ばみの乱読日記 と猫雑貨。
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紹介文あの血みどろの逃亡劇から7年――。FBI特別捜査官となったクラリスは、麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」……。だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、仮借なき復讐の策謀が迫っていた。レクター博士はアメリカに帰還する。執念を燃やす復讐鬼は、クラリスを囮に使って博士をおびき出す計画を整えつつあった。その先には、究極の美食家に対する究極の屈辱となる報復が用意されている。かくして、 “怪物と天使"の運命は凄絶に交錯するときを迎えた……。スティーヴン・キングをして「前作を凌ぎ、『エクソシスト』と並んで20世紀に屹立する傑作」と言わしめた問題作、登場。ハンニバル(上下)合本版(新潮文庫)【電子書籍】[ トマス・ハリス ]ワタシにとってレクター博士=アントニー・ホプキンズなので小説の中の博士はなんとなく若すぎて違和感。小説に書かれているイメージでは『ほっそり』『優雅』『黒髪』となっているので俳優で言ったら誰かなぁ・・。今思い浮かばないけど、やっぱりもうちょっと若めのハンサムな(ホプキンズに謝れ)イメージかなぁ。実は『羊たちの沈黙』、有名すぎる映画は見ましたが原作は読んでないですねー、多分。でもストイックなクラリスがこんなことになっちゃうの??と意外過ぎる結末でした。まぁ、ある意味ハッピーエンドなんだろうけど。今回犠牲になったのがみんな嫌な奴だったせいか気持ち的にはむしろ博士寄り。だけどやっぱりクラリスに対する執着はかなりキモイ。いや、博士がめっちゃイケメンだったらそれも許されるのか?上下巻ですが話のテンポがいいのでサクッと読めました。クライマックスの晩餐のところ、映画なら映えるでしょうねー。もはやここがヤマ、こここそ見せたい!って場面なんでしょうねー。生きた人間の脳をすくって料理しちゃってもちろんおいしくいただくんですが倫理がどう、とかいうよりも感染症、怖くないのかしら博士?そのうち映画も見てみようかな。
Mar 8, 2023
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