私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2019年08月05日
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カテゴリ: 千の朝



 男性の種まき本能と女性の巣作り本能と言われるが、
 それが重なり合うことで子孫を残す。

 よりよい種を次の世代に残そうとするのは、
 すべての動物が持つ本能だ。

 しかし、「自分」が存在した証拠を残そうとするのは、
 とくに人間において強く意識される。

 自分の子孫を残していくという本能の行為だけでなく、
 自分がここに存在したというものを残したいのだ。



 「もの」をつくるという行為は、
 実はそういうことではないか。

 書くことと同じで、メッセージが込められている。

 自分が書いたものは、
 自分がこの世から消え去った後も、
 文章が残っている限り人に読んでもらえる。

 たとえばそれは、
 まだ生まれていない子どもに対して残す、
 遺書であったりするかもしれない。

 たかが「もの」、されど「もの」で、
 繰り返すが人はいなくなっても「もの」は残る。

 だから私は「もの」に命を宿したいし、
 何世代もの人たちに「もの」を通して
 メッセージを残したいと思っている。

 人間が考えているよりも、
 はるかに「もの」は重いメッセージを


 私たちは、そのことをよく理解して
 「もの」をつくらなければならない。

「伝統の逆襲」 奥山 清行 祥伝社





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最終更新日  2019年09月12日 07時03分08秒
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