私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年11月24日
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カテゴリ: 千の朝
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 そしてまさしくそのことによって、この世の中を生きる現実的、具体的な理由を見出してゆく。

 したがってこの(世界像)や価値観は、ひとびとが互いに関係し合って生きてゆくその基本のかたちを与えているのである。

 だが、ひとは、生活のなかで、この(世界像)や価値観が自分の生を生き難くし、大きな苦しみをもたらしていると感じるような場面にほぼ例外なく出合うことになる。

 たとえば勉強も出来ず、スポーツも得意でない人間にとっては、教育制度が形成する価値観は、抑圧的なものと感じられる。

 むろんこの一般的価値観に対する違和感や抑圧感は、まだ、その人間固有のものであるにすぎない。

 しかし、その違和感や抑圧感が、自分一人のものでなく多くの人間にとって普遍的に現われているという感受があるときに、ひとびとは、いわば社会の“矛盾”を直観することになる。

「現代思想の冒險」 竹田 青嗣 毎日新聞社





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最終更新日  2015年11月24日 05時52分46秒
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