私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2014年02月07日
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カテゴリ: 千の朝
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 イギリスの国力の本質について二つあげられている。

 一つは「私的所有権」である。もう一つは「軍事立国」である。

 まず私的所有権については、マルクスは明治維新の前年の六六七年に『資本論』第一巻を公刊した。

 それはイギリス社会をモデルとして分析したもので、「資本主義社会の本質は私有財産制にある」と喝破していた。

 当時、マルクスは大英図書館で『資本論』第二、第三巻のノートをとりまとめていたが、同時期にイギリスに入った使節団も、イギリスの経済発展の基礎に私的所有権の原理があると洞察している。

 イギリス人は Law and Order(法秩序)を重んじる国柄である。

 使節一行はその国柄を評価しつつ、その中味について彼我の相違を対照させながら、私有財産制というイギリス社会の本質を見事に把握した。

『「美の文明」をつくる』 川勝平太 ちくま新書





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最終更新日  2014年02月07日 06時06分13秒
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