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懐ゆるめ 春待ち顔の 市の店番 京都では、ガラクタ市やフリーマーケットがいたるところで行われています。毎月21日は弘法さん、25日は天神さんが有名なところですがこのチラシの「8」のつく日に行われる市など、その他数え切れないほどあります。 28日の六孫(ろくそん)さんのおもしろ市に行ってみました。 場所は八条壬生の六孫王神社、清和源氏発祥の宮だそうです。「出生からから出世までの守護神」ということです。確かに清和源氏にあやかれば御利益がありそうです。 境内はこじんまりとしてますが、お社は立派なものです。 寒いときなので、出店数が少なく賑やかとは言い難いのですが春の良い季節になると賑やかになるのかもしれません。寒いと財布を開く手も固まってしまう気がします。 今日の食い気は、寺町通仏光寺上ルの「京菓子司 仙太郎」です。寺町通りを南へ、四条通の南2筋目が仏光寺通ですから便利な分かり易い所です。 添加物は使わず、素朴な自然の色合いの和菓子です。 素材そのものの味を生かした美味しさです。 あんこ作りの過程で出来た小豆のかすも店の包装紙の原料になったり工場敷地内の畑で全て利用するというこだわりのお店です。 黒豆大福、ごま餅など4種と、あんトリュフを買いました。 大福は大好物なのですが、くるみを入れて、単調になりがちな小豆餡をうまくトリュフ風に仕立てた、あんトリュフもなかなかのものです。おいしそうでしょ!うまかったですよ!! 先週買った「宇治かんばやしの上煎茶」が正解でした。旨いお茶と旨い和菓子、最高ですな!
January 30, 2007
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うめ一輪 一りんほどの あたたかさ 服部 嵐雪 1月10日から3月11日の間、滋賀県長浜市では「長浜盆梅展」が開かれています。 長浜市は豊臣(羽柴)秀吉が信長から城主に命じられてから、発展してきた町ですが山内一豊が城主であった時期もあり、最近特に観光では注目されてきています。 盆梅展は、昭和27年から始まり、なんと55年間も続いているということです。 私はこの分野は無知ですので、そんなにスゴイの?てな具合でしたが義父の希望で運転手としてお供しました。 長浜駅、長浜港、豊公園等にほど近い慶雲館で開催されています。(慶雲館の庭を背景に梅古木の巨大な鉢) イヤー!行ってみるものですね!何種類もの梅が、大きな鉢や小さな鉢に植えられて、壮観な眺めでした。中には400年の古木もあり、美しさにも本数にも圧倒されました。 観梅の後は長浜の町を少しだけ散策しました。黒壁ガラス館というのが有名なところですが、旧の北国街道沿いの町並は整備されておりなかなか雰囲気の好い町並になってます。 お昼になって食事ですが、長浜には親子丼で有名な店があって、案の定行列でした。 しかし今日は、滋賀と言えば「近江牛」ということで、近江牛を「毛利志満」でいただけることになりました。 さすが老舗の近江牛です。ウマー!義父のお陰です。 長浜という町。東を向くと雪を被った伊吹山。西を向くと穏やかな琵琶湖。いいところですよ。
January 27, 2007
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御陵道 ひとすじ長し 冬の森 前を歩くおばさんが、携帯に向かって、「今、ごりょうさんの前!」と話してました。「ごりょんさん?」(大阪の商家ではその店の奥さんのことをそう言いました。) 今どき丁稚言葉をしゃべる人がいるとは?ここは京都です。そんなはずはありません。 いえいえ、「ごりょうさん」です。そうだ。いま近鉄の「桃山御陵」駅を通ってきたばかりではありませんか。 天皇のお墓は数多ある中で、誰それの「御陵」ではなくて「ごりょう」というのです。 「ミスター」というと「長嶋さん」のことを指しますが(中には別の人を指す人もいます。)ただの名詞が固有名詞になっている天皇は誰でしょう? 桓武天皇?神武天皇?昭和天皇? 実は今まで「桃山御陵」駅は知っていましたが、何の知識欲も湧かず気にもしませんでしたが恥ずかしながら、「御陵」の意味を今日初めて意識しました。 今日も走れる所で、今まで行かなかった所へ行こうと地図をながめていました。明治天皇陵、隣に乃木神社、地図の上でも広大な地であるような所が目につきました。 そう言えば緑豊かで落ち着ける良いところだと、何かで読んだ気がしたので来てみました。 来てみてビックリでした。「ごりょうさん」とは京都人は「明治天皇陵」であるとわかるのももっともだと思えました。 広大な原生林に囲まれた山の頂上に立派な墳墓があり、その前には鳥居が威厳をもって立っています。私も数々の天皇陵を見ましたが、この御陵に敵う御陵は無さそうに思います。仁徳天皇陵と言われる前方後円墳は、よく教科書にも出てくる広さではNO.1の墳墓ですが、いわゆる古墳で、遺跡です。ある意味信仰を伴った「御陵」という存在ではないように思います。この解釈は間違っているかもしれませんが、そんな印象でした。 時の政府による、明治維新の偉大さを印象づけようとする強い意思を感じさせます。 また、明治の早い時期に都が東京に移ったのに、明治天皇はやっぱり京都でお眠りになるんだと、当時の京都人はほっとしたことでしょう! 明治天皇の崩御に対し、殉死した乃木将軍を祀る神社が寄り添うように建っているのも印象的です。「坂の上の雲」の中で出てくる乃木希典しか知らない私には、神として祀られるのがちょっと理解の外ですが。 意外とガイドブックには出てこないのですが、チョット足を伸ばせる余裕がある方には是非とも行っていただきたい所です。 それと、トレーニングには最適の場所のような気がします。
January 24, 2007
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冬ざれの 平等院の甍 鷺ねむる 八幡上津屋の流れ橋を渡り、久御山、大久保(陸上自衛隊の駐屯地を横目に見ながら)を過ぎ、ひと山(丘ぐらいかも)越えると宇治に出ます。 今日は平等院、宇治神社、宇治上神社、源氏物語ミュージアムを廻ってみました。 平等院は久しぶりで、小学校の遠足以来だったと思いますので、初めてのようなものです。 思いの外、傷んでいるような気がしました。手を加えず残しているのかもしれませんが。 屋根に鷺が一羽寝ているように留まっていたのが、何とも寂れたような印象を受けました。 藤原北家全盛時代はそれこそ壮大であったのは容易に想像はできます。立派な建物、仏像など、あふれんばかりの文化財に充ち満ちています。 宇治には京都市内とは少し違った良さがありますね。 宇治と言えば宇治茶ですが、有名なお店が沢山有る中、「かんばやし」に入りました。 平等院の参道沿いに2軒「かんばやし」が並んで店を構えていましたが 「上林一族の末裔が営む」と看板を出している方です。お隣も同じ「かんばやし」の屋号ですが、「田中」さんだったか「鈴木」さんだったかがオーナーだそうです。 関ヶ原の戦いの前、家康が会津征伐で東下の為、家臣の鳥居元忠を守将として伏見城に立て籠もらせた時、「上林家」の某が一緒に籠城したので、その忠誠心に対し家康が上林一族に宇治茶の総支配を仰せつけたとのことです。 宇治茶の店でも老舗中の老舗と言っても良いのではないかと思います。 100g1000円の煎茶を試飲させていただきましたが、流石に旨いのですが普段のお茶としては高級過ぎますので、150g1050円の上煎茶にしました。 他にもお菓子や伏見のお酒など欲しいものはいくらでもあったのですが、今日は走ってきてますので、お茶だけにしました。 途中、中村藤吉本店があり、いかにも魅力的な店構えで、庭を観ながらのお茶とお茶菓子でエネルギー補給しようと思いましたが、満員でやめました。 いつかは、是非入りたいと決めました。
January 21, 2007
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冬ざるる 木津川わたる 流れ橋 2/4(日)が木津川マラソン大会なので 今日(1/13のこと)はそろそろ長い距離を走っておかないと・・ということでマラニックに出かけました。 どうせ走るなら楽しみを入れないと走れないのが私のいいかげんなところです。 木津川のコースを走ろうとは思ったのですが、ちょうど「四季彩館」で大根炊きをしているということなので、まず行ってみました。「四季彩館」は、八幡流れ橋交流プラザとして運営されている厚生施設です。毎日曜日は朝市をしていたり、定期的にイベントをしています。宿泊もできますし、木津川マラソンの前日の交流会場としても使われています。 こじんまりとアットホームにされていましたが、大根炊きは旨かったですよ。前日からじっくりと炊いていたそうですが、無料でしかも、おかわりもできたようです。小一時間走った後なので、たこ焼きも買って食べて、良いエネルギー補給になりました。 この近辺は木津川の自然と触れあえる良いところで、特に流れ橋をながめているとタイムスリップしたような気分になれます。映画のロケなどにもよく利用されているようです。 さあ!腹ごしらえもできたし、今日はシッカリ走るゾ!!
January 20, 2007
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冬の暮 家路へ車 連なるや 帰りに出会った夕日がきれいでした。今日も楽しい時間を過ごさせていただいたな。というかのような輝きでした。 8日は気分を変えて、温泉につかってきました。 温泉と言っても京都市内の温泉です。スーパー銭湯みたいなものですがしっかりと天然温泉です。敷地内から汲み上げております。(場内にその様に表示されているので、本当だと思います。)今、2番目の井を掘っているところです。 場所は国道9号線沿いで、桂駅の真西あたりにある、「仁左右衛門の湯」というところです。 この近辺は元々良い水が湧き出るところでもあり、良いのではないのでしょうか?温泉マニアではないので、よくわかりませんが、露天風呂有り、スチーム風呂有り設備もしっかりしていますので、良いと思います。どこでもあるのかもしれませんが、散髪屋さんもあって、これはいいなと思いました。 今日は京都での初の買い物ということになりましたが、七条通を歩いていたら、「赤尾屋」さんが目についたので入ることにしました。創業元禄十二年ですので三百年以上続く老舗の漬物屋さんです。以前すぐ近くにある本町通の本店を見ていていつか入ってみたいと思っていたところです。 茄子のワイン漬けが美味しそうで、沢庵とを買いました。流石に旨いですよ。
January 14, 2007
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正月の 願い続けよ 神頼み 年末は近所のおっさん連中数人で、年始は中学の同窓会で、深酒をしてしまいました。 最近は、日付変更線を越えて飲み続けると、(当日と言うか)翌日丸一日つぶれてしまいます。回復力がまるでなくなってしまいました。 2006年は深酒の報いで、携帯は無くす。メガネも2回無くす。というような失敗をしてきましたが、致命的な事故は無く何とかきりぬけられました。 でも、このまま行くと何が起きるかわかりません。ここらで心を入れ替えないといけないというわけで、懺悔の気持ちを込めての松尾大社詣でです。 農耕社会の古代日本では、神様に収穫を感謝する意味でお酒を捧げていましたが、そのお酒は神社で特別に仕込まれていました。 神様に捧げられた後、そのお下がりを皆でいただき、酔って楽しむというわけです。この時の酔うという行為は、神様と同化するというか、神の域に近づくという意味があったそうです。 ただし、当時のお酒は度数が5度位と低く、又、甘い甘いものだったそうで、現代人が酔って前後不覚になるというようなものでは無かったようです。 私も祖先に倣って、お酒は神様のお下がりを頂く気持ちで、大切に飲み飲み過ぎないようにしようと思っております。懺悔~~
January 13, 2007
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初日の出 風痛くとも 御幸橋 2007年の初日の出は、7時6分とのことで起きれたら拝みに行こうと、思っていましたが、何とか目が覚めました。チョット車で走り、御幸橋から拝ませていただきました。木津川、桂川、宇治川と3つの川が合流するこの場所はゆったりした所で好きな場所です。東の山並みから出る日の出なので、7時10分過ぎだったのでしょうか?ほんの10分ぐらい待っていただけでも、手が痛いほどになってしまいました。思ったより雲が無く、眩しい日の出でした。今年一年は良い年でありますように・・・!!!祈るばかりです。
January 2, 2007
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