カトチャンのムチャ釣り日記2012

カトチャンのムチャ釣り日記2012

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2007年12月07日
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テーマ: 釣り小説(28)
川久保ちゃんは私の出したグラスを断るようにおもむろに自分のめがねで私たちが指差す方を一瞥した。・・・・「オイ、すごいじゃないか、金の鮎って噂に聞いたけど本当にいるんだ」


しかし、田山ちゃんが、納得していないようだった。
「金の鮎は僕の記憶が確かならば、青森の赤石川産ですよ。今年ここに放流された鮎は宮城の中新田産の人工中心です。あれが金の鮎とはとても信じられないですね。」
gonousen

「後で、広川さんに確かめてみようよ。」と私は疑問の解決方法を選んだつもりで言った。
何となく釈然としないが、3人はそれで納得した。

そんな話をしているとすぐに大会本部前に到着した。

周りは選手、大会関係者、応援の人間等でごった返していた。
どこからともなくひょっこりと広川さんが私たちの前に出てきた。
彼は忙しそうに着替えを済ました。
そんな事をしながらも彼はわれわれに気を使い、弁当、御酒などを差し入れてくれた。
もちろん遠慮なく頂くのがわれわれ仲間内の決め事であり、礼儀でもあった。
断るのは却って失礼なのだ。もちろん、その費用  はみんな広川さんのポケットマネーから出たものである。

大会結果が出る間にその弁当を食べながら、広川さんに先ほどの疑問を私たち三人は尋ねてみた。
すると、いつも、元気な声の広川さんが「う~ん、その話か、俺もさっき釣っている時見たよ」・・・・・彼は話を続けた・・・「青森のある川に金の鮎はいるらしいが、今年は宮城の中新田産の鮎だけ放流しているからその鮎ではないと思うよ。金の鮎に関して色んな憶測が飛んでいるんだ、今は下手な事は言えないよ」といつもと違い慎重な重々しい口ぶりになった。
「来週、私は平日休みなのでこの場所で竿を出してみますよ。」・・・私は昔ここの「川太郎」という囮屋の常連だったので、ある程度ポイントを知っているつもりなので、つい、口走ってしまった。
「加賀美ちゃんが調べてくれるのか、それじゃ、それで何か面白い結果がでそうだな」・・・残り三人は私より腕は上だけど、今日だけは私の腕を信じてくれたようだ。

多分に酔いがそうさせたとしか思えないと私は思った。
それ程に夏の暑い昼間のアルコールはわれわれの体に染み込んだ様だ。
空には灼熱の太陽が輝き、川面には水のきらめきがまぶしく反射している。
対岸の川岸沿いでは若い女の子が水着姿で日光浴をしている。
それも、私たちには目がまぶしくなる要因かもしれない。それ程に彼女らの水着の色が3D画像の様に飛び込んできた。
そんな事も関係なく選手達の皆が大会結果の発表を今か今かと待っていた。



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最終更新日  2007年12月17日 00時44分17秒
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