ばみの乱読日記 と猫雑貨。

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今年も素敵な猫柄がそろってます。






わかりやすい猫柄が〇


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ばみとんきー @ Re[1]:レイガンに思うこと。(09/10) KOKO_2010さんへ えっと…ブレイキンってな…
Dec 20, 2018
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カテゴリ: 本のこと
紹介文
ひとりの夜、女は男からの電話をただひたすら待つ。真夜中の電話――ミッドナイト・コール。そこでは男からの誘い、嫉妬、裏切り、女の見栄と欲望……、ひそやかな声が交され、男と女の愛と憎しみの叫びがからみ合う。表題作ほか、男と女の愛の行くえと葛藤を描く珠玉の11編。


【中古】ミッドナイト・コール (講談社文庫) 森 瑶子




むかーし母が読んでたのを日本から持ってきたのか、自分で買ったのか、家に何冊もあるもので。
大体似たような内容だし、ネタも使いまわされてるんで(量産作家の悲しさ、かしら)何冊か読むと飽きるんだけどまたときどき読んでみたくなるという。

短編集が多いから読みやすいってのもあるんだけど、たいがい嫌な気分になるんですけどもね、読後。
それでも読んじゃう。


機嫌のいい人間なんか一人も出てこないんじゃないか と思うくらい。

不倫相手の家に思わず電話をかけるOL,ヒモに別れ話をしようと思っていたのに反対にヒモに好きな女がいるとわかって『あたしから自由になれると思うならやってみなさい』とすごむ女。
クリスマスイブに不倫相手とデートなのに彼の心はここにあらずでしかも相手はさっさと帰る算段をしていることに憤る女。

大概がイライラするその現状をどうしようか考えあぐねているところでお話は終わりになってますが一編だけ、顔がいいだけのヒモ夫と離婚届けを出しに行く『雨にあるけば』は明るい兆しがあるのにもかかわらず、やっぱり読後イヤになるのはこの主人公が​結局自分のお金でヒモ夫を養ってきたんではなく親の遺産で貢いで、これからも親の遺産でぬくぬくクラス算段だからかしら。

しかしねー、過去何度も読んでいる森作品ですが20代に読んでもおばさんたち、何イライラしてるの?更年期?なんて感想だったし、​ 30代に読んだ時 ​は自分が生活に追われてるもんだから優雅なマダムの恋愛遊戯なんかに今度はこっちがイラっとしたり。
だけどねー、アラフォーも通り過ぎた今読むとなんだかね、じたばたしている主人公たちにもまぁ、そこ通り過ぎればまた楽しいこともあるわよー、なんてだいぶん若い後輩を見ているような気分で読めちゃう自分、 年取った 大人になったもんだわ。

でもねぇ、不倫しようがされようがヒモ養おうが捨てられようが、男に養ってもらわなくても大丈夫と自立さえしていれば大丈夫。
自分の人生を自分のものとして生きられるって、素晴らしいと思うんだなぁ。本当に。

おばさんの一人語りでした☆





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Last updated  Dec 20, 2018 10:20:07 AM
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