気紛れな自分の生活ですが何か問題でも？

２００８年８月２日　水風船遊びの続き

フリーページを更新するとなんかこのブログがまだ続いてるって感じがします。
そして２連続で遊び関係ですね。

帰れる雰囲気ではない公園内での水風船干戈。
全員が敵になっているこの状況。
全くもって理不尽です。
でも、濡れるのは嫌だけどこういう雰囲気、嫌いじゃないです（笑）
Mにあまりやる気を感じられないので、自分が注視していたのはUとHだけにしました。
立ち位置はU・H・Mが滑り台の上。
自分がその下。
このままずっと同じ位置にいても、意味がないのでとりあえず、みんな水風船の補給に行きました。
自分はもうすでに最後の１球！
その貴重な球を……手が濡れてて地面に落してしまいその衝撃でパシャン！
……自分の心が儚く破れたようなさびしい音が短く流れた。
無駄に綺麗な音に感じたなぁ……。
これで選択肢が「みんなが飽きるまで」と「みんなの残数が０になるまで」になりました。
いや、もともとそうだったっぽいけど、１球あったら未来を変えられるかなみたいに思ってたんで。
結果を言うと後者に結局後者になってしまいました。

ここは腹を括り、昔のドッジボールばりに避けて避けて避けまくってやる！！！！！　　と決心しました。
相手にとりあえず最後の１球が消えたことを戦慄き声で伝えたら、ただ笑われただけで特に同情もされませんでした。
もうこの嘲笑も悪魔の囁きのようにしか聞こえない……。

最初に仕掛けてきたのはU！
とりあえず狙いを定めさせないために一定の距離を保ちながら逃げ続ける！
でももともと足が遅い自分はそのうち追いつかれ始めます。
だが！！　　そこは抜かりない！！
逃げる間にもきちんと周りを観察していたのだ！
すぐさまこんな時間帯に公園内にいる知らない人の近くに寄る！
これで被害を広げて人様に迷惑をかけるのを恐れ、投げて来れない！
そのうちHも参戦して、この情景を見て、
「卑怯だぞー！！！」と一喝。
それにあまり動じず、この状態を３０秒くらい続け、でもいろんな意味できつくなってきたのでそろそろ動き始める。
だが、ダッシュをしたところで、すでに距離はわずかしかない！！
動き回ったところでもう駄目だと悟った自分は、
「そうだ！　　さっき使った手があるじゃないか！！」
と思い、態と近距離にし、破裂させないという作戦に出た！！
なんの意図があるのか知らないが止まったのだから思いっきり投げるU。
そのフォームに反応して近距離ながらも一応避ける仕草をする俺！（１人称がしょっちゅう変わる文章ですいません）

パァン!!!!!

ポタ…

ポタ…

破裂音とわずかに垂れる水音が聞こえた……。

さく・・・せ・・ん・・・しっぱ・・・・・・い？？？

これに動揺を隠せない俺は露骨に叫び、声に出して言い訳をする始末。
とりあえずUは笑っていました。
みんな残数が少ないのでUはこれで終了だったみたいで連射はしてきませんでした。
そんな風にオタオタしていられる時間も僅か。
今度はHが仕掛けてきました。
一応逃げ回ったけど、周りを観察してもうまくかわす方法なんて殺風景な公園内にあるわけがなく、結局なす術なしでさっきと同じ作戦に出ました。

トスッ！

ペニョ……

よし！　　成功！！
喜ぶ自分と慌てるH
さっき失敗した分喜びからの切り替えに時間がかかり、破裂していない水風船へと向かうのにHに比べタイムラグができてしまった！
距離的には自分の方がもともと近かったけどこれで距離は互角！
そしてすでに走り始めてる分そこからのスタートは加速度が違う！
やばい！　　まだ攻められる！　　と悟った俺は……

パァン！！

破裂音が響く。
割れた水風船があるのは俺の足元。
最初は自分もそれを使って攻めに転じようと考えていましたが、咄嗟の判断で破壊に徹しました。
これで、どちらも手がつきたわけです。
ひと安心……。

ちょっと経ち、Mが攻めてこなく、他の人は球が尽きたので、
「お～い、じゃあ帰るぞ～！！！」
と大音声で言いました。
それに反応したのかMがダッシュで帰ろうとする俺を追いかけ遠距離ながらも投擲！
ギリギリのところで０コンマ何秒前までいた位置に破裂音が。
これで全員残数０のはず！！
よし自転車に乗り、公園の外を出、あえて公園のまわりを凱歌を歌うかのように言葉を発していると…
H「待ちやがれー！！！」
と言い、手には水風船が！
何ぃ！？！？？
相手の最終攻撃！
自分は全速力でゆっくり漕いでいた自転車を漕ぎ始めました。
結果は……相手のはずれ！！
俺の勝利！

そのまま帰り、帰ったらすぐに汗や濡れた体を洗うため沐浴しました。

帰ってる途中気付いた…
M、一発も当たってないじゃん……。

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