私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年09月14日
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カテゴリ: 千の朝


 二千五百年前に中国の哲学者が、
 同じ主題について書いたことを知るのも
 興味ふかいこととおもう。

 かれの名はツォン・ズ(Tson tse)といったが、
 かれは紀元前六世紀の、おおよそ仏陀の時代に、
 次ぎのように書いている。

 「一切の有機体は、単一の種に起源を発する。
 この単一の種が、

 種々の形態をもつ、すべての有機物を発生せしめた。
 このような諸有機物は、
 突然に変異をとげたものではなく、
 時代から時代へと、漸次的な変遷を経て、
 変化をこうむったのである。」

 これは、ダーウィンの理論にきわめて近似したものだ。

 古代中国の生物学者が、世界がそれを再発見するのに、
 二十五世紀もかかった結論にすでに到達していたことは、
 おどろくべきことだ。

「父が子に語る世界歴史」4 ネルー みすず書房





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最終更新日  2017年09月14日 07時40分02秒
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