私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年01月23日
XML
カテゴリ: 千の朝


 仏教を信ずるビルマ人の国だつた。

 十九世紀、この国を征服した英国は
 すぐに大量のインド人と華僑を入れて
 金融と商売をやらせた。

 さらにモン、カチンなど周辺の山岳民族を
 山から下ろしてキリスト教に改宗させ、
 彼らに警察と軍隊を構成させた。

 単一民族、単一宗教のビルマはこれによって

 この国の主だったビルマ人は農奴に落とされてしまった。

 第二次大戦後、ビルマの歴史は
 ビルマ人が再び国を取り戻すための涙ぐましい努力
 で彩られている。

 ネ・ウインは鎖国を命じ、ために経済は停滞して
 ビルマは最貧国に落ちた。

 彼はまたデノミと徳政令を何度もやった。

 貿易をとめられたうえに徳政令では
 経済と金融を握っていた華僑やインド人には
 何のうまみもなくなって、ビルマから出て行った。

 残るは警察と軍隊を握る山岳民族だが、


 その証としてビルマ人の国を意味する「ビルマ」を
 ミャンマーに変えた。

 植民地支配の残した負の遺産を
 だれのせいにするでなし、国名も変え、
 貧しさに耐えつつ平和的に解決した例を


 そういうビルマ人の努力を
 すべてぶち壊しているのが性悪の
 アウンサン・スーチーだ。

 彼女は植民地時代の支配階級だった
 山岳民族やビルマ人不満分子を糾合し、
 政権奪取を狙う。

 彼女の後ろで英国が舌なめずりしているのを
 彼女自身も知らない。

「スーチー女史は善人か」 高山 正之 新潮社





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年08月27日 11時39分37秒
コメントを書く
[千の朝] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: