みちゆく読書・映画日記

みちゆく読書・映画日記

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2009.07.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類



女性の自立ものラブストーリーの小説かと思いきや、自己啓発本でした。
物語なんてないに等しい、というか、物語の所為で余計に気分が悪くなりました。

自己啓発本と思っていなかったから、この気持ちの悪い展開はなにかの伏線で、びっくりするどんでん返しが起きたり、新興宗教か霊感詐欺団体が出てきたりするのかと思いきや、ただ怪しい人たち(突然現れる老人とか、超能力者とか)にアドバイスをもらうだけで主人公の気持ちが前向きになって心が満たされ、痩せるし彼氏はできるし、成功するし。。。
アドバイスをくれる人の言う通り行動すれば幸せになれる。
というだけの内容。あまりに中身がなさすぎます。
読んでいて、主人公は何かに洗脳された人に見え、本当に新興宗教を思い浮かべてしまったので、かなりな不快感です。

自分を許して自分にやさしくして幸せになろうと思っただけで、心が満たされる。思った通り行動すれば必ず成功する。
要約すれば、メッセージはこんなものです。

私も自分がやりたいことができてるわけでもなく、怪我の後遺症のせいで学業も仕事もままならないという状態で、現状が幸せとはとても言えませんが、この本から学ぶことも、プラスの面で感じることも何もありませんでした。



自己評価マイナス★★★

恋とお金とチョコレート
著者: メナ・ヴァン・プラーグ /武者圭子
出版社: 講談社インターナショナル
サイズ: 単行本
ページ数: 221p
発行年月: 2009年03月







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Last updated  2009.07.11 11:31:41


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