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いつの頃からか、NHKの大河ドラマが全く歴史の勉強にならない
ということが言われています(「秀吉」から?)が、
いろいろ物議をかもした新撰組もようやく最終回「愛しき友よ」を迎えました。
平均視聴率は17.4%(関東地区)だったそうです。
ビデオリサーチ社の調査によると、
過去10年間で最低だった昨年の「武蔵MUSASHI」(16.7)を
かろうじて0.7ポイント上回ったとか。
歴代大河ドラマの平均視聴率
1月から毎回録画して見ていましたが(当然、見終わったら消去しています)、
最初は、近藤と土方が桂小五郎や坂本竜馬、佐久間象山など、
後に仇敵になる人物に会ったりして、違和感がありました。
が、池田屋事件をピークに新撰組が分裂や隊士の離脱を繰り返し、
時代の流れからどんどん取り残されていく過程では、
むしろ近藤たちの時代遅れの武士精神が際立つようになってきて、
けっこう歴史の勉強というか人生の勉強になった感じもします。
時代遅れの武士集団、新撰組が農民上がりのリーダーによって、
維持されたことは歴史の皮肉でもあります。
バブルが崩壊して「日本株式会社」という言葉が古くなってしまった
今の時代においても時代遅れかなという気もします。
ともかく今回の新撰組から歴史は学べませんでしたが…^^;
彼らが武士道の精神をストイックなまでに守ろうとした事実はよくわかりました。
個人的に「古畑仁三郎」以来、三谷幸喜さんの書くドラマは好きなので、
今回の新撰組の演出もいろいろな仕掛けが仕込まれていて、
喜劇的な要素もあり、楽しめました。
役者としては皆、男らしい面々がそろっていましたね。
香取慎吾、藤原竜也、山本耕史をはじめ、
山本太郎、山口智充、オダギリジョーなど
最後まで良い演技をしていたと思います。
個人的にはシェイクスピア劇における道化のような役割を演じていた、
捨助役の中村獅童の演技が印象に残りました。
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