2024年は自分の中で大きな動きのあった年だった。きっかけはなんともくだらないことではあるが、携帯ゲームに1ヶ月程度ハマったことだった。この時期の無駄を悔やみ、かつ視力までも犠牲にした反動で、本当にやるべきことに目を向ける意思が強くなった。
一つ目はなんと言っても、おみくじアプリ制作の活動再開だ。今や生成AIが何でも生成してくれる時代、アプリのコーディング、コンテンツ作成、画像作成とも自分の手をかけずとも作り出せるようになった。デジタル製品の販売事業においては、製品戦略と販売戦略に注力し、コンテンツはデジタルで終わらせる時代になったといっても過言ではないだろう。
これに関しては、「 子曰、君子訥於言而敏於行 」
そしてもう一つは論語為政第二より、「 子曰:導之以政,齊之以刑,民免而無恥;導之以德,齊之以禮,有恥且格。 」に向き合ったこと。これまで何度か目にしたは一説であるにもかかわらず認識できていなかったことは自省すべきだろう。
さて、これを認識した私は、次なるアナロジーに目を向けた。それは技術者の技術倫理観の問題だ。詳細は来年以降の探究に任せるが、これが私の理系人生としての天命なのではと勝手に思うようになった。
来年異動してくる人への教育に向けて思想を形にしつつ、社内政治的な観点から、技術士を取得した上でこの思想を徐々に浸透させる事で、社内の技術思想を、さらには日本の技術思想を転換させ、技術立国の復活の一助になればと思っている。
来年からは忙しくなる。
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