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今日も午後の散歩は岡村公園へ行くつもりでした。けれど、富士山は見えそうにないし公園の紅葉は峠を越しました。銀杏の黄葉を見ようと公園とは反対の方向へ行き先を変更結果はご覧の通り大正解 \(^^)/ここは昭和50年代にできた低層(3〜4階建)の住宅団地です。建物の間隔もたっぷり空いていますしメインの通りは、道路幅も歩道も広々としています。歩道にずらりと植えられた銀杏の木々の葉が青空に映えて輝くばかりの美しさでした。
2025.11.27
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会場:ユニコムプラザさがみはら会期:2023年10月26日(木)〜10月31日(火)昨日は植物画教室の皆さんと一緒にボタニカルアート展を見に行ってきました。この会の皆さんも大変レベルが高く素晴らしいの一言でした。鑑賞後、イタリアンのお店で美味しいランチ楽しい、充実した1日でした。今日はこれから、夫の希望で横浜ベイブリッジ・スカイウォークを歩いてきます。スカイウォークは大黒埠頭から本牧方面へ確か320mの距離ですが歩ける様になっています。車で通過したことと船から見上げたことはありますが橋の下のスカイウォークを歩くのは初めて楽しみです。
2023.10.28
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≪ きまぐれさんの「花柄模様の枠」 ・ 春蘭 ≫今年も春蘭が咲き始めました。枠の模様を小さくしたかったので、フェードアウト=100、新聞写真風=15、切り抜き位置は、模様のバランスを考えて数値を変えて切り抜いています(460x460px)。その他は、気まぐれさんの手順どおりです。きまぐれさん ありがとうございました。参考サイト ⇒時々きまぐれ 花模様が・・・
2010.03.20
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お絵かきの下絵にしようと白い背景で写したアルストロメリアの画像を、そのまま背景に使いました。そのままの写真を合成しても良かったのですが、エッジの強調だけで、面白いい画像になりました。下手な絵を描くより、このままでの方が良いかもしれません・・・"^_^"☆参考までに・・・。
2011.11.28
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《 籠の様な枠 ・ kumiさんの枠 saayaさん風アレンジ 》kumiさんの枠を、円形にアレンジされたskyさんの作品を、saayaさんが「籠」に見立てた素敵な作品を届けてくださいました。編み目の間から、中の画像が透けて見えます。手順が無かったので、自分流に真似して作ってみました。籠の色を濃くすると色あわせが難しく、合わせやすい柔らかい色調にしました。kumiさん、skyさん、saayaさん有難うございました。saayaさんの作品は、こちら ⇒ 「籠に入った赤爪草&手毬」saayaさんが心よく了解して下さいましたので、末摘む花流の手順をご紹介します。バラの作品↑の方は、濃い背景色でフェードアウト(50)してから合成しています。
2011.05.30
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《 sunaさんの「繊細な鉛筆画」 ・ カトレア 》嬉しいことに、sunaさん(JTrimで楽しい画像遊び)が久しぶりにJTrim加工に戻ってきて下さいました。手順をお借りして、早速「鉛筆画」を描きました。sunaさん 有難うございました。また次回作も期待していま~す。JTrimで楽しい画像遊び → 繊細な鉛筆画《 水彩画 ・カトレア 》折角、鉛筆でデッサンしたのですから、ついでに色を塗って「水彩画」にしました。1.A=加工前の画像、 B=sunaさんの手順で作成した「繊細な鉛筆画」2.A=カラー→明るさ/コントラスト、明るさのみ変更(サンプルは+50) 加工→ガウスぼかし、5 … C3.B=ネガポジ反転 … D →コピー C=減算で合成すっきりとした「絵」に仕上げるために、白い壁や布の前で写した写真を使うと良いと思います。その場合、背景は真っ白でなくても薄い色がついたままでも大丈夫です。↓は、手持ちの在庫の中から探し出してきた写真を使ったため、事前に一工夫しています。余分な部分は、文字入れでフォント(丸=●など)を重ねて消し、背景は塗りつぶしました。
2011.09.17
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《 千花さんの「円形余白から作る」 ・ エリスマン邸のディスプレイ 》明日から11月と言うのに、今日は抜けるような青空が広がり動くと汗ばむようなお天気です。このところあれやこれやと行事が重なり、とても自分で考えるゆとりがありませんが、皆様の手順をお借りして楽しませて頂いています。今日は、JTrimで遊びましょう~♪(千花さん)の手順をお借りして作りました。エリスマン邸で写してきたハロウィンのテーブル飾りのバラを入れ、少しだけアレンジさせて頂きました。千花さんありがとうございます。JTrimで遊びましょう~♪(千花さん)→ 円形余白から作る
2011.10.31
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《 トレニア ・ ボタニカルアート 》10月初めから描き始めたのですが、途中で中断・・・。他の絵(オキナワスズメウリ)にちょっと寄り道のつもりが、一ヶ月かかってしまいました。いつまでも咲いていると思って油断していた「トレニア」も、流石に11月半ばになると急に元気がなくなって大慌て・・・。植木鉢に植え替え家の中へ入れましたが、どんどん元気がなくなっていきました。連日睨めっこで、ようやく描きあがりました。当初、中央の一本だけ描くつもりでしたが、先生から「後ろにも描くと、絵に奥行きが出ますよ」とのアドバイスがありました。濃い紫の花が、秋になって「蕾」も「葉の縁」も赤っぽくなっているのを入れると面白いとの事・・・。その一枝を右に入れ、左には、中央と同じ花が黄色く色づき始めた枝を一本を入れました。ボタニカルアートは、植物の特性が良く分かるように、花、実、根など一緒に描くと良いのだそうです。ようやく、好きな絵を描きはじめて2作目の作品ですが、まだまだ迷う事ばかりで試行錯誤の日々が続いています。花や葉の描き方や彩色など課題だらけ・・・、来年、もう一度同じトレニア挑戦しようと思っています。明日は、今年最後のお教室、さ~て先生はなんと仰るやら・・・。(調整してみましたが、花と葉は絵と同じ色が出せませんでした。)《 オキナワスズメウリ ・ ボタニカルアート 》こちらは、先週、先生からOKを頂きました。記念すべき、第一作目の自由作品です。
2010.12.15
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ー 久良岐公園 ーいつも行く岡村公園はスポーツ公園ですがここは里山の風景をそのまま生かした公園になっています。昨日は穏やかな秋晴れ家に篭っているのは勿体無くて午後、久し振りに歩いてきました。桂(かつら)の林残念ながら、肝心の桂の木はほとんど葉を落としていました。ここの銀杏も桂も何年経ってもひょろひょろ不思議です。遊歩道脇の茂みに咲く山茶花大輪で、雄蕊だけ見るとまるで肥後椿のようです。自由広場真っ青な空に木々の黄葉が映えて大池付近↑↓ メタセコイヤ と、ケヤキ北出口付近未だ早いかと思っていたイチョウも、イロハカエデも見事に「紅葉(黄葉)」していました。\(^^)/♣︎ 久良岐公園 MAP(Click or Tapで 拡大画像が開きます)久良岐公園へ向かう途中のイチョウの木昨日の歩数は10,251歩。久良岐公園の紅葉は次回に・・・。ー 続く ー
2024.12.01
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《 saayaさんの変わり枠 ・ エリスマン邸のハロウィン 》今日は、北へ東へ・・・と展覧会3つのはしごと買い物・・・。ボタニカルアートの作品展を観に行った山手西洋館(エリスマン邸)は、「ハロゥイン」の飾り付けがしてあり、魔女がオルガンを弾いていました。ハロウィンカラーのに撮ってきた写真を使って大急ぎで作りましたので、saayaさんのと少し違っているかもしれません。saayaさん ありがとうございました。saayaさんの変わり枠 ⇒ 昨日の枠について
2011.10.29
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≪ 涼しげな水玉模様の枠 ・ ルリマツリ ≫関東地方も、毎日蒸し暑い日が続いています。お絵描きにも飽きて一休み・・・。風に揺れて涼しげな「ルリマツリ」の花を、簡単に出来て涼しげな こんな枠に入れました。☆枠の部分の色が明るい場合表示 → 背景色、濃い色 → 円形フェードアウト(30くらい)してから、合成されると水玉模様がはっきり出ると思います。
2010.07.07
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≪ 春を待つ ・ 水晶球風 ≫午前中写してきた、近くの公園の「桜」の枝に、春の花たちを「水晶球」に詰めて浮かべました。≪「水晶球風」の作成手順≫☆加算合成するための画像 1.新規作成、500x500px、黒 表示→ 背景色=RGB値:32、32、32 → 円形フェードアウト=100 2.背景色=RGB値:72、72、72 →円形フェードアウト=75 3.背景色=RGB値:108,108、108 → 円形フェードアウト=50 4.背景色=RGB値:163.163.163 →円形フェードアウト=25 5.背景色=RGB値:225、225、225 →円形フェードアウト=5 … A (保存)☆光 6.新規作成、白、400x400px イメージ→円形切抜き、背景色=黒 7.編集→文字入れ、丸(●)、色=黒 フォントサイズと位置は、下段の画像を参考にして下さい。 8.イメージ→余白作成、黒、上下左右=各50 … 500x500px 9.加工→ブレ=7 加工→ガウスぼかし=3 … B → コピー10.A=加工→ガウスぼかし=5 編集→合成、明るい画素優先 … C(保存) → コピー11.画像(500x500px) 編集→合成、「クリップボードから入力」と「加算」にチェック→OK12.表示→背景色、192、192、192 加工→円形フェードアウト=313.イメージ→円形切抜き、背景色=白 … D(保存)☆型14.新規作成、白、500x500px イメージ→円形切抜き、背景色=黒15.イメージ→濃度抽出、最小濃度抽出 イメージ→リサイズ、500x500px … E(保存) 16.水晶球(D)、型(E)を同じ大きさにリサイズ、(E’,D’とします) リサイズした型(E’)=編集全選択、イメージ→座標指定切抜き→OK … サイズを記憶させる。17.背景になる画=イメージ→座標指定切抜き 左上に表示された「枠」をクリック&ドラッグで、好みの位置に移動→ 「ウインドウ」を「×」で閉じ「枠」を残す E’=コピー、編集→]合成、明るい画素優先 D’=コピー、編集→合成、暗い画素優先16~17を繰り返し、合成していきます。
2010.01.14
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≪ sunaさんの「不規則円形切抜き画像」 ・ 早春の朽木(滋賀県) ≫JTrimで楽しい画像遊び(sunaさん)の新作を真似させていただきました。いつものMさんが送って下さった画像を使わせていただきました。↓が元の画像ですが、加工の都合で、雪の部分と左右をカットしました。写真撮影:Mさん参考サイト ⇒ JTrimで楽しい画像遊び(sunaさん) → 不規則円形切抜き画像sunaさんの手順にあった「バジョカ書体」が無いので、Webdingsの「d」を使いました。参考までに、簡単に手順をご紹介します。1.新規作成、黒、500x500px 文字入れ、Webdings、「d」、縦書き2.背景色=黒、全選択、左へ20.4度回転3.イメージ→座標指定切抜き 座標1 0 100 座標2 500 500 → コピー ミラー→フィリップ、明るい画素優先で合成あとは、使う画像に合わせてリサイズしました。
2010.03.01
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《 sunaさんの「華やかな模様枠」 その2 ・白式部(シロシキブ) 》ご近所の家の塀越しに、「シロシキブ」が風に揺れています。紫の実は良く見かけますが、白も清楚でなかなか素敵です。昨日の「sunaさんの枠」の続編です。新規作成黒、500x500pxで、昨日と同様の数値で、線を3本にしたバージョンを作成しました。作成手順はこちらから ⇒ JTrimで楽しい画像遊び(sunaさん) → 華やかな模様枠☆参考新規作成、黒、500x500px → 角丸切抜き(背景色=黒)、枠線の色=薄いピンク、幅=2余白作成、黒、15px → 角丸切抜き(背景色=黒)、枠線の色=薄い黄色、幅=2余白作成、黒、10px… 580px x 580px合成する画像サイズ=580x580px
2010.09.30
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聴秋閣と春草廬の一般公開が始まりました。期間は、11月17日(土)〜12月9日(日)まで。紅葉には未だ早かったのですが、見てきました。もう少しすると、周囲に植えられた紅葉が真っ赤に色づいて、ここが横浜であることを忘れさせてくれます。三渓園・聴秋閣(重要文化財)一見すると石に見えた、玄関の床の材質は「木材」でした。↑襖には、葵の葉の模様が。金箔でしょうか、行灯の光に輝いていました。聴秋閣の前の紅葉が色づき始めていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・旧天瑞寺寿塔覆堂(重要文化財)↑ 正面入り口の彫刻豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物。秀吉が建てたと確認できる数少ないもの。寿塔とは、長寿を祝って生存中にたてる墓のこと。現在、寿塔は京都大徳寺内の龍翔寺にある。(三渓園HPより)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・臨春閣 (重要文化財指定)桃山時代に秀吉が建てた聚楽第の遺構と考えられていたが、現在では和歌山県岩出市あった紀州徳川家の別荘、巌出御殿ではないかと考えられている。(三渓園HPより)この日は2組のカップルが、庭園で写真撮影をしていました。園内の案内図(三渓園のHPより)(click for tapで拡大画像が開きます)横浜三渓園 公式サイト
2018.11.22
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↑ NOLDIKA nisseノルディカニッセは、デンマークの妖精ニッセをモチーフにした木製人形ブランドニッセは、子供や家を守りクリスマスにはサンタクロースの手伝いをすると言われているそうです。、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ マトリョシカ↑ マグネットこれは楽しそう〜♪プレゼント用に買って来ればよかった。お店で見た時は、何だか気づかず写真を整理していて気がつきました^ ^;・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,700〜3,700円↑ 北欧ツリーまさに大人のクリスマスツリーです。部屋に飾ったらさぞ素敵だろうなと思いました。けれど、我が家には似合う場所もなし壊してしまいそうで、私には無理です。・・・・・・・・・・・・・・・・↑ ドイツ製キャンドルホルダー40年以上の歴史を持つドイツのキャンドルメーカー。ほとんどが人の手によって愛を込めて作られています、と書いてありました。その割には2000円と手頃な値段だからか、一人で複数買う人もいて、次々と売れていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27,500円というのもありました(上段)↑ キャンドルハウス味も素っ気もないセンサー付きのライトと大違い。部屋の隅にこんな灯りが灯っていたらロマンチックでしょうね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑ ボレスワヴィエツ陶器(マヌファクトゥラ社)「ポーランド南部にある陶器の街ボレスワヴィエツ。16世紀から盛んに造られるようになったハンドメイド陶器。近年日本でも知られるようになり「ポーリッシュポタリー」とも呼ばれている」のだそうです。手に持つと、とろりとした釉薬と、ぽってりとした温もりのある肌触りが気に入りました。新しい食器を買うのはやめようと一度離れましたが、やっぱり欲しくてショップに戻りました。直径=18cmこのお皿には ケーキよりクッキーの方が合うかなと〜♪模様のない 白いマグカップが欲しくなりました。
2022.12.10
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《 sunaさんの「フォントと波紋で面白模様枠」 ・ Mさんのバラ 》どこか間違えているようで、何度やってもsunaさんの様な色が出ませんでした。仕方が無いので、超新星を使って色をつけました。(新規作成画面とフォントサイズを変更させていただきました)手順はこちら ⇒ JTrimで楽しい画像遊び → フォントと波紋で面白模様枠
2011.10.02
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《 フォント(◇)を使った枠 ・ 露草 》ずっち以前に作成した、下段の「クリスマスツリーの形に合わせた枠」の詳しい作成手順のリクエストを頂きました。自分でもすっかり忘れてしまったので、自分で書いた「作成メモ」をヒントに再現しました。初心者の方でも分かり易いように、少し丁寧な作成手順になっています。これだけでは、余りにも季節はずれなので、露草を使った枠を作りました。「フォント(△、◇)を使った枠」作成手順 ⇒
2011.07.08
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≪ 空に浮かんだ 「しゃぼん玉 ?」 ・ 横浜みなとみらい21 ≫この写真は8日に写したものですが、今日の横浜も抜けるような青空が広がっています。パピヨン姫子の日記(pchimekoさん)が「フォトショップ」を使って作成された「水晶球」のイメージをお借りして、JTrimで再現できないかと試してみました。「水晶球」のつもりで作成したのですが、「しゃぼん玉」に見立てて「みなとみらい21」の空にいっぱい飛ばして遊びました。「水晶の玉?」「しゃぼん玉?」の作成手順 ↓↓ 水晶球風の作成手順pchimekoさんの作品はこちら ⇒ パピヨン姫子の日記:1月11日
2010.01.13
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超巨大輪ダリア・浮気心今日は、お稽古の帰りに買い物が有って回り道をしました。何気なくいつもと違う道を通ったお陰で、見たこともない見事な大輪のダリアに出会えました。一番大きい花の直径は25cmほどありました。ご主人のお話では、秋田から球根を取り寄せて育てていらっしゃるそうで、2週間くらい前ならもっと大きい花が咲いていたと仰っていました。この「浮気心」は、写真の様に、一つの球根から「赤に白やピンクの花びらが混ざったもの」と、反対に「白に赤とピンクが混ざった花」が咲くとも教えて下さいました。帰宅して調べてみると、この「浮気心」は、大きいものは直径30cmの花が咲くのだそうです。大船のフラワーセンターなどで、これまでも大輪のダリアを見たことは有りますが、こんなに「見目麗しくて(?)見事なダリア」を見たのは初めてです。こちらの写真は、「浮気心」以外のダリアと他の花たちです。このお家は、道路から玄関までのアプローチを上手に利用して、ダリアの他にも色取り取りの花を咲かせていらっしゃいました。このあと俄雨に降られて、お店でしばらく雨宿りする羽目になりましたが、なんだかとても得をした気分になれた一日でした。
2014.06.27
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sunaさんが一年間の休眠から目覚めた途端に次々と新作を掲載してくださっています。そのスピードに付いて行くのが大変・・・。今日は、その中の2点にチャレンジさせていただきました。《 ちょっと派手な「繊細模様枠」 ・ アンデスの乙女 》チロリアンテープの様な模様が可愛くて、色を変えて作らせて頂きました。黄色い花は、ご近所で写させて頂きました。お花の名前は、みっちゃんが教えて下さいました。ありがとうございました。《 フォントと抽出で「変わり模様枠」 ・ 芙蓉 》新規作成画面を正方形(500x500px)、上だけに模様を入れ → コピー90度回転 → 暗い画素優先で合成 → 90度回転を2回 → 暗い画素優先で合成四隅にトトロの様な可愛い模様が出来ました。お手本の様な色が出なくて、単色カラースケールで彩色したものを、加算合成しています。作成手順はこちら ⇒ JTrimで楽しい画像遊び(sunaさん) ↓ちょっと派手な「繊細模様枠」フォントと抽出で「変わり模様枠」
2011.10.09
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≪ きまぐれさんの「新聞写真風枠」 ・ アレンジ ≫時々きまぐれ(きまぐれさん)が、s-koyamaさんの「新聞写真風」をアレンジしてとってもお洒落な枠を作られました。教えて頂いた手順どおりに作成してみましたが同じようには出来ず、一部手順を変更させて頂きました。きまぐれさん、ありがとうございました。参考サイト ⇒ ときどききまぐれ(きまぐれさん)→ きまぐれさんの作品→みんなまとめて作成手順 → 同じ物が作れません ハァー!きまぐれさんの作品と比べるとかなり見劣りしますが、何かの参考になればと思い手順を簡単に書いておきます。☆上段1.1~9までは、きまぐれさんの手順どおり作成2.2階調化(下段右)→ネガポジ反転→明るい画素優先で合成 →元に戻し→コピー→暗い画素優先で合成☆下段1.きまぐれさんの手順3で出来た画像(下段右) 超新星→45度回転→ブラインド(白、縦横)2.画像(下段右)をネガポジ反転→一コピー 一旦白抜きにした後、下段左を暗い画素優先で合成
2010.04.07
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ー 腹巻き帽子 ー暮れに編み始め、年を越してやっと編みあがりました。中細毛糸で輪にしてひたすら編むだけ・・・。幅=25cm、長さ=60cm。編みっぱなしなので、両端はくるりと反り返っています。↑Aタイプ真ん中で糸を変えました。Aタイプ(上)は、裏返して、中央で捩り、半分返して被るだけ。編みっぱなしの両端がくるりと返って、とても良い感じです。被り方を一工夫すると、一つで4種類の被り方を楽しめます。下(Bタイプ)は、ラジオ体操の先輩に教わった被り方です。好きな方を表にして半分は中に折り返します。両端を2枚重ねてギャザーを寄せ、輪ゴムで留めれば完成です。(写真を撮る都合で、花の部分が大きく見えますが、もちろん好みの大きさに調節できます)↑Bタイプこの腹巻き帽子は、仙台に住む、梅村マルティナさんの作品で、2012年2月10日放送の「猫のしっぽ カエルの手」という、大原(京都)に住むベニシアさんの番組で紹介されたそうです。その後、kugurohuさんが「NHKのすてきにハンドメイドの2018年9月号に掲載されていた」と、教えて下さいました。梅村マルティナ・オフィシャルサイトトップページにマルティナさんのブログにリンクが貼ってあります。編み方などは「腹巻帽子」で検索すると色々出てきますが、いたって簡単。私が使った糸は、半分はドイツ製のOpal毛糸、半分はハマナカのグラデーションを使いました。1.作り目と最後の綴じ目は、糸をゆるめに編むこと。 被ったとき、端がくるりと綺麗に返ります。2.基本の糸は中細タイプ、針は3号の4本針が使い良い。3.標準サイズは、全周50cm(150~160目)。 長さ=60cm。表編みで輪にして編む。慣れない棒針で、しかも中細毛糸で編むなんて、私には気が遠くなりそうでした。途中で編み目を落として拾い直したりと四苦八苦。編み目も不揃いですが、ぼかし染め毛糸の有難さ・・・。被ればそんなに目立ちません。
2019.01.06
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今日は久し振りに青空が広がりました。また明日は天気が下り坂・・・。三渓園の紅葉を見に行きたかったですが、今日は貴重な晴天です。やらなければいけない家事を考えると時間のやりくりがつきません。紅葉は待ってくれませんし、諦めて近場の公園を2つ回ることにしました。夫が卓球に出かけるのを待ち 10時半過ぎに出発。先ずは、毎朝ラジオ体操に通う岡村公園へ。ー 岡村公園 ートウカエデ(唐楓)我が家に一番近い入り口付近の楓が今年は真っ赤!枯れ枝のように見えるのはソメイヨシノトウカエデの葉今年の桜は紅葉する間も無く飛ばされてしまいました。山茶花が満開です。右手の冊の辺りが、富士山のビュースポットいつもここから写しています。アメリカフウ(アメリカ楓)別名:モミジバカエデ(紅葉葉楓)レストハウス前にあります。「イタヤカエデ」と覚えていましたが正しくは「アメリカフウ」でした。イチョウ(銀杏)イチョウの葉公園の欅も、桜も、ほとんど葉を落としてしまいました。朝と違い、明るい 陽の光を浴びて楓の赤も、銀杏の黄色も、一際鮮やかでした。このあと、岡村公園をあとに久良岐公園へ。☆11月27日 追記ラジオ体操の先輩に名前を確認、今朝拾ってきた葉の写真と共に、木の名前を追加しました。今朝の横浜は曇り空。昨日写しておいて良かったです(╹◡╹)♡
2020.11.26
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《 ノカンゾウさんの「ギンガムチェックの枠」 》ノカンゾウさんが考えられた、このギンガムチェックの様な枠がとっても素敵で、作り方を教えて欲しいとお願いしました。斜め格子模様を作った後で、立体枠加工をするのかと思っていたら、ナント!一瞬で出来てしまったのには吃驚してしまいました。ウエーブとぶれの数値が決めてでした。ノカンゾウさん、ありがとうございました。詳しくは ⇒ ノカンゾウの便り(ノカンゾウさん) → キルトのドアストッパーノカンゾウさんは、同色の濃淡を使っていらっしゃるそうですが、違った色を組み合わせてみました。☆2011.9.7 追記単純な加工だと、同じ様な作品が出来るのは良くあることですが、JTrimで加工(skyさん)が、ナント4年前にほとんど同じ枠を作られていました。私が偶然JTrimに出会ったのは、更にその半年後・・・。知らなかった作品が一杯で、楽しくなってついつい4年前の他の作品も見せていただきました。skyさんの作品と手順はこちら ⇒ 2007.8.12 JTrimで加工 「縁飾り1」
2011.10.04
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《 昔のタイル風枠 ・ 鷹の爪 》料理用に植えた「鷹の爪」が3本、真っ赤に色づき始めました。全部赤くなったら、根元を縛り部屋の中の風通しの良いところに吊るします。見た目も綺麗ですし、料理に、お漬物に・・・と、一年中重宝しています。よそ行きのお洒落な枠は似合いそうに無いので、素朴な枠に入れました。☆枠の手順1.新規作成、白、500x500px2.表示→背景色、好みの色 (参考)緑:52.123.43.加工→フェードアウト、50 加工→ブロック、ブロックの幅&高さ=20 「ブロックを塗つぶす」と。「枠線を描画する」にチェック →OK4.加工→シャープ=20、 加工→エッジの強調=25.合成画像=420x420px、 合成位置 (40.40 460.460)
2011.09.20
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写真は、2013年12月の日記に掲載した肩かけです。友人が使っていらっしゃるのがとても素敵でした。何年も前に編まれたもので、編み方図はないとのこと…。どうしても編んでみたくて、実物をお借りして思考錯誤しながら編みました。掲載したのは写真だけでしたが、以来たくさんの方が見て下さっているようで、ずっと気になっていました。下図は、実物を見ながら自分自身の心覚えのために、方眼紙に鉛筆で描いたものです。一部分説明を追加しましたが、雑で分かりにくいかと思います。編み物をなさる方ならご自分で工夫してくださるだろうと思い、ご紹介することにしました。お役に立てれば幸いです。↑クリック or タップで拡大画像が開きます1.先ず、衿と肩の部分(A)からあみはじめます。2.パイナップル編みの部分(B)を編みます。3.前の交差している部分(C)を編みます。 長編み、長々編み部分は、輪になるように二重に編みます。4.衿とパイナップル編みの縁取りを編みます。 クサリ編み=3目、細編み=1目の繰り返し。5.C先端の丸い部分の縁取りは細編みです。6.肩にかけて、Cの片方を輪に通します。
2017.10.03
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ゴミを捨てやすいように、これまでゴミ箱の中に、紙袋やスーパーのレジ袋を入れて使っていました。どちらも入手しにくくなりました。そこで今日は、新聞紙を使い、ゴミ箱の中袋を作ってみました。カラーの広告紙面を使うと案外お洒落なんです。英字新聞なら、もっと良いかも!こちらは、トートバックより、ずっと簡単!新聞紙なら、一杯になったらこのまま捨てられます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆小さい袋見開きサイズの新聞紙を、新聞紙の折り筋に沿って半分に折ります。(新聞、1ページ分の大きさになります)長い方の辺の端を約2cmほど重ねて糊付け、筒状にします。底の部分を、下図のように折り畳み、最後に、重なる部分を糊付けすれば完成です。大きい袋は、見開きサイズの新聞紙2枚の端(長辺同士)を張り合わせて使いました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チラシで作りました小型のゴミ箱なら、スーパーのチラシで十分ゴミ箱の大きさに合わせ両端を輪にして貼り、底の部分を作るだけです。
2020.06.30
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皆さま、ご無沙汰いたしました。搬入、展示日を含めて、本日で7日間の作品展が終了しました。今回、私は、冬青(ソヨゴ)、黒侘助(クロワビスケ・椿))、パンジーとビオラ、烏瓜(カラスウリ)、マテバシイ、紅筋山百合、辛夷の実、次郎柿の8点出品しました。土曜日の一日だけを省き、毎日会場に通っていました。皆様に会場の様子などお知らせしたくて、あれこれ試行錯誤しつつ何枚も写真を撮りました。けれど、照明の加減もあり、どうしても実際の色とはほど遠くギブアップ。今回は、絵の他に、小松菜の花と庭のクリスマスローズ(ヘレボラス・アーグチフォリウス)も参加(?)しました。
2024.04.16
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《 パンジー&ビオラ ・ボタニカルアート 》先週のお稽古日、先生がご自分の庭で咲いた色とりどりの「パンジーとビオラ」をどっさり持ってきてくださいました。「好きな色を選んで葉書きサイズの紙に自由に描くように・・・」とのこと。秋の作品展のときに、全員の作品を展示するのだそうです。何色か頂いてきましたが、その中からパンジーとビオラを一本ずつとビオラの蕾を添えて描きました。パンジーの実際の色は、もう少し紫がかっています。絵の色に合わせて色を調整してみましたが、花に合わせると葉の色まで青みがかってしまうのでこのあたりで諦めました。手前の2色のパンジーは一番人気で、何人かの方が選んでいらっしゃいました。きっと初心者とベテランの方の差が出るでしょうね・・・"^_^"4月から新人が4人入って、去年の4月に入会した私達二人は2年生になりました。何となく嬉しい気分です~♪
2011.04.12
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≪ ステンドグラス・教会風 ≫ほの暗い教会の中で見たステンドグラスの印象は強烈で、クリスチャンで無い私ですら、ひと時厳粛な思いに浸ってしまいました。そんなイメージを思い出しながら作成しました。使った加工法は、ソフトレンズ5、逆エンボス5、ノイズ除去、そしてみっちゃんのアイデアをお借りしてイコライズです。
2008.10.12
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写真撮影 : Mさん写真撮影 : マルリッキーさん昨日の続きです。skyさんがご自分で撮影された画像を使って素敵な作品に仕上げて下さいました。真似してみたいと自分で撮影した画像を探してみても適当なのが見つからず、以前、マルリッキーさんとMさんが届けて下さった画像をお借りしました。元の画像によって同じ方法では合わないため、「カスタムフィルタ」の数値を変えていずれも「加算」で合成しています。「カスタムフィルタ」の数値は、filipflopさんの「ハイライト」「シャドウ」の数値をベースに「除数」だけ変更しました。除数は、いずれも「3」にしましたが、数値を変えると微妙に変ります。色々試してみてください。
2010.04.25
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☆模倣犯 上下・宮部みゆき・前畑滋子シリーズ・小学館・2001年4月20日 初版第1刷発行・週刊ポスト 1995年11月10日号〜1999年10月15日号に連載(加筆改稿)・第55回毎日出版文化賞特別賞、第52回芸術選奨・文部科学大臣賞、第5回司馬遼太郎賞受賞前畑滋子 ルポライター。連続女性失踪事件を追っていた。そのリストの中の1人、古川鞠子が連続女性殺人事件の被害者だと判明した。有馬義男 鞠子の祖父。72才。豆腐店を営む。栗橋浩美表向きは優等生で人気者、裏側では狡猾で意地の悪い本性をみせていた。29才。ピース栗橋浩美が「強いヤツ」として一目も2目も置き、決していじめたりからかったりもせず、積極的に近付いて仲良くしていた。高井和明蕎麦屋の長男。栗橋浩美、網川浩とは同級生。高井由美子高井和明の妹。兄の真実を訴え続けた。第1部数年前、首都圏で4人の幼女がさらわれ、殺害された事件があった。現在公判中のこの事件の容疑者は、殺害後、自分のした事を公にひけらかすような手紙を、マスコミ宛に書き、遺灰を遺族に送りつけていた。この手の犯罪者がとうとう出てきたことを社会は悟った。1996年9月12日。隅田川沿いにある大川公園のゴミ箱で、女性の右腕とハンドバッグが発見された。第一発見者は、早朝に犬を連れて散歩に来ていた塚田真一と、水野久美という高校生だった。塚田真一 は、佐和市で起きた教師一家殺害事件被害者の長男。事件当時はアルバイトで不在だったため、たった1人生き残った。現在は父の友人である石井夫妻に引き取られ、公園の近くに住んでいた。ハンドバッグの持ち主は古川鞠子と判明、彼女は3ヶ月前から行方不明になっていた。犯人と名乗る男は鞠子の家に電話をかけ、電話を取った祖父の有馬義男に、新宿プラザホテルのフロントにメッセージを預けておくといい、時間を指定した。フロントに預けられていた手紙には「このホテルのバーで待て、8時に連絡する」とだけ書かれており、8時に電話で「鞠子の家に帰れ」と指示して来た。ホテルに手紙を届けたのは女子高校生だったという。鞠子の家のポストには、彼が鞠子に買ってやった腕時計と「これで僕が本物だとわかったろ」と書いた便箋が入っていた。土にまみれた鞠子の遺骨は、犯人がテレビ局に電話で知らせて来た通り、引っ越しセンターの敷地内で見つかった。また犯人はホテルのフロントに手紙を届けさせた女子高生をも殺害。遺体は犯人が指定した場所で発見された。捜査本部が置かれた墨東警察署巡査部長武上悦郎は、この3日間ほとんど不眠不休、食事もろくにとれない状態だった。10月21日大川公園事件発生以来、既に40日が経過していた。捜査線上に浮かんだ有力な容疑者と睨んだ田川一義にはアリバイがあった。伏せられていた筈の大川一義の存在を夕刊紙が嗅ぎつけた。大川は系列のテレビ局のインタビューに応じ、「容疑者T」としてテレビ番組に登場した。顔にモザイクをかけられ、音声を変えられた「容疑者T」は饒舌だった。取材を受けるまで、自分に一連の事件の容疑がかけられていることについては全く知らなかったと主張。インタビューに当たった記者が彼の前歴をあげ、彼の運転するレンタカーが大川公園事件発生の前後に公園の周囲で目撃されていることを持ち出した。すると、あれは冤罪で自分は罪をなすりつけられたのだと、一層激しい口調で喋り始めた。その興奮ぶりをカメラが逐一映しとる。インタビューの間、彼は絶え間なく貧乏ゆすりをしていた。膝に置いた右手の中指に、幅が1センチ程ある凝った細工の指輪をはめていた。彼は、その後も連日テレビや週刊誌を賑わせた。そのTが報道特別番組に生出演することになり、その放送中に真犯人だと名乗る男から電話がかかって来た。真犯人は、Tを「自分では何も出来ないくせに、人の尻馬に乗っかって有名になろうとしている。どんな顔をしているのか、お茶の間の皆さんにも見せたい」といった。Tは真犯人の巧みな挑発に乗せられ、遂にカメラの前に顔を出した。放送直後、大川公園の近くに住む住人から捜査本部に電話がかかって来た。「うちの子供が、車に乗った若い男に誘拐されかけたことがあり、その男かがTだ。間違いない」という。「この変態野郎」秋津刑事がテレビの中の田川に毒づいた。「貴様の首根っこを押さえてやる」1996年11月5日。大川公園事件は思いがけない展開を見せた。群馬県にある通称「赤井山グリーンロード」で、下り車線を走って来た車が、対向車路線を斜めに横切り、ガードレールを突き破り、崖下へ転落した。車は練馬ナンバーで、クレーンに吊り上げられた車の運転席と助手席から投げ出された男が1人ずつ、そして蓋が開いたトランクの中から背広を着た男性の死体が滑り落ちた。運転席と助手席に乗っていた2人は高井和明と栗橋浩美と判明。家宅捜索の結果、栗橋の部屋からは被害者の写真や、右手の部分だけ無い骨が出た。1996年11月6日。栗橋浩美と高井和明が大川公園事件と一連の殺人事件の犯人とされ、全てのキー局で番組を中断し臨時ニュースが流れ始めた。神無きこの国にこの瞬間だけは、神の鉄槌が振り下ろされた音を人々は聞いていた。これまで女性ばかりが狙われていた犯人がなぜ男性を殺害したのか・・・。栗橋浩美の周囲から事件に関与した証拠は出たが、高井和明の周辺からは決定的な証拠は出ない…。必死の捜索にもかかわらず、事故現場周辺からは事件の鍵を握ると思われる栗橋の携帯も見つからなかった。第2部栗原浩美と高井和明、浩美が「ピース」と呼ぶ男、3人の関係。そして、この連続誘拐殺人事件の犯人であるピースと栗橋浩美の過去の残虐な犯行が、2人の側から見た形で次々と明らかにされていく。主犯格のピースの指示通り、高井和明を犯人に仕立て上げる為に、栗橋浩美は和明を誘い出した。和明は浩美が犯行に関わっていることを承知の上で、彼を説得しようと、2人のアジトとしている山荘にやって来た。テレビのコメンテーターに「犯人は力の無い女性しか相手に出来ない」と指摘されたピースは、偶然出会った男性を言葉巧みに山荘に誘い殺害した。トランクに男性の死体を入れ、麻酔で眠らせた和明を後部座席に転がし、浩美が運転する和明の車は、赤井山の廃墟ビルに向かっていた。ピースの計画通り、そこで和明を自殺に見せかけ殺し、犯人に仕立て上げる為に・・・。廃墟ビルは、かつて浩美が衝動的に殺害した恋人と、偶然鉢合わせした女子高生を殺害して埋めた場所だった。車の中で意識を取り戻した和明は必死に浩美を説得した。和明の説得に心を動かされた浩美が赤井山へ行くのをやめて山を下る途中、あの転落事故が起きたのだ。ピースは、テレビニュースで予定外の事故を知った。第3部これまでピースとして登場していた真犯人が、いよいよ網川浩二という本名で登場。兄の無実を訴える高井由美子を守り、代弁するヒーローとして登場。「真犯人X説」を掲げ、連日のようにテレビに出演した。真摯な姿勢。爽やかな弁舌。整った容姿と温和な笑み。どこでも彼は好印象を振りまいた。彼が書いた「もう一つの殺人」は、発売後1週間でベストセラーリストのトップに躍り出た。得意の絶頂にあり、自分が書いた「シナリオの完璧さ」に酔いしれていた彼は、ひたひたと忍びる包囲網に気がついていなかった。やがて彼は、生放送のテレビカメラの前で、前畑滋子が投げかけた「挑発」に、まんまとはまり、自ら墓穴を掘った……。同じ作者の「楽園」を読見始めたものの、「模倣犯」の続編と判明。ならばと、模倣犯を先に読み始めました。読んだことがあるような無いような…。とにかく長い。分厚い2冊を読み上げるのに、9日かかってしまいました。10年以上も前となると、よほど印象に残る作品以外は忘却の彼方…。自分自身の備忘録として、そして脳みその劣化防止のために、あらすじを書くことを、自分自身に義務付けていますが、この小説はとに角長いのです。その上話が入り組んでいて、あらすじを書くのに、又々一苦労してしまいました…^^;
2018.02.12
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< 横浜ベイブリッジ・スカイウォークへの行き方 まとめ >スカイウォークの解放日=土、日、祝日のみ解放時間=11時〜18時ここでは、片道だけ、横浜ベイブリッジを通る経路をご紹介いたします。帰りのバスの本数を考慮して、行きに「ベイブリッジ」通る経路を選びました。(往路、復路とも「鶴見駅前」発着のバス便も利用出来ます)☆往路バス乗り場=「横浜駅前」バスターミナル、14番乗り場(横浜駅東口、そごうに隣接)乗車するバス=横浜市営バス109系統、午前11時11分発に乗車行き先=スカイウォーク (大黒ふ頭を回り横浜駅に戻る循環バス)(横浜ベイブリッジを通ります)料金=片道220円下車するバス停=おすすめは「スカイウォーク入口」所要時間=約32分スカイタワーまで徒歩7分(別添のバス停MAPを参照下さい)*「スカイウォーク前」下車の場合、大黒埠頭内を迂回するため所要時間約55分☆復路横浜市営バス、17系統、「鶴見駅前行き」乗車するバス停=「大黒ふ頭」バス停MAP参照所要時間=20分前後料金=220円例として13時34分発を選びましたが、復路はお好きな時間をお選び頂けます。(2023年10月30日現在)よろしかったらこちらもご覧下さい。横浜駅前〜スカイウォーク到着迄の車窓風景、スカイウォークから眺めなどを、写真入りで紹介しています。↓↓2023年29日の日記 → 横浜ベイブリッジ・スカイウォークへ
2023.10.29
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皆さまは、この「水仙」をなんという名前で呼んでいらっしゃいますか?「和水仙」? それとも「日本水仙」?私はこれまで何の疑問もなく「和水仙」と呼んできました。けれど「日本水仙」という名で呼ぶ方が多いようでどちらを使えば良いのか思案しています。調べてみると、この花は彼岸花科、スイセン属原産地:地中海沿岸地域「呼称」で思案していましたがいずれにしても日本古来の水仙だとばかり思っていました。ところが、日本原産でも、中国原産でもなく地中海沿岸だったとは(´⊙ω⊙`)・・・・・・・・・・・・・・・・・・この水仙は逞しくて、増え過ぎた球根を庭の隅に放り投げて置いても掘り上げたあと、例えひとつだけ残っていたとしてもそこで根を下ろし、健気にも咲き出すのです。そんなこんなで毎年、庭のあちらこちらで咲いています。(右上と右下)軒下に置きっぱなしにした球根の山ろくに肥料ももらえず過密状態でもめげずに、芽を出し、頑張ってます。(左上)全て掘り起こしたつもりが残っていた球根。(左下)千両の茂みの影に捨てたつもりの球根。
2024.01.16
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先日の「風車のような枠」をアレンジしてみました。冬の間、何となく元気が無かった椿の花びらが、暖かくなったからでしょうか・・・、綺麗に咲いています。
2012.03.25
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《 skyさんの「シフトで遊ぶ」 ・ シュウメイギク 》見たことが無いような模様が新鮮で、skyさんの手順を参考に作ってみました。枠の鮮やかな色と合わせる画像選びが難しく、RGBの度合いを使い色調を調整してみましたが、出来はいま一つ・・・。色と画像を変えて、また再挑戦してみたい作品です。skyさん ありがとうございました。skyさんの作品と手順はこちら ⇒ JTrimで加工 → シフトで遊ぶ
2011.10.07
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≪ sunaさんの彫刻風模様額 ・ 向日葵 ≫以前からずっと気になっていた、sunaさんのこの額縁にやっとチャレンジしました。角の模様のつなぎ目部分と、絵画(?)の色合いに合わせて額縁の色を変えました。額縁の作成手順はこちらから ⇒ JTrimで楽しい画像遊び(sunaさん) → 「彫刻風模様額」☆画像の加工メモ1.大きいサイズのままの画像(今回は1536X1536px) 加工→鉛筆画→ネガポジ反転→コピー2.最初の画像に戻す→加工→シルクスクリーン→オイルペイント53.「減算」で合成 → リサイズ元の画像
2009.07.18
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先日来「雪割り桜」の事で気になっていることが2つありました。1つは、近くの岡村公園の早咲きの桜の名前が「雪割り桜」で間違いないのかと言うこと。(公園の関係者の中にも「河津桜」だという方がいらっしゃるのです)もう1つは、岡村公園の雪割り桜が、果たして青い山脈の歌詞に登場する「雪割り桜」と同じなのかと言うことでした。気になりだすとそのままに出来なくて、調べてみました (#^.^#)♣︎その1・雪割り桜のこと*先ず、三ヶ所の雪割り桜の写真を比べてみました。(雪割り桜というのは別名で、正式な名称は「椿寒桜(ツバキカンザクラ)」というそうです)↑岡村公園の雪割り桜↑皇居東御苑の雪割り桜(goro's 花 Diary様からお借りしました)↑高知県須崎市の雪割り桜(「満天土佐」様からお借りしました)*雪割り桜(ツバキカンザクラ)の特徴a.長くて目立つシベと花びらが内側に丸まっているb.小振りの花が固まって咲く画像と花の特徴を考え合わせると、岡村公園の桜は「雪割り桜」で間違いなさそうです。満天土佐 → 観光情報(須崎市) → 雪割り桜goro's 花 Diary→ 松山出身の雪割り桜満天土佐↑のホームページによりますと、雪割り桜は、2月中旬~3月中旬に濃い桃色の美しい花をつける。正式にはツバキカンザクラ(椿寒桜)と言い、2月のまだ雪のある頃に咲くことから、雪割り桜と地元の人々に親しまれている。蟠蛇森の中腹にある桑田山(そうだやま)の雪割り桜はシナミザクラとカンザクラの交配種らしく、70年ほど前に松山市から分けてもらい、台木に接ぎ木したと言われている。とありました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・↑三浦海岸の河津桜違いが分かりますでしょうか?*************************♣︎その2・青い山脈の「ユキワリザクラ」のこと青い山脈の歌詞に登場する「ユキワリザクラ」は、この「雪割り桜」のことだと思っていましたが、どうやら違っていた様です。レファレンス協同データベース(*注1)に『「青い山脈」に出てくる「雪割り桜」の写真ののった本はあるか?』と言う質問に対して、下記の回答が記載されていました。ほぼ同じ内容の回答が幾つか掲載されていましたが、その中の1つをご紹介します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『西條八十全集 9』(西條八十/国書刊行会/1996) p466~p467に以下のような記述あり。 「・・・後年筆者が名古屋の繁華街を歩いていると、桜草に似た淡紅色の花をつけた植物を売っている男が「青い山脈 雪割桜だよ。買ってらっしゃい」と口上を述べていた。 そこで八十にその植物の話をすると、「その植物は「雪割草」が正しい名前で、「雪割桜」と言うのは、僕の考えた新語だよ」との事だった。・・・」・『野草大百科』(北隆館/1992) ※p332【スハマソウ(ユキワリソウ)】あり。写真あり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・*注1レファレンス協同データベース(レファ協)とは?国立国会図書館が全国の図書館等と協同 で構築する調べ物のための検索サービスのこと。参加館の質問・回答サービスの事例、 調べ方、コレクション情報など調査に役立つ情報を公開しています。詳しくはこちら ↓レファレンス協同データベース(レファ協)とは?レファレンス協同データベースに記載されていた回答のページここまで読んでくださった方、どうでも良い話にお付き合いいただき有難うございましたm(__)m
2016.03.11
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ラジオ体操の帰り道、ご近所のハクモクレンに何やら奇怪な「赤い物体」が付いているのを見つけました。この角度から見た画像ではよく分からないのですが、調べてみると、どうやらこれが白木蓮の「実」らしいのです。花の真ん中についている雌しべが受粉して育ち、その中の幾つかが大きく膨らんだものだと分かりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今朝写してきた写真だけではよく分からないので、もう一度 見に行って来ました。すると、一つだけでは無く幾つも付いていました。違った角度から見ると、なるほど納得!写真がクリアに撮れなかったのですが、分かりますでしょうか?ぷくんと膨らんだ中には「種」というか「種子」が入っているのだそうです。↑ハクモクレン下記のブログ「カエサルの世界」さんが、「種子」が入っている様子がよく分かる写真を掲載していらっしゃいます。カエサルの世界 ⇒ 怪獣の卵
2016.09.17
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☆蜜蜂と遠雷・恩田 陸・幻冬社・2016年9月20日 第一刷発行・第156回 直木三十五賞、第14回 本屋大賞受賞♣︎ユウジ・フォン=ホフマン世界中の音楽家や音楽愛好者たちに尊敬された、音楽界の伝説的な巨匠。その年の2月にひっそりと亡くなった。後日音楽家たちのあいだで盛大なお別れ会が行われた。その席で、知り合いに残した言葉が話題になった。僕は爆弾をセットしておいたよ。僕がいなくなったら、ちゃんと爆発するはずさ。世にも美しい爆弾がね。近親者が聞き返したが、そのときホフマンはそう言って笑うだけだったという。皆さんに、カザマ・ジンをお贈りする。文字通り、彼は『ギフト』である。恐らくは、天から我々への。だが、勘違いしてはいけない。試されているのは彼でなく、私であり、皆さんなのだ。彼を『体験』すればお分かりになるだろうが、彼は決して甘い恩寵などではない。 彼は劇薬なのだ。中には彼を嫌悪し、憎悪し、拒絶するものもいるだろう。しかし、それもまた彼の真実であり、彼を『体験』する者の中にある『真実』なのだ。彼を本物の『ギフト』とするか、それとも『災厄』にしてしまうかは、皆さん、いや我々にかかっている。 ユウジ・フォン=フォフマン 3年毎に日本で開催される芳ケ江ピアノコンクール。オーディションは、世界5ケ所(モスクワ、パリ、ミラノ、ニューヨーク、芳ヶ江)で行われる。パリのオーディション会場担当の審査員は、アラン・シモン、セルゲイ・スミノフ、嵯峨三枝子の3人。会場に着くのが遅れ、最後にステージに現れたカザマジンを見て、審査員たちはあっけに取られた。印象は「子供」それだけだった。Tシャツにコットンパンツ。物珍しそうにステージや客席をしげしげと見回す様子があまりにも場違いだったからである。美しい子ではある。それも自分の美しさを自覚していない、自意識の感じられない美しさ。少年はステージにぼんやり立っていた。だが、彼がピアノに向き直った瞬間、奇妙な電流のようなものが空中を走った。審査員やスタッフたちがハッとするのが分かった。少年が最初の音を発した瞬間、一瞬にして嵯峨三枝子は、文字通り、髪の毛が逆立つのを感じた。その恐怖を、隣の2人の教授と他のスタッフ、つまりこのホールにいる全ての人が共有していることが分かった。なんて凄ましい…なんて、おぞましい。混乱し、動揺しながらも、三枝子は貪るように少年の音色に聞き入っていた。ホールは完全に少年の世界に支配され、人々は降り注ぐ彼の音に身を委ねている。たちまち、ホールは混乱した興奮と喧騒に包まれた。ホフマンが予告した通り、審査員の意見は分かれたが、カザマ・ジンは合格となった。いよいよ、2週間に亘る「芳が江国際ピアノコンクール」が始まった。各地のオーディションに合格したコンテスタントは90名。世界中からやってきた総勢13人もの審査員が採点をする。初日の、前回優勝者によるオープニングコンサートに続き、翌日から5日間に亘る1次予選が行われた。1次予選初日の最期は、高島明石。曲が終わり、一瞬、真の静寂が会場を包んだ。晴れ晴れとした表情で立ち上がった明石を、拍手と歓声が包む。「最期の曲で救われたねえ」「ホント、やっと音楽を聴いたっていう感じ」控え室に戻る途中、緊張感と苦行から解放されて、審査員から本音が漏れ、笑い声が上がった。本当、よかったなあ、彼。嵯峨三枝子は高島明石の名を心に刻み込んだ。1次予選2日目。次は、マサル・C・レヴィ・アナトールの出番だ。ステージマネージャーの田久保寛は、そっと次のコンテスタントに目をやった。暗がりに佇む長身の影。つい目が引き寄せられる。普段は世界中のプロやマエストロを目にしており、さまざまなスターを舞台袖から見送ってきたが、この青年には既に彼らと同じ不思議なオーラがあった。なんとも「特別な」印象を受けるのだ。彼がステージに現れた瞬間、会場には拍手と共に不思議などよめきが起きた。驚嘆の目でステージ上の「王子様」を見た亜夜は、ふと奇妙に懐かしい心地がした。彼をずっと前から知っていたような気がしたのだ。昔聞いた声が脳裏に蘇る。確か、この声は。観客の注目を一身に集めたことを確認したかのような瞬間、彼は鍵盤を撫でるようにしていきなり弾き始めた。なんてチャーミングなんだろう。その瞬間、彼の音とその音を生み出す彼自身に、観客が恋したのが分かった。一同魅了される、とはこういうことか、と亜夜は思った。なるほど、ナサニエルが自慢するわけだわ。三枝子も審査員席でマサルに見入っていた。この子の凄さは、ハイブリッドという特性をおのれの個性としてアドバンテージにしてしまえる靭さだ。マサルは年寄りやプロにも受けるに違いない。大衆性も兼ね備えている。王子が回転扉の向こうに姿を消しても、華やかな余韻がステージに残っているようだ。怒涛のような歓声は止まない。1次予選最終日。マサルは、風間塵のページをひらき、演奏する曲目を見ていた。回転扉がひらき、少年は光の中にふらりと出て行った。少年が出てきた途端、凄ましい拍手が襲い掛かり、驚いた少年はその場でぴょこんとお辞儀をした。審査員のナサニエルは、まさに「自然児」としか言いようのない飾り気のない少年の様子に、一瞬毒気を抜かれた。だが、お辞儀から顔を上げた少年の顔を見て、ギョッとした。少年の顔には出てきた時のあどけなさは微塵もない。少年はぺたんと椅子に座ると、すぐに弾き始めた。えっ。ナサニエル以外の審査員も、似たように感じてびくっとするのが分かった。会場全体が何が起きたか分からず戸惑っているのだ。なんだ、この音は。どうやって出しているんだ?音が尋常でなく立体的なのだ。なぜ、こんなことができるのだ?ナサニエルは自分が激しいショックを受けていることに気付いて、そのことにもショックを受けた。なんて無垢な、それでいて神々しい、天上の音楽のような平均律クラビィーアだろう。これまで聴いたことのない演奏だ。高島明石も混乱していた。明石は不意にゾッとした。未知の思いもよらぬ方向の天才。マサル カルロスとも全然違う。一体どうやってピアノを鳴らしているんだ。マサルは、プレイヤー・ピアノのごとく、少年が手を触れる前からピアノが鳴っているような錯覚に舌を巻いていた。風間塵の演奏は、審査員に恐怖をもたらした。そう、これはパニックだ。三枝子は周囲の様子を窺いながらそう思った。風間塵の演奏を聴いた亜夜の頭の中には、塵のピアノが鳴り響いていた。衝撃だった。あの極彩色の音楽。生命の歓びに満ちた音楽…。この子は音楽の神様に愛されているんだ。音楽の神様はあそこにいた。この時の不思議な感覚を、亜夜は後から何度も思い出すことになる。パアッと亜夜の頭の中に浮かんできたのは、屋根に落ちる雨の音を聞きながら、指でリズムを刻んでいる幼い頃の光景だった。風間塵。彼はとても楽しそうだった。彼は神様と遊んでいた。かつてのあたしのように。それがどんなに楽しいことか、亜夜は自分が忘れていたのではなく、あのとき、自分が逃げたのだと思い知らされた。胸が痛んだ。弾きたい。風間塵のように。かつてのあたしのように。ナサニエル・シルヴァーバーグは栄伝亜夜の水際だった演奏に聴き入りながら、古くからの友人であり、私立音大の学長を勤めている浜崎の話を思い出した。彼が目覚めさせたいと言っていたのはこの子だったのだ。もう覚醒しているじゃないか。深い。独創的だ。まるで1人でリサイタルを開いているようだ。じわりと冷や汗が浮かんできた。マサルの強敵になるのは、カザマ・ジンではなくてこの子のほうだ。高島明石は注目しているコンテスタントを求めて、プログラムのページをそっとめくった。その写真は、記憶の中のものの面影を宿していた。飾り気のない、まっすぐにこちらを射抜く大きな瞳。栄伝亜夜。20才。どんな演奏をするのだろう。どうして戻ってきたのだろう。明石は彼女のファンだった。彼女の演奏を聴いたとき、明石は「神童」ではなく「天才」だと思ったことをよく覚えている。亜夜が弾き始めたとたん、会場の空気が覚醒し、同時に居住まいを正したところが見えたような気がした。モノが違う。高島明石の頭に浮かんだのはそんな言葉だった。明石は自分が滑稽なほど安堵し、脱力しているのに気付いてあきれ、そしておかしくなった。 又しても満杯になった客席で、マサルはなぜ次のコンテスタントが注目されているのか、ジッと耳を澄ましてボソボソと交わされる噂を聞いていた。気の毒に。同情を感じた時、回転扉がサッと開いた。小柄な少女が現れた瞬間、マサルはハッとした。慌ててもう一度名前を見る。エイデン・アヤ。アヤ…。まさか、まさかね。そう自分に言い聞かせる彼の頭には、むかし、あーちゃんからもらった古ぼけた布のバックが浮かんでいた。演奏が終わり、感極まった様子の周囲の感嘆の声を聞きながら、マサルは弾かれたように立ち上がっていた。間違いない。彼女が僕のアーちゃんだ。会えた。本当に会えたんだ。マサルは頭の中で繰り返し叫び続けていた。高島明石は今回が最後のつもりで出場した。1次予選に合格。2次予選で落ちたが、彼の演奏は審査員の心に残った。コンクールの最終日まで残り、コンテスタントの演奏を聴いているうちに、いつしか彼の中で違った気持ちが芽生えていた。2次予選、3次予選と進み、本選には6名が残った。キム・スジョン(韓国)フレデリック・ドゥミ(フランス)マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(アメリカ)チョ・ハンサン(韓国)風間 塵(日本)栄伝亜夜(日本)コンテストは終わった…。夜明けの海は凪いでいる。静かな潮騒が、滑らかにしんと冷たい空気の底を伝わってくる。少年は、波打ち際に立って、耳を澄ませていた。もう二度とこの場所に来ることはないかもしれない。季節は確実に冬に向かっている。今日は入賞者コンサートをやって、明日は東京に移動。東京でもコンサートをやったら、すぐパリに戻らなければならない。耳を澄ませば、こんなにも世界は音楽に満ちている。幸福。幸福だ。世界はこんなにも音楽に溢れている。僕は室内から音楽を連れ出して、共に世界に満ちて行こうとしている。仲間もいる。仲間を見つけた。どこからか蜜蜂の羽音が聞こえてきた。僕もあそこに帰らなくちゃ。少年は駆け出し、一目散に海から離れていく。♧主な登場人物♣︎風間 塵(カザマジン)=日本人。16才。父親は養蜂家。学歴、コンクール歴、何もなし。日本の小学校を出て渡仏。彼の家にはピアノが無い。コンテストで入賞したら、父親にピアノを買ってもらう約束をしていた。オーディションのために提出された履歴書のほとんどの欄は白紙だった。パリ国立高等音楽院特別聴講生、「ユウジ・フォン・ホフマンに五歳より師事、推薦状あり」とあった。塵は亡くなったホフマンと、狭いところに閉じ込められている音楽を広いところに連れ出すと、約束していた。僕は未だ連れ出せていない。もしかしたら、あのお姉さんなら、一緒に連れ出してくれるかもしれない…。♣︎高島明石(たかしまあかし)=音大出身のピアニスト。かつてコンクールで5位に入賞したこともあったが、音楽の道へは進まず、現在は楽器店の店員をしている。サラリーマン家庭の出身。出場者中最高齢の28才。妻と一男あり。彼は祖母が買ってくれた小さなグランドピアノで練習した。明石は、祖母が買ってくれたピアノで、お蚕様の部屋を改造した部屋で、コンクールの曲を仕上げることにした。まっとうな耳を持った人は、祖母のように普通のところにいるのだ。音楽を生活の中で楽しめる、彼はその場所にいたかった。それが今の自分には一番ふさわしいと信じて。♣︎栄伝亜夜(えいでんあや)=20才。内外のジュニアのコンクールを制覇し、CDデビューを果たした。そのCDが伝統ある賞を獲って話題になったこともある。だが、彼女の最初の指導者であり、彼女を護り、励まし、身の回りのことを全てやってくれていた母が、彼女が13才のときに急死したのである。もう少し年齢が上であれば、母の死は、彼女の音楽にとって別の意味が有ったかもしれない。けれど、母を愛し、母を喜ばせたいと母のためにピアノを弾いていた亜夜にとって、その存在が突然消えたことの喪失感はあまりにも大きかった。文字通り、ピアノを弾く理由を失ったのである。かくして彼女は「消えた天才少女」となり、ドタキャンしたステージは、ある種の伝説にもなった。亜夜の中には有り余る音楽性が埋もれていた。トタン屋根の雨音に馬たちのギャロップを聴いていた頃から、彼女はあらゆるものに音楽を聴き、それを楽しむことが出来た。亜夜のその音楽性に気付いていたのは、恐らく彼女の母親ともう1人だけだった。訪ねてきたその男性を見た瞬間、亜夜は不思議な懐かしさを覚えた。「なんでもいいよ、亜夜ちゃんの好きな曲で。お母さんの好きだった曲でもいい」のんびりと気安い頼みに、亜夜は「はあ、いいですよ」と、これまた安請け合いしていたのだった。誰かに聴かせるというのは本当に久し振りである。いきなり、暗譜で弾き始めた。ショスタコービッチのソナタ。若手ピアニストが演奏しているのを聴き、面白いなぁと気に入って、趣味で練習していた曲だった。楽譜は高いので、繰り返し聴いて覚え、鍵盤で再現したのである。亜夜が弾き始めるにつれ、徐々にその男性の背筋が伸び、顔色が変わっていった。自己流でここまで。浜崎は、一瞬呟いて絶句した。何を考えながら弾いていたのという問いに、亜夜がスイカが転がるところですと答えた。説明を聞き、彼は目をパチクリさせ、身体を揺すって笑い出した。笑いの発作が治ると、彼は椅子にきちんと座り直し「英伝亜夜さん、ぜひうちの大学を受けてもらえないでしょうか」といい、彼は名刺を出した。その男性は浜崎といい、日本で3本の指に入る名門私立音大の学長だったのである。浜崎はじっと返事を待っている。どうして受ける気になったのかは、亜夜にも分からない。入学試験では名だたる教授たちが試験官して並び、冷たい視線も感じたが、浜崎だけが飄々としていた。彼女の演奏が終わった瞬間、教授たちは一斉に浜崎を見て拍手をした。あとで異例の入学試験だったと聞いた。栄伝亜夜がコンクールへの参加を決めたのは、指導教官に勧められたことがキッカケだったが、その背後に学長の意向があることはあきらかだった。亜夜だって学長に恩を感じていない訳ではなかった。♣︎マサル(マサル・カルロス・レヴィ・アナトール)=19才。ペルーの日系三世。ナサニエル・シルヴァーバーグの秘蔵っ子。ジュリアード音楽院の隠し玉といわれる彼はハイジャンプの選手でもあった。5才〜7才まで日本で暮らしたとき、アーちゃんという一つ二つ年上の幼なじみがいた。「マーくん、迎えに来たよ」と、手を引いてピアノ教室に連れて行ってくれた、名前は覚えていないが、別れる時にもらった 「ト音記号がついた楽譜入れのカバン」を今も大切に持っている。フランスに戻つたマサルは、ピアノを習いたい、と親に申し出た。マサルが音大生の元へ数回レッスンに通うと、音大生はぜひ本格的に習うように勧め、彼の恩師で有るナサニエル・シルヴァーバーグを紹介した。そこでマサルはメキメキと頭角を現し、2年もすると神童として知られるようになった。この芳ケ江国際ピアノコンクールに参加することを決めた時、シルヴァーバーグは言った。「君はスターだ。華がある。オーラもある。持って生まれた素晴らしい音楽性がある。しかも、強靭で寛容な精神力もある。君だから言う。僕は誰よりも君の才能を信じている。賞を獲ってこい。名前の通り、勝ってこい。」分かりました、先生。マサルは心の中で呟いた。♣︎嵯峨三枝子=審査員。ピアニスト。ナサニエル・シルヴァーバーグと離婚したあと、東大出の銀行員と結婚。息子の真哉は離婚後、父親が引き取った。♣︎ナサニエル・シルヴァーバーグ=審査員。イギリス人。50才になったばかり。人気、実力共に脂の乗ったピアニスト。ジュリアード音楽院教授、嵯峨三枝子の元夫。数少ないホフマンの弟子。ホフマンに憧憬を抱き、畏怖を抱き、仰ぎ高める者たちにとって、ホフマンは呪縛でもあり、激しく心をかき乱される存在なのだ。・・・・・・・・・・・・・・・ 読み始めた途端、たちまちストーリー展開の渦に引き摺り込まれました。こんなに夢中になって読める小説に出会えたのは、一体いつ以来でしょう。2段組、507ページを、1日半で一気に読んでしまいました。この本を紹介して下さったkatananke05さんに、ただただ感謝です。ありがとうございました。☆☆☆☆☆
2017.10.08
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いづみさんのお魚図鑑・その1( あ 〜 お )いづみさんから頂いたハガキ絵の魚編です。インターネットを駆使してご自分で調べた、魚の生息域から特徴、食べ方、料理の絵まで書き込まれていています。私の独断で「いづみさんのお魚図鑑」と名付けました。とても一度には掲載できないため、何回かに分けてご紹介いたします。☆お願い☆掲載している作品の著作権は全て平野いづみさんにあり、著作権は放棄されていません。無断でのお持ち帰り、及び再配布はご遠慮ください。
2017.12.16
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ー バラ・ピンクエッセンス ー昨日、お隣から素敵なバラをいただきました。「可憐」という表現がぴったりのスプレー咲きのバラです。その名は ‘ ピンクエッセンス’なんとも言えない良い香りがします。こんなバラ、見たことがありません。どうやら新しい品種のようです。ー 庭の花 ー我が家のニゲラは、咲き始めは白とブルーだけ濃い青も欲しかったと思っていたら日が経つと、ブルーだった花の色が濃くなりました。こんなに色が変わる花だったとは (@-@)私にとって、ニゲラは未だ未だ不思議がいっぱいです。どんどん「柏葉紫陽花」らしく(?)なってきました。嬉しくてまたアップしてしまいました(*^^*)今年のホタルブクロはどうしたことか、花がびっしり咲いています。こんなこと初めてです。もう一本、咲き出した株も同じ色。もしかして、白は消えてしまった?
2020.05.23
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今朝は岡村公園へ行く前に、いつもと違ったコースを歩きました。白いアガパンサスが咲いている…と思い、近づいて初めて、薄ピンクなのに気がつきました。こんなアガパンサスは初めて見ました (´⊙ω⊙`)よくよく見ると、つぼみが小さい頃は薄みどりがかった白。つぼみが膨らみ始めると、ピンクがかってきます。右端あたりのつぼみはピンクが濃くて咲ききった花は、ごくごく淡いピンクになりました。比較のために、以前写した白と青のアガパンサスも並べました。
2020.07.21
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2021年 1月 9日 6時30分この日は、南寄りの風・・・・・・・・・・・・・・・・・1月10日 6時32分この日は反対に、北寄りの風風の向きに関係なく同じくらい寒い朝でした。一昨日からとても寒くて、今夜から明日にかけては南関東にも雪の予報が出ています。元日に掲載した初日の出の写真をご覧になった ごねあさんから、「早朝から煙が出ている煙突は何でしょう」という質問を頂いていました。記憶違いだといけないので、改めて調べました。上の写真の中の、左側の背が低くて三本足のように見えるのは、(株)JERA 南横浜火力発電所(東京電力南横浜火力発電所)の煙突で、出ているのは煙ではなく水蒸気なのだそうです。こちらは、LNG(液化天然ガス)による火力発電所です。右側の太くて高い煙突は、電源開発(株) 磯子火力発電所 (J-POWER)の巨大煙突 (高さ=200m)でした。この煙突から煙が出ているのを見たことがありません。高度な公害対策で全く煙が出ないのだそうです。こちらは、石炭による火力発電所です。航空写真は、南横浜火力発電所のHPからお借りしました。2つの煙突は、それぞれ別の火力発電所の物でした。近くまで行ったこともありますし、JERA南横浜火力発電所(旧・東京電力南横浜火力発電所)があるのは知っていました。けれど、火力発電所が並んで2社もあったことは初めて知りました。なお、この埋立地には、他にも東京ガス根岸LNG基地がありました。Google マップより★JERA 南横浜火力発電所世界で初めてLNG(液化天然ガス)を火力発電用燃料として導入した発電所。(南横浜火力発電所 パンフレットより)★J-POWER 磯子火力発電所最新の環境対策設備を備えて環境負荷提言とエネルギー 効率向上を世界最高水準で両立したコンパクト設備の 都市型石炭火力発電所。★根岸LNG基地東京ガスの根岸工場と東京電力南横浜火力発電所からなる共同基地。世界5カ国(アラスカ、ブルネイ、マレーシア、オーストラリアおよびカタール)からのLNGを受け入れている。これまで受け入れたLNGの約6割は都市ガス用、約4割は東京電力南横浜火力発電所において発電用燃料として利用されている。(平成20年12月18日、東京ガス広報部プレリリースを参考にさせて頂きました)ふと、近い将来予測されている東南海地震のことが頭をよぎりました。3社とも埋立地にあります。東京湾の奥にあるため津波の直撃は免れるとしても、浸水の被害は免れないことと思います。我が家は津波の心配がないと思っていましたが、ライフラインのことを忘れていました。東日本大地震の時のことを思い出すと心配になりました。
2021.01.11
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今日は、買いたいものがありいつもと反対方向の昔ながらのマーケットへ行ってきました。途中、梅の木があったことを思い出し道路の反対側へ・・・。なんと!こんなに咲いていました。今日の横浜の最低気温は、マイナス1度最高気温も7度。今年一番の寒さです。日差しはありますが、空気が冷たいです。暗いニュースばかりの毎日ですがほんの少し、気持ちが明るくなりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1月5日に掲載したアイスチューリップは、2週間以上経った今も元気いっぱい咲いていました。
2022.01.21
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☆あきない世傳 金と銀(4)貫流編・高田郁・角川春樹事務、・2017年8月18日 第1刷発行 五鈴屋店主、5代目徳兵衛こと惣次は、長月25日に店を飛び出して以来、八方探し回るものの、その行方は知れなかった。発端となったのは、五鈴屋が江州波村に前貸ししていた銀4貫の預かり手形が、両替商の分散により紙屑と化したことだった。五鈴屋に一切の損はなく、ただ波村ばかりが借財を背負うことになったのだ。惣次に相手への気遣いがあれば、充分に避けられた事態だった。神無月8日智三27歳。智蔵が惣次からの手紙を届けに来た。智蔵を訪ねた惣次は「隠居する。呉服仲間にもその旨申し入れをしたといい、また智三に五鈴屋を託すと言ったという。惣次31歳、未だ隠居という歳ではない。幸は富久の手から文を受け取り目を走らせる。確かに夫の筆跡で、隠居の意思が認めてあった。家を出た日、惣次は波村に融通する筈の銀3貫を持って出ていた。この店に9つで奉公に上がった幸は21になっていた。その夜、途方に暮れる富久を大店の桔梗屋が訪ねて来た。帰りがけに桔梗屋は幸に言った。「自分よりも秀でた女房を持つというのも良し悪しや。共に生きる不幸よりも、離れて生きる不幸を、惣次は選ばはった」と言い置いて帰って行った。誇り高い惣次は五鈴屋に傷を残さぬよう、店主の立場を去ることで波村へのけじめとし、仕切り直して新しい人生を始めるつもりではないのか。幸はそう思った。幸から話を聞き終わった元番頭の治兵衛は幸をねぎらったあと、「旦那さんには申し訳ないことだすが、五鈴屋にとっても、智ぼんさんにとっても、ええ風向きですなぁ」といい、「どこかで見極めをつけならん。智ぼんには良い折やと思いますで」といった。惣次が家を飛び出して一月が過ぎた。延享2年(1745年)、八代将軍吉宗が隠居。呉服仲間の月行事のもとに、行方を伏せたまま、惣次から幸への去り状が託された。離縁という治りどころが見えたことで、幸はむしろ腹が据わった。元の女衆として陰ながら商いの知恵を絞り五鈴屋の役に立ちたいと心を決めた幸だった。心を決め五鈴屋に戻った三男の智蔵は、そんな幸を人形浄瑠璃に誘い、「6代目徳兵衛の嫁になり、何の才も無い自分の遣い手として商いの知恵を思う存分絞って欲しい。それでこそ自分が家に戻る意味があるといった。呉服仲間での智蔵の役者ぶりには幸も舌を巻いた。五鈴屋を出て9年、その年月が智蔵を成長させていた。2人を守り抜こうとする桔梗屋の強い後押しもあり、幸を嫁に迎えることに異を唱えるものは誰一人としていなかった。「五鈴屋を百年続く店に・・・」と幸に託して、富久が世を去り、五鈴屋の援助で、江州波村で織り上げた『浜ちりめん」は売れ、新しい試みが、どれも良い形で実を結んていた。その年の暮れ、五鈴屋の売上は前年の倍以上に伸びていた。番頭の鉄助の話では、このままでは店も蔵も奉公人の数も足りないという。呉服屋仲間からの急な呼び出しがあった。跡取りのいない桔梗屋に対しての騙し討ちのような買い取り話に、桔梗屋は脂汗を流して頭を抱え込んでいる。ここで買い上げの話を取りやめて貰わないと死んでも死にきれないとすがる桔梗屋。会所の中は騒然となった。恩義のある桔梗屋に何とか救いの手を差し伸べられないか・・・。幸の頭の中には、人も店も足りないという番頭の話も、帳簿類に記された店の蓄財の額も深く刻まれている。幸の耳から音がすっと消えた。すっと息を吸い、気持ちを整えると、五鈴屋の女房は一気に言い切った。「桔梗屋さんの買い上げに、五鈴屋が名乗りをあげさせて頂きます」☆あきない世傳金と銀(5)転流篇・高田郁・角川春樹事務所・2018年2月18日第1刷発行幸が思う存分働けるよう、さり気なく幸を庇う智蔵との穏やかな暮らしのなか、2人ならではの新しい仕事を見つけだし、店の売り上げも蓄財も大きく増やしていった。恩義のある桔梗屋の窮地に手を差し伸べた結果、店の規模も大きくなった。店名は元通りと決めていた智蔵と幸だったが、桔梗屋の店主孫六の意を汲み、元の桔梗屋は「五鈴屋高島店」とした。「桔梗屋の暖簾は預かり、将来、番頭の周助らが、独立して別家になった時に、引き継いでもらいましょう」という、幸の申し入れは、受け入れられた。孫六は「親旦那さん」、番頭だった周助は「高島店の支配人」とした。慣れるために、月ごとに手代を入れ替えることにした。「新たな地で五鈴屋の種を蒔き、百年続く店にするためーお家さんとの約束を果たすため、江戸へ出るつもりです」と言いきるご寮人さんに、夫の智蔵、番頭の鉄助、支配人の周助の男3人、息を飲み込んだまま固まっている。やがて「成るか、成らんかは、やってみないと分かりまへん。けど、そないな夢を見ることだけはどうぞ、ゆるしておくれやす」と、鉄助と周助は智蔵に頭を下げた。智蔵は「しばらく見守らせてもらおうと思う」といい、「どやろ、それで、ええか」と、控えめに言い添えた。幸が智蔵の子を宿し店中が喜びに包まれるも、月足らずで産まれた子は産声を上げることもなく亡くなり、幸も一時は生死の間を彷徨った。表が黄檗(おうばく)、裏が青地に鈴紋、また、表面が若草色、裏に緋色の鈴紋。両面が違う色の布地を使って仕立てられた「鯨帯(昼夜帯)」にヒントを得て作られた帯は「五鈴帯」と名付けられた。師走14日、赤穂義士の討入りの日に、歌舞伎の舞台でお披露目となった五鈴帯は、一気に大阪の街には広がり、飛ぶように売れに売れ続けた。前年、幸の母、房が急死。結は20歳。幸の元へ引き取られた結は竹と梅に、裁縫や作法を仕込まれた。手先の器用な結はたちまち上達し、竹と梅のお供で、今でいう実演付きの訪問販売にもモデルとして駆り出された。やがて結に縁談が持ち込まれるようになったが、当人にその気はなく、もうしばらくこのままでいたいという。江戸店の話が再燃、幸は大店が集まる日本橋を避け、最初は小さく慎ましく始めようと考えていた。少なくとも2年かければ、季節も2巡し、見落としも少なくなる。そうなると、鉄助も周助もそんなに長く店を空けられない。まずは左七と、元番頭治兵衛の一人息子である賢吉が江戸へ向かうこととなった。8つで奉公に上がって10年、人として、商人として伸び盛りの賢吉を早いうちに江戸へ送り、さまざまのことを身につけさせたい。治兵衛が五鈴屋の要石と言われたように、賢吉にもいずれ要となって店を支えてもらいたい、と幸は強く望んでいたのだった。創業より65年、6代目にして、将軍様のお膝元で店を持つ ー 先代までなし得なかったことに挑むのだ。江戸の左七と賢吉からの文は、月に一度、ゆっくり時間をかけてようやく届く。途中で誰かが読むことを考えると書けることには限りがあり、なかなか細かいことは伝わらない。幸は太物と言われる木綿を扱うことを考えていた。けれど大阪では色々と制約があり、五鈴屋ては扱えない。智蔵は江戸なら何か手があるのではないかといい、「2人で江戸へ出えへんか?」といった。一旦、賢吉を呼び戻し直接話を聞くことになった。賢吉から聞く江戸の呉服屋の商売の話は驚くばかりだった。五鈴帯も浜羽二重のの売れ行きは好調。掛け取りも滞りなかった。親旦那さんも治兵衛もすこぶる元気だ。「二人で江戸へ行きまひょ」と言っていた、そんな智蔵が出先で倒れた。☆あきない世傳 金と銀(6)本流篇・角川春樹事務所・2019年2月18日 第一刷発行♣︎孫六呉服の大店、桔梗屋の元店主。♣︎賢吉五鈴屋の要石と言われた元番頭の一人息子。6代目の逝去から5ヶ月、五鈴屋の後継者を決めなければいけない。大阪には女は後継者になれないという「女名前禁止」の掟がある。何か手がないか、幸は治兵衛や孫六、番頭の鉄助、支配人の周助と知恵を絞った。思案していた孫六が、過去に船場で同じようなケースが起き、3年間女名前を許されたことがあったこを思い出した。3年あれば商いの上で色々な手が打てる。3年後、誰に継がせるか熟考も出来るだろう。足掛け3年と言う期限を条件に呉服屋仲間の同意も取れ、公儀のお許しも出て、幸は7代目を継ぐことになった。だが、あくまで中継ぎであり、混乱をきたさないように、店での呼び名は「ご寮さん」で通すことにした。許された期限は再来年の暮れまでとなる。それまでに後継者を決めなければならない。何が出来るか、何をすべきか、幸は連日考えた。「江戸へ出る」夫の智蔵(6代目)の志は今も、幸の胸にある。佐七から江戸店が見つかったと知らせが届いた。店は浅草田原町3丁目、浅草寺のすぐ近くにあった。元は太物を扱う「白雲屋」といい、堅実な商いで顧客にも恵まれ暖簾を託すところで、肝心の息子が風邪をこじらせて呆気なく逝ってしまったのだ。全ての望みが潰え店を手放すことにしたという。周助が江戸へ出向き、佐七と共に店主に会い、詰めるべき話を詰めたうえで話を決めてきた。居抜きで、更に商品もそのまま一緒に、金150両という破格の値段であった。賢吉を一年以上見てきて、賢吉のような奉公人を抱える店ならば、全てを託して悔いはない。夫婦して何日も話し合い、買い上げを願い出たのだという。江戸へ向かうのは、幸と竹、番頭の鉄助、それに旅慣れた茂作が同行してくれることになった。天満を出て丁度20日、当初の予定よりも早く一行は品川宿についた。それから一刻(約2時間)、人の多さ、ことに武士の多さに慄き、武家屋敷の広さに肝を潰しながら歩いた。店は真口2間半(約4.5m)、奥行き18間(約32m)の2階建て。表通りに面し、入口は北向き、そこから南に続く細長い造りになっていた。「小さく産んで大きく育てる」智蔵の願いにも叶うスタートだった。鉄助は10日ほど江戸に留まり、大阪へ戻った。江戸へ出ることを目標に赤穂浪士と同じく2年の時をかけた。開店は12月14日。赤穂義士の討入りの日と同じ、師走14日に暖簾を掲げることに決めた。江戸店は店前現金売りを行う。開店後は、佐七は手代から支配人となり、名は「佐助」、賢吉は、丁稚から手代となり、名は「賢七」、お竹は、名はそのまま「竹」とし、役名は小頭と決めた。小頭は江戸の商家では手代の上の格にあたる。開店まで4ヶ月を切った。反物の一部分を縦にかけて見せる撞木(小型の衣紋掛け)も誂えた。浅草界隈では細く裂いた浅草紙を棒の先に括り付けて、ホコリを払っていた。佐七と竹は、反物の大敵であるホコリや塵を払うための、その「さいはらい」の先に紙の代わりに、古手の絹布のボロを細く裂き、括り付けていた。なるほど、これなら布地の傷みを気にせずに済む。こうして、全く経験が無い店前現銀売りに向けて、少しずつ準備が整っていった。江戸店開店の披露目は、従来のように盛大に引き札を撒くことも、何もしないと決めた。ただし、開店までに屋号を知ってもらう工夫を一つすることにした。それには大層金銀がかかる。届いた荷から出てきたのは、大量の手拭いだった。暖簾と同じ青みがかった緑色の地に「5つの鈴」と共に、「田原町五鈴屋」の文字が両端の2箇所に染め抜かれていた。4人は、その手拭いを風呂敷に包み、手分けして江戸市中の神社仏閣の水場に置いて回った。ひとの集まるところは多めに、人の姿を見ないところにも必ず一本ずつ置いた。奉納というにはあまりにもささやかだから、用立ててもらう。そんな気持ちだった。店には湯殿がないため、幸とお竹は湯屋に通う。2人は、飾らない、他愛のないお喋りを聞くことを楽しんでいた。そんなある日「田原町に五鈴屋なんて店はないよねぇ」「あ、それ、私も気になってたんだよ」。はっと、幸は背後を振り返った。2人の中年女が声高に話している。2人の手拭いの話が続く。賢吉は試しにその手拭いを使ってみたら「バチが当たる。早う返してこい」と、見ず知らずの人からえらく叱られたという。言い訳したい気持ちで一杯だったが幸から釘を刺されている。湯屋で出会うた人誰一人として、五十鈴屋を知らなかったという。賢吉の話を聞いたお竹は朗らかに笑い声をあげている。「開店まで謎のままで通し、ある日突然、その正体が判明するとしたら、その方が、断然面白おますなぁ」と、幸はいう。その後も、湯屋では謎の五鈴屋の話で持ちきりだった。江戸進出は、5代目惣次の悲願でもあった。6代目の智三が地固めをして、7代目が実現させた。失敗する訳にはいかない。表情を強ばらせる使用人に、幸は、元番頭、治兵衛の口調を真似てみせたあと、「笑って勝ちに行きましょう」と言った。店主の言葉に、3人はへぇ、と力強く応えた。宝暦元年(1751年)師走、14日。ここ浅草でも、赤穂義士に扮した「俄(にわか)」が現れて、皆の注目を集めていた。火事装束に似た黒の衣装で「討ち入り、討ち入り」と、群れを組んで、東本願寺から広小路を目指す。「俄」に気を取られていた通行人が、ふと、視線を転じれば、これまで空き店かと思っていた表店に暖簾が掛けられようとしている。立看板に「呉服太物(ふともの) 五鈴屋」の文字。青みかかった暖簾には、五つの鈴に「田原町 五鈴屋」の文字が染め抜かれている。暖簾をかけ終えた手代らしき奉公人が振り返った。丸く優しい目元の青年は、野次馬を認めて、満面に笑みを浮かべた。懇篤に一礼すると、良く通る声を張る。「本日、討入りの日に開店させて頂きます。呉服と太物の五鈴屋でございます」
2022.06.15
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ー 横浜赤レンガ倉庫・クリスマスマーケット2022 ー会期:11月25日〜12月25日↑ 2022年12月7日 リニューアルオープンクリスマスマーケットの会場では、ドイツの郷土料理やグリューワイン、クリスマスグッズの買い物ができるとのこと。会場内は通路の両側にお店が並び料理店の屋根の上には、それぞれサンタクロースやトナカイなどが載っていました。ドイツのビールやソーセージなどのお店らしい。↑ 国際線ファーストクラスの機内食が食べらるれる店。↑ ドイツの郷土料理の店屋根の上には、サンタと巨大な苺が一つ 。ワンちゃんたちは 写真撮影が終わるまで言われた通り 大人しく待っていました(^∇^)↑ イベントのシンボル高さ10mのクリスマスツリー駅から会場までの途中、汽車道を通ります。「汽車道」の、最後の紅葉でした。友人が家族と行った写真を見せてくれました。料理とワインには興味はないのですがクリスマスグッズのお店が楽しそう〜♪久し振りに見てみたくなり昨日の午後、行ってきました。クリスマスグッズのお店は次回に・・・。
2022.12.09
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昨日の寒さはどこへやら、9時頃から晴れてきたので、近くの久良岐公園へ行ってきました。今日は穏やかな秋晴れでした。このところ気が滅入っていたのですが、歩き回っているうちに気持ちが晴れ晴れしました。ー久良岐公園・大池付近 ー山茶花ー 棚田〜遊具広場〜西入り口へ ー↑ 何故かこの木だけ葉が大きくて色も鮮やかで綺麗でした。↓葉の大きさがバラバラ???今年のイロハカエデは葉が小さくて見栄えがいま一つ、それでも光を透かして見るとそれなりに美しく、行って良かったです。久良岐能舞台はスルーして、帰りにパンジーを買ってきました。↑ ♣︎ click or tap で拡大画像が開きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・公園へ向かう途中の銀杏の木綺麗に色づいていました〜♪
2023.11.27
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☆ブレイズメス1990・海堂尊・2010年7月15日 第1刷発行・講談社☆スリジエセンター 1991・海堂尊・2012年10月24日 第1刷発行・講談社「ブラックペアン1988」は、世良雅志の研修医1年目のころを描いた作品。登場する天才外科医は、渡海征司郎。シリーズ最初の作品。「ブレイズメス1998」、「スリジエセンター 1991」は、「ブラックペアン1988」の続編。この2作品に登場する天才外科医は、天城雪彦に代わる。タイトルの「スリジエセンター(スリジエ・ハートセンター)」とは、天城雪彦が設立を目指す心臓手術専門病院の名称。スリジエ(cerisier)は、フランス語で桜の意味。【あらすじ】国際学会に出席する垣谷講師に同行してニース(フランス)に降り立った世良。彼は院長の佐伯から、学会に出席する心臓外科医・天城雪彦にメッセージを届けるという特命を帯びていた。学会での発表をドタキャンした天城を探しに、彼がいると言うモナコ公国のカジノに向かう世良。メッセージは佐伯の構想である心臓手術専門の病院建設のため、天城を招聘する旨のものだった。天城の高度な手術を実際に目にした世良は、佐伯の特命を果たすため、天城とのギャンブルの末に天城を説得することに成功する。帰国後、天城は佐伯の要望を受け入れ、心臓手術専門の病院の設立を目指す。天城は世良に、彼が理想とする「スリジエ・ハートセンター」の構想を熱く語る。だが手術を受けるためには、患者に財産の半分を賭けさせると言う天城の考え方は、東城大学医学部の教授たちには受け入れられないものだった。高階をはじめとする医師や教授達と険悪な雰囲気となるも、佐伯の命で天城の身の回りの世話役となった世良は、彼の1番の理解者だった。さらに天城は次なる大きな一手を仕掛けるため、自らが確立した術式である“ダイレクト・アナストモーシス”を東京国際学会での公開手術で披露することを宣言する。自身を快く思わない反対分子を抑え込んだ末に、東城大学医学部の運命を賭けた公開手術が始まった。新病院建設のための資金を得るためと信じて、逆風のなかでも高難度の公開手術も受け入れてきた天城だった。公開手術は大成功を収めたが、彼は身も心も疲れ果てていた。目指す病院改革に、猛反対する高階はじめ教授人との権力争いに、佐伯は敗れ、病院長の座を失った。天城の天才的な技術は、周囲とかけ離れた高みに昇りつめすぎてしまった。周囲から乖離し、患者とさえ切り離されてしまっている。「いま私の意志は流れに逆らっている。だから、私の願いは、多分叶わないんだろう。ジュノ(*)私は疲れてしまったんだ」天城は日本を去った。「辞職願い」の文字を見た高梨講師の「何故だ」と問いに、世良は「天城先生を追い出したからです」とキッパリ答え、それきり高階の前から姿を消した。天城を追ってモナコに向かった世良を待っていたのは、天城の死という衝撃の事実だった。(*ジュノ=フランス語で「青二才」のこと)・・・・・・・・・・・・・・登場人物♣︎世良雅志東城大学医学部附属病院 研修医。1988年5月、国家試験の合格発表の前に世良の外科研修はスタートした。現在は東城大学医学部付属病院総合外科学教室(通称・佐伯外科)の外科医3年目の研修医。前作の後、約1年半の外部研修の末に佐伯外科に戻った。高階がいる腹部外科グループに身を置いているが、佐伯からの特命により、天城雪彦を日本に連れ戻すべく、国際学会に参加する垣谷講師に同行、ニース(フランス)に向かった。密命は、佐伯の構想である心臓手術専門の病院建設のため総合外科学教室に天城を招聘すると言うものだった。天城を連れ戻すまで日本に帰れない。天城がいると言うモナコのカジノに向かった世良は、天城との賭けに勝ち天城と共に帰国。天城の身の回りの世話役として天城の行動に深く関わっていくことになる。♣︎天城雪彦モナコ公国のモンテカルロ・ハートセンターで外科部長を務める心臓外科医。患者を選ぶにも金を重点に置く拝金主義の考えを打ち出しており、一見、倫理に反する言動から周囲の反感を買う。モナコでは患者の全財産の半分をギャンブルに賭けさせ、運の良さを見極めるというやり方で患者を選定している。世良をジュノ(青二才)と呼ぶ。ダイレクト・アナストモーシスという自分にしか出来ない高度な技術を確立し、それにより一人の患者も死なせていないことから王室より「モンテカルロのエトワール」の称号を得ている。♣︎佐伯清剛東城大学医学部付属病院院長であり、総合外科学教室教授。総合外科学教室は次々と専門に分かれて分派したが、それも未来を見据え容認している。♣︎高階権太医学部総合外科学教室助手。前職は帝華大学第一外科教室助手、米国マサチューセッツ医科大留学後、東城大学医学部総合外科教室講師となる。佐伯外科の腹部外科グループ講師。食道自動吻合器「スナイプAZ1988」を引き提げて帝華大学からやってきた。患者を救うことに重きをおくため、金を物差しに語る天城に反発するが、天城が語りかける言葉に圧倒されてしまう。☆読後感テレビドラマ、「ブラックペアン」に続き、現在「ブラックペアン シーズン2」が放送されています。一連の小説を読んだのはずいぶん前のこと。最後はどう言う結末になったのか記憶がありあやふやで、ブラックペアンに続き、続編を読み直しました。ドラマと違い、原作は研修医の世良雅志が主人公です。原作では、最後に天城雪彦だけでなく、主人公の世良まで病院を去ります。結末がどうにもスッキリせず、世良が登場する作品を探し出しました。続編ではありませんが、「極北クレイマー」と「極北ラプソディ」に、世良の名前をみつけ、借りてきました。
2024.08.08
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