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(帯やデフジャケなど)が付くというので、
しぶしぶ買ってきたのがこの再発CD。
ソフト・マシーン『ソフト・マシーン』(紙ジャケ)
が、じっさい店頭でCDを手にしてみて驚きました。
アナログ盤では見開きジャケのフロント面に回転ギアが組み込まれ、
それを回転させるとメンバーが覗ける仕掛けになっていたのですが、
今回の紙ジャケでもそのギミックがそのまんま再現されています。
ソフトマシーン=「柔らかい機械」との認識で
レコード会社がこのようなジャケにしたそうですが、
当時、新人バンドのデビュー作に相当な予算をかけたなんて驚きです。
今回、リマスター音源で再発されたCDを聞いていると、
改めてこのバンドが技巧派集団であったことが再認識させられました。
ケヴィン・エアーズのベースが自由自在に音空間を往来するは、
ロバート・ワイアットのフレキシブルかつ怒涛のドラム、
両者による不可思議なボーカル、
後にジャズへと変化するのが嘘みたいなマイク・ラトリッジの鍵盤。
「ジョイ・オブ・ア・トイ」でのケヴィンのベースは、
2作目以降、彼の後釜となったヒューホッパーに一目置かせたプレイ。
さらにアナログ盤だったら針を代えなくちゃいかんのかなと思わせるほど
不安な気持ちにさせる「ウィ・ディド・イット・アゲイン」。
初期マシーンのフリーキーかつサイケデリックなサウンドを収めた本作は、
68年12月ににリリースされたとは思えないほど新鮮な響きを持って、
聞く人の心を今日も捉え続けているような気がします。
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