全3件 (3件中 1-3件目)
1
1年以上前に下書きだけしてほったらかしてた記事をアップします。ダイニング照明がシンプルなシャンデリアタイプなんだけど、電球型蛍光灯だとそれなりに切れる(買って8年)ので、徐々にLED電球に変えていってる。ここ10年ほどでだいぶ安くなったし、電球型蛍光灯は点灯してすぐが暗いし(ナショ○ルって悪口をギリギリ知ってる世代…)。大元がミニクリプトン球の54Wとかを想定してるので、口金サイズとかを間違わないよう前に買った箱を持っていったら50W(700lm)相当はもう無いんだって。ひとつ上の60W(約760lm)相当にするかひとつ下の40W相当(482lm)にするか、ルーメン(lm)を見比べて、照明全体の対応畳数と6球付ける事を勘案し、隣の売場に並んでいた8畳用シーリングライトが3300lm位だったのとで考えて40W相当を買ってみた。帰宅して付けてみたけど充分明るくてよき。消費電力4.2Wなので省エネ長寿命。お値段は2球セットで1080円でした。 あと、せっかくシャンデリアなんだからダウンライトとかの下方向のみを照らすタイプじゃなくて、天井にも光が拡散して欲しいから照射角度とかも広い(230度)やつに。(出入り業者から買うときに上がオープンで天井に光がさすタイプが、カタログで選んでから数ヶ月経って廃番になりかけて、慌ててネットで注文した思い出。) LEDと言えば、少し前のだとチラチラ微細動起こしてるような照明のお店あるよね…。本屋さんとか改装したら妙に青白くて暗く感じる上にチラチラ点滅してるような照明で、居心地が悪くなった店舗がいくつか。トンネルや夜の道路を照らす街灯は白色でLEDだと拡散性があまりなくてすごく明るい所と暗いところの差が大きいから、逆に視認性が下がる気がする。山口旅行行ったときの秋芳洞の証明が寒色のLED照明でイマイチ情緒が無かった。昔の絵はがきとかにあるオレンジの光源で照らされた鍾乳洞の方が奥行きを感じて好きだなぁ。 詳しいことは専門家や理系の方々にまかせるとして、次にお店に行く時に忘れないように。
2023.08.24
コメント(0)
今日覚えた文字 【嗇/ショク】けちんぼうと言う意味の吝嗇家の吝嗇だけを改めて語源を調べたら吝も嗇も「やぶさか」と読み、物惜しみするという似た意味の漢字の連なった熟語。【吝/リン】は「吝か(やぶさか)」以外にも訓読みに「吝い(しわい)」とあって、ああ、それ知ってる!となった。けちだとかしみったれだ、節約するとかより出し渋る感じ。ちょっと悪口。ちゃんと辞書にも残ってるけど、もう口語では廃れてほぼ古語だと思う。どこで覚えたのかな?時代小説あたりだろうか?大阪弁的には残ってる?しぶちん(悪口)、とか始末しい(こっちは直接的には悪口じゃない)、の方が方言的にはピンとくる。(中国地方~兵庫あたりまでの噛みきりにくいという意味の「しわい」とは別)【嗇/ショク】は「(作物を)とりいれる/こくもつぐら」とかが元々意味としてあって、それから「おしむ/ひかえめにする」という意味が派生したみたい。物(穀物)を大事にしまっておいて、節約する言葉だから、元々は悪い意味はなさそう。吝と重ねることで悪口感がアップするのかぁ。本来の字義から嗇民=農民、嗇夫=農夫(又は農作物を管理する下級官吏)のことだし、嗇事は収穫の仕事という意味。でもこれは漢語から由来してるので(漢和辞典に載ってる)、おしむという意味が主になったのは日本に入ってきてからかな?その大元の意味が薄れて吝(やぶさか)とほぼ同じ使い方をされた様子。古代(中国)農民が高床式倉庫(これだと日本か)みたいな穀物蔵に収穫した米や麦を運び込んで、それを下級役人とか村の世話役が隅から隅まで記録して、殆どを年貢で納めるので、食べる分にはちょっとずつしか出して貰えない…。というイメージ映像が脳内に。さらに、ノギヘンが付いた【穡】の字が作られて、「とりいれる」の意味はそっちが担っていったから余計に嗇単体での農耕的意味が薄れたのかもしれない。これは以前「からい」を調べた時に鹹映ゆい(しおはゆい)=鹹い(からい)と、辛い(からい)=辣い(からい)が混同した流れ(ここは長くなるので省略)や、その大元の「咸」の意味が増えたので鹵(歯じゃない)を付けて鹹という味の意味に限定した流れも同じなのかな。逆に辣は部首の辛だけが生き残ってる。中国では今も「咸=(塩味の)からい」が現役で、簡体字だからなのか汎用性で生き残ったのか鹵ヘンの「鹹い」ではない。「鹵(ロ)」自体に塩を含んだ地という意味がある。だから石鹸とか鹸化って鹵ヘンなんですね。化学で酸と塩基ってあったけど、塩の旧字の鹽も部首は鹵部。鹹は麺を打つときの鹹水に、辣は辣油に今も残ってる現役の漢字だけど、嗇は吝嗇以外でどっかに残ってる?吝は「吝かではない」とかってまだたまに変換されてるけど、吝嗇自体ももうほとんど聞かない言葉になってるから、絶滅危惧種かも。ちなみに薔薇は嗇に草冠が付くよ。「からい」 を調べた記事はこちら→「からい」
2023.08.23
コメント(0)
MSゴシックとMSPゴシックの違いとは?フォント名称についている謎文字をまとめた画像がわかりやすいと話題に!PCなどにデフォで入ってるフォントの英字略称部分についての解説。ディスレクシアの人も読みやすくなるUDデジタル教科書体っていうフォントは、老眼の人にも弱視の人にも優しいよっていうまとめもありました。今まで文字を読めなかった子がある書体に変えたら読めるようになった!その書体への感想や今後への期待の声が集まるそれを読んで徒然と以下長文(読み飛ばしていいです)。私自身は大人になってから自覚しましたが、ものすごく軽度の斜視(斜位とか隠れ斜視とか)のせいで、横書きの長文を読むときに行変わりに読み飛ばしが起きたりがします。PCではマウス選択して読んでる行を反転させたり、Wordなどの自作の文章や、文字表記をカスタムできるサイトなら行間大きめとかフォントサイズを調整したり、もっとカジュアルな投稿なんかだと改行を多用します。インターネット上の文章を母と一緒に読んでるときにいつもの癖で反転させて、「それやめて。何でそんなんするん。」とイラつかせたこともあります。知ったのは後になってからですが、読んでいる部分を反転させるのはディスレクシアの対処法のひとつとしてあるんですよね。隠れ斜視は俗称だそうですが、意識のあるときは筋力で中心から外れてる方の目を中央によせて修正してるので、普段は両眼視に問題がなく、無意識だったり疲れると両目がずれます。昔からスナップ写真などでボーッとしてるときに写真を撮られると目の焦点が合ってない。なので眠い時や疲れた時はピントが合いにくくなる傾向があり、片目を瞑って文字を読んだりします。学校教育では横書きの教科書はその横幅も狭く、さらに注釈や図説が周囲に入ってるので、長文を読む必要があるのは大抵国語系です。縦書きを追うのに苦労がない私は学生時代に読みにくさに気づく機会はほぼなかったです。でも唯一、高校英語になったら英語の長文はよく読み間違うと言うか、すぐ行がずれるのでちょっと苦手になったり…(英語の成績が落ちたのもあるけど因果関係は不明)。横書きの長い文章は無意識に物差しを当てて読んだりもしました。昔から本や文章を読むことは好きで苦になった覚えもなく(あの頃は趣味で読む本等も縦書きが多かった)、識字障害なんて全く感じたことはなかったけれど、縦書き文化圏の子供でよかったなと少し思う。横書き文化圏で学校教育を受けてたら中学生くらいで脱落してたかも。大人になってからの横書き長文、例えば契約書とかPC画面での長文とかを読む時は、「横書き長文を読むのが苦手」なのだと自覚して読み飛ばさないように気を付けてます。自分で掲示物を作ったり年賀状を作るときもフォントの種類とか行間とか文字幅とか、結構気にして選んでます。この文字量やサイズだと丸ゴシックにしようとか、このフォントだとかな多目の文章がいいとか、情報量が多目の行は文字間を広げるより左右の余白を増やす方がいいかとか。日本語は文章だと漢字と仮名の強弱で読みやすくなる場合もあるけど住所表記など漢字だけが連なると文字間広げた方がいいとか、対して数字のフォントは半角がスッキリするとか。携帯電話のフォントをいじれる機種の時も明朝体から変えてましたね。英文字フォントも大文字強調とか、文字間によって小さすぎても大きすぎても単語の塊が読みにくかったりするし、海外のツイッターやYouTube字幕などで大文字のみで書かれた英文を読むのが難しいのは実感があったし。強調の意味とか、いちいち大文字小文字を切り替えて打つよりスピードが早いとかの理由で、ネイティブの投稿ほど大文字だけの文を見かける。でも日本人は学校教育で大文字小文字できちんと書かれた英文に目が慣れてるから苦手だと思う(まだ小文字だけの方が見慣れててまし)。もしかすると頻出単語は小文字の綴りのフォルムで意味を覚えてるのかもしれない(漢字みたいに表意文字として)。明朝体は留め跳ねや線の太い細いなどの装飾が情報過多なので、視認に難のある人や学習途中の人には読みやすさに不都合が出るそうです。あと、感覚過敏で視覚的に角張った表現が痛い(刺々しい)と感じる場合もあるとか。確かに文字が少なかったりデザイン性のある物ほど目に優しいフォントという理由で選んでたりもする。人によっては明暗や色の違いで読みやすい読みにくいもあるでしょうし。「さ」や「き」、漢字の留め跳ねや画数など、実際の筆記と印刷文字のずれという点では、文字を勉強している最中の子供や外国人には向かないフォントも多いですし、そういう意味では私も明朝体と教科書体というフォントの違いは小学校高学年の頃には意識していました。書写の宿題の時にできるだけ教科書体の字を真似てきれいな文字を書けるようになろうと努力してみたり。後に習字の先生に仮名の書き方をほめられたので方法としては悪くなかったみたい。それでもまぁ教科書体と手書き文字の理想には解離がありますが。ということで、フォントと読みやすさについてだらだら長文でした。今はPCやスマホで長文読むので横書き率高いですよね。外で読む資料類もPC作成での横書き多いし、製本された物よりフォントや行間、レイアウトは練られてないし。ちょっと知っておくと読みにくさのある人にも読みやすくなるコツがあるよという話でした。
2023.08.13
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1