ばみの乱読日記 と猫雑貨。

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ばみとんきー @ Re[1]:レイガンに思うこと。(09/10) KOKO_2010さんへ えっと…ブレイキンってな…
Dec 19, 2018
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カテゴリ: 本のこと

彼女は私に会釈して、「セックスしませんか。一回五千円です」といってきました―。古ぼけたアパートの一室で絞殺された娼婦、その昼の顔はエリートOLだった。なぜ彼女は夜の街に立ったのか、逮捕されたネパール人は果たして真犯人なのか、そして事件が炙り出した人間存在の底無き闇とは…。衝撃の事件発生から劇的な無罪判決までを追った、事件ノンフィクションの金字塔。



東電OL殺人事件【電子書籍】[ 佐野眞一 ]

そういえばちょっと前、犯人とされた方が無罪になったんじゃなかったっけ?とグーグルさんに聞いてみましたところ釈放されたのは2012年となんと6年も前でした・・。
6年前なんてほんと、ちょっと前よね。

事件の概要はこちら。
”事件発生から10日を経た1997年(平成9年)3月19日午後5時過ぎに、東京都渋谷区円山町にあるアパートの1階空室で、東京電力東京本店に勤務する女性(当時39歳)の遺体が発見された。発見し通報したのは、このアパートのオーナーが経営するネパール料理店の店長であった。
後に被告人となるネパール人、ゴビンダ・プラサド・マイナリ(当時30歳)はこのアパートの隣のビルの4階に同じく不法滞在のネパール人4名と住んでいて、被害者が生前に売春した相手の一人でもあった。死因は絞殺で、死亡推定日時は同8日深夜から翌9日未明にかけてとされる。
1997年(平成9年)5月20日、警視庁は、殺害現場の隣のビルに住み、不法滞在(オーバーステイ)していたゴビンダを殺人事件の実行犯として強盗殺人容疑で逮捕した。逮捕されたゴビンダは捜査段階から一貫して無実を主張し、一審無罪、控訴審での逆転有罪、上告棄却、再審決定を経て、2012年に無罪が確定した。”


で、結果から言うとこの事件はいまだに未解決事件で冤罪事件でもあった。
その後、マイナリ氏は再来日して著者とも会っているようです。

東電OL殺人事件・ゴビンダ氏が佐野眞一と「悪夢の渋谷」を歩いた

と、いうことを踏まえまして読んでみてもですね、この作品。
なんか イラっ とするんですよね。

事件のあった円山町のラブホのオーナーたちは昔ダム建設のため水没した村の出身だとか、事件に関係ないだろうってことまでわざわざ水没したダムにまで足を運んでいますが、そこ、まったく関係なくないですか?
果てには被害者の父方のお墓にまで行って(父親の、ではない)墓地周辺は事件のあった円山町に驚くほど似ている、とか無理やり関連付けようとしているというか、やたらとセンチメンタルに書かれているのですが。
これ、事件ルポでしょ?
主観的入りすぎはしませんか?

事件そのものを追いたいのか、被害者の普通とは言えない行動を理解しようとしているのかなんだかよくわからなくなってます。
被害者にやけに同情的、という感じもしますがそれは単純にこんな事件に巻き込まれてしまって気の毒にうものではなくどうしてこんな生活してたの?カワイソウニ。という 上から目線 に感じられます。


ネパールにも足を運んでいますけれど、その道中見かけたヤクの出産に際して
”(前略)見ると、母親とおぼしきヤクの尻に、鮮血にまみれた胎盤がぶら下がっていた。そばには今生まれたばかりのヤクの子供が、自分の足だけで必死に立とうとしている。(中略)そのとき、ふと、私の理に渡辺泰子の顔が浮かんだ。なぜそのとき泰子の顔が浮かんだのか。子供を産んだばかりの幸せそうなヤクの目が、一度も子供を産まないまま、39歳で何者かに首を絞められて死んでいった泰子の不憫さを浮き立たせたせいなのか。”
とか、 したり顔で 書いてらっしゃいますけども。

これって墳飯ものじゃありません?

泰子さん読まれたら余計なお世話よっていうと思うわよ?
ってかワタシが代わりに言ってあげるわよ。 怒ってる

子供を産まなかった女、みんな不憫って見下すのチョー失礼

産まなかったり産めなかったりそりゃ、いろいろ事情があるでしょうけども。
産まなかったことを後悔してる人もいるでしょうし、他人様の子供が引きこもりしてるとか聞いていやー産まなくてよかった!って思ってる人だっているでしょうし。

だけどね、 誰一人として、アンタに不憫がられる筋合いはないわよ。

むかついたから、久しぶりで太文字フォント使っちゃったわよ。

この事件は、ワタシ的には迷宮入りしたのは警察の初期捜査が犯人ありきで明後日方向だったからというだけで特に難事件でも何でもなかったんじゃないかと。
流しの殺人だったらどれも難事件だろうけどそれと何ら変わりはなかったのに、被害者が高学歴で昼はエリート会社員、夜はたちんぼう、という異色さのために大騒ぎされちゃっただけで。
場所が円山街だったのも別に父方の叔父の墓地に似てたからじゃなくて定期でいける範囲内だったからってだけのはなしでしょうよ、きっと。
そこで不幸なことに流しの強盗殺人にあってしまったという、たぶんシンプルな事件。

殺されてしまったのは想定外だっただろうし、その時苦しかっただろうな、とお気の毒にも思いますがもし自虐的に生きていたのだったらもしかしてそれは受動的な自殺だったのかもしれない。
そしたら、この結果は実は被害者が望んでいたのかもしれない。
それは本人にしかわからないことだけれども。

いずれにせよ、この著者の憐憫なぞ大きなお世話です。





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Last updated  Dec 19, 2018 10:20:06 AM
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