心の健康と子育てを考える              ベイサイドカウンセリング  Part2

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2006.12.01
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テーマ: ニュース(96643)
カテゴリ: カテゴリ未分類
 昨日の文章では、ちょっと言葉が足りなかったようで、誤解を招いてしまったようです。読んでくださった方からご意見をいただきました。お返事を返したのですが、昨日の文章を読んで同じように思われた方もいらっしゃるかもしれませんので、お返事と同じ文章を掲載し、補足させていただきたいと思います。

 私は、いじめる側に責任がないといっているわけではありませんし、いじめられている側を全面的に救済する必要はあると思っています。
成人であれば犯罪となるような行為をしているわけですから、それなりの責任の取らせ方は必要であると思います。今の青少年の傾向として、一人では何もできず、やったことに対して責任をとろうとしない子が多いように思います。社会のルールをしっかり理解させることは大変重要なことだと思います。

 その上で、思うことなのですが、いかに法律があろうと、取締りが厳しかろうと、さらには死刑制度があろうと犯罪はなくなっていないのが現状です。テレビで「警察24時」のような番組がありますが、警察がいくら頑張っていても、いたちごっこを繰り返しているようなことも多いように思います。(法律による処罰や死刑を否定しているわけではありませんので誤解しないでください。)それどころか、凶悪犯罪はますます増えてきています。罰があるならやめておこうというような犯罪者は少ないです。社会的に地位のある裕福な老人による万引きや警察官による犯罪などは、この典型的な例でしょう。犯罪は、様々な社会のひずみや犯罪者を取り巻く環境が生み出していると考えられます。

 このように考えると、いじめ問題においても、罰を与えればいじめが起きないようになるかというと、そうではないように思うのです。体格の良い体育会系の教員ばかりを揃えた学校でもいじめ等の問題はあります。校則の厳しい私立の学校でもあります。

 悪いことをすれば、それに対する罰も必要でしょう。でも、本当の解決のためには、ひとつの方向からだけではなく、いじめる側の心理を含めた様々な方向からいじめ問題の本質に迫っていく必要があるのではないかと思います。
 子供たちの心がなぜそうなっているのかを探り、教育の構造を改革する必要に迫られているのではないかと思います。そうしないと、いじめはなくならないのではないかと思います。




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Last updated  2006.12.01 15:17:44
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お返事ありがとうございます。  
イニシア  さん
Pinetreeさん
ありがとうございます。
深い洞察に満ちた真摯なご意見に感謝いたします。
どうやら「出発点」と「目指すゴール」に違いがあるようですね。
私の出発点は、イジメは憲法違反の重大犯罪であるのにそう定義されていないことが問題で、まずそう定義すべきだということ、また目指すゴールは犯罪を完全になくすことではなく、「社会正義の実現」です。

>いかに法律があろうと、取締りが厳しかろうと、さらには死刑制度があろうと犯罪はなくなりません。
⇒そのとおりです。だからこそ被害者が泣き寝入りしたり、加害者がのさばらない社会を目指す必要があると思います。

>罰があるならやめておこうというような犯罪者は少ないです。
⇒問題は「罰がないからやってしまえ」という犯罪者が増えていることです。子供を含めて。

>犯罪は、様々な社会のひずみや犯罪者を取り巻く環境が生み出していると考えられます。
⇒環境も背景ですが、原因というお考えならば疑問です。犯罪を犯すのは意思ある人間です。同じ環境の他の人はなぜ犯罪を犯さないのでしょうか?それは不自然だということならじつまが合いますが。

>このように考えると、いじめ問題においても、罰を与えればいじめが起きないようになるかというと、そうではないように思うのです。
⇒確かに他の犯罪と同様イジメを完全になくすことは不可能です。だからこそ社会正義のために罰が必要なのです。

>罰も必要でしょう。でも、本当の解決のためには、ひとつの方向からだけではなく、いじめる側の心理を含めた様々な方向からいじめ問題の本質に迫っていかないと、いじめはなくならないのではないかと思います。
⇒犯罪心理分析がイジメを減らすために全く意味がないとはいいません。しかし、例えば罪の意識のない万引きが青少年に流行っているとして、万引きの心理分析が対策として有効だと思われますでしょうか?
(2006.12.02 22:50:19)

罰はダメですか?  
redu06  さん
はじめまして。redu06と申します。
トラバを送り返していただき、ありがとうございました。
http://plaza.rakuten.co.jp/gakkodx/

丁寧に論を進めておられて、感心して読ませていただいております。

ただ、カウンセリング系の方によくある、「罰」に対する否定的な考えにはうなずけない部分もあります。

罰を与えることが上等だとは思いません。それが根本的な対処だとも思いません。それでもなお、罰は必要だと思うのです。

罰そのものよりも、いじめる側とその保護者たちへいじめが罪であることを啓発する効果があるのでは?

死刑が罪を減らさないのではないかという議論はよく聞く話ですが、では、刑事罰を全部なくせばどうなるでしょうか。

出席停止や別室指導、または歯止めのある体罰がそれほど重い罰だとは思いません。
体育会系の教員を揃えた学校でもいじめがあることと、罰が意味を成さないことは、また別の話ではありませんか?? (2006.12.04 00:08:52)

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