私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年02月23日
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カテゴリ: 千の朝
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 私たちはつねにある時代、ある地域、ある社会集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定している。

 だから、私たちは自分が思っているほど、自由に、あるいは主体的にものを見ているわけではない。

 むしろ私たちは、ほとんどの場合、自分の属する社会集団が受け容れたものだけを選択的に「見せられ」「感じさせられ」「考えさせられている」。

 そして自分の属する社会集団が無意識的に排除してしまったものは、そもそも私たちの視界に入ることがなく、それゆえ、私たちの感受性に触れることも、私たちの思索の主題となることもない。

 私たちは自分では判断や行動の「自律的な主体」であると信じているけれども、実は、その自由や自律性はかなり限定的なものである、という事実を徹底的に掘り下げたことが構造主義という方法の功績なのです。

「寝ながら学べる構造主義」 内田樹 文春新書





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最終更新日  2015年02月23日 05時43分16秒
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