私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年09月29日
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カテゴリ: 千の朝


 自分は国家主義者で帝国主義者であると
 心底から信じていた。

 すなわちビスマルクとマッキンレーの世紀であった。

 そして、
 それがどういうものであるかを知らなくはなかった。

 しかし、実際には十九世紀は、
 国際主義者で自由主義者であった。

 西歐の――ヨーロッパの、と云おう――白色人種は、

 ローマ帝国の統一を想起させる
 世界統一の一形式を実現していた。

 人はヨーロッパからでるやいなや、
 そのままの足で
 イギリスの保護をうけて機能をはたしている
 一種の国際的商業共和国
 (このととばは、エサー・アレヴィのものである)
 のなかにはいるのだった。

 その共和国では、あらゆる白色人種は、
 どの種族の人間であろうと、
 事実上同じ権利の恩恵に浴していた。


 国家主義と保護貿易主義につきあたりはしたが。

 しかし、その効果は限定されたものにとどまり、
 つねに制禦され、その雰囲気は、交易的で、
 ほとんど自由貿易といってもよいものであった。

「民族の心」 アンドレ・シーグフリード ダヴィッド社





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最終更新日  2017年09月29日 06時57分34秒
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