心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.10.21
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テーマ: 心の病(7263)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 私たちは、悩み始めると、どうしても悪いほうへ悪いほうへと物事を考えてしまいがちです。発想の転換をし、物事をプラスに捉えることができるようになると、楽になります。(これが難しいんですけどね。)
 今日から、数回、おもしろいお話をご紹介しましょう。


      「三年とうげ」李錦玉(リクムオギ)作

 ある所に、三年とうげとよばれるとうげがありました。あまり高くない、なだらかなとうげでした。
 春には、すみれ、たんぽぽ、ふでりんどう。とうげからふもとまでさきみだれました。れんげつつじのさくころは、だれだってため息の出るほど、よいながめでした。
 秋には、かえで、がまずみ、ぬるでの葉。とうげからふもとまで美しく色づきました。白いすすきの光るころは、だれだってため息の出るほど、よいながめでした。
 三年とうげには、昔からこんな言いつたえがありました。

「三年とうげで 転ぶでない。。
 三年とうげで 転んだならば、

 長生きしたけりゃ、
 転ぶでないぞ。
 三年とうげで 転んだならば、
 長生きしたくも 生きられぬ。」

 ですから、三年とうげをこえるときは、みんな、転ばないように、おそるおそる歩きました。
 ある秋の日のことでした。一人のおじいさんが、となり村へ、反物を売りに行きました。そして、帰り道、三年とうげにさしかかりました。白いすすきの光るころでした。おじいさんは、こしを下してひと息入れながら、美しいながめにうっとりしていました。しばらくして、
「こうしちゃおれぬ。日がくれる。」
おじいさんは、あわてて立ち上がると、
「三年とうげで 転ぶでないぞ。
 三年とうげで 転んだならば
 三年きりしか 生きられぬ。」

 お日さまが西にかたむき、夕やけ空がだんだん暗くなりました。
 ところがたいへん。あんなに気をつけて歩いていたのに、おじいさんは、石につまずいて転んでしまいました。おじいさんは真っ青になり、がたがたふるえました。

                                         ・・・・つづく 


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Last updated  2006.10.22 00:21:59
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