の入り口、改装したそうです。お店の中はいつもの感じです。店主の林貴松さんは、相変わらずお元気そうです。いつもは茗心茶皇を買っていたのですが、昨年から、ちょっと気になるお茶が出てまして。そのお茶の名前は松戸烏龍茶。矢切の渡しでも知られる千葉県松戸市。近くの江戸川から上がってくる川霧のおかげで美味しいお茶が育ち、最近では烏龍茶も作られて・・・・・・というのは、もちろん大ウソですw店主の林貴松さんの名前の「松」と、家を意味する「戸」を組み合わせたものです。要するに、「松っちゃんちの烏龍茶」ぐらいの意味かと。産地は凍頂付近だそうですが、農薬や肥料などは散布しておらず、自然そのままの状態の茶畑になっています。茶畑を所有しているわけではなく、そこのお茶を全量買い上げているとか。春、冬は烏龍茶として製茶し、夏茶は紅茶として加工しているそうです。製茶の時期になると、店主の林さんも出かけていき、お茶づくりを行っているそうです。このへんの様子は、茗心坊のFacebookにも写真が上がっていますし、お店でも写真を見せてもらえます。製造した烏龍茶の一部は4kgぐらいの球形の団茶に仕上げているのもあり、これもお店で展示されています。色々と思い入れのあるお茶なので、松戸烏龍茶なんですね。で、今回もその松戸烏龍茶をいただきました。伝統的な凍頂に近づけるというコンセプトで作っているので、焙煎に時間がかかるそうです。火を入れては休ませ、また火を入れるという感じで。なので、飲んだのは昨年の冬茶。発酵と火入れを重めにしているので、香りと甘みが際立つ感じですね。雑味が少ないのは茗心坊らしいところです。何よりも自然仕立ての茶園なので、お茶の芯がしっかりしているように感じます。凍頂のお茶という観点で評価をするとべらぼうに高いんですが、風格は高山茶並みなので、まあ納得感はあります。「同じ茶畑の夏茶で紅茶も作った」ということなので紅茶も飲んでみました。「おー、松戸紅茶?」と聞くと、その名前いいね!と言ってましたが、お店での商品名は蜜香紅茶ですw水色はこんな感じ非常に透明感があって艶のある水色です。香りが大葉種の紅茶じゃないか、これ?と思うぐらい、華やかな香りです。それでいて渋みも少なく、甘みがあるので、これはいいかも、と思いました。ただ1点、ちょっと気になることが。紅茶の入れ物が、この木製の茶筒しか無いんです(^^;)非常に綺麗な茶筒なんですが、ちょっと大きい・・・250g入るんですが、直径15cm×高さ16cmほどの円柱型なので、持ち帰るのは結構大変。欲しい方は、ちょっと大きめのカバンを持ってこられることをお勧めしますwお茶を飲んでいたら、常連さんがやって来て、あれこれ議論に巻き込まれました。今回のテーマは、日本、台湾、中国、韓国の国民性の違いについてwここで長居してると、毎回こんな感じなんですよね(^^;)そんなこんなをしていたら、お昼をご馳走になってしまいました。客家料理が出ているので、あれ?と思って聞いてみると、林さんは客家だとか。高雄の美濃の出身だそうです。奥様は台南出身ですが、客家じゃないそう。なんでも兄弟が美濃にいて、そこで自然農法のトウモロコシなどを作っているそうです。食卓にもそれが上っていましたが、やっぱり味が濃厚で、味わい深かったです。なるほど松戸烏龍茶は、こういう好みが反映されているのかもな、と思ったのでした。食後には、食べきれないほどのライチ(玉荷包)とパイナップルも。この時期の台湾、暑いし雨も多いけど、果物は豊富で良い季節です(^^)茗心坊住所:台北市信義路四段1-17号電話:02-2700-8676営業:11:30~21:30休業:日曜日茗心坊Facebookページ大安駅は4番出口を出て、目の前の横断歩道を渡ります。お店は、渡ったところにあるスターバックス、ファミリーマートの入っている大きなビルの一番右側(信義路側)にあります。続く。にほんブログ村多少高いですけど、良いお茶がある店です
2014.06.19
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鶯歌・陶瓷老街でお昼を迎えるケースもあると思います。そこで、老街内のお食事処とお勧めのお手洗いスポット(長居するなら重要!)のご紹介を。その他、茶器購入にあたっての攻略法あれこれをまとめてみました。<お食事処やお手洗いなど>鶯歌 茶器屋さんマップ内では、緑色の四角・A~Dで記載しています。<A>鶯歌光點美学館真新しいショッピングビルにはハニートーストが名物のカフェだったり、ファーストフードのお店(頂呱呱)なども入っていて、ちょっとした食事が食べられます。重慶街側の入口には、陸羽茶藝のドリンクスタンドがあったりして、休憩にも便利です。お手洗いも新しく衛生的。お店ももちろんですが、老街歩きの拠点としても有効に活用できそうです。<B>富貴陶園重慶街にある、ギャラリーレストランといった趣のお店です。セットメニューが各種用意されており、ゆっくりと食事を楽しむことができます。お値段は300元以上からと台湾の相場からすれば高級の部類ですが、雰囲気はピカイチです。入口のところにメニューブックが出ていたりするので、それを見て判断されると良いかと。http://www.fugui-yingge.com.tw/<C>老街陶館2階の甕仔麺観瓷の入っている老街陶館2階に、簡単に麺を食べられるお店があります。フードコートに近い雰囲気なので、割と入りやすいのではないかと。甕仔麺の向かいにはドリンクを売っているお店があって、休憩にもよさそう。老街陶館はお手洗いも割と衛生的なので、その点でもお勧めできますね。<D>厚道飲食店ローカルなお店もOKの方でしたら、排骨飯や鶏腿飯の美味しい、こちらのお店。昔のレトロな雰囲気を再現した面白いお店で、週末は行列の絶えない人気店です。オリジナルの名前の付いたドリンクメニューも豊富。休憩にも良さそうです。支店が三峡の清水祖師廟の向かいにあります。https://www.facebook.com/hodow.tw<各店の品揃えとお値段>鶯歌のお店を何軒か回ると気づかれると思いますが、どこのお店も同じような商品を扱っており、あまり値段も変わりません。茶器メーカーの数は限られていますし、売れ筋の商品は大体決まっていますから、どうしてもこうなります。価格が比較的お手頃なメーカー製の茶器を購入されるのでしたら、基本的にはどこのお店でも買えると思いますし、お値段も大差ありません。なので、「見やすい」「買いやすい」「店員さんとフィーリングが合う」とか、そんな感じでお店を選べば良いと思います。お店によって違い&個性が出るのは、作家物の茶壺だったり、一点ものの商品群です。品数はさほど多くないかもしれませんが、これらはお店によって、かなり個性が出ます。「どこのお店も、そんなに変わらないな」と思ったら、こうした作家物のラインナップを見ていただくと、お店の個性やセンスなどが分かると思います。<安い茶器と高い茶器の違いとは?>茶器は本当に値段もピンキリです。初めての方ほど、どれを選んで良いのか迷われることもあるかと思います。例えば茶杯なら1つ10元の激安なものから、1000元を超えるようなものまで、本当に色々あります。安いものは規格品で、絵付けはプリント。大陸からの輸入品が多くを占めます。あんまり安いものだと形が少し不格好だったり、色が微妙だったり。安いものほど日本人好みな、シンプル&無地のものが無いんですよね。中には歪んでいたり、印刷がずれていたりするのもあります(^^;)有名メーカー製のお値段がそこそこするものは、造形もきれいですし、絵付けもしっかりしています。見栄えも勿論ですが、持ったときの感覚や唇に当たる際の滑らかさなど、お茶が美味しく感じられるような工夫が随所に散りばめられています。お値段なりの理由は、きちんとあります。一点ものや手描きの絵付けのものは、やはり高級品。お値段はかなりしますが、風格もあり、それこそ一生ものです。安物すぎる茶杯だと、せっかくのお茶の味がなんだかスポイルされるようにも感じます。個人的な経験から言うと、安くても50元前後ぐらいを1つの目安にすると良いかも、と思います。茶壺の場合、大きく違うのは水切れの良さですね。工作精度がもっともハッキリ出る部分です。良心的なお店では、水切れのテストをさせてくれたりもするので、それなりのお値段のものを買う場合は、お願いしてみることをお勧めします。あと道具ですから、やはり持ったときの感覚はとっても大事です。見た目は良くても自分の手になじまない・・・では、道具としては失格です。気になるものは、どんどん触らせてもらって、納得のいくお買い物をしましょう。なお、茶壺は小さければ小さいほど&薄手になればなるほど、生産が難しいので高価になります。それをするのにはとっても技術が必要で、職人さんの長いキャリアと弛まぬ研鑽が必要なんです。逆に言うと、有名作家さんのものでも、ちょっと大きめのものなら割とリーズナブルに購入できたりします。道具の見立ては、やっぱり身銭を切って、色々試さないと難しい部分もあります。良いものを沢山見て、実際に触り、使いつつ、時には失敗して後悔する。とにかく経験と時間(そして授業料w)が必要です。まずは手の届く範囲で少しずつ買い求め、親しんでいくことをお勧めします。上級者さんであっても、誰しも必ず通る道ですので。<よく見かける台湾の茶器ブランド>色々なお店でよく見かける茶器ブランドの特徴を知っておくと、商品を選びやすくなるかと思います。Webサイトや実際の製品を色々見てみると、スタイルや特色が少しずつ頭に入ってくるでしょう。贔屓のブランドが見つかったら、直営店でお買い物をしてみると良いと思います。直営店限定のモデルなどがあったりしますので。一部のブランドを列挙してみます。○風清堂 Facebook陶瓷老街や近くに直営店あり。記事内参照のこと。○三希 Web陶瓷老街に直営店あり。記事内参照のこと。○陶作坊 Web陶瓷老街や近くに直営店あり。記事内参照のこと。台北の永康街など市内各所にも直営店あり。○台湾丞漢 B-choice Web総合的に茶器・茶道具を扱う会社。茶器はもとより、茶巾や細かな茶道具、電気ケトルまでカバー範囲はもの凄く広いです。比較的リーズナブルな価格のものが多く、コストパフォーマンスに優れるものも多数(時に外れもあります)。最近のヒット商品は、客家の花布をデザインした茶器類でしょうか。○宜龍 Web総合的な茶器メーカー。クラシックな茶器もありますが、最近目立つのは磁器とガラスを組み合わせたモダンでアイデア商品的な茶器のライン。台北の永康街・永康公園の近くに支店あり。鶯歌・陶瓷老街に直営店はありません(2016年1月現在)。○建窯 Facebook総合的な茶器メーカー。比較的お手頃なものが多いです。シンプルで日本人好みな茶器もありますが、ゴテゴテした中国風のデザインのものも多く、好みは分かれるかも。台北・重慶北路のカルフールの向かいに典蔵陶藝行という代理店があり、そこで買うことも可能(事務所チックなので雑然としてますが)。○醇品 Webクオリティーの高い茶器に特化したメーカー。お値段は結構しますが、デザインや絵付けなどは、さすがと思うことも多いです。台北・永康街に直営のショールーム兼ショップがありますが、訪問するだけでも予約必須。○飄逸 Webボタンを押すと茶湯が落ちてくるマルチティーサーバーやポリカーボネート製の茶漉し付き水筒など、異色の茶道具を開発・生産するメーカーです。人と同じことをやらない会社なので、生産しているものはここが最初に発明したものばかり。ある意味、オンリーワンの会社です。<台北や日本との品揃え・価格差について>台北では茶器を扱っているお茶屋さんというのは、意外と多くはありません。置いてあっても「お客さんの利便性のために、とりあえず置いています」程度の力の入れ方が多く、種類が少なくてあまり選べなかったりします。また、鶯歌で買うのと台北などの市中で買うのとでは、価格差があることが多いです。#直営店でしっかりしているところなら統一価格だったりしますが。なので、欲しい茶器がいくつもある場合には、鶯歌まで行った方が色々選べて楽しい&お得に手に入ると思います。それから日本国内との販売価格差ですが、結構大きいです。茶器は重い&壊れやすいので運送費・歩留まりを見ないといけないということもあります。が、最も大きい理由としては、茶器は食品(お湯やお茶)に触れるものなので、販売目的で輸入する際には日本の食品衛生法に基づく検査が必要なためです。身体に有害なものが染み出てきたら国民が困る、ということで輸入の際には、国内の機関で検査することを日本政府が求めているのです。その検査費用分と検体の費用が価格に上乗せされてしまうので、どうしてもお値段は高くなってしまいます。そういう日本の検査制度のせいで高いのであって、お店がぼったくっているわけでは無いので、念のため。#個人で日本国内に持ち込み、自分で使用する分には自己責任なので問題ありませんが、他の人に販売すると食品衛生法違反となります。そんな理由で、日本国内では茶器は割高になります。が、割れ物・重いものを運ぶ手間が省けることや検品や商品のアドバイスなどは期待できます。「目利きに自信が無い」「どれを選んで良いか、よく分からない」という場合は、必要に応じて、国内のお店を利用するのも良いでしょう。鶯歌ガイドは以上です。にほんブログ村旅行記は続きます♪
2016.02.17
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和歌山市内の日赤医療センターの角を寺町通りへ。少し入った通り沿いに、様々なお茶と夜はワインも楽しめるお店があります。こちらの二十四節気さんは、体調や気分に合わせて、一人一人に合ったお茶を提供したいという考えでやっているお店です。そのため、日本茶、紅茶、中国茶とお茶に関しては色々揃っています。マニアックに突っ込むというよりは、幅広く対応するお店で、”街のかかりつけ医”的な存在のお店ではないかと。1階はカウンター席とテーブル席で10席ほどです。メニューを見ても、日本茶、中国茶、紅茶と色々なものがあって悩みました。が、ここは中国茶党なので、まずはベーシックなところから・・・ということで、黄金桂を注文してみました。茶壺が出てきて、マイペースに飲んでいけるスタイルです。少し火が入ったタイプの黄金桂でした。獅子の茶壺がかわいらしいですね(^^)オーナーさんは元々、白浜のホテルに勤務されていて、日本茶、紅茶、中国茶と色々勉強されたとのこと。ワインについてもソムリエ資格を取るなど、とても勉強熱心な方です。ホテル勤務時代に白浜の茶農家さんとも繋がりができ、そこの珍しいお茶も分けていただいているとか。なんでも、国産の「白茶」がある、という話を聞きまして、「それ、飲みたいです!」と言ったら出てきたのが、こちら。やぶきた品種で作っている白茶なのだそうですが、柑橘系の香りが漂い、とても品のある美味しいお茶でした。「日本茶好きです」という方には淡すぎるかもしれないのですが、いろんなものを飲み慣れている中国茶ファンの方は、このお茶結構好きな方が多いと思います。やぶきたでこんな香りの良いお茶が出来るとは、ちょっとビックリです。何度か通って、オーナーさんとお話しし、好みが分かってくると、色々美味しいものを勧めてもらえそうなお店です。お茶のお値段も比較的手頃なラインから用意していますし、とてもフラットに様々なお茶をとらえている方なので、初めての方でも安心して入れるお店ではないかと思います。お茶とワインの店 二十四節気住所:和歌山県和歌山市砂山南1-4-51電話:073-424-7667営業:11:00~21:00定休:木曜日https://www.facebook.com/24seasons.wakayama/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村和歌山では貴重なお店だと思います(^^)
2017.01.23
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2日目。あいにくの雨模様ではありますが、今回の大目的の1つ、鶯歌へ行きます♪鶯歌(おうか・イングゥ)は、台北縣と桃園縣の境目ぐらいにあります。なので、実は、桃園国際空港を起点にした方が圧倒的に近いのです。しかし、今回は茶器・お茶・お土産買い倒れになることが分かっていた私は、前回の教訓を参考に、前回購入した大ぶりのスーツケースを持って、出かけて行きましたので、さすがにこれを引きずって鶯歌を歩くのは無理、と翌日に訪れたのでした。ちなみに、最も効率的な方法は、『中国茶めぐりの旅』で紹介されているように(今回の旅行で、この本のルート・店選びの素晴らしさには、今更ながら舌を巻きました)、空港への帰りがけに寄ることでしょうか。ただ、これをするには、周到な準備が必要です。それは次の3つ。・帰国便は、午後3時以降発の飛行機を予約しておく・タクシーをホテルででもお願いして、チャーターしておく(バックパッカー並みに荷物が少なければ、電車でOK)・機内持ち込み用のボストンバッグを用意(戦利品の茶器をハンドキャリーにするため)これで、預ける荷物は、タクシーのトランクに入れておいて、身軽な状態で、お買い物に専念することが出来ます。朝から鶯歌へ出かけて、大体10時頃~12時半ぐらいまでのショッピングタイム。鶯歌から空港までは、タクシーで30分も見れば良いでしょう。つまらない空港の免税店を見るよりも、お茶好きな方にとっては、こちらの方が正解かもしれません(どれにしようか、で帰国寸前まで迷うかもしれませんが…)。さて、普通に電車に乗って行く場合ですが、別に中国語が出来なくても、十分にたどり着く事が可能です。初心者歓迎な台湾、もとい当ブログ(というより、私も初心者~)。台北ナビや旅々台北並に、誰でも行ける鶯歌への行き方を、まず解説いたしましょう!まずは、台北駅に行き、自動券売機で31元の鶯歌行きの区間列車の切符を買いましょう(「草かんむり+呂」光号で行く場合は、値段が違います)。タッチパネル式のものでは、区間列車の切符を販売していないので、ちょっとボタンのいっぱい付いている普通の券売機を利用しましょう。ちなみに往復だと、もう少し安くなります。往復で56元だったかな?(曖昧)買い方は、券売機にお金を入れて(小銭を事前に用意!なければ、窓口で買いましょう)、押すべきボタンに光がつきますので、そこから選びます。1.人数 → お好みで2.切符の種別(全票=大人料金・半票=子供料金←身長で決まります・往回=往復) → お好みで3.列車の種類(自強・「草かんむり+呂」光・復興・区間) → 区間(区の字は旧字体で、中に「口」が3つ並んでるやつです)を選択4.目的地 → 鶯歌を押すと、切符が出てきます。これで、第1関門突破。裏が黒っぽい磁気付きの切符だったら、そのまま自動改札を利用できます。次に乗る電車の選び方。近くをキョロキョロ見回すと、飛行機の出発便を表示しているかのようなディスプレイがあります。これを見ましょう。これで乗る電車を調べます(時刻表でもいいですが。ちなみに對號列車というのは、特急・急行の類です。今回は使いません)。ここでポイントがあります。区間列車に乗るわけですが、南へ行きますので、下行きの列車を探してください。そしてその中で、中「土歴」あるいは、新竹などの行き先になっている区間列車を探してください。#樹林行きというのが結構本数があるのですが、これは手前で止まってしまいます。樹林の2つ先が、鶯歌です。鶯歌は桃園のちょっと手前ですので、それより先へ行く列車ではないとまずいのです。ちなみに、電光掲示板を見ていると、しょっちゅう「晩 ○←数字」とか書いてあるのを見かけます。「晩」というのは、「遅れ」の意味ですので、電車が遅れているようです。時間通りであれば、「準點」と出ています。「何でこんなに遅れてるんだー」と思うのですが、世界的に見たら、きっとかなり正確な方です。#インドとか凄いらしいですからね~さて、次にプラットフォームへ上がります。台湾では、プラットフォームを、月台(ユエタイ)と言います。列車も、何番線という言い方ではなくて、例えば、第4月台Aのように書いてあれば、第4月台のA側から出発。反対側は第4月台Bになります(日本だったら、7番線・8番線に当たるのでしょうね)。先ほどの電光掲示板で、プラットフォームの場所が出ています。そのプラットフォームに上がりましょう。で、真ん中へんで待つことをお勧めいたします。#区間列車は、長さが短い場合があるので。さて、電車が来ました。乗車します。この電車、ちょっと重厚感がありますが、日本の普通の通勤電車と変わりません。向かい合って座ります。一応トイレつき。ちなみに「博愛座」は、いわゆるシルバーシートです。座ってもかまいませんが、座るべき人が来たら、きちんと譲ってくださいね(台湾では、マナーをきちんと守る日本人であって下さい)。乗車してから、しばらく地下を走り、板橋を過ぎると、外へ出ます。台北→萬華→板橋→樹林→山佳→鶯歌と、大体30分で着きます。ちょっとしたローカル線の小旅行です。・・・着きました。鶯歌駅、改札は1箇所しかありません。でも出口は右と左に2つあります。改札を出て、鶯歌陶瓷博物館に行くのであれば、右へ行きましょう。最初は陶瓷博物館へ向かってみます。駅を出ると、こちら側はいわゆる駅裏に当たるので、あまり活気がありそうな感じではありません。駅を背にして右側に(台北からの電車の進行方向に)テクテク歩いていきます。歩道が整備されていないところや、信号が無いところも結構多いので、道路の横断には気をつけましょう。#まあ、中国やベトナムに行ったことがあれば楽勝です。私が行ったときは、平日なので、閉まっているお店も多かったのですが、観光客目当てのお店や、風清堂のお店やら、この後、訪れる陶作坊のお店の前も通ります。10数分ほど歩きます。そして、橋を渡ると、右手に大きな建物が見えます。この建物が、鶯歌陶瓷博物館なのです。なんて近代的なの~。それもそのはず。陶器といっても、セラミックも陶器の1つですから、台湾のハイテク産業を支える重要な屋台骨なのです。でも、さすがに、「これ、お金かけ過ぎだろ…」と、思ってしまいます(^_^;)門に入る前に、向かって左手のチケット売り場でチケットを購入します。大人100元。中に入ると、受付カウンターで日本語の説明ガイド機をレンタルしてもらえます(有料)が、私はパスしておきました。必要な方は、どうぞ。<展示の内容>1階は、主に焼き物の作り方などの展示があります。土を採って、それをどう寝かせて、捏ねて…というのをわかりやすく解説しています。2階は、常設展示。鶯歌の陶業がどう発展してきたか、ということが示されています。日本統治時代の内容もあるので、意外に日本の陶器の産地との結びつきが深いことに驚かれると思います。3階は特別展示。私が行ったときは、有名な先生たちの作品の展示でしたが、その中に台北縣長(県知事ですね)の作品があったのにはビックリしました。鳥を描くのが得意なようなのですが、素晴らしい腕前です(^^♪さて、ここ1階のミュージアムショップがなかなか充実しています。小物類や茶器の類も充実していますので、一度覗いてみると面白いです。原理はよく分からないのですが、お茶がおいしく入る陶器が売り出されていました。磁化杯みたいなものですかね。私、思わず買いそうになりました(苦笑)が、一番最初に行くと、相場がわからないので、得かどうか分かりません(^_^;)また、地下1階にはコーヒーショップがあり、簡単な食事も出来ます。ちょうど昼時だったので、ここでちょっと「鶯歌商法」に乗ってみました。何かを食べたら、食べた器をそのままあげる、というやつです。で、セレクトしたのが、コレ(ここの店はこれしかないんですが)。ふたを開けると・・・じゃーん。焼き飯といっていますが、チャーハンではなく、もち米を使っていておこわみたいなものでしょうか?烏来あたりでは、これを竹に詰めて出していますが、あれと似たようなものです。案外、美味しいです(^^♪器は・・・おぎのやの峠の釜飯みたいなものを想像していただければいいかも。食後、この紙を捨てれば、器は清潔なまま持ち帰れる、とお店のおばちゃんが説明してくれました。コーヒーとゼリーのセットをつけても250元ですから、ちょっとした記念に持ち帰るのもいいかもしれません。・・・でも、何に使うんだろう(^_^;)さて、ここを見学したら、早速、陶作坊・・・と行きたいところですが、大荷物になるのは目に見えている(苦笑)ので、いったん横目で見ながら通過し、先に陶瓷老街に行きましょう。長くなったので、陶瓷老街と自然窯・陶作坊については、また次回♪台北縣立鶯歌陶瓷博物館台北県鶯歌鎮文化路200号営業時間:平日09:30~17:00(入場16:30まで) 土日09:30~18:00(入場17:30まで)休館日 :毎週月曜と旧正月休みと選挙の日(月曜日が祝日の場合は開館、翌日が休館)http://www.ceramics.tpc.gov.tw/
2007.01.07
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多分、紅茶の世界では有名店なんだと思うのですが、中国茶・台湾茶オンリーの私がそのお店を発見したのは、偶然でした。中国紅茶がマイブームだった、11月の私。Googleで中国紅茶の情報を検索していたところ、たまたま、たどり着いたのが、このページ。ご覧頂くと分かりますが、中国紅茶の分類について、いとも明快に解説をしている。素晴らしい!私、明瞭簡潔に説明ができるということは、物事の本質がつかめているということという信念というか、思い込み?があるので、この会社のお茶は美味いに違いない!ということで、この会社のやっている個人向け通販サイトにアクセス!(単純)それが、このサイトその名も、茶イイナ!・・・うーん、脱力系のネーミングだなぁ。。。(^_^;)とりあえず、今回はお試しで、オススメ3点セットを購入してみました(^^♪さてさて、早速飲んでみましょう♪お茶のテストは、下から飲むのが原則。。。まずはじめに、一番お求めやすい価格のトップクオリティから飲んでみます。茶葉はこんな感じ。香りはちょっと煙い。今回は、茶葉の力を見たいので、全てストレートに蓋碗で行きます。紅茶であることを意識して、一煎目から、少し濃い目に出しました。茶水はこんな感じ。飲んでみます。んー、少し煙い感じが先行するキーマンですが、苦味はあまりありません。ただ、煎を重ねても特有の甘さはあまり出てこない。やはり、お徳用でしょうか。。。ミルクティーにするなら、これでも十分に美味しいような気がします。さて、次。その上のグレードで特選になります。茶葉の見た目は。。。あまり大きくは変わりません。が、淹れて味をみると大分違います。最初のスモーキー感がこちらの方が薄いし、少し甘みが感じられる。。。この辺がグレードの差なんでしょうか?ただ、戻りの甘さは、まだちょっと物足りない。これでも十分美味しい方だとは思いますが、普段飲みの域はまだ脱していない気がします。さて、次はクイーンズ。一番の売れ筋だとか。茶葉は、あまり見た目は変わらないのですが、香りがなんだか甘いです(^^♪で、やはり同じく蓋碗で入れてみたのが、こちら。おおっ!これはキーマンの甘さが出ている(^^♪もちろん、以前飲んだ遊茶さんのと較べれば、お値段も大分違うので、かわいそうなのですが、これは十分にキーマンらしさが味わえます。うーん、さすがキームン紅茶専門店!! (^。^)そしてこのお店には、さらに上のグレードで、アットモストというのと超級1というのがあります。さすがにこの辺になってくると、グッとお値段は上がりますが、それでも、煎を重ねられる中国紅茶だと思って見ると、十二分にお値打ち感のある値段だと思います。お茶のストックが積み上がっているけれども、これは気になる(笑)・・・年明けの福岡出張の時にダッシュで買いに行くかもしれません(^^ゞ
2006.12.13
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