私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2016年05月24日
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カテゴリ: 千の朝
f909


 趨付(すうふ)を作(な)さず。
 他の落魄(落魄)不遇を看るも軽慢を生ぜず、
 厭棄(えんき)を作(な)さず。(古賀穀堂)

 「自警の三」は他人のことを
 むやみに羨(うらや)むようなことをしないということ。

 落塊は、「らくはく」「らくたく」、どちらでもよい。

 落ちぶれるという意味だが、
 ただそれだけでは中学生的な答案である。



 魂は陽性、魄は陰性である。

 陽と陰では陰が本体で、陽が発動、発現である。

 だからわれわれの精神作用のうち、
 外にいろいろと発動するものは魂です。

 「あっ、しまった」とか「ああ、悲しい」
 とかいうのを「消魂」といいます。

 魂を消す、魂消(たまげ)る。

 しかし、魄はもっと根の深い陰性、
 もうここまできたら浮かばれない、
 「俺はもう駄目だ」と参ってしまうことを落魄という。

 月でいえば夜明けの月、暁の月、

 人間は消魂しても、決して落魄してはいかん。

 だから、落魄(おちぷ)れて、性も根も尽きた、
 意地も張りもなく参った状態をいう。

 そういうわけだが、
 「他の落魄不遇を看るも軽慢を生ぜず。厭棄を作さず」、


「東洋人物学」 安岡正篤 致知出版





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最終更新日  2016年05月24日 06時58分58秒
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